JPS6347089Y2 - - Google Patents

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JPS6347089Y2
JPS6347089Y2 JP355283U JP355283U JPS6347089Y2 JP S6347089 Y2 JPS6347089 Y2 JP S6347089Y2 JP 355283 U JP355283 U JP 355283U JP 355283 U JP355283 U JP 355283U JP S6347089 Y2 JPS6347089 Y2 JP S6347089Y2
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JP
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local
diode
switching
switching circuit
circuit
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JP355283U
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JPS59111341U (ja
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は受信機例えばFM受信機のDX(遠距離
受信)−Local(近距離受信)切換回路に関するも
のである。
(ロ) 従来技術 FM受信機のDX−Local切換回路の従来例とし
て、例えば本願出願人が先に実願昭57−86779号
で提案した回路即ち第1図に示す回路がある。
第1図に於いて、1はアンテナ、2はFMフロ
ントエンド部、C1,C2は直流カツト用コンデン
サ、L1は高周波チヨークコイル、D1はFM高周波
信号伝送路3に直列接続したダイオード例えばス
イツチングダイオード又はPINアツテネーターダ
イオードで、このダイオードD1はカソードがア
ンテナ1側になる様に接続している。R1,R2
一端がダイオードD1のカソード及びアノードに
夫々接続された抵抗で、抵抗R1の他端は電源供
給線路4に接続され、抵抗R2の他端は共通端子
(COM)が電源供給線路4に接続されたDX−
Local切換スイツチS1のDX側固定端子(DX)に
接続されている。Q1はコレクタ・エミツタ路が
コイルL1の一端とアースE間に接続され、ベー
スが抵抗R3を介してDX−Local切換スイツチS1
のDX側固定端子(DX)に接続されたスイツチ
ングトランジスタである。
第1図の回路に於いて、DX−Local切換スイ
ツチS1をDX側に設定したとき(DX受信時)。
このとき抵抗R3を介してトランジスタQ1にベ
ース電流が流れ、トランジスタQ1はON状態にな
る(導通する)とともに、電源供給線路4→スイ
ツチS1→抵抗R2→ダイオードD1→コイルL1→ト
ランジスタQ1→アースEと電流が流れ、ダイオ
ードD1もON状態になる。従つてアンテナ1に入
つた受信入力信号は減衰することなくフロントエ
ンド部2に供給される。
次にDX−Local切換スイツチS1をLocal側に設
定したとき(Local受信時)。
このときトランジスタQ1はOFF状態(非導通
状態)になるとともに、ダイオードD1は抵抗R1
により逆バイアスされてOFF状態となる。従つ
てアンテナ1とフロントエンド部2間の高周波信
号伝送路3には、ダイオードD1の接合間容量C0
が入ることになり、アンテナ1とフロントエンド
部2との結合部で不整合損失及び挿入損失が増大
し、受信入力信号は大きく減衰して感度が劣化す
る。
(ハ) 従来技術の問題点 ところが第1図の回路の場合、例えばダイオー
ドD1としてPINダイオードを用いた場合、Local
受信時OFF状態となつたダイオードの接合間容
量の値は約0.4PF程度となり、DX/Local比
(DX受信時とLocal受信時の受信信号レベルの
比)が大きくなり過ぎてLocal受信時には放送音
が殆んど聞こえなくなる場合があつた。又同一受
信周波数であつてもダイオードの接合間容量はダ
イオードの種類によつて大きく異なり、DX/
Local比がダイオードの種類によつて大きく異な
る。更に同じダイオードであつても受信周波数バ
ンドによつてDX/Local比は異なる。又第1図
の回路では、DX受信時に強信号が入ると相互変
調歪や混変調歪が発生する等大入力特性が悪化す
る問題があつた。
(ニ) 考案の目的 本考案は斯る点に鑑み、DX/Local比が大き
くなり過ぎるという問題や、DX受信時に強信号
が入つたとき相互変調歪や混変調歪が発生する等
大入力特性が悪化する問題を解消することを目的
とする。
(ホ) 考案の実施例 第2図は本考案の説明に供する回路図で、
DX/Local比を任意に設定するための基本例を
示す回路図である。
第2図の回路では、ダイオードD1に並列に固
定容量C3を接続している。その他の構成は第1
図の回路と同じである。
この様に第2図の回路では、ダイオードD1
並列に固定容量C3を接続しているので、固定容
量C3として適当な容量値のものを用いることに
よりDX/Local比を任意に設定することが出来
る。従つて第2図の回路では、DX/Local比が
大きくなり過ぎて、Local受信時に放送音が殆ん
ど聞こえなくなるというような問題を解消するこ
とが出来る。
第3図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。
第3図の回路では、第2図の回路に加え、手動
のDX−Local切換スイツチS1の設定位置に関係
なく、強信号受信時にはスイツチングトランジス
タQ1及びダイオードD1をLocal受信時の状態に設
定するためのDX−Local自動切換回路5を設け
たことを特徴としている。即ち第3図の回路に於
いて、6はFMフロントエンド部2から取出した
高周波信号を増幅する高周波信号増幅用アンプ、
7はダイオードD2,D3、コンデンサC4,C5,C6
及び抵抗R4,R5よりなる負電圧検波用倍電圧整
流回路で、之等高周波信号増幅用アンプ6と整流
回路7とでDX−Local自動切換回路5を構成し
ている。そしてこのDX−Local自動切換回路5
の出力端子8を、抵抗R3′を介してスイツチング
トランジスタQ1のベースに接続するとともに、
抵抗R3を介してDX−Local切換スイツチS1のDX
側固定端子(DX)に接続している。(CF)は中
間周波信号選択用セラミツクフイルター、9は中
間周波信号増幅用アンプである。
斯様に構成してなる第3図の回路に於いて、
DX−Local切換スイツチS1をDX側に設定したと
き(DX受信時)。
このとき受信入力信号が所定レベル以下であれ
ば、DX−Local自動切換回路5の出力端子8に
は負電圧が現われないので、スイツチングトラン
ジスタQ1のベースには、電源供給線路4→DX−
Local切換スイツチS1→抵抗R3,R3′を介して正
のバイアス電圧が加わり、スイツチングトランジ
スタQ1がON状態となりダイオードD1もON状態
となつて、アンテナ1に入つた受信信号は減衰す
ることなくフロントエンド部2に供給される。即
ちDX受信状態(高感度受信状態)となる。
一方受信入力信号が所定レベル以上であれば、
DX−Local自動切換回路5の出力端子8に現わ
れる負の直流電圧によつてスイツチングトランジ
スタQ1はOFF状態となり、ダイオードD1もOFF
状態となつてLocal受信状態となる。即ち手動の
DX−Local切換スイツチS1をDX側に設定してい
ても、受信入力信号レベルが所定レベル以上の強
信号時にはDX−Local自動切換回路5によつて
強制的にLocal受信状態に設定される。従つてこ
のとき相互変調歪や混変調歪等の大入力妨害を改
善することが出来る。
次にDX−Local切換スイツチS1をLocal側に設
定したとき(Local受信時)。
このときスイツチングトランジスタQ1のベー
スには電源供給線路4から電圧が印加されないの
で、トランジスタQ1はOFF状態になつており、
ダイオードD1も逆バイアス電圧が加わつてOFF
状態になる。従つてアンテナ1とフロントエンド
部2間の高周波信号伝送路3には、ダイオード
D1の接合間容量C0とこれに並列接続された固定
容量C3とが入ることになり、損失が増大し、受
信入力信号が大きく減衰して感度が劣化する。
この様に第3図の回路では、手動のDX−
Local切換スイツチS1をDX側に設定している場
合でも、受信入力信号レベルが所定レベル以上の
強信号時にはDX−Local自動切換回路5によつ
て強制的にLocal受信状態に設定されるので、相
互変調歪や混変調歪等の大入力妨害を改善するこ
とが出来る。又ダイオードD1に並列接続する固
定容量C3として適当な容量値のものを用いるこ
とにより、DX/Local比を任意に設定すること
が出来る。
第4図は本考案の他の実施例を示す回路図であ
る。
第4図の回路では、高周波信号伝送路3とアー
スE間に、ダイオードD1′とスイツチングトラン
ジスタQ1′のコレクタ・エミツタ路を直列接続し
ている。即ちダイオードD1′はアノードを高周波
信号伝送路3に接続するとともに分割抵抗R6
R7の接続点10に接続し、カソードをエミツタ
接地形スイツチングトランジスタQ1′のコレクタ
に接続するとともに抵抗R8を介してDX−Local
切換スイツチS1のDX側固定端子(DX)に接続
している。尚、抵抗R8の抵抗値は、抵抗R6の抵
抗値よりも小さなもの(R8<R6)を使用してい
る。L1′は抵抗R6の一端と電源供給線路4との間
に接続した高周波チヨークコイル、C7はトラン
ジスタQ1′のコレクタ・エミツタ路に並列接続し
た高周波バイパス用コンデンサである。6′は
FMフロントエンド部2から取出した高周波信号
を増幅する高周波信号増幅用アンプ、7′はダイ
オードD2′,D3′、コンデンサC4′,C5′及び抵抗
R4′よりなる正電圧検波用倍電圧整流回路で、之
等高周波信号増幅用アンプ6′と整流回路7′とで
DX−Local自動切換回路5′を構成している。そ
してこのDX−Local自動切換回路5′の出力端子
8′を、DX−Local切換スイツチS1のLocal側固
定端子(Local)に接続するとともに、抵抗
R3′を介してスイツチングトランジスタQ1′のベー
スに接続している。
斯様に構成した第4図の回路に於いて、DX−
Local切換スイツチS1をDX側に設定したとき
(DX受信時)。
このとき受信入力信号が所定レベル以下であれ
ば、DX−Local自動切換回路5′の出力端子8′
には正電圧が現われないので、スイツチングトラ
ンジスタQ1′はOFF状態となる。又ダイオード
D1′のカソード側には抵抗R8を介して電源供給線
路4からの電圧が加わるとともに、アノード側に
は抵抗R6,R7にて分割された電圧が加わつてダ
イオードD1′は逆バイアスがかかるので、ダイオ
ードD1′もOFF状態となる。従つてアンテナ1に
入つた受信信号は減衰することなくフロントエン
ド部2に供給される。即ちDX受信状態となる。
一方受信入力信号が所定レベル以上であれば、
DX−Local自動切換回路5′の出力端子8′に現
われる正の直流電圧によつてスイツチングトラン
ジスタQ1′はON状態となる。その結果ダイオー
ドD1′のカソード側の電位が低下し、ダイオード
D1′は順方向にバイアスされダイオードD1′はON
状態となる。従つてアンテナ1から入つた受信入
力信号の一部はダイオードD1′、及びコンデンサ
C7を介してアースEに側路されて受信入力信号
は減衰し、Local受信状態となる。
次にDX−Local切換スイツチS1をLocal側に設
定したとき(Local受信時)。
このときスイツチングトランジスタQ1′のベー
スには、電源供給線路4から抵抗R3′を介して電
圧が印加され、トランジスタQ1′はON状態とな
る。同時に電源供給線路4→コイルL1′→抵抗R6
→ダイオードD1′→トランジスタQ1′と電流が流れ
てダイオードD1′がON状態となる。従つてアン
テナ1から入つた受信入力信号の一部はダイオー
ドD1′、及びコンデンサC7を介してアームEに側
路され受信入力信号は減衰し、感度が劣化する。
この様に第4図の回路では、手動のDX−
Local切換スイツチS1をDX側に設定している場
合でも、受信入力信号レベルが所定レベル以上の
強信号時にはDX−Local自動切換回路5′によつ
て強制的にLocal受信状態に設定されるので、相
互変調歪や混変調歪等の大入力妨害を改善するこ
とが出来る。
尚、第3図、第4図の実施例では、スイツチン
グ素子としてダイオードとスイツチングトランジ
スタとを用いているが、本考案は斯る実施例に限
らず、例えばコレクタ・エミツタ路をアンテナと
フロントエンド部間の高周波信号伝送路に直列接
続し、ベースを抵抗を介してDX−Local切換ス
イツチのDX側固定端子に接続するとともにDX
−Local自動切換回路の出力端子に接続した1つ
のスイツチングトランジスタで構成してもよい。
尚又第2図〜第4図の例では、FM受信機の例
について説明したが、本考案はFM受信機に以外
の例えばAM受信機にも適用することが出来る。
(ヘ) 考案の効果 以上の様に本考案に依れば、手動のDX−
Local切換スイツチをDX側に設定していても、
所定レベル以上の強信号が入つたときには強制的
にLocal受信時の状態に設定するDX−Local自動
切換回路を設けているので、相互変調歪や混変調
歪等の大入力妨害を改善することが出来る。又ア
ンテナからフロントエンド部へ供給される受信入
力信号の減衰量をDX受信時とLocal受信時とで
切換えるダイオードに並列に固定容量を接続すれ
ば、DX/Local比を任意に設定することが出来、
DX/Local比が大きくなり過ぎる等の問題を解
消することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の受信機のDX−Local切換回路
を示す図、第2図は本考案の説明に供する回路
図、第3図は本考案に係る受信機のDX−Local
切換回路の一実施例を示す図、第4図は本考案の
他の実施例を示す回路図である。 1……アンテナ、2……フロントエンド部、3
……高周波信号伝送路、5,5′……DX−Local
自動切換回路、D1,D1′……ダイオード、Q1
Q1′……スイツチングトランジスタ、C3……固定
容量、S1……DX−Local切換スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 手動のDX−Local切換スイツチと、該スイ
    ツチの切換えによりON、OFF制御されアンテ
    ナからフロントエンド部へ供給される受信入力
    信号の減衰量をDX受信時とLocal受信時とで
    切換えるスイツチング素子と、受信入力信号レ
    ベルを検出し且つ受信入力信号レベルが所定レ
    ベル以上のときには前記DX−Local切換スイ
    ツチの設定位置に関係なく前記スイツチング素
    子をLocal受信時の状態に設定するDX−Local
    自動切換回路とを備えてなる受信機のDX−
    Local切換回路。 (2) スイツチング素子は、アンテナとフロントエ
    ンド部間の高周波信号伝送路に直列接続された
    ダイオードと、コレクタ・エミツタ路が前記ダ
    イオードの一端とアース間に接続されたスイツ
    チングトランジスタであることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の受信機の
    DX−Local切換回路。 (3) スイツチング素子は、一端がアンテナとフロ
    ントエンド部間の高周波信号伝送路に接続され
    たダイオードと、コレクタ・エミツタ路が前記
    ダイオードの他端とアース間に接続されたスイ
    ツチングトランジスタであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の受信機の
    DX−Local切換回路。 (4) ダイオードには固定容量が並列に接続されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第2項記載の受信機のDX−Local切換回路。
JP355283U 1983-01-14 1983-01-14 受信機のDX−Local切換回路 Granted JPS59111341U (ja)

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JP355283U JPS59111341U (ja) 1983-01-14 1983-01-14 受信機のDX−Local切換回路

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JP355283U JPS59111341U (ja) 1983-01-14 1983-01-14 受信機のDX−Local切換回路

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Publication Number Publication Date
JPS59111341U JPS59111341U (ja) 1984-07-27
JPS6347089Y2 true JPS6347089Y2 (ja) 1988-12-06

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ID=30135165

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JP355283U Granted JPS59111341U (ja) 1983-01-14 1983-01-14 受信機のDX−Local切換回路

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JPS59111341U (ja) 1984-07-27

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