JPS6347253A - 繰出機自動紙継装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、繰出機紙継装置に関し、特にその自動化に関
する。

［従来の技術］ 従来の繰出機紙継装置は、第１図に示すとおり。

ターレットアーム１２の一端に装着された新原反１１が
、ターレット反転モータ９により１時計と反対回りに回
動し、旧原反１０の後部と新原反１１の先端とを接青す
る紙継ロールであるペスタロ−ル３の近傍に設置される
。ところが、旧原反１０を新原反１１に取り替える場合
、旧原反１０の走行繰出速度に新原反１１の周速を同調
させるために、新原反１１の巻径又は周長をいちいち人
手により測定し、その値を用いてプリセットし、旧原反
１０のライン速度と新原反１１の周速を同調させていた
。

また、第３図に示すとおり、他の方法としては。

新原反１１の表面にタコジェネレータ１５を接触させ、
タコジェネレータ１５からのフィードバック信号とライ
ン信号とを比較して、旧原反１０のライン速度に新原反
１１の周速を同調させていた。

一方、新原反１１の先端と旧原反１０の後部分とを紙継
ぎする場合９紙継アーム２に取り付けた紙継ロールであ
るペスタロール３を、ターレット１２の一端に取り付け
た新原反１１に押し付け。

貼り合わせるために、ペスタロール３と新原反１１との
離間距離をいちいち人手により調整した後。

ターレット１２の停止位置を決定していた。

以下余日 ［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、従来の繰出機紙継装置では、その新原反
の半径の大きいものや１巻の柔らかいものでは９巻半径
等の測定値の人為的ミスが多発し易く、また、タコジェ
ネレータの接触により、新原反にシワや汚れが生じ、製
品の品質を劣化させる欠点がある。

それ故に９本発明の目的は、上記欠点に鑑み。

新原反を入れ替える際に、その新原反の半径又は周長を
自動的に、新原反に接触することなく検出することがで
きる繰出機自動紙継装置を提供することである。

本発明の第２の目的は、旧原反のライン速度に新原反の
周速を、自動的に同調させることができる繰出機自動紙
継装置を提供することである。

本発明の第３の目的は、自動的に、ペスタロールと新原
反との離間距離を調整することができる繰出機自動紙継
装置を提供することである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明よれば、新原反を所定の円軌道上に沿って移動さ
せて旧原反と入れ替える回動可能なターレットと９円軌
道上の新原反の先端に旧原反の後部を押し付け、貼り合
わせて、新原反と旧原反とを紙継ぎする紙継ロールと５
円軌道に光線を交叉させ、該光線を遮断した時間を検出
する遮断時間検出部と、該光遮断時間と前記ターレット
の回動速度とに基づいて、新原反の半径又は周長を演算
する演算部と、新原反の半径又は周長に基づいて。

旧原反のライン速度に新原反の周速を同調させるプリセ
ット部と１紙継ぎする際に、前記光遮断時間と回動速度
とに基づいて９円軌道上の新原反が。

紙継ロールに対し、所定の離間位置に停止するように調
整する紙継位置調整部とを有することを特徴とする繰出
機自動紙継装置が得られる。

［実施例］ 本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図及び第２図に示す通り２本実施例によれば、新原
反１１を旧原反１０に入れ替える回動可能なターレット
であるターレットアーム１２に装着された新原反１１か
、ターレット反転モータ９により反時計回りに回動して
、ターレットスタンド８に固定された遮断信号検出部の
光電スイッチ５への光線を、遮断する間、即ち、新原反
１１がＡ位置からＢ位置（角度α）へ移動する間のみ。

演算部において、光電スイッチ５からの遮断信号との論
理和を取ることにより、ターレットアーム１２上の新原
反１１を検出しているという確認インターロックのリミ
ットスイッチ６の信号が、Ｄ／Ａ変換器１４に入力され
、一方、ターレット反転モータ９の駆動部（図示しない
）に取り付けられたターレットアーム１２の回動速度を
、単位時間当たりのパルス数で表すエンコーダ７のパル
ス信号が、Ｄ／Ａ変換器１４に読み込まれる。Ｄ／Ａ変
換器１４では、光遮断信号が入力されている時間とター
レットアーム１２の回動速度を示すパルス数とから演算
された新原反の半径又は周長を。

巻径出力としてアナログ量に変換する。次に、プリセッ
ト部は５巻径出力のアナログ量を新原反１１に取り付け
たタコジェネレータ１５のフィードバック量に加算し、
その加算値を旧原反のライン速度と比較し、新原反１１
の周速をライン速度に同調させる。また、充電スイッチ
５からペスタロール３までの距離（角度β）は、一定で
あることから、ｉ断信号発生時点より、プリセットカウ
ンタ１３にエンコーダ７からのパルス信号が入ると。

プリセットカウンタ１３が、プリセット値にカウントア
ツプした値で、ターレットアーム１２を。

新原反１１が、ペスタロール３に対し、所定の離間位置
に停止停止するように調整する。

［発明の効果コ 本発明によれば、新原反を入れ替える際に、その新原反
の半径又は周長を自動的に、新原反に接触することなく
算出することができる。

また、算出した新原反の半径又は周長に基づいて、旧原
反のライン速度と新原反の周速とを、自動的に同調する
ことができる。

さらに、光遮断時間と回動速度に基づいて、自動的に、
ベスタロールと新原反との離間距離を調整することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による繰出機自動紙継装置の
概略構成図、第２図は本発明の一実施例による遮断信号
検出部、演算部、プレセット部。 及び紙継位置調整部の回路図、第３図は従来の周速同調
回路である。 ３・・・ペスタロール、５・・・光電スイッチ、６・・
・リミットスイッチ、７・・・エンコーダ、８・・・タ
ーレットスタンド、９・・・ターレットアーム、１０・
・・旧原反、１１・・・新原反、１２・・・ターレット
アーム。 １３・・・プリセットカウンタ、１４・・・Ｄ／Ａ変換
器１５・・・タコジェネレータ。 ｊ〜　・ ハ理人（７７８３）弁理士）也田憲保（［−Ｎ７、 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）新原反を所定の円軌道上に沿って移動させて旧原反
   と入れ替える回動可能なターレットと、円軌道上の新原
   反の先端に旧原反の後端を押し付け、貼り合わせて、新
   原反と旧原反とを紙継ぎする紙継ロールと、前記円軌道
   に光線を交叉させ、該光線を遮断した時間を検出する遮
   断時間検出部と、該光遮断時間と前記ターレットの回動
   速度とに基づいて、新原反の半径又は周長を演算する演
   算部と、新原反の半径又は周長に基づいて、旧原反のラ
   イン速度に新原反の周速を同調させるプリセット部と、
   紙継ぎする際に、前記光遮断時間と回動速度とに基づい
   て、円軌道上の新原反が、紙継ロールに対し、所定の離
   間位置に停止するように調整する紙継位置調整部とを有
   することを特徴とする繰出機自動紙継装置。 ２）特許請求の範囲第１項記載の繰出機自動紙継装置に
   おいて、遮断時間検出部は、光線の遮断を検出し、光遮
   断信号として出力する光電スイッチを有し、演算部は、
   ターレットの回動速度を単位時間当たりのパルス数で表
   すエンコーダと、光遮断信号が出力されている時間とパ
   ルス数とから、新原反の半径値又は周長値を演算するＤ
   ／Ａ変換器とを有することを特徴とする繰出機自動紙継
   装置。