JPS582593Y2 - 合成樹脂成形体 - Google Patents
合成樹脂成形体Info
- Publication number
- JPS582593Y2 JPS582593Y2 JP17891980U JP17891980U JPS582593Y2 JP S582593 Y2 JPS582593 Y2 JP S582593Y2 JP 17891980 U JP17891980 U JP 17891980U JP 17891980 U JP17891980 U JP 17891980U JP S582593 Y2 JPS582593 Y2 JP S582593Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- synthetic resin
- resin molded
- molded body
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、例えば浴槽等の繊維強化プラスチック（以
下、ＦＲＰど略記する）から？ｊる合成樹脂成形体の層
構造の改良に関し、中間層に透明な合成樹脂と、細かく
粉砕した石との混合物を積層して成形体の表面に光輝模
様を現出させるにおいて、該中間層の裏面側に大理石模
様等の印刷層を介層させることにより、美観の向上を図
るようにしたものである。
下、ＦＲＰど略記する）から？ｊる合成樹脂成形体の層
構造の改良に関し、中間層に透明な合成樹脂と、細かく
粉砕した石との混合物を積層して成形体の表面に光輝模
様を現出させるにおいて、該中間層の裏面側に大理石模
様等の印刷層を介層させることにより、美観の向上を図
るようにしたものである。
従来、この種の合成樹脂成形体、例えば浴槽においては
、第１図に例示するように、浴槽本体１の表面を透明な
ゲルコート層２で成形し、さらに透明な合成樹脂に粒径
が約１ｆＩｒ１ｎ程度の細かく粉砕した顆粒状の石を混
合してなる中間層３、着色ゲルコート層４及びＦＲＰ強
度層５を順次積層し、該中間層３中の細かい石による乱
反射作用により表面に光輝模様を現出させてなる構成を
有するものが知られている。
、第１図に例示するように、浴槽本体１の表面を透明な
ゲルコート層２で成形し、さらに透明な合成樹脂に粒径
が約１ｆＩｒ１ｎ程度の細かく粉砕した顆粒状の石を混
合してなる中間層３、着色ゲルコート層４及びＦＲＰ強
度層５を順次積層し、該中間層３中の細かい石による乱
反射作用により表面に光輝模様を現出させてなる構成を
有するものが知られている。
この考案は、上記した従来の合成樹脂成形体の層構造に
おいて、中間層と着色ゲルコート層トノ間に印刷層を設
けてなることを特徴とするもので、第２図以下に示す実
施例に基づいて説明する。
おいて、中間層と着色ゲルコート層トノ間に印刷層を設
けてなることを特徴とするもので、第２図以下に示す実
施例に基づいて説明する。
尚、この考案に係る図示の実施例において、第１図に示
す従来構造と構成が重複する部分は同一符号を用い説明
を省略する。
す従来構造と構成が重複する部分は同一符号を用い説明
を省略する。
すなわち、この考案は、第２図に示すように、浴槽本体
１を構成する中間層３と着色ゲルコート層４との間に大
理石模様等の印刷層６を介層させてなるものである。
１を構成する中間層３と着色ゲルコート層４との間に大
理石模様等の印刷層６を介層させてなるものである。
ところで、上記実施例において、印刷層６を介層させる
場合、ハンドレイアップ法による成形時に印刷層として
ガラス繊維を基材６に用い、該基材ｆｌ模様６ａを印刷
して透明なポリエステル樹脂液を含浸させることにより
積層したりするものであり、他の手段としては模様が印
刷されたプラスチックフィルムを中間層３上に置いて剥
ぎ取ることにより間接的に転写させたり、あるいは型紙
等を用いて直接中間層３に印刷したりすることも考えら
れる。
場合、ハンドレイアップ法による成形時に印刷層として
ガラス繊維を基材６に用い、該基材ｆｌ模様６ａを印刷
して透明なポリエステル樹脂液を含浸させることにより
積層したりするものであり、他の手段としては模様が印
刷されたプラスチックフィルムを中間層３上に置いて剥
ぎ取ることにより間接的に転写させたり、あるいは型紙
等を用いて直接中間層３に印刷したりすることも考えら
れる。
したがって、上記したこの考案に係る構成によれば、透
明な合成樹脂に細かく粉砕した顆粒状の石を混合した中
間層と着色ゲルコート層との間に大理石模様等の印刷層
を設けたことから、従来の光輝模様と合せて印刷層の模
様を成形体の表面に現出させることができ、さらに着色
ゲルコート層によって一段と模様の色調を強調させるこ
とができるととモニ、バックアツプ層であるＦＲｍ層の
現出を確実に隠蔽することができ、美観を一層高めるこ
とができるなど、実用性にすぐれた効果を奏するもので
ある。
明な合成樹脂に細かく粉砕した顆粒状の石を混合した中
間層と着色ゲルコート層との間に大理石模様等の印刷層
を設けたことから、従来の光輝模様と合せて印刷層の模
様を成形体の表面に現出させることができ、さらに着色
ゲルコート層によって一段と模様の色調を強調させるこ
とができるととモニ、バックアツプ層であるＦＲｍ層の
現出を確実に隠蔽することができ、美観を一層高めるこ
とができるなど、実用性にすぐれた効果を奏するもので
ある。
第１図は従来の合成樹脂成形体の一例を示す要部拡大断
面斜視図、第２図はこの考案に係る一実施例を示す要部
拡大断面斜視図である。 １・・・・・・浴槽本体、２・・・・・・透明ゲルコー
ト層、３・・・・・・中間層、４・・・・・・着色ゲル
コート層、５・・・・・・ＦＲＰ強度層、 ６・・・・・・印刷層、 ６ａ・・・・・・印刷模様。
面斜視図、第２図はこの考案に係る一実施例を示す要部
拡大断面斜視図である。 １・・・・・・浴槽本体、２・・・・・・透明ゲルコー
ト層、３・・・・・・中間層、４・・・・・・着色ゲル
コート層、５・・・・・・ＦＲＰ強度層、 ６・・・・・・印刷層、 ６ａ・・・・・・印刷模様。
Claims (1)
- 透明な表面ゲルコート層と、透明な合成樹脂に細かく粉
砕した石を混合した中間層と、模様印刷層と、着色ゲル
コート層と、、ＦＲＰ強度層とを順次積層した層構造か
らなる合成樹脂成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17891980U JPS582593Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | 合成樹脂成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17891980U JPS582593Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | 合成樹脂成形体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57101031U JPS57101031U (ja) | 1982-06-22 |
| JPS582593Y2 true JPS582593Y2 (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=29974142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17891980U Expired JPS582593Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | 合成樹脂成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582593Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-12 JP JP17891980U patent/JPS582593Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57101031U (ja) | 1982-06-22 |
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