JPH0718192Y2 - テレビチューナ - Google Patents

テレビチューナ

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JPH0718192Y2
JPH0718192Y2 JP1989040095U JP4009589U JPH0718192Y2 JP H0718192 Y2 JPH0718192 Y2 JP H0718192Y2 JP 1989040095 U JP1989040095 U JP 1989040095U JP 4009589 U JP4009589 U JP 4009589U JP H0718192 Y2 JPH0718192 Y2 JP H0718192Y2
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JP
Japan
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receiving circuit
uhf
diode
supplied
gate
Prior art date
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JP1989040095U
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English (en)
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JPH02133034U (ja
Inventor
幸広 大西
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、単一のアンテナ入力端に2つのダイオード
を各々介してVHF受信回路とUHF受信回路が接続されたテ
レビチューナに係り、特にUHF受信回路のAGC(自動利得
制御)特性の向上を図ったテレビチューナに関するもの
である。
「従来の技術」 第2図は、従来のVHFとUHFのテレビ放送を受信するテレ
ビチューナの概略構成を示す図である。この図におい
て、1はアンテナ入力端子であり、スイッチ用のダイオ
ード2および4を各々介してVHF受信回路3およびUHF受
信回路5が接続されている。そして、VHF放送を受信す
る場合、VHF受信回路3にのみ電源が供給され、ダイオ
ード2が順バイアスされて導通状態になり、図示せぬア
ンテナからアンテナ入力端子1に供給された入力信号
(高周波信号)がダイオード2を介してVHF受信回路3
に供給される。この場合、UHF受信回路5には電源が供
給されず、ダイオード4は逆バイアスされて非導通状態
になっている。逆に、UHF放送を受信する場合、UHF受信
回路5にのみ電源が供給され、ダイオード4が導通状態
となり、アンテナ入力端子1に供給された入力信号がダ
イオード4を介してUHF受信回路5に供給される。この
場合、VHF受信回路3には電源が供給されず、ダイオー
ド2は非導通状態になっている。
ところで、一般にチューナにおいては、アンテナで捕ら
えた微弱な信号を高周波増幅段で十分に増幅した後、復
調するようになっているが、チューナへ供給される入力
信号のレベルは、受信条件によって大きく変化し、過大
な入力があった場合は、増幅回路や周波数変換回路で相
互変調ひずみが生じてしまう。そこで、高周波増幅段に
は、入力レベルに応じて利得を制御し、出力レベルを常
に一定に保つAGC回路が設けられている。
ここで、上記AGC回路が設けられたUHF受信回路5の高周
波増幅段の回路構成について、第3図を参照して説明す
る。この図において、25はダイオード2および4のカソ
ード側を接地するための抵抗、6はUHF受信回路5に供
給されるUHF用電源電圧UBの一部を、ダイオード4のア
ノード側に印加するための給電抵抗である。7は直流阻
止用コンデンサ、8はアンテナ入力ループとして機能す
るライン板、9は同調用インダクタとして機能するライ
ン板、11,15,17,18はバイパスコンデンサ、10は給合用
コンデンサ、12,14,16,20,21,22はバイアス用の抵抗、1
3,19はピーキングコイル、24は同調用の可変容量ダイオ
ードで、給電抵抗26を介して印加される選局電圧VTによ
って容量値が制御される。27は補正用コンデンサ、23は
AGC回路の可変利得増幅素子として機能するデュアル・
ゲートMOS FET(GaAsFET)であり、G1は第1ゲート、G2
は第2ゲート、Sはソース、Dはドレインである。この
デュアル・ゲートFET23の第1ゲートG1には、増幅すべ
き信号が入力され、第2ゲートG2には、外部から抵抗12
を介してAGC電圧VAGCが供給される。そして、入力信号
のレベルが高くなり過ぎた場合、AGC電圧VAGCを低下さ
せることによって(ドレイン電流を減少させ)、利得を
低下させている。
このような構成において、UHF放送を受信する場合、UHF
用電源電圧UBの一部が給電抵抗6を介してダイオード4
のアノード側に印加され、ダイオード4が導通状態にな
り、アンテナ入力端子1に供給された入力信号がダイオ
ード4を介してUHF受信回路3に供給される。一方、UHF
用電源電圧UBは、コイル19と抵抗20を介してFET23のド
レインDに、抵抗21を介してソースSに、抵抗21と16お
よびコイル13を介して第1ゲートG1に印加される。この
場合、FET23の利得は、その第2ゲートG2に抵抗12を介
して印加されるAGC電圧VAGCによって制御され、AGC電圧
VAGCが低くなる程、利得が低下し、これに伴ってソース
Sの電位も低下する。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、上述したテレビチューナにおいては、UHF受
信回路5の高周波増幅段のAGC範囲(利得可変範囲にお
ける最大利得と最小利得の差)が、VHF受信回路3のAGC
範囲の比較して狭いという問題があった。この場合、デ
ュアル・ゲートFET23の前段にAGC電圧VAGCによって減衰
量が変化する可変減衰回路を付加することが考えられる
が、単に新たな回路を付加したのでは、部品点数が増加
し、製造コストが高くなってしまうため、部品点数の増
加を極力抑えるような工夫が必要であった。
この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、新た
に回路部品を付加することなく、UHF受信回路のAGC特性
を向上させることができるテレビチューナを提供するこ
とを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この考案は、単一のアンテナ入力端に第1および第2の
ダイオードを各々介してVHF受信回路およびUHF受信回路
が接続され、前記第1および第2のダイオードのいずれ
か一方を導通状態、他方を非導通状態にすることによ
り、前記アンテナ入力端を介して供給された入力信号が
前記VHF受信回路またはUHF受信回路へ択一的に供給さ
れ、さらに前記UHF受信回路は、その高周波増幅段の増
幅素子としてデュアル・ゲートFETが用いられ、該デュ
アル・ゲートFETの第1のゲートに入力信号が供給さ
れ、第2のゲートに利得制御電圧が供給されて、利得が
制御されるテレビチューナにおいて、前記UHF受信回路
のデュアル・ゲートFETのソースまたは第1のゲートの
電位を前記第2のダイオードへ印加し、前記デュアル・
ゲートFETの利得変化に応じて前記第2のダイオードの
内部抵抗を変化させることを特徴としている。
「作用」 上記の構成によれば、UHF受信回路のデュアル・ゲートF
ETの利得変化に応じて、アンテナ入力端とUHF受信回路
との間に挿入された第2のダイオードの内部抵抗が変化
し、デュアル・ゲートFETの利得変化とダイオードの内
部抵抗変化とが協働してUHF受信回路の利得が制御され
る。
「実施例」 以下、図面を参照し、この考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す図である。こ
の図において、第3図に示した従来の構成と異なる点
は、ダイオード4のアノードにUHF用電源電圧UBの一部
を印加するための給電抵抗6を除去し、これに代えて、
抵抗14,16と、コイル13と、コンデンサ15との共通接続
点、すなわちデュアルゲートFET23の第1ゲートG1の電
位を、ダイード4のアノードへ導く給電ライン30を新た
に配線した点である。
すなわち、ダイード4は、PN接合ダイオードのP層とN
層の間に真性半導体に近いI層と呼ばれる層を設けたも
のであり、順方向電流に応じて内部抵抗が変化する特性
を有している。そこで、本実施例においては、UHF受信
回路5のデュアル・ゲートFET23の利得変化に応じて、
ダイオード4の内部抵抗を変化させることによって、本
来スイッチ用として設けられていたダイオード4を可変
減衰器として機能させ、これにより、全体としてのAGC
範囲を広げるようにしている。
以上の構成において、UHF放送受信時に、UHF用電源電圧
UBがUHF受信回路5に供給されると、デュアルゲートFET
23の第1ゲートG1の電位が給電ライン30を介してダイオ
ード4のアノードに印加され、このダイオード4が導通
状態になる。すると、アンテナ入力端子1に供給された
入力信号がダイオード4を介してUHF受信回路5に供給
される。この場合、VHF受信回路3には電源が供給され
ず、ダイオード2は非導通状態になっている。
一方、FET23の利得は、その第2ゲートG2に抵抗12を介
して印加されるAGC電圧VAGCが低くなる程、低下し、こ
れに伴ってソースSおよび第1ゲートG1の電位が低下す
る。したがって、入力信号のレベルが高くなって、AGC
電圧VAGCが低下すると、給電ライン30を介してダイオー
ド4のアノードに印加される電位も低くなり、これによ
り、ダイオード4内を流れる順方向電流が減少し、その
内部抵抗が増大する。この結果、アンテナ入力端子1に
供給された入力信号が可変減衰器として機能するダイオ
ード4によって減衰された後、UHF受信回路5に供給さ
れることになる。
このように、上述した実施例によれば、従来のデュアル
ゲートFET23のみで利得制御を行っていた場合と比較し
て、ダイオード4による減衰量の分だけ、全体としての
AGC範囲を広げることができる。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案によれば、新たに給電ラ
インを配線するだけで、UHF受信回路のデュアル・ゲー
トFETの利得変化に応じて、アンテナ入力端とUHF受信回
路との間に挿入された第2のダイオードの内部抵抗が変
化し、このダイオードが可変減衰器として機能するの
で、新たな回路部品を一切追加することなくUHF受信回
路の動作時におけるAGC範囲を広げることができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す回路図、第2
図は従来のVHFとUHFのテレビ放送を受信するテレビチュ
ーナの概略構成を示すブロック図、第3図は従来のAGC
回路が設けられたUHF受信回路の高周波増幅段の構成を
示す回路図。 1……アンテナ入力端子、2……第1のダイオード、3
……VHF受信回路、4……第2のダイオード、5……UHF
受信回路、23……デュアル・ゲートMOS FET、30……給
電ライン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一のアンテナ入力端に第1および第2の
    ダイオードを各々介してVHF受信回路およびUHF受信回路
    が接続され、前記第1および第2のダイオードのいずれ
    か一方を導通状態、他方を非導通状態にすることによ
    り、前記アンテナ入力端を介して供給された入力信号が
    前記VHF受信回路またはUHF受信回路へ択一的に供給さ
    れ、さらに前記UHF受信回路は、その高周波増幅段の増
    幅素子としてデュアル・ゲートFETが用いられ、該デュ
    アル・ゲートFETの第1のゲートに入力信号が供給さ
    れ、第2のゲート2に利得制御電圧が供給されて、利得
    が制御されるテレビチューナにおいて、 前記UHF受信回路のデュアル・ゲートFETのソースまたは
    第1のゲートの電位を前記第2のダイオードへ印加し、
    前記デュアル・ゲートFETの利得変化に応じて前記第2
    のダイオードの内部抵抗を変化させることを特徴とする
    テレビチューナ。
JP1989040095U 1989-04-05 1989-04-05 テレビチューナ Expired - Lifetime JPH0718192Y2 (ja)

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JPH02133034U JPH02133034U (ja) 1990-11-05
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