JPS634806A - 溶剤の回収法 - Google Patents
溶剤の回収法Info
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- JPS634806A JPS634806A JP14809686A JP14809686A JPS634806A JP S634806 A JPS634806 A JP S634806A JP 14809686 A JP14809686 A JP 14809686A JP 14809686 A JP14809686 A JP 14809686A JP S634806 A JPS634806 A JP S634806A
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- Pending
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は廃溶剤から溶剤を回収する方法、特に共沸点を
有する溶剤−水系の廃溶剤から溶剤を回収する方法に関
する。
有する溶剤−水系の廃溶剤から溶剤を回収する方法に関
する。
従来、廃溶剤からの溶剤回収は蒸留法によって行なわれ
ており、共沸混合物を有する系においては共沸蒸留が行
なわれている。
ており、共沸混合物を有する系においては共沸蒸留が行
なわれている。
この従来性なわれている蒸留法を第2□□□、第3図に
示すが蒸留は、液と蒸気の成1分濃度の差を利用して分
離精製を行う方法であ葛。
示すが蒸留は、液と蒸気の成1分濃度の差を利用して分
離精製を行う方法であ葛。
水と共沸混合物を作らない溶剤の水溶液については、第
2図に示す処理フローで溶剤の完全脱水が可能である。
2図に示す処理フローで溶剤の完全脱水が可能である。
溶剤水溶液(以下原液という)1は脱水蒸留塔5の中段
にフィードされリボイラ4にボイラ蒸気2が投入されて
塔底より加熱される。溶剤成分は通常水よりも揮発度が
高いため、蒸留塔5の上段へ行くて従って溶剤成分が濃
縮されていく。塔頂より出た溶剤蒸気はコンデンサ6で
凝縮され、−部は蒸留塔5ヘリターン(還流という)さ
れて塔底より上昇する蒸気と気液接触することによって
精度の良い分離が可能となる。完全脱水された精製溶剤
9は再利用先へ送られ、塔底からは溶剤成分をほとんど
含まない排水8が排出される。なお、第2図中、5は蒸
気ドレン、7は冷却水である。
にフィードされリボイラ4にボイラ蒸気2が投入されて
塔底より加熱される。溶剤成分は通常水よりも揮発度が
高いため、蒸留塔5の上段へ行くて従って溶剤成分が濃
縮されていく。塔頂より出た溶剤蒸気はコンデンサ6で
凝縮され、−部は蒸留塔5ヘリターン(還流という)さ
れて塔底より上昇する蒸気と気液接触することによって
精度の良い分離が可能となる。完全脱水された精製溶剤
9は再利用先へ送られ、塔底からは溶剤成分をほとんど
含まない排水8が排出される。なお、第2図中、5は蒸
気ドレン、7は冷却水である。
又、水と共沸混合物を作る溶剤の水溶液から完全脱水し
た溶剤を回収するためには、第6図に示すように2ステ
ツプで蒸留処理を行う必要がある。脱水蒸留塔15で処
理することによって共沸組成近くまで溶剤を濃縮し、そ
の後、この濃縮溶剤19を共沸蒸留塔23へ送9、エン
トレーナ30(共沸剤)を添加することによって水の揮
発度を高めて塔頂より水の混合物が留出する共沸蒸留を
行う。塔頂より出てきた混合溶剤蒸気はコンデンサ24
で凝縮冷却された後、デカンタ26で比重分離され、エ
ントレーナ30を含む分離溶剤27は塔頂にリターン(
還流)きれ、分離水28Fi多少溶剤成分が溶解してい
るため、脱水蒸留塔15のフィードライン(IIIで示
す)にリターンされて溶剤成分が回収される。
た溶剤を回収するためには、第6図に示すように2ステ
ツプで蒸留処理を行う必要がある。脱水蒸留塔15で処
理することによって共沸組成近くまで溶剤を濃縮し、そ
の後、この濃縮溶剤19を共沸蒸留塔23へ送9、エン
トレーナ30(共沸剤)を添加することによって水の揮
発度を高めて塔頂より水の混合物が留出する共沸蒸留を
行う。塔頂より出てきた混合溶剤蒸気はコンデンサ24
で凝縮冷却された後、デカンタ26で比重分離され、エ
ントレーナ30を含む分離溶剤27は塔頂にリターン(
還流)きれ、分離水28Fi多少溶剤成分が溶解してい
るため、脱水蒸留塔15のフィードライン(IIIで示
す)にリターンされて溶剤成分が回収される。
水成分は排水18に含まれて排出される。原液11に含
まれる溶剤は完全脱水され、精製溶剤29として回収さ
れる。
まれる溶剤は完全脱水され、精製溶剤29として回収さ
れる。
エントレーナ30は第3図のフロー内からほとんど系外
に排出されないため微量補給するのみで安定した運転が
可能である。なお、第3図中12.20はボイラ蒸気、
13.21は蒸気ドレン、14.22はリボイラ、16
はコンデンサ、17.25は冷却水、18は排水を示し
ている。
に排出されないため微量補給するのみで安定した運転が
可能である。なお、第3図中12.20はボイラ蒸気、
13.21は蒸気ドレン、14.22はリボイラ、16
はコンデンサ、17.25は冷却水、18は排水を示し
ている。
廃溶剤から溶剤を回収するための蒸留法は多量のエネル
ギーを要し省エネルギー性に乏しいという問題点があり
、更にエタノール−水系、インプロパノ−ルー水系はど
の共沸点を有する系では共沸蒸留を行う必要があるため
、上記問題点以外に操作及び装置の複雑性という問題点
があった。
ギーを要し省エネルギー性に乏しいという問題点があり
、更にエタノール−水系、インプロパノ−ルー水系はど
の共沸点を有する系では共沸蒸留を行う必要があるため
、上記問題点以外に操作及び装置の複雑性という問題点
があった。
本発明は上述したような問題点の少ない共沸点を有する
溶剤−水系から溶剤を回収する方法全提供しようとする
ものである。
溶剤−水系から溶剤を回収する方法全提供しようとする
ものである。
共沸点を有する溶剤−水系からの溶剤の回収において、
パーペーパレーシヨン法トM’lll法を組合せること
により、共沸蒸留を行うことなく溶剤の回収を可能にし
た点を新規とするものである。
パーペーパレーシヨン法トM’lll法を組合せること
により、共沸蒸留を行うことなく溶剤の回収を可能にし
た点を新規とするものである。
すなわち、本発明は廃溶剤を蒸留により共沸点の直前ま
で濃縮した後、パーペーパレーシヨン法で更に濃縮する
ことを特徴とする共沸点を有する溶剤−水系の廃溶剤よ
り溶剤を回収する方法である。
で濃縮した後、パーペーパレーシヨン法で更に濃縮する
ことを特徴とする共沸点を有する溶剤−水系の廃溶剤よ
り溶剤を回収する方法である。
本発明法の特徴は従来法(蒸留法)に比べて省エネルギ
ー性が高く、又、共沸蒸留が不用なことより処理設備が
縮小され、建設費が低減されることである。
ー性が高く、又、共沸蒸留が不用なことより処理設備が
縮小され、建設費が低減されることである。
パーペーパレーシヨン法では蒸留法のような共沸点がな
い故、共沸組成の部分をパーペーパレーシヨン法で処理
することにより、従来行っていた共沸蒸留を回避するこ
とができる。
い故、共沸組成の部分をパーペーパレーシヨン法で処理
することにより、従来行っていた共沸蒸留を回避するこ
とができる。
第1図に示すように、原液(例えばイソプロパツールー
水)101は蒸留塔102に供給され留出物(イソプロ
パツール濃縮物)105が塔頂より取出される。なお、
蒸留塔102では共沸組成の一歩手前まで(イソプロパ
ツールの場合68 mo/%)濃縮される。
水)101は蒸留塔102に供給され留出物(イソプロ
パツール濃縮物)105が塔頂より取出される。なお、
蒸留塔102では共沸組成の一歩手前まで(イソプロパ
ツールの場合68 mo/%)濃縮される。
留出物103は凝縮器105によ°9凝縮された後、ポ
リビニルアルコール複合膜などよりなるパーペーパレー
7ヨン膜モジュール106に通液され、ここで濃縮され
た液は溶剤108として取出される。
リビニルアルコール複合膜などよりなるパーペーパレー
7ヨン膜モジュール106に通液され、ここで濃縮され
た液は溶剤108として取出される。
一方、バーベパレーション膜モジュール106の通過側
は真空ポンプ111で吸引されており、パーペーパレー
シヨン膜モジュール1o6t−透過した透過物107(
水蒸気子インプロパツール)は凝縮器105で凝縮後、
蒸留塔102に戻される。なお蒸留塔102の塔底から
は缶出液104(水がリンチの液)が排出される。パー
ペーパレーシヨン膜モジュール106t−1親水性の膜
であり留出物105より水を選択的に透過する故、はぼ
100%近くまで溶剤(イソプロパツール)を濃縮する
ことができる。
は真空ポンプ111で吸引されており、パーペーパレー
シヨン膜モジュール1o6t−透過した透過物107(
水蒸気子インプロパツール)は凝縮器105で凝縮後、
蒸留塔102に戻される。なお蒸留塔102の塔底から
は缶出液104(水がリンチの液)が排出される。パー
ペーパレーシヨン膜モジュール106t−1親水性の膜
であり留出物105より水を選択的に透過する故、はぼ
100%近くまで溶剤(イソプロパツール)を濃縮する
ことができる。
パーペーパレーシヨン膜としては酢酸セルロース膜、ポ
リビニルアルコール膜等が使用できる。第1図のフロー
に従い、下表の原液101を蒸留塔102に供給し、蒸
留塔102より留出した82Cの留出物103を凝縮器
105で凝縮して、70Cの溶剤水溶液にして、ポリビ
ニルアルコール複合膜よりなるパーペーパレーシヨン膜
モジュール106に供給した。真空ポンプ111は、パ
ーペーパレーシヨン膜モジュール106の透過側を〜3
龍Hg まで減圧し、その結果、透過した透過物10
7を1気圧まで昇圧し昇圧された透過物107は、凝縮
器105で凝縮された後、蒸留塔102にリターンされ
て、再処理した。
リビニルアルコール膜等が使用できる。第1図のフロー
に従い、下表の原液101を蒸留塔102に供給し、蒸
留塔102より留出した82Cの留出物103を凝縮器
105で凝縮して、70Cの溶剤水溶液にして、ポリビ
ニルアルコール複合膜よりなるパーペーパレーシヨン膜
モジュール106に供給した。真空ポンプ111は、パ
ーペーパレーシヨン膜モジュール106の透過側を〜3
龍Hg まで減圧し、その結果、透過した透過物10
7を1気圧まで昇圧し昇圧された透過物107は、凝縮
器105で凝縮された後、蒸留塔102にリターンされ
て、再処理した。
この結果をも下表に併せて示す。
従来法と本発明の方法で溶剤−水系(共沸混合物)を処
理し之場合のコストの概琶比較を次表に示す。
理し之場合のコストの概琶比較を次表に示す。
溶剤の精製圧発明の方法(蒸留法十パーペーパレーシヨ
ン法)を使用することにより従来法に比ベランニングコ
ストft、3A Kイニ/ヤルコストを%にすることが
可能。
ン法)を使用することにより従来法に比ベランニングコ
ストft、3A Kイニ/ヤルコストを%にすることが
可能。
第1図は本発明の一実施例としての溶剤精製方法のフロ
ー図、第2図及び第3図は従来例を示す蒸留法の処理フ
ロー図である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 ゛夫
ー図、第2図及び第3図は従来例を示す蒸留法の処理フ
ロー図である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 ゛夫
Claims (1)
- 廃溶剤を蒸留により共沸点の直前まで濃縮した後、パー
ペーパレーシヨン法で更に濃縮することを特徴とする共
沸点を有する溶剤−水系の廃溶剤より溶剤を回収する方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14809686A JPS634806A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 溶剤の回収法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14809686A JPS634806A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 溶剤の回収法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS634806A true JPS634806A (ja) | 1988-01-09 |
Family
ID=15445153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14809686A Pending JPS634806A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 溶剤の回収法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS634806A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5196616A (en) * | 1991-10-18 | 1993-03-23 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for separating and recovering fluorocarbons and hydrogen fluoride from mixtures thereof |
US5282968A (en) * | 1992-08-03 | 1994-02-01 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for separating and recovering halocarbons from mixtures thereof |
US5456841A (en) * | 1992-08-03 | 1995-10-10 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for separating and recovering halocarbons from mixtures thereof |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP14809686A patent/JPS634806A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5196616A (en) * | 1991-10-18 | 1993-03-23 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for separating and recovering fluorocarbons and hydrogen fluoride from mixtures thereof |
US5282968A (en) * | 1992-08-03 | 1994-02-01 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for separating and recovering halocarbons from mixtures thereof |
US5456841A (en) * | 1992-08-03 | 1995-10-10 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for separating and recovering halocarbons from mixtures thereof |
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