JPS6346483Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6346483Y2
JPS6346483Y2 JP19196982U JP19196982U JPS6346483Y2 JP S6346483 Y2 JPS6346483 Y2 JP S6346483Y2 JP 19196982 U JP19196982 U JP 19196982U JP 19196982 U JP19196982 U JP 19196982U JP S6346483 Y2 JPS6346483 Y2 JP S6346483Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary table
traveling vehicle
receiver
switching
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19196982U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5998902U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19196982U priority Critical patent/JPS5998902U/ja
Publication of JPS5998902U publication Critical patent/JPS5998902U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6346483Y2 publication Critical patent/JPS6346483Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Railway Tracks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、走行車両用ガイドレールの切換装
置に関し、床板上に敷設されたガイドレールの交
差点のロータリテーブル上における方向切り換え
を、走行車両において操作できるようにしたもの
である。
一般に、航行中の船内を走行して荷役作業を行
なうフオークリフト等の走行車両は、船体のロー
リングやピツチングの動揺によりスリツプや転倒
の危険性があるため、走行車両に、床板上に敷設
されたガイドレールに係合する走行ガイド装置が
設けられている。すなわち、第1図および第2図
に示すように、床板1上に、走行車両2の車輪3
が十分乗り越え得る程度に小さい断面I形のガイ
ドレール4が、走行車両2の走行経路に沿つて敷
設され、走行車両2の下面の両車輪3間の中央
に、上下動自在のシリンダロツド5と、シリンダ
ロツド5の下端部に設けられた回動自在のガイド
ローラ部6と、ガイドローラ部6の下面より導出
し鍔部を有する1対のガイドローラ7とからなる
走行ガイド装置8が設けられている。なお、走行
ガイド装置8の動作は図示しない油圧回路により
制御される。
そして、走行車両2をガイドレール4に沿つて
走行させるに際しては、まず、走行車両2をガイ
ドレール4の中心線上に位置させ、第1図に示す
ように、走行ガイド装置8のシリンダロツド5を
下降してガイドローラ部6の両ガイドローラ7を
ガイドレール4の左右両側に位置させ、つぎに、
この状態でガイドローラ部6を回動し、両ガイド
ローラ7のそれぞれの鍔部をガイドレール4の側
面に当接し、両ガイドローラ7でガイドレール4
を挟み込む。
そして、この状態で走行車両2が移動すると、
走行ガイド装置8の1対のガイドローラ7がガイ
ドレール4を挟み込みながら回転し、走行車両2
のスリツプや転倒が確実に防止されるものであ
る。
ところで、ガイドレール4にガイドされる走行
車両2は、直進するのみならず方向切り換えも必
要とされるため、従来では、第3図に示すよう
に、船艙の床板1に円形の切換ポイント用孔9が
透設され、該床板1上に走行車両2をガイドする
4本のガイドレール4a,4b,4c,4dがそ
れぞれの端部を切換ポイント用孔9の周縁に等間
隔に位置させて敷設され、切換ポイント用孔9に
円板状のロータリテーブル10が回転自在に設け
られるとともに、ロータリテーブル10の上面
に、該ロータリテーブル10の中心を通り対向す
る2本のガイドレール4a〜4d間を連結する直
線レール11と、直線レール11の両側に位置し
隣合う2本のガイドレール4a〜4d間を連結す
る2本の曲線レール12とがそれぞれ敷設されて
いる。そして、ロータリテーブル10を所定角度
回転すると、対向する2本のガイドレール4a〜
4d間が直線レール11で連結され、あるいは、
隣合うガイドレール4a〜4d間が曲線レール1
2で連結され、走行車両2がロータリテーブル1
0上において直進あるいは左折、右折に切り換え
られる。
しかし、前記従来の走行車両用ガイドレールの
切換装置によると、ロータリテーブル10を回転
してガイドレール4a〜4d間の連結を切り換え
るには、船艙における制御スイツチ等を操作員の
手で切り換えるか、船体の制御室等で切り換える
ことにより行なわねばならず、面倒であり、走行
車両2を運転する運転手によつて切り換えが行な
えれば、非常に有利になるものである。
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、倉庫の床板に円形の切換ポイント用孔を
透設し、前記床板上に走行車両をガイドする4本
のガイドレールをそれぞれの端部が前記切換ポイ
ント用孔の周縁に等間隔に位置するよう敷設し、
前記切換ポイント用孔に円板状のロータリテーブ
ルを回転自在に設けるとともに、前記ロータリテ
ーブルの上面に、該ロータリテーブルの中心を通
り対向する2本のガイドレール間を連結する直進
用の直線レールと、前記直線レールの両側に位置
し隣合う2本のガイドレール間を連結する左折
用、右折用の2本の曲線レールとをそれぞれ敷設
し、前記走行車両からの左折、直進、右折の切換
信号を受信し前記切換信号に応じて前記ロータリ
テーブルの回転制御信号を出力する受信器を設け
た走行車両用ガイドレールの切換装置である。
したがつて、この考案の走行車両用ガイドレー
ルの切換装置によると、走行車両からの左折また
は直進あるいは右折の切換信号を受信する受信器
によりロータリテーブルの回転制御信号が出力さ
れ、ロータリテーブルが所定角回転して走行車両
の左折または直進あるいは右折が可能になるもの
であり、走行車両においてロータリテーブル上に
おける方向切り換えが実現でき、走行車両を意の
ままに移動して荷役作業等の能率を大幅に向上で
きるものである。
つぎにこの考案を、船艙内に適用した場合の1
実施例を示した第4図以下の図面とともに詳細に
説明する。
まず、第4図は船体13の一部を示し、船艙1
4内には多数の貨物15がたとえば6列に収容さ
れ、船艙14内の床板16上に、前記各列に沿つ
て第1〜第6ガイドレール17と該各ガイドレー
ル17に直交する横行ガイドレール18とがそれ
ぞれ敷設されるとともに、第1〜第6ガイドレー
ル17と横行ガイドレール18とのそれぞれの交
差部に、前記したように、直線レール19と2本
の曲線レール20とが敷設された直径1mの回転
自在のロータリテーブル21が設けられている。
前記第1〜第6ガイドレール17は1.5mの間隔
を介して平行に敷設されており、また、各レール
17,18,19,20は断面I形に形成されて
いる。なお、22は扉である。
また、第5図はフオークリフト等の走行車両2
3を示し、該走行車両23は、車体24と、車体
24の前部の1対の車輪25および後部の1対の
車輪26と、車体24の前部に設けられ船艙14
内の貨物15を保持、解放自在なフオークヘツド
27と、前部の両車輪25間中央部および後部の
両車輪26間中央部にそれぞれ位置しガイドレー
ル17等に係合して走行を案内する走行ガイド装
置28とにより構成されている。また、走行車両
23にはその車体24の前部にハンドル軸29に
支持されたハンドル30が設けられるとともに、
ハンドル軸29に切換手段となる切換レバー31
が設けられている。この切換レバー31は第7図
に示すように、1点鎖線のように前方へ操作する
と左折、2点鎖線のように後方へ操作すると右
折、実線のように中央に操作すると直進をそれぞ
れ示し、通常の乗用車等の車両における方向指示
レバーと同じである。
さらに、前記走行車両23には、その車体24
に各車輪25,26の上方にそれぞれ位置し1m
角の取付間隔を有する4個の発信器32a,32
b,32c,32dが取り付けられ、各発信器3
2a〜32dから赤外線メーザまたはレーザ等の
人工光が天井に向つて発信される。この各発信器
32a〜32dの人工光は後述の受信器により受
信されるが、走行車両23の傾斜やガイドレール
17等からのずれを発生しても受信器が確実に受
信できるよう、各発信器32a〜32dには予め
その人工光に第8図に示すような正方形の発信パ
ターンが形成されており、これが長方形や円ある
いは惰円形であつてもよい。そして、各発信器3
2a〜32dはその発信が前記切換レバー31の
切り換えに応じて制御され、切換レバー31を直
進位置に操作すると、4個の各発信器32a〜3
2dがすべて人工光を発信し、切換レバー31を
左折位置に操作すると左側の2個の発信器32
a,32cのみが、また、右折位置に操作すると
右側の2個の発信器32b,32dのみがそれぞ
れ人工光を発信するようになつている。
また、第6図は前記船艙14における各ガイド
レール17,18の切換部分を示し、船艙14の
天井において、前記各ロータリテーブル21の外
周に対応する位置に、前記発信器32a〜32d
からの人工光を受信する複数個の受信器1〜48
が設けられており、各受信器1〜48がそれぞれ
同図に示す取付寸法を有している。この各受信器
1〜48は人工光を受信するとリレー接点を介し
てロータリテーブル21の回転制御装置にオン信
号を出力し、人工光を受信しないときは、オフ信
号を出力する。
なお、各ロータリテーブル21は、第6図に示
すように、それぞれの直線レール19により横行
ガイドレール18を連結した状態を通常の状態と
する。
つぎに、前記実施例の動作について説明する。
今、第6図に示すように、走行車両23が第3
ガイドレール17に沿い、同図に太線矢印に示す
ように、船首側へ移動している場合を例にとる。
そして、この状態から走行車両23をロータリ
テーブル21上で左折させる場合、ロータリテー
ブル21の0.6〜1.0m手前で走行車両23の運転
手により切換レバー31を左折に切り換えると、
走行車両23の左側の両発信器32a,32cよ
り人工光が発信され、走行車両23の進行に伴な
い第9図に示すように、発信器32aの人工光が
受信器10に受信されると、該受信器10はリレ
ー接点により回転制御装置に左折の切換信号を出
力し、回転制御装置が第3列のロータリテーブル
21を右回転方向に45度回転して第3ガイドレー
ル17と横行ガイドレール18とを曲線レール2
0で連結するとともに、回転制御装置がリレーを
自己保持し、ロータリテーブル21がこの位置に
保持される。その後、受信器10により発信器3
2cの人工光が、また、受信器9により両発信器
32a,32cの人工光がそれぞれ受信される
が、信号処理的にはこれらは無視される。
さらに、走行車両23がロータリテーブル21
上を通過し、受信器10に対する受信器7に走行
車両23の両発信器32a,32cの人工光が受
信されると、この2回の通過信号により、前記リ
レーの自己保持が解除され、ロータリテーブル2
1は左回転方向に45度回転して通常の状態に戻
る。ここで、運転手は両発信器32a,32cの
人工光が受信器7に確実に受信されるよう、第2
列のロータリテーブル21上まで走らせる必要が
あり、その後、走行を停止して切換レバー31を
中央の直進に戻し、走行車両23を直進または逆
進することにより、左右の扉22方向への移動が
可能になる。
つぎに、第6図の状態から右折する場合、走行
車両23の切換レバー31を右折に切り換えて両
発信器32b,32dから人工光を発信させ、走
行車両23を船首側へ走行させた状態において、
第10図に示すように、受信器12が発信器32
bの人工光を受信すると、回転制御装置によりロ
ータリテーブル21が左回転方向に45度回転し、
第3ガイドレール17と横行ガイドレール18と
が曲線レール20により連結される。この状態
は、受信器12に対する受信器13が走行車両2
3の走行に伴なう両発信器32b,32dからの
人工光を2回受信するまで自己保持され、この
間、すべての受信信号が無視される。そして、走
行車両23がロータリテーブル21上を右折した
のち、両発信器32b,32dにより受信器13
が2回受信すると、リレーの自己保持が解除さ
れ、ロータリテーブル21が通常の状態に復帰
し、その後、運転手が切換レバー31を中央に切
り換えることにより、走行車両23の横行ガイド
レール18上での直進、逆進が可能となる。
ところで、前記船体13内での荷役作業におい
ては、多数の貨物15を船艙14内に運び込んで
収容する作業及び船艙14内の貨物15を船艙1
4外へ運び出す作業が主であり、貨物15の収容
後あるいは貨物15の運び出し時に任意のガイド
レール17からロータリテーブル21を通つて90
度カーブした走行車両23は、扉22を通つて船
艙14外に走行していくのが普通である。
ところが、前述の左折あるいは右折の後におい
て、運転手が切換レバー31を中央に切り換える
ことを忘れてしまうと、横行ガイドレール18を
走行する走行車両23がロータリテーブル21で
90度カーブして他のガイドレール17に入つてし
まい、前述した荷役作業が円滑に進行できなくな
る不都合を生じる。
このため、実施例では、走行車両23が各ガイ
ドレール17からロータリポイント列にカーブし
て入つた場合は、運転者が切換レバー31の中央
への切り換えを忘れても直進できるようになつて
いる。
すなわち、前述の右折の場合を例にとると、右
折後、受信器13が発信器32b,32dからの
人工光を2回受信することによりロータリテーブ
ル21が復帰するが、この場合、回転制御装置内
では、受信器13が2回受信したことを記憶し、
扉22付近の受信器24または48あるいは1ま
たは25がオンになるまですべての受信信号を無
視するように制御される。
したがつて、切換レバー31が右折の状態にな
つていても、右折後の走行車両23の直進に伴な
い、まず、受信器15が発信器32bからの人工
光を受信してオンとなり、次いで受信器17、受
信器19が順次オンとなるが、これらの信号は無
視され、右側の扉22付近の受信器24がオンに
なつて初めてこの制御動作が解除される。
また、前述の右折後、切換レバー31の切り換
え忘れの状態で逆進した場合も、前述したよう
に、受信器13が2回受信したことは、回転制御
装置において記憶されるため、走行車両23の逆
進に伴なつて受信器13,11等が人工光を受信
してもこれらはすべて無視され、この制御動作が
左側の扉22付近の受信器1がオンになつて初め
て解除される。
なお、左折後、切換レバー31の中央への切り
換え忘れの状態で直進または逆進しても、前述と
同様に回転制御装置の制御により直進できる。
つぎに、船艙14外から船艙14内に走行車両
23が進入してきた場合を説明する。
今、右側の扉22から走行車両23が横行ガイ
ドレール18に沿つて走行してくると、扉22付
近の受信器24,48の一方もしくは両方が人工
光を受信してオンになるので、回転制御装置はこ
れを記憶し、以後、走行車両23の左方への移動
に際して必要のない受信器19,43,15,3
9,11,35,7,31,3,27のオン信号
はすべて無視され、これが、走行車両23が各ロ
ータリテーブル21のポイント列を出ていくま
で、すなわち、船首側の各受信器26,28,3
0,32,34,36,38,40,42,4
4,46,47または船尾側の各受信器2,4,
6,8,10,12,14,16,18,20,
22,23が人工光を2回受信するまで、保持さ
れる。
たとえば、走行車両23が船艙14内に切換レ
バー31を右折の状態にして逆進してくると、受
信器24のオンによつて受信器19,15,1
1,7,3のオン信号を無視する制御がなされ、
つぎに、受信器21がオンになると、第5列のロ
ータリテーブル21が左回転方向に45度回転して
この状態が保持され、逆進を続ける走行車両23
がロータリテーブル21の曲線レール20を通つ
て第5ガイドレール17を船尾側に移動し、さら
に、走行車両23の両発信器32d,32bによ
り船尾側の受信器20が2回オンすると、ロータ
リテーブル21の自己保持が解除され、ロータリ
テーブル21が通常の状態に戻るとともに、前記
した受信器19,15,11,7,3のオン信号
を無視する制御が解除される。
また、左側の扉22から走行車両23が進入し
てきた場合は、受信器1,25の一方もしくは両
方のオンにより、走行車両23の右方への移動に
際して必要のない受信器5,29,9,33,1
3,37,17,41,21,45のオン信号は
すべて無視され、これが船首側の受信器群または
船尾側の受信器群が人工光を2回受信するまで保
持される。
つぎに、第6図の状態から走行車両23をロー
タリテーブル21上で直進させる場合、切換レバ
ー31を直進の状態にし、全発信器32a〜32
dから人工光を発信させながら走行車両23を前
進させ、第11図に示すように、両受信器10,
12が両受信器32a,32bの人工光を受信す
ると、回転制御装置はこれを記憶し、ロータリテ
ーブル21を90度回転して第3ガイドレール17
の船尾側と船首側とを直線レール19により連結
し、この状態が自己保持される。したがつて、走
行車両23の走行に伴ない、各受信器9,11,
33,35が人工光を受信してもこれは無視さ
れ、両受信器34,36のどちらかが発信器32
a〜32dによりそれぞれ2回受信すると、ロー
タリテーブル21の自己保持が解除され、該ロー
タリテーブル21が90度回転して通常の状態に復
帰する。また、走行車両23がロータリテーブル
21上を通過中に切換レバー31を誤操作して
も、受信器9,11,33,35の各信号は無視
されるため、ロータリテーブル21は直進状態に
保持されるものである。
ところで、前記回転制御装置には動作の安定化
のためにタイマーが内蔵されており、たとえば、
前記直進時、両受信器10,12が両発信器32
a,32bの人工光を同時に受信するとは限らな
いため、走行車両23の速度を約15m/min(25
cm/sec)、各発信器32a〜32dの発信パター
ン幅を約20cmとし、両受信器10,12の一方が
オンしたのち、0.5〜1.0秒以内に他方がオンした
場合に、回転制御装置によりロータリテーブル2
1を直進状態に動作するようにしている。このタ
イマーは前述の左折および右折時にも動作し、受
信器10がオンしたのち規定時間以内に受信器1
2がオンしないのを確認後左折動作を行なうとと
もに、受信器12がオンしたのち規定時間以内に
受信器10がオンしないのを確認後右折動作を行
なうようになつている。
なお、第1および第6ガイドレール17が船艙
14の壁面から十分な寸法が得られない位置に敷
設された場合、第1、第6ガイドレール17上の
走行車両23は直接壁面側へ方向変換することは
できないため、たとえば、第1ガイドレール17
の走行車両23を、第6図に1点鎖線に示すよう
に、一旦ロータリテーブル21上で右折させて船
艙14内に移動するか、同図に2点鎖線に示すよ
うに、ロータリテーブル21上で直進するととも
に該ロータリテーブル21上で船艙14内に移動
する等の制約が生じる。
また、走行車両23が第1〜第6ガイドレール
17を通つて各ロータリテーブル21のロータリ
ポイント列に入ると、すなわち、船首側受信器群
または船尾側受信器群が走行車両23の発信器3
2a〜32dからの人工光を受信し、ロータリテ
ーブル21が所定動作すると、図示しないポイン
トロツク用庫内ランプが点灯し、現在ロータリポ
イント部を使用中であり作業終了まで他の走行車
両23はポイント部前で待機するよう表示され、
さらに、船首側受信器群または船尾側受信器群の
いずれかの受信器において、2回受信することに
より、前記庫内ランプの表示が消え、次の走行車
両23のロータリポイント列への進入を可能にし
ている。
したがつて、前記実施例によると、走行車両2
3上の運転手により切換レバー31を切り換える
ことにより、ロータリテーブル21を所定角度回
転して左折、直進、右折に切り換えることがで
き、前述と同様の効果を得ることができるもので
ある。
なお、第12図は船体13の他の船艙14を示
し、船艙14内に長尺の多数の貨物15が2列に
収容され、船艙14内の床板16上に、前記両列
に沿つたガイドレール17と該両ガイドレール1
7に直交する横行ガイドレール18とがそれぞれ
敷設されるとともに、両ガイドレール17と横行
ガイドレール18との交差部にそれぞれ、直線レ
ール19と2本の曲線レール20とが敷設された
回転自在のロータリテーブル21が設けられてい
る。この場合も前述と同様に、走行車両23に左
折、直進、右折の切換手段を設けるとともに、走
行車両23に切換手段の切り換えに応じた切換信
号を発信する発信器を取り付け、船艙14に前記
切換信号を受信し該切換信号に応じてロータリテ
ーブル21の回転制御信号を出力する受信器を設
けることにより、走行車両23において、ロータ
リテーブル21を回転して左折、直進、右折に切
り換えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は走行車両の一部の正面図、第2図は走
行ガイド装置の一部の正面図、第3図は従来の走
行車両用ガイドレールの切換装置のロータリテー
ブルの平面図、第4図以下の図面はこの考案の走
行車両用ガイドレールの切換装置を船体に適用し
た場合の1実施例を示し、第4図は船艙の平面
図、第5図は走行車両の斜視図、第6図は船艙の
要部の平面図、第7図は走行車両のハンドル部の
斜視図、第8図は発信器の発信パターンを示す説
明図、第9図、第10図および第11図は左折
時、右折時および直進時の動作説明用の一部の平
面図、第12図は他の船艙の平面図である。 14……船艙、16……床板、17……第1〜
第6ガイドレール、18……横行ガイドレール、
19……直線レール、20……曲線レール、21
……ロータリテーブル、23……走行車両、31
……切換レバー、32a,32b,32c,32
d……発信器、1〜48……受信器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 倉庫の床板に円形の切換ポイント用孔を透設
    し、前記床板上に走行車両をガイドする4本のガ
    イドレールをそれぞれの端部が前記切換ポイント
    用孔の周縁に等間隔に位置するよう敷設し、前記
    切換ポイント用孔に円板状のロータリテーブルを
    回転自在に設けるとともに、前記ロータリテーブ
    ルの上面に、該ロータリテーブルの中心を通り対
    向する2本のガイドレール間を連結する直進用の
    直線レールと、前記直線レールの両端に位置し隣
    合う2本のガイドレール間を連結する左折用、右
    折用の2本の曲線レールとをそれぞれ敷設し、前
    記走行車両からの左折、直進、右折の切換信号を
    受信し前記切換信号に応じて前記ロータリテーブ
    ルの回転制御信号を出力する受信器を設けた走行
    車両用ガイドレールの切換装置。
JP19196982U 1982-12-17 1982-12-17 走行車両用ガイドレ−ルの切換装置 Granted JPS5998902U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19196982U JPS5998902U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 走行車両用ガイドレ−ルの切換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19196982U JPS5998902U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 走行車両用ガイドレ−ルの切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5998902U JPS5998902U (ja) 1984-07-04
JPS6346483Y2 true JPS6346483Y2 (ja) 1988-12-02

Family

ID=30413256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19196982U Granted JPS5998902U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 走行車両用ガイドレ−ルの切換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5998902U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5009912B2 (ja) * 2006-07-27 2012-08-29 株式会社S&Sエンジニアリング 搬送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5998902U (ja) 1984-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3705387A (en) Remote control system for electro-mechanical vehicle
JPH10120393A (ja) フロアー運搬機
JPS6346483Y2 (ja)
JPH06107168A (ja) 搬送車列による搬送システム
JPS6231524A (ja) 無人搬送車
JPS633711A (ja) 自動走行作業車の走行制御装置
JPS6181863A (ja) 荷物移載装置付き無人搬送車
JPH087447Y2 (ja) 無人搬送車の衝突防止装置
JPH04264903A (ja) 無人搬送車
JPH09160639A (ja) 車両の走行制御装置
JPS62274407A (ja) 移動車の走行制御設備
JP2667952B2 (ja) 建設現場における無人搬送車による資機材搬送システム
JPS6325709A (ja) 無人搬送車システム
JP2000272519A (ja) 手押し運搬台車
CN218616855U (zh) 一种可实现全向叉车连续切换的转向控制系统
JPH1044987A (ja) 往復走行車両
JPS61273498A (ja) 無人運搬車両誘導装置
KR0181392B1 (ko) 위락용 탱크의 전진 및 방향회전 시스템
JPS6343530Y2 (ja)
JPS61117607A (ja) 移動車の操向制御装置
JPH0674120B2 (ja) 無人運搬車両の選択的誘導装置
JPS63145509A (ja) 自動走行作業車の操向制御装置
JPH0570403B2 (ja)
JPS61188273A (ja) 手動操作搬送台車
JP2577309Y2 (ja) 無人搬送車の移載制御装置