JPS5855453Y2 - 可変電流源回路 - Google Patents

可変電流源回路

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JPS5855453Y2
JPS5855453Y2 JP9305178U JP9305178U JPS5855453Y2 JP S5855453 Y2 JPS5855453 Y2 JP S5855453Y2 JP 9305178 U JP9305178 U JP 9305178U JP 9305178 U JP9305178 U JP 9305178U JP S5855453 Y2 JPS5855453 Y2 JP S5855453Y2
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JP
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transistor
source circuit
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JP9305178U
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JPS5510172U (ja
Inventor
克宏 古賀
Original Assignee
ソニ−・テクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電流を複数の所望の値に変えうる可変電流源
回路に関する。
電流源はファンクション・ジェネレータ (function generator)、オーム
・メータなど種々の電子機器に用いられているが、発振
周波数、測定レンジなどを変えるには電流源の電流値を
変えなければならない。
このため、一般には、スイッチ切換えにより電流源に直
列に接続する抵抗値を選択して電流値を変えている。
ところで、機械的スイッチは、オン抵抗が0、オフ抵抗
がCO(無限大)でスイッチとして理想的であるが、か
さ張るだけでなく、スイッチの場所も操作可能な位置に
限定される。
更に、電子制御ができず、遠隔制御が不可能である。
また、機械的スイッチと電磁リレーとの組合わせは、遠
隔制御に好都合であるが、やはりかさ張り、電子スイッ
チに比べると大電力を必要とする。
したがって、電子スイッチを用いれば、これらの欠点を
解消することができるが、電子スイッチには次のような
問題がある。
すなわち、電子スイッチのうち、バイポーラ・トランジ
スタは、オン抵抗は小さくて無視できるが、オフ抵抗が
余り大きくないという欠点がある。
FETは、オフ抵抗は非常に大きいが、オン抵抗が数十
ないし数百オームもあって無視できないため、精度が下
がる欠点がある。
本考案の目的は、電子スイッチにオン抵抗の大きなFE
Tを用いても、このような抵抗に影響されない可変電流
源回路を提供するにある。
以下、図面を用いて本考案を具体的に説明する。
第1図Aは、本考案に用いる電子スイッチの略図で、4
個のスイッチS1〜S4を図示しているが、もつと多く
てもよいことは勿論である。
Cは、制御端子を示す。
第1図Bは、第1図Aの1つの具体例を示す構成国で、
接合型FETと復号器(4個のアンド・ゲートより戊る
)とで構成した場合を示す。
第1図Cは、第1図Aの他の具体例を示す構成国で、C
MO3型O3Tを用いた場合を示す。
ただし、なかの2個は省略して図示している。
本例は、温度特性及び信号の双方向性がよいという特長
がある。
第2図は、本考案の第1の実施例を示す回路図である。
図において、1はドレーンD、ソースS、ゲー)Gを有
するFETで、定電流素子として使用される。
R1、R2、R3、R4は、電流源の電流値を変えるた
めに選択される複数の抵抗器で、複数の選択端と共通端
を有する抵抗回路網を形威し、その共通端は負の基準電
圧源(−)に接続される。
2,3は、第1及び第2電子スイツチで、第1図に示し
たような構成を有し、連動して動作するものである。
4は、抵抗器R1〜R4の1つを選択したときの降下電
圧と基準電圧とを比較し、その差電圧をFET1のゲー
トSに加える比較器である。
Rは、比較器4に基準電圧を与えるための抵抗器で、そ
の一端は負の基準電圧源(−)に接続される。
5は、可変出力電流を取り出す出力端子である。
今、第1及び第2電子スイッチ2,3をこれらの各制御
端子C1、C2に制御信号を加えて抵抗器R1を選択す
るように動作させたとする。
この場合、第1電子スイツチ2のオン抵抗は、比較器4
の入力抵抗に比べて非常に小さいので無視できる(理論
的には、比較器の入力抵抗ので電流はこれに流れ込まな
い。
)。ゆえに、抵抗器R1による降下電圧のみが比較器4
の一方の入力端子に加えられ、第2電子スイツチ3のオ
ン抵抗による電圧降下は比較器4に検出されない。
これは、抵抗回路網(R1−R4)の選択端、つまり抵
抗回路網と第2電子スイツチ3の接続点を第1電子スイ
ツチ2を介して比較器4の入力端に接続したためである
したがって、比較器4の出力端をFET1のゲートGに
接続することにより、抵抗器R1の両端の電圧を確実に
固定することができ、定電流が得られる。
こうして、抵抗回路網(R1−R4)の1つの抵抗器を
選択することにより、第2電子スイツチ3のオン抵抗の
値に影響されることなく、電流を複数の所望の値に変え
うる可変電流源回路を作ることができる。
第3図は、本考案の第2の実施例を示す回路図である。
図において、第2図と対応する部分には同じ符号を付し
て説明を省略する。
本例においては、第2図のものが抵抗器R1〜R4を並
列接続した抵抗回路網を用いるのに対し、抵抗器r1〜
r4を直列接続した抵抗回路網を用いているが、動作は
全く同様である。
第4図は、可変電流源回路の他の構成例を示す回路図で
ある。
図において、第2図、第3図と同一の部分には同一の符
号を付し、対応する部分には符号にダッシュ(′)を付
して示した。
1′は基準定電流源、4/、 4//は第1及び第2の
比較器、rは基準電圧を与えるための抵抗器、r′1、
r/2、r/3、r′4は抵抗回路網を形成する抵抗器
である。
図の回路において、基準定電流源1′の電流Irefは
、第2比較器4″の入力抵抗かのな(非常に大きい)の
で、抵抗器rを流れる。
第1比較器4′の働きにより、B及びC点の電位は等し
くなる。
第1電子スイツチ2にオン抵抗があっても、第1比較器
4′の入力抵抗が■でこれに電流が流れ込まないので、
C及びD点の電位は等しくなる。
ただし、D点は選択する抵抗値によって図示のように位
置が変わる。
また、第2比較器4″の働きにより、A及びE点の電位
が等しくなる。
したがって、抵抗回路網(r′1〜r′4)の選択され
た抵抗の両端の電位差は、Iref−rに常に等しくな
る。
よって、出力端子5に定電流を得ることができる。
この第4図の可変電流源回路の第2及び第3図のものと
違う所は、回路のフローティング(floating)
が容易となることである。
第5図は、可変電流源回路の更に他の構成例を示す回路
図である。
この回路は、第4図の直列抵抗回路網を並列抵抗回路網
とした点を除いて、第4図のものと同じで゛ある。
以上説明したとおり、本考案によれば、FETのように
オフ抵抗は非常に大きいけれどもオン抵抗が小さくない
ものをスイッチング素子に使用する電子スイッチを用い
ても、それらのオン抵抗の影響を受けない精度のよい可
変電流源回路を得ることができる。
そして、電子スイッチであるから、消費電力は小さく、
遠隔制御が可能であり、したがって、機器の任意所望の
場所に配置することができる。
本考案に使用する電子スイッチは、ICでも、またスイ
ッチング素子が独立のものでもよく、スイッチング素子
としてFETを用いるものに限定されない。
第2及び第3図の例では定電流素子としてFET1を用
いているが、バイポーラ・トランジスタを用いることも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に用いる電子スイッチの構成図、第2図
は本考案の第1実施例を示す回路図、第3図は本考案の
第2実施例を示す回路図、第4及び第5図はそれぞれ可
変電流源回路の他の構成例を示す回路図である。 R1−R4、r1〜r4・・・・・・抵抗回路網を形成
する複数の抵抗器、1・・・・・・FET()ランジス
タ)、D・・・・・・ドレーン(収集電極)、S・・・
・・・ソース(放射電極)、G・・・・・・ゲート(制
御電極)、2・・・・・・第1電子スイツチ、3・・・
・・・第2電子スイツチ、4・・・・・・比較器、(−
)・・・・・・負の基準電圧源、 5・・・・・・出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の抵抗値を選択する複数の選択端及び共通端を有す
    る抵抗回路網と、比較器と、上記複数の各選択端及び上
    記比較器の一方の入力端間に接続した複数の第1電子ス
    イツチと、制御電極を上記比較器の出力端に接続したト
    ランジスタと、上記複数の各選択端及び上記トランジス
    タの放射電極間に接続した複数の第2電子スイツチとを
    具備し、上記共通端及び上記比較器の他方の入力端にそ
    れぞれ第1及び第2の基準電圧を加え、上記トランジス
    タの収集電極より出力電流を得るようにした可変電流源
    回路。
JP9305178U 1978-07-06 1978-07-06 可変電流源回路 Expired JPS5855453Y2 (ja)

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JP9305178U JPS5855453Y2 (ja) 1978-07-06 1978-07-06 可変電流源回路

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Publication Number Publication Date
JPS5510172U JPS5510172U (ja) 1980-01-23
JPS5855453Y2 true JPS5855453Y2 (ja) 1983-12-19

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ID=29023795

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