JPH0413906Y2 - - Google Patents

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JPH0413906Y2
JPH0413906Y2 JP6938888U JP6938888U JPH0413906Y2 JP H0413906 Y2 JPH0413906 Y2 JP H0413906Y2 JP 6938888 U JP6938888 U JP 6938888U JP 6938888 U JP6938888 U JP 6938888U JP H0413906 Y2 JPH0413906 Y2 JP H0413906Y2
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JP
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output
monaural
plug
signal
switch
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JP6938888U
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  • Stereophonic Arrangements (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ステレオ信号等を出力する電子楽
器やオーデイオ機器等に使用される音声信号出力
装置に関する。
[従来技術] 従来、ステレオ信号を出力する電子楽器等に使
用されている音声信号出力装置としては、様々な
ものが知られており、例えば、実開昭56−74495、
考案の名称「電子楽器の音声信号出力装置」があ
る。この装置は、2本の出力信号経路からの各モ
ノラル出力信号を、切替スイツチを介して2個の
出力端子から取り出すように構成されている。す
なわち、両方の出力端子に夫々モノラルプラグを
接続すると、各プラグから左右のモノラル信号が
別々に出力し、また、特定の一方の出力端子にの
みモノラルプラグを接続すると、そのプラグの接
続に連動して上記切替スイツチが働き、2本の出
力信号経路からの各モノラル信号をミキシングし
た信号が上記プラグから出力するようになつてい
る。
[従来技術の問題点] しかしながら、上記装置においては、特定の一
方の出力端子にモノラルプラグを接続しただけ
で、各モノラル信号をミキシングされた状態で、
そのモノラルプラグから出力できる利点をもつも
のの、1本のステレオプラグを用いてステレオ信
号を取り出すことはできず、若しも1本のステレ
オプラグによつてステレオ信号を取り出す必要が
あるときには3番目の出力端子を更に設ける必要
があり、その分、出力端子が増加してしまうとい
う欠点があつた。
[考案の目的] この考案は上述した事情を背景になされたもの
で、その目的とするところは、2個の出力端子
で、左右別々にモノラル信号、左右のステレオ信
号、更には左右のモノラル信号がミキシングされ
たモノラル信号のいずれの信号も出力し得るよう
にした音声信号出力装置を提供することである。
[実施例] 以下、図面を参照してこの考案の各種実施例を
説明する。第1図は第1実施例を示す。
第1図において、例えば電子楽器の楽音生成回
路(図示略)から出力する出力信号は、第1出力
信号線L1、第2出力信号線L2に夫々入力する。
そして第1出力信号線L1にはアンプ1が接続さ
れ、またその出力側は抵抗R1,R2を介し接地さ
れている。また抵抗R1,R2の接続点は出力接点
Taに接続されている。そして出力接点Taの対向
位置には、電子楽器のケース(図示略)に固定さ
れ且つ一端が接地されている出力端子2が設けら
れている。この出力端子2にはモノラルプラグが
接続される。
上記第2の出力信号線L2にはアンプ3が接続
され、またその出力側は抵抗R3,R4を介し接地
されている。抵抗R3,R4の接続点は出力接点
Tb2に接続されている。また出力接点Tb2の上方
には他の出力接点Tb1が設けられ、出力接点Tb1
の他端は上記出力接点Taの下方に設けられたス
イツチSaと接続されている。また出力接点Tb1
Tb2の対向位置には、ケースに固定され、且つ一
端が接地された出力端子4が設けられている。出
力端子4にはモノラルプラグまたはステレオプラ
グが接続される。
更に前記抵抗R1,R2の接続点は、また、他端
側に絶縁体Z1を固定されたスイツチSb2と接続さ
れている。また抵抗R3,R4の接続点は、更にス
イツチSb2と接続可能なスイツチSb1と接続され
ている。
上記構成において、まず、出力端子2,4に、
共にモノラルプラグを接続した場合、スイツチ
Saは出力接点Taから離れてオフ状態となる。こ
のため第1出力信号線L1に入力した楽音生成回
路からの出力信号はアンプ1により増幅されて信
号A0となり、更に抵抗R1,R2により分流された
信号A1となり、出力接点Ta、出力端子2を介し
モノラルプラグへモノラル信号A1として出力さ
れる。他方、第2出力信号線L2に入力した楽音
生成回路からの出力信号は、同様にアンプ3から
信号B0として出力し、更に抵抗R1から信号B1
して出力し、出力接点Tb2、出力端子4を介しモ
ノラルプラグへモノラル信号B1として出力され
る。したがつて、各出力端子2,4に、共にモノ
ラルプラグを接続した場合は、各モノラルプラグ
に、各モノラル信号A1,B1が夫々別個に出力さ
れることとなる。
次に、出力端子4にはモノラルプラグを接続せ
ず、出力端子2にのみモノラルプラグを接続した
場合、スイツチSaはオフし、スイツチSb1とSb2
は接続されているので、オンする。このため信号
B1はSb1,Sb2を介し、更に信号A1と共に出力接
点Ta2、出力端子2を介しモノラルプラグへ流入
する。即ち、一方の出力端子2にのみモノラルプ
ラグを接続した場合は、各モノラル信号A1,B1
がミキシングされた状態で出力される。
次に、出力端子2には何も接続せず、出力端子
4にのみステレオプラグを接続した場合、出力接
点TaとスイツチSaは接続しているので、スイツ
チSaはオンする。またスイツチSb2とSb1は離れ
てオフする。このため信号A1はスイツチSaおよ
び出力接点Tb1、出力端子4を介しステレオプラ
グに流入し、また信号B1は出力接点Tb2、出力端
子4を介しステレオプラグに流入し、この結果、
ステレオ信号が得られる。
第2図はこの考案の第2実施例を示す。なお、
前記第1実施例の場合と共通回路については同一
番号を付す。
出力接点Tb2の上に設けた出力接点Tb1はスイ
ツチSaと接続され、またその上の絶縁体Z2を固
定されたスイツチSb2は抵抗R2の他端と接続され
ている。またスイツチSb2は接続可能に設けたス
イツチSb1の他端はアンプ3の出力端子と接続さ
れている。更にスイツチSb2と接続可能に設けた
スイツチSb3の他端は接地されている。
上記構成において、まず、出力端子2,4に、
共にモノラルプラグを接続した場合、スイツチ
Saはオフする。またスイツチSb3とSb2は接続さ
れているので、オンし、スイツチSb2とSb1は離
れてオフする。このため抵抗R2の他端はスイツ
チSb2,Sb3を介し接地される。そして信号A1
流れ、出力接点Ta、出力端子2を介しモノラル
プラグへモノラル信号として流入する。また信号
B1が出力接点Tb2、出力端子4を介しモノラルプ
ラグへモノラル信号として流入する。その結果、
各モノラルプラグに各モノラル信号A1,B1が出
力されることとなる。
次に、出力端子2にのみモノラルプラグを接続
すると、スイツチSaはオフする。またスイツチ
Sb3とSb2は離れてオフし、更にスイツチSb2
Sb1が接続されているので、オンする。このため
信号B0がスイツチSb1,Sb2、抵抗R2を介し信号
A1と合流し、更に出力接点Ta、出力端子2を介
しモノラルプラグへ左右の信号がミキシングされ
た信号として流入する。この結果、前記モノラル
プラグに、左右のモノラル信号がミキシングされ
た状態で出力されることとなる。
次に、出力端子4にのみステレオプラグを接続
した場合、スイツチSaはオンし、またスイツチ
Sb3とSb2とが接続されてオンし、スイツチSb2
Sb1が離れてオフする。このため抵抗R2の他端は
スイツチSb2,Sb3を介し接地され、したがつて
信号A1が流れて出力接点Ta、スイツチSa、出力
接点Tb1、出力端子4を介しステレオプラグに流
入する。また信号B1が出力接点Tb2、出力端子4
を介しステレオプラグに流入する。この結果、ス
テレオプラグには左右ステレオ信号が流れること
になる。
第3図はこの考案の第3実施例を示す。なお、
上記の各実施例の場合と同じ回路には同一番号を
付す。
スイツチSb1の他端は接地され、絶縁体Z3を固
定されたスイツチSb2と接続可能にされている。
またスイツチSb2の他端は、抵抗R2,R4の接続点
に接続されている。更にスイツチSb2の上には、
抵抗R3,R4との接続点と接続される出力接点
Tb1が設けられている。また出力接点Tb1の上に
はスイツチSaと接続される出力接点Tb2が配設さ
れ、また出力接点Tb2の上には、他端が出力接点
Taと接続され、絶縁体Z4を反対側に固定された
スイツチSb4が設けられている。そしてスイツチ
Sb4と出力接点Tb2間には、他端が出力接点Tb1
と接続され、スイツチSb4と接続可能にされてい
るスイツチSb3が設けられている。
上記構成において、まず、出力端子2,4に共
にモノラルプラグを接続した場合、スイツチSa
はオフする。またスイツチSb4とSb3は非接続と
なり、更にスイツチSb2とSb1は接続される、こ
のため、抵抗R2,R4の各他端は共にスイツチ
Sb2,Sb1を介し接地されるので、信号A1が流れ
て出力接点Ta、出力端子2を介しモノラルプラ
グへモノラル信号として入力する。また信号B1
が流れ、出力接点Tb1、出力端子4を介しモノラ
ルプラグへモノラル信号として流入する。この結
果、各モノラルプラグに、各モノラル信号A1
B1が出力されることとなる。
次に、出力端子2にのみモノラルプラグを接続
した場合には、スイツチSaはオフする。またス
イツチSb4,Sb3とが接続し、またスイツチSb2
Sb1が非接続となる。このため信号B1はスイツチ
Sb3,Sb4を流れて信号A1と合流し、更に出力接
点Ta、出力端子2を介しモノラルプラグへ両方
がミキシングされた信号として流入することにな
る。この結果、前記モノラルプラグに、左右のモ
ノラル信号がミキシングされた状態で出力される
こととなる。
更に、出力端子4にのみステレオプラグを接続
した場合には、スイツチSaはオンし、またスイ
ツチSb4とSb3は非接続となり、またスイツチSb2
とSb1は接続される。したがつて、R2,R4の各他
端はスイツチSb2,Sb1を介し接地され、したが
つて電流A1,B1が流れる。而して電流A1は出力
接点Ta、スイツチSa、出力接点Tb2、出力端子
4を介しステレオプラグに流入する。また信号
B1は出力接点Tb1、出力端子4を介しステレオプ
ラグに入力する。このため、ステレオプラグには
左右のステレオ信号が流れることになる。
[変形例] なお、スイツチなどで構成した上記実施例中の
切換回路は上記実施例に限定されるものではな
く、要は2つの出力端子からモノラル信号、ステ
レオ信号、更にはミキシングされた信号が出力で
きれば種々変形可能である。また各スイツチはモ
ノラルプラグやステレオプラグと連動式てなくと
もよい。
[考案の効果] この考案は、以上説明したように、モノラル用
出力端子およびステレオ用出力端子の2個の出力
端子に対するモノラルプラグまたはステレオプラ
グの接続態様に応じて、その2個の出力端子から
モノラル信号、ステレオ信号のほかに、ミキシン
グされた左右のモノラル信号をも出力できるよう
にしたから、2個の出力端子で、モノラル信号、
ステレオ信号ばかりでなく、左右のモノラル信号
がミキシングされた信号も出力でき、実用上極め
て便利になり、また2個の出力端子に対するプラ
グの接続操作でよいので、操作性もよい利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例の回路図、第2図
はこの考案の第2実施例の回路図、第3図はこの
考案の第3実施例の回路図である。 1,3……アンプ、2,4……出力端子、R1
R2,R3,R4……抵抗、Ta,Tb1,Tb2……出力
接点、Sa,Sb1,Sb2,Sb3,Sb4……スイツチ、
Z1,Z2,Z3,Z4……絶縁体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左又は右のモノラル信号が供給されるモノラル
    用出力端子と、 左右のステレオ信号が供給されるステレオ用出
    力端子と、 前記モノラル用出力端子および前記ステレオ用
    出力端子に、夫々一本づつモノラルプラグを接続
    すると、該各モノラルプラグに左および右のモノ
    ラル信号を夫々別個に出力し、前記ステレオ用出
    力端子のみに、ステレオプラグを接続すると、該
    ステレオプラグに左右のステレオ信号を出力し、
    前記モノラル用出力端子のみに、モノラルプラグ
    を接続すると、該モノラルプラグに、左右の各モ
    ノラル信号をミキシングした状態で出力する出力
    手段と、 を備えていることを特徴とする音声信号出力装
    置。
JP6938888U 1988-05-27 1988-05-27 Expired JPH0413906Y2 (ja)

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