JPS606776B2 - 模様付プラスチツク成形品の製造方法 - Google Patents

模様付プラスチツク成形品の製造方法

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JPS606776B2
JPS606776B2 JP52059018A JP5901877A JPS606776B2 JP S606776 B2 JPS606776 B2 JP S606776B2 JP 52059018 A JP52059018 A JP 52059018A JP 5901877 A JP5901877 A JP 5901877A JP S606776 B2 JPS606776 B2 JP S606776B2
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JP
Japan
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plastic molded
patterned
molded products
layer
resin
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JP52059018A
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JPS53143666A (en
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善雄 川崎
守宏 星野
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は浴槽などの模様付強化プラスチック成形品の製
造方法に関し、特に表面に美麗な模様を顕出させた積層
構造物のハンドレィアップ成形法である。
従釆「ハンドレィアップ法によるFRP浴槽等の成形に
用いられている模様布素材はガラス繊維クロスや天然繊
維織物が多く、これらは模様印刷にあたり印刷インクの
含浸が悪いため鮮明な印刷ができない。
また上記の素材は槽体の積層に用いられる不飽和ポリエ
ステル樹脂との密着性が悪いため樹脂の含浸が悪く、従
って、槽体の寿命が短かくなるなどの欠点があった。本
発明は上記欠点を除き表面の模様を美麗に顕出すると共
に寿命の長い成形品を得ることを目的とした製造方法を
提供する。
以下本発明の実施例を図面にもとづいて詳細に説明する
本発明の大要は、模様を印刷されたポリエステルフィル
ム等を用いることにある。
即ち第1図、第2図において、浴槽成形用に用意された
樹脂型1の表面にパラフィン、ワックス、シリコーング
リスのような離型剤を薄く塗布した後、スプレーガン等
によって0.1〜0.5柳程度の肉厚になるようにビス
フェノール系もしくはィソフタル酸系不飽和ポリエステ
ル樹脂を塗布し、硬化させてクリヤーゲルコート層2を
形成する。次いで、模様を印刷された浴槽の形に袋状に
縫製されたポリエステルフィルム3を、前記ゲルコート
用樹脂と同じ樹脂を用いて層2に積層する。次にシリカ
および酸化チタン合筆の充填剤を添加して不透明とした
耐熱水性不飽和ポリエステル樹脂液を用いてガラスマッ
トに含浸しながら積層を行った隠蔽層4を形成する。さ
らに通常のガラスマットと不飽和ポリエステル樹脂より
なる補強層5を積層することによって浴槽6が形成され
る。上述の如く、補強層5と模様入りのポリエステルフ
ィルム3との間に耐熱水性不飽和ポリエステル樹脂にチ
タン白等を加えて不透明とした隠蔽層4を介在せしめた
ので、補強層5のガラスマットの模様が前記ポリエステ
ルフィルム3を通して透明樹脂のクリヤーゲルコート層
2に顕出するのを防ぎ従ってポリエステルフィルム3の
模様がクリヤーゲルコート層2に鮮明に顕出される。
・前記模様フィルムに代えて、シ−ト、不織布等の模様
体も用いられる。またプラスチック材としては不飽和ポ
リエステル樹脂、充填剤、顔料、離型材等を充分に渡練
し、酸化マグネシウム等を用いて増粘ごせたものが用い
られるが「その他の強化プラスチック及びプラスチック
も用いられる。
本発明の方法は浴槽のみに限定されるものではなく、プ
ラスチック材やFRP材を用いたボートやタンクその他
の小型容器等の容器状成形品や、浴槽エプロン「化粧洗
面台などの平面状、曲面状成形品等にも適用される。
本発明は以上の如く「模様布としてポリエステルフィル
ム等を用いたので印刷が鮮明に仕上がり、不飽和ポリエ
ステル樹脂との密着性がよいなどの理由によってポリエ
ステルフィルムの鮮明な模様のみが成形品の表面に美し
く顕出され「一段と深みのある高級なプラスチック成形
品を製造することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明する要部拡大断面図ト
第2図は同浴槽の縦断端面図である。 1……樹脂型、2……クリヤーゲルコート層、3……ポ
リエステルフィルム「 4……隠蔽層「 5……補強層
、6…・・・浴槽。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 成形用型の表面にクリヤーゲルコート層を形成し、
    その上にポリエステル模様フイルム等の模様体を前記ゲ
    ルコート樹脂等を用いて積層し、その上に酸化チタン白
    等の充填剤を添加して不透明とした樹脂液を用いてガラ
    スマツト等の補強材に含浸しながら積層して隠蔽層を形
    成し、更に繊維強化プラスチツクによる補強層を積層す
    ることを特徴とする模様付プラスチツク成形品の製造方
    法。
JP52059018A 1977-05-21 1977-05-21 模様付プラスチツク成形品の製造方法 Expired JPS606776B2 (ja)

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JPS53143666A JPS53143666A (en) 1978-12-14
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JPS5787946A (en) * 1980-11-25 1982-06-01 Toppan Printing Co Ltd Mold product made of fiber reinforced plastic with printed pattern
KR20010037121A (ko) * 1999-10-14 2001-05-07 이계안 폴리에스테르계 수지 조성물을 사용한 자동차 후방문 조립품의 제조방법

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JPS53143666A (en) 1978-12-14

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