JPS6346774Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6346774Y2 JPS6346774Y2 JP1314083U JP1314083U JPS6346774Y2 JP S6346774 Y2 JPS6346774 Y2 JP S6346774Y2 JP 1314083 U JP1314083 U JP 1314083U JP 1314083 U JP1314083 U JP 1314083U JP S6346774 Y2 JPS6346774 Y2 JP S6346774Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- holder
- hydraulic control
- buried
- control valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 6
- 238000009933 burial Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
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- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Sliding Valves (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Safety Valves (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は弁体となるピストンとこれが軸方向に
摺動自在に嵌合される孔を有するホルダとを有す
るチエツク弁等の油圧制御弁に関し、特にピスト
ンのステイツクを防止したものである。
摺動自在に嵌合される孔を有するホルダとを有す
るチエツク弁等の油圧制御弁に関し、特にピスト
ンのステイツクを防止したものである。
油圧制御弁はその使用目的によつて油圧管路系
内の圧力を一定に保持したり、適当な減圧を行な
つたり或いは設定圧に変化させるために用いる圧
力制御弁と、油の流量を調整してアクチユエータ
の運動速度を規制するために、使用される流量制
御弁と、油圧モータ等の始動、停止方向の切換え
等、流動の制御を行なつたり、一方向にだけ流体
の自由流れを許し、反対方向には流れを阻止した
りする方向制御弁とに分類でき、圧力制御弁とし
ては安全弁、減圧弁等があり、方向制御弁として
は切換弁、チエツク弁等がある。
内の圧力を一定に保持したり、適当な減圧を行な
つたり或いは設定圧に変化させるために用いる圧
力制御弁と、油の流量を調整してアクチユエータ
の運動速度を規制するために、使用される流量制
御弁と、油圧モータ等の始動、停止方向の切換え
等、流動の制御を行なつたり、一方向にだけ流体
の自由流れを許し、反対方向には流れを阻止した
りする方向制御弁とに分類でき、圧力制御弁とし
ては安全弁、減圧弁等があり、方向制御弁として
は切換弁、チエツク弁等がある。
油圧制御弁には上述のように種々のものがある
が、弁本体となるホルダに形成された孔の中に、
弁体となるピストンを軸方向に摺動自在に嵌合し
ピストンにばねの弾発力を加えることにより、弁
内を流れる油の圧力や流量或いは方向を制候する
ようにした形式のものがある。
が、弁本体となるホルダに形成された孔の中に、
弁体となるピストンを軸方向に摺動自在に嵌合し
ピストンにばねの弾発力を加えることにより、弁
内を流れる油の圧力や流量或いは方向を制候する
ようにした形式のものがある。
この形式の油圧制御弁としては例えば第1図に
示すものがある。
示すものがある。
第1図はエンジンのピストンを冷却するための
クーリングジエツトの油圧制御等に従来用いられ
ているチエツクバルブを示す図であり、ホルダ1
には、入口側通路2と出口側通路3とを連通する
収容孔4が形成されている。この収容孔4の中に
はピストン5が軸方向摺動自在に嵌合され、ピス
トン5に対してこれが入口側通路2を閉じる方向
に弾発力を附与すべくコイルばねがホルダ1に取
付けられている。尚、ピストン5はスリーブ、ス
プール或いはポペツトとも言われる。
クーリングジエツトの油圧制御等に従来用いられ
ているチエツクバルブを示す図であり、ホルダ1
には、入口側通路2と出口側通路3とを連通する
収容孔4が形成されている。この収容孔4の中に
はピストン5が軸方向摺動自在に嵌合され、ピス
トン5に対してこれが入口側通路2を閉じる方向
に弾発力を附与すべくコイルばねがホルダ1に取
付けられている。尚、ピストン5はスリーブ、ス
プール或いはポペツトとも言われる。
このような形式の油圧制御弁にあつては、ピス
トン5の外周面とホルダ1に形成された収容孔4
の内周面との間に油中に含まれていたゴミや切粉
等の異物が入り込むと、ピストン5がホルダ1に
かじり付く、いわゆるステイツクを起こすことに
なる。このステイツク現象が起こると、弁の円滑
な作動が困難となる虞れがある。
トン5の外周面とホルダ1に形成された収容孔4
の内周面との間に油中に含まれていたゴミや切粉
等の異物が入り込むと、ピストン5がホルダ1に
かじり付く、いわゆるステイツクを起こすことに
なる。このステイツク現象が起こると、弁の円滑
な作動が困難となる虞れがある。
本考案は上述した従来の欠点に鑑みてなされた
ものであり、ホルダに入口側通路と出口側通路を
形成すると共にこれらの通路を相互に連通する収
容孔を前記ホルダに形成して当該収容孔内にピス
トンを軸方向摺動自在に嵌合し、前記ピストン外
周部にケルメツト等の埋収性物質からなる埋収部
を形成したことを特徴とする油圧制御弁を提供す
ることを目的とする。
ものであり、ホルダに入口側通路と出口側通路を
形成すると共にこれらの通路を相互に連通する収
容孔を前記ホルダに形成して当該収容孔内にピス
トンを軸方向摺動自在に嵌合し、前記ピストン外
周部にケルメツト等の埋収性物質からなる埋収部
を形成したことを特徴とする油圧制御弁を提供す
ることを目的とする。
以下、本考案をチエツク弁に具体化した場合を
示す第2,3図をもとに説明する。尚、第2,3
図においては、第1図に示す部位と共通する部位
には同一の符号を付してある。
示す第2,3図をもとに説明する。尚、第2,3
図においては、第1図に示す部位と共通する部位
には同一の符号を付してある。
弁本体となるホルダ1には、中央部に軸方向に
入口側通路2が形成され、この入口側通路2とこ
れと連通し、これよりも大径の収容孔4が形成さ
れ、更に、この収容孔4を介して入口側通路2と
連通される出口側通路3が入口側通路2に対して
横方向が形成されている。
入口側通路2が形成され、この入口側通路2とこ
れと連通し、これよりも大径の収容孔4が形成さ
れ、更に、この収容孔4を介して入口側通路2と
連通される出口側通路3が入口側通路2に対して
横方向が形成されている。
収容孔4にはピストン5が軸方向摺動自在に嵌
合されており、このピストン5が収容孔4内にお
いて円滑に軸方向に摺動すべくピストン5の外周
面と収容孔4の内周面との間には第3図に示すよ
うに僅かな隙間Sが形成されている。
合されており、このピストン5が収容孔4内にお
いて円滑に軸方向に摺動すべくピストン5の外周
面と収容孔4の内周面との間には第3図に示すよ
うに僅かな隙間Sが形成されている。
ピストン5の先端部にはケルメツト(JISKJ4)
や鉛等の埋収性物質からなる埋収部7が形成され
ている。鋼又は鋳鉄からなるピストン5に埋収部
7を形成するには、この部分に埋収性物質を焼結
させたり、或いは鋳込むことにより行なわれる。
や鉛等の埋収性物質からなる埋収部7が形成され
ている。鋼又は鋳鉄からなるピストン5に埋収部
7を形成するには、この部分に埋収性物質を焼結
させたり、或いは鋳込むことにより行なわれる。
したがつて、ピストン5に埋収部7を形成した
油圧制御弁を用いると、万一入口側通路2内にゴ
ミ等の異物が入り込んだとしてもそれが隙間S内
に入り込む前に埋収部7内に埋収されてしまい、
ピストン5はステイツク現象を発生することがな
くなる。
油圧制御弁を用いると、万一入口側通路2内にゴ
ミ等の異物が入り込んだとしてもそれが隙間S内
に入り込む前に埋収部7内に埋収されてしまい、
ピストン5はステイツク現象を発生することがな
くなる。
尚、図示実施例はチエツク弁に本考案を具体化
した場合を示すが、これ以外の種々の油圧制御弁
に本考案を実施することが可能である。
した場合を示すが、これ以外の種々の油圧制御弁
に本考案を実施することが可能である。
以上のように、本考案によればホルダに入口側
通路と出口側通路を形成すると共にこれらの通路
を相互に連通する収容孔を前記ホルダに形成して
当該収容孔内にピストンを軸方向摺動自在に嵌合
し、前記ピストン外周部にケルメツト等の埋収性
物質からなる埋収部を形成したので、油内に含ま
れていた異物がピストンの外周面に入り込んでも
異物は埋収部内に埋収されてしまい、ステイツク
を発生することがなく、油圧制御弁の信頼性の向
上を図ることが可能となつた。
通路と出口側通路を形成すると共にこれらの通路
を相互に連通する収容孔を前記ホルダに形成して
当該収容孔内にピストンを軸方向摺動自在に嵌合
し、前記ピストン外周部にケルメツト等の埋収性
物質からなる埋収部を形成したので、油内に含ま
れていた異物がピストンの外周面に入り込んでも
異物は埋収部内に埋収されてしまい、ステイツク
を発生することがなく、油圧制御弁の信頼性の向
上を図ることが可能となつた。
第1図は従来の油圧制御弁を示す断面図、第2
図は本考案の油圧制御弁を示す断面図、第3図は
第2図の要部拡大断面図である。 1……ホルダ、2……入口側通路、3……出口
側通路、4……収容孔、5……ピストン、7……
埋収部。
図は本考案の油圧制御弁を示す断面図、第3図は
第2図の要部拡大断面図である。 1……ホルダ、2……入口側通路、3……出口
側通路、4……収容孔、5……ピストン、7……
埋収部。
Claims (1)
- ホルダに入口側通路と出口側通路を形成すると
共にこれらの通路を相互に連通する収容孔を前述
ホルダに形成して当該収容孔内にピストンを軸方
向摺動自在に嵌合し、前記ピストン外周部にケル
メツト等の埋収性物質からなる埋収部を形成した
ことを特徴とする油圧制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1314083U JPS59118854U (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 油圧制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1314083U JPS59118854U (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 油圧制御弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59118854U JPS59118854U (ja) | 1984-08-10 |
JPS6346774Y2 true JPS6346774Y2 (ja) | 1988-12-05 |
Family
ID=30144530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1314083U Granted JPS59118854U (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 油圧制御弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59118854U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5569296B2 (ja) * | 2010-09-24 | 2014-08-13 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 油圧開放弁 |
KR101507501B1 (ko) * | 2014-11-26 | 2015-03-31 | 서륭정공(주) | 체크밸브 조립검사장치 |
-
1983
- 1983-01-31 JP JP1314083U patent/JPS59118854U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59118854U (ja) | 1984-08-10 |
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