JPS6348976Y2 - - Google Patents

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JPS6348976Y2
JPS6348976Y2 JP11237187U JP11237187U JPS6348976Y2 JP S6348976 Y2 JPS6348976 Y2 JP S6348976Y2 JP 11237187 U JP11237187 U JP 11237187U JP 11237187 U JP11237187 U JP 11237187U JP S6348976 Y2 JPS6348976 Y2 JP S6348976Y2
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JP
Japan
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resistor
signal
resistance element
switch means
switch
Prior art date
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JP11237187U
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JPS6387913U (ja
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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Attenuators (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はレベル調整回路に関し、特に音響機器
における音量調整回路として用いて好適なレベル
調整回路に関する。
[従来の技術] 音響機器、例えば交通情報を受信し得る受信機
においては、交通情報が放送されている場合これ
を聴取者に知らせるために他のプログラムソース
を出力していてもこれを切替えて情報信号が出力
される。このような場合、受信機の音量調整回路
におけるボリウムが零に位置した状態であつても
情報信号が出力されなければならない。
第4図に、音量調整回路としてのレベル調整回
路の従来例の回路図が示されている。図において
入力端子IN1及びIN2にそれぞれ接続された情報
信号以外の第1の信号(以下通常信号と称す)及
び第2の信号としての情報信号の信号供給点は
各々スイツチS1及びS2により可変抵抗VRの一端
に接続される。可変抵抗VRの他端と基準電位間
には抵抗R1が接続され、またスイツチS2と反転
連動するスイツチS3が抵抗R1に並列接続されて
いる。可変抵抗VRの摺動端子からは第1又は第
2の信号出力が導出される。
かかる構成において、スイツチS1の閉成による
通常信号の入力時にはスイツチS2が開放されると
共にスイツチS3が閉成して抵抗R3を短絡してお
り、通常信号の出力レベルは第5図aに示すごと
く可変抵抗VRのボリウム回転角、即ち可変抵抗
VRの抵抗値に比例する。
一方スイツチS2の閉成(スイツチS1開放)によ
る情報信号の入力時にはスイツチS31開放し、情
報信号の出力レベルは第5図bに示すごとくボリ
ウム回転角最小時の所定レベルVrからボリウム
回転角に比例して変化する。ここで、所定レベル
Vrはボリウム回転角の最小時に情報信号が入力
された場合にその情報信号を十分聴取し得る値に
抵抗R1により設定されており、また通常信号入
力時に通常一般的に使用されるボリウム回転角位
置(第5図のX位置近傍)における出力レベルに
ほぼ対応している。
[考案が解決しようとする問題点] かかる従来のレベル調整回路においては、例え
ばボリウム回転角が第5図のX位置近傍にある場
合に情報信号が入力されることによりその出力レ
ベルはVuだけ変化する。従つてボリウム回転角
を聴取しやすいレベルに対応した位置に設定して
いても情報信号が入力されることにより出力レベ
ルが急に増大し、聴取者に対して不快感を与える
という不具合があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記従来の問題点を解決するために成
されたものであり、その手段は一端に第1のスイ
ツチ手段を介して第1の信号供給点が接続され他
端に第2のスイツチ手段及び第2の抵抗を介して
第2の信号供給点が接続され摺動端から該第1又
は第2の信号出力を導出する可変抵抗素子と、該
可変抵抗素子の両端間に直列接続された第1の抵
抗、および前記第2の抵抗と、該第2の抵抗の一
端と可変抵抗素子の他端との接続点と基準電位点
間に接続された第3の抵抗とを備え、前記第2の
スイツチ手段の可動接点は前記第1、第2の抵抗
の接続点に接続され、第1の固定接点は前記第2
の信号供給点に接続され、第2の固定接点はコン
デンサを介して基準電位点に接続されているよう
に構成したものである。
[作用] 上記手段において、前記第1のスイツチ手段を
閉成し、第2のスイツチ手段の可動接点を第2の
固定接点に切換えた状態においては第1の信号出
力が前記可変抵抗素子の抵抗値に応じて変化す
る。また、前記第1のスイツチ手段を開放し、第
2のスイツチ手段の可動接点を第1の固定接点側
に切換えた状態においては第2の信号出力が前記
可変抵抗素子の最小抵抗値から所定抵抗値まで略
同一の出力レベルで推移し、所定抵抗値以上では
可変抵抗素子の抵抗値に応じて変化する。
[考案の実施例] 以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第1図は本考案によるレベル調整回路の実施
例を示す回路図であり、図中第4図と同一部分は
同一符号により示されている。図において、通常
信号(第1の信号)の信号供給点が接続される入
力端子IN1と可変抵抗Vの一端間にスツチS1が接
続される。また、基準電位点と可変抵抗VRの一
端との間には第1の抵抗R1、可変抵抗Va、及び
VRbが直列接続され、抵抗R1と可変抵抗VRaと
の接続点は可変抵抗Vの他端に接続される。スイ
ツチS2可動接点S2-3は可変抵抗VaとVRbとの接
続点に接続され、第1の固定接点S2-1は情報信号
(第2の信号)の信号供給点が接続される入力端
子IN2に接続され、第2の固定接点S2-2はコンデ
ンサCを介して基準電位点に接続される。
かかる構成において、スイツチS1の閉成による
通常信号(第1の信号)の入力時には可変抵抗
VRaとVRbの接続点Pに信号成分が発生しない
ようにスイツチS2の可動接点S2-3が固定接点S2-2
側となつてP点を交流的に接地するために、通常
信号の出力レベルは第2図aに示すごとく可変抵
抗VRのボリウム回転角に比例する。
一方、情報信号の入力時にはスイツチS2の可動
接点S2-3が固定接点S2-1側となり(スイツチS1
開放)、情報信号は可変抵抗VRa及びVRbを介し
て可変抵抗VRの両端にそれぞれ印加される。こ
のときの出力が可変抵抗VRbを介して印加され
る入力信号eiに基づく出力信号e1は第2図aに示
す如く可変抵抗VRのボリウム回転角に比例す
る。また、可変抵抗VRaを介して印加される入
力信号eiに基づく出力信号e2は第2図bに示す如
く可変抵抗VRのボウム回転角が最少のとき可変
抵抗VRaと抵抗R1との分圧比で定まる所定レベ
ルVrからボリウム回転角に反比例して減少する。
この可変抵抗VRの両端にそれぞれ印加される入
力信号は同相であり、よつて出力信号は第2図c
1,c2に示す如く上記各出力の二乗平均値とな
り、情報信号入力時には可変抵抗VRの最小抵抗
値から所定抵抗値、即ちボリウム回転角が最小か
ら通常信号入力時の通常一般的に使用される位置
(第2図のX位置近傍)まで略同一出力で且つ所
定抵抗値以上においてはボリウム回転角に略比例
した出力レベルの出力特性となる。従つて、X位
置近傍のボリウム回転角状態において情報信号が
入力されても、出力レベルが所定レベルVr近傍
にあるため急に音量が増大することはない。ま
た、ボリウム回転角が零若しくは最小方向にある
ときに情報信号が入力されても出力レベルが所定
レベルVr近傍にあるため情報信号を十分聴取し
得る。
ここで可変抵抗VR,VRa,VRbの抵抗値をそ
れぞれRv,Rva、及びRvbとし、Rvの値が抵抗
R1より十分大きいとすると、 e1≒ei×Rv/(Rv+Rvb) e2≒ei×R1/(R1+Rva) となり、Rv,R1及びeiが一定の値をとるものと
すれば、Rva及びRvbを変化させることによりe
及びe2を変化させることができる。即ち、抵抗
Rva及びRvbの値を変化させることにより第2図
c1,c2に示す如く出力特性を自由に設定する
ことができる。
第3図は第1図の回路をステレオ回路に応用し
た回路図であり、左右のステレオ通常信号は各々
入力端子IN1(右),IN2(左)に供給され、それぞ
れスイツチS1を介して各ボリウムVRの一端に接
続される。また情報信号の信号供給点が接続され
る入力端子IN2はスイツチS2固定接点S2-1に接続
され、固定接点S2-2はコンデンサCを介して接地
される。該スイツチS2の可動接点はボリウム
VRaを通して各ボリウムVRの共通接続点に接続
されると共に、それぞれボリウムVRbを通して
各ボリウムVRの一端に接続される。かかる第3
図における動作及び特性は第1図実施例と同様で
あるために説明を省略する。
[考案の効果] 以上詳述したごとく、本考案によるレベル調整
回路によれば、可変抵抗の抵抗値が最小であつて
も、第2の信号を所定レベルで出力し得ると共
に、可変抵抗が通常一般的に使用される抵抗値に
あるとき第2の信号が印加されても上記所定レベ
ル近傍のレベルで出力し得るために聴取者に対し
て不快感を与えることがない。また、その出力特
性を使用目的に応じて任意に設定できる。
従つて、かかるレベル調整回路は聴取者に対し
て警告や注意を喚起する必要のある気象情報受信
機や交通情報受信機などにおける音量調整回路と
して用いて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図
は第1図の動作を説明するための図、第3図は第
1図の回路をステレオ回路に応用した回路図、第
4図は従来のレベル調整回路の回路図、第5図は
第4図の動作を説明するための図である。 VR,VRa,VRb……可変抵抗、S1〜S3……ス
イツチ、C……コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端に第1のスイツチ手段を介して第1の信号
    供給点が接続され他端に第2のスイツチ手段及び
    第2の抵抗を介して第2の信号供給点が接続され
    摺動端から該第1又は第2の信号出力を導出する
    可変抵抗素子と、 該可変抵抗素子の両端間に直列接続された第1
    の抵抗、および前記第2の抵抗と、 該第2の抵抗の一端と可変抵抗素子の他端との
    接続点と基準電位点間に接続された第3の抵抗と
    を備え、 前記第2のスイツチ手段の可動接点は前記第
    1、第2の抵抗の接続点に接続され、第1の固定
    接点は前記第2の信号供給点に接続され、第2の
    固定接点はコンデンサを介して基準電位点に接続
    されて成り、前記第1のスイツチ手段を解放し、
    第2のスイツチ手段の可動接点を第1の固定接点
    側に切換えた状態において、第2の信号出力が前
    記可変抵抗素子の最小抵抗値から所定抵抗値まで
    略同一の出力レベルで推移し、所定抵抗値以上で
    は前記抵抗素子の抵抗値に応じて変化するように
    構成したことを特徴とするレベル調整回路。
JP11237187U 1987-07-22 1987-07-22 Expired JPS6348976Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11237187U JPS6348976Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11237187U JPS6348976Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6387913U JPS6387913U (ja) 1988-06-08
JPS6348976Y2 true JPS6348976Y2 (ja) 1988-12-16

Family

ID=30993187

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11237187U Expired JPS6348976Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22

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JPS6387913U (ja) 1988-06-08

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