JPS6347775Y2 - - Google Patents

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JPS6347775Y2
JPS6347775Y2 JP2074783U JP2074783U JPS6347775Y2 JP S6347775 Y2 JPS6347775 Y2 JP S6347775Y2 JP 2074783 U JP2074783 U JP 2074783U JP 2074783 U JP2074783 U JP 2074783U JP S6347775 Y2 JPS6347775 Y2 JP S6347775Y2
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JP
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resin
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JP2074783U
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JPS59124955U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はホームごたつ用脚に関する。
従来、ホームごたつ用脚は木製のものやプラス
チツク製のものが使用されているが、例えば、家
具調のホームごたつに於ては、重厚さを顕出すべ
く大径でどつしりした角柱状の脚が好まれる。そ
して、このような脚は、生産性及びコスト面等を
考慮して中空構造の合成樹脂製のものが一般に使
用される。従つて、該脚の外周面に木目模様等を
施して天然調の木質感を表現しようとしても、そ
の再現に自ずと限界があり、本物志向が叫ばれて
いる昨今に於ては、本物に酷似した木目模様を有
するこたつ用脚の開発が切望されている。
本考案はこのような現状に鑑みなされたもので
あつて、表面が平滑でありながら立体的な質感を
与えて本物に酷似した木質感を有するホームごた
つ用脚を提供することを目的とする。そこで、本
考案の特徴とする処は、合成樹脂製の脚本体外周
面に、所望の木目模様を有する転写シートによる
転写摸様層と、該模様層上に積層する有色の透明
乃至半透明樹脂コート層とを積層形成した点にあ
る。
以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説す
る。
第1図と第2図に於て、1は合成樹脂製のホー
ムごたつ用脚本体であり、例えば、塩化ビニル、
ポリエステル、ポリプロピレン、その他の合成樹
脂を使用して、押出成型等にて中空部を有する角
柱形状とされる。2は該脚本体1の外周面に形成
された転写模様層であり、所望の木目模様を有す
る転写シート3により転写される。具体的には、
転写シート3は、第3図のようにポリエステル等
の常用のプラスチツクフイルムのフイルム基材4
上に剥離剤(図示省略)の層を介して木目模様の
印刷層(即ち、転写模様層2)を形成し、該印刷
層(即ち、転写模様層2)上に接着剤層5を塗布
して成る。
しかして、このように構成された転写シート3
の接着剤層5側を脚本体1の外周面に圧接し、所
定の加熱処理工程を経過後、シート基材4を剥離
すると、脚本体1の外周面に接着剤層5を介して
印刷層、即ち、所望の木目模様の転写模様層2が
転写される。
6は該転写模様層2上に形成された有色の透明
乃至半透明樹脂コート層であり、例えば、有機顔
料系の着色剤を配合したプラスチゾルを該転写模
様層2上に所定量コートして、第2図の如く脚本
体1外周面に転写模様層2と樹脂コート層6とが
順次積層形成される。
なお、前記シート基材4上に印刷層(即ち、転
写模様層2)を形成する手段は、通常のグラビア
印刷、オフセツト、凸版、シルクスクリーン方式
等にて行なわれる。また、この印刷に際し使用さ
れるインキも、アクリル系、セルロース系、ゴム
系、ビニル系等の樹脂をビヒクルとし、着色剤も
有機、無機を問わずあらゆる種類のものが使用可
能である。また、該印刷層(即ち、転写模様層
2)上に形成される接着剤層5も、アクリル系、
セルロース系、ゴム系、ビニル系等の樹脂が使え
るので、その中から適宜選択使用すればよい。ま
た、転写後の樹脂コート層6は、有色の透明乃至
半透明、即ち、外面から転写模様層2を判別出来
る透明度であればその程度は問わないが、好まし
くは目的とする木質感を表現出来る範囲内で適宜
設定すればよい。また、樹脂コート層6の形成方
法は、スプレー吹付けが最も安価容易で好ましい
が、グラビアコート、ロールコート等通常のコー
テイング方法を用いることが出来る。なお、樹脂
コート層6表面にエンボス模様を形成するも好ま
しい。
このようにして積層形成された脚本体1は、上
端面の中心部から上方に(又は図示省略するが横
方向に)金属製雄ねじ杆7を突設すると共に、下
端面には中空部を施蓋するキヤツプ体8が嵌着さ
れ、ホームごたつ用脚が構成される。
本考案は以上詳述した構成にて所期の目的を有
効達成した。特に、脚本体1外周面に木目模様の
転写模様層2と有色の透明乃至半透明樹脂コート
層6とを積層形成したから、該樹脂コート層6を
通して転写模様層2を見ることとなり、該樹脂コ
ート層6によつて転写模様層2の色調が押えられ
ると共に、光の屈折とも相俟つて、木目模様に立
体的な質感を与え、その為に平滑な外表面であり
ながら柔らかさと深みのある木質感を表現出来、
本物に酷似したホームごたつ用脚となる。また、
樹脂コート層6は最外表面に位置し、転写模様層
2の剥離及び損傷を防止する役目も有する。ま
た、ホームごたつの天板の周囲枠の色調にぴつた
り合わせる必要があれば、有色の樹脂コート層6
の吹付け等の形成時、樹脂コート層6のカラー濃
度や層の厚みを変更することによつて、色調の微
調整が容易に可能である。
このように本考案の実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は要部断面図、第3図は転写シートの断面図で
ある。 1……脚本体、2……模様層、3……転写シー
ト、6……樹脂コート層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の脚本体1外周面に、所望の木目模
    様を有する転写シート3による転写模様層2と、
    該模様層2上に積層する有色の透明乃至半透明樹
    脂コート層6とを積層形成したことを特徴とする
    ホームごたつ用脚。
JP2074783U 1983-02-14 1983-02-14 ホ−ムごたつ用脚 Granted JPS59124955U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2074783U JPS59124955U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 ホ−ムごたつ用脚

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JP2074783U JPS59124955U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 ホ−ムごたつ用脚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59124955U JPS59124955U (ja) 1984-08-22
JPS6347775Y2 true JPS6347775Y2 (ja) 1988-12-09

Family

ID=30151871

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2074783U Granted JPS59124955U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 ホ−ムごたつ用脚

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JPS59124955U (ja) 1984-08-22

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