JPS6346422A - 自動手動焦点調節切換交換レンズ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はカメラボディからの操作により自動と手動の切
換を行うクラッチを有する自動手動焦点調節切換交換レ
ンズに関する。

「従来の技術」 従来の自動手動焦点調節可能な交換レンズにあっては交
換レンズに設けられたレバーや釦の操作により自動と手
動の切換が行われていた。

「発明が解決しようとする問題点」 交換レンズの部材で自動と手動の切換を行う方式のもの
では、カメラボディ側で集中制御することが出来ないか
、あるいは出来たとしても複雑な構成となる。

「問題点を解決するための手段」 本発明は簡単な構成と操作でカメラボディ側から自動と
手動の切換を行うことを目的とし、カメラボディに着脱
可能であり、焦点調節が自動と手動に切換えられる交換
レンズであって、手動により焦点調節を行う手動距離調
節環と、カメラボディから自動的に焦点調節を行う自動
焦点調節駆動機構と、焦点調節機構を有するレンズ鏡胴
と、カメラボディからの変位操作によりレンズ鏡胴を手
動距離調節環および／または自動焦点調節琳動機構に直
接または連動部材を経て切換えて連結するクラッチ機構
とから構成された自動手動焦点調節切換交換レンズを提
供する。

「作用」 本発明の交換レンズによれば、カメラボディからの変位
操作により焦点調節が自動と手動とに切換えられる。

「実施例」 以下図面等を参照して、本発明による交換レンズを詳し
く説明する。

第１図は交換可能なレンズとして構成した第１　。

の実施例を示す断面図である。バヨネットマウント１は
カメラ本体に結合されるための手段であるオスバヨネッ
トを形成している。このバヨネットマウント１には円環
状の固定部材２がねじ止めされている。固定外筒３は前
記固定部材２にねじ止めされており、上部に角孔３ａが
設けられている。

この外筒３の角孔３ａの前方部分（図では左側、被写体
よりの部分）には彫刻や印刷によって被写体深度を示す
目盛が設けられている。固定外筒３には直進キー金具３
１が固定されており、この金具３１は後述するレンズ鏡
枠を直進させるための直進案内機構として働く。

化粧枠４はバヨネットマウン）１にねじ止め固定されて
おり、レンズ車動用のＡ　Ｆ　ｌ、＠動ビン７２ａ。

自動絞りレバー１０等を後方（ボディ側）に突出させる
ための複数個の切欠きが設けられている。

また図中上側部分に軸受４１がかしめられている。

この軸受はＡＦ、ＭＦ切換用のクラッチ機構の軸を受け
る役割を果す。

以上説明した部分が固定的に設けられている不動部分で
ある。

手動距離調節環（ＭＰ環）６は、固定部材２の外周を回
転可能であり、固定外筒３とバヨネットマウント１によ
り光軸方向の移動が制限されている。このＭ　Ｆ　環６
の一部（図中下側）に軸方向の結合溝６ａが設けられて
おり、マニュアル円環を構成するＭＦ円板６１が固定部
材２０周方向の穴２ａを通って、前記結合溝６ａと嵌合
している。

ＭＰ環６を回転させるとろる範囲内でＭＰ円板６１と一
体に回転できる。ＭＦ円板６１は固定部材２の内側と、
〉・メアイ嵌合の状態を保っており６１の内側には歯車
部６１ａが設けられており、切換クラッチ機構としての
働きをもつ。

繰出筒７は固定部材２の内周とハメアイ嵌合の関係にあ
り、周方向にリード溝が設けられている。

この繰出筒７の回転によりレンズを進退させる。

この繰出筒７の外周には距離目盛環７１が一体的に設け
られている。この実施例では距離目盛環７１の前端は固
定外筒３、後端は固定部材２に対面し繰出筒７の光軸方
向のガタをおさえている。

またこの繰出筒７にはＡＦ駆動ビン７２ａを後方に突出
するように支持するオートフォーカス円環（ＡＦ円環）
７２ががねじ止めされている。ＡＦ円環７２の内側の一
部には内歯部７２ｂが設けられ、クラッチ機構の一部と
して働く。

レンズ筒８は繰出筒７の内周とハメアイ嵌合の関係にあ
り、前記繰出筒７の溝と係合するローラー８１をねじで
回転可能に支持している。このレンズ筒８には上側に示
されているように直進キー溝８ａが設けられており、直
進キー金具３またよって回転が制限されているので、繰
出筒７の回転により進退させられる。このレンズ筒８に
はフィルタリング、前玉レンズ群、絞り機構（絞り羽根
、菊座等〕、後玉レンズ群が設けられている。

ＡＦ−ＭＦ切替り゛ラッチ軸切替ピン９は、前述した化
粧節板４に設けられている軸受４１と、固定円板５によ
って進退可能に支持されている。この切替ビン９の先端
側には小歯車でるるピニオン９１と、連結板９２がかし
め付けられている。連結板９２の他端は繰出筒７の切欠
部と、固定部材２の切欠部を貫通して、ピン２１に結合
するように連結させられている。ピン２１はバヨネット
マウント１と固定部材２の穴で支持され連結板９２を介
して図中右方向（カメラボディ方向〕に押されている。

切替ビン９もばねにより図中右方向に押されている。こ
のように関連する２軸をいずれも独立したばねでカメラ
ボディ側に付勢するのは、両軸の円滑な動作を促進する
ためである。１だピン２１と切換ビン９は、ボディ側が
ら押し込まれ゛た時に同じ働きをする。これらはカメラ
の構成に応じていずれか一方を省略することができる。

自動絞りレバー１０はバヨネットマウント１にスナップ
リングにより回転可能に取付けられ、他端はレンズ筒８
内の菊座と係合させられている。

なお図示してｕ　Ｋｉが′自動絞りレバー１０はばねに
より時計方向に付勢されている。

以下前記構成の交換レンズの動作をＡＦモード、ＭＦモ
ードの切替を中心に説明する。

前記交換レンズをカメラに装着しない状態では交換レン
ズはＭＦモードになっている。このＭＰモードはクラッ
チ用のビニオン９１がＭＦ円環６１の歯車部６１ａとＡ
Ｆ円環７２の内歯７２ｂに結合されていることによって
形成される。つまり切替ピン９およびピン２１がいずれ
もカメラボディ方向から押されていない状態下に形成さ
れる。この状態にお、いて、ＭＦＦｅ２回転させると、
このＭＦＦｅ２６ａ部で結合するＭ　Ｆ円環６１が回転
し、この歯車がビニオン９１を回転させ、これによりＡ
Ｆ円環７２が回転させられる。ＡＦ円環７２は繰出筒７
と一体であるから繰出筒７が回転させられ、その溝にロ
ーラ８１を介して結合させられているレンズ筒８は直進
キー金具３１に案内されて進退する。この時に繰出筒７
と一体に回動する距離目盛環７１上の表示は固定外筒３
の窓３ａより観察される。

カメラボディに交換レンズを結合しても、切換ピン９お
よびピン２１がボディ側から押されずに、第１図に示す
状態を持っていれば、前記と同様ＭＦモードにある。

次にＡＦモードについて説明する。ＡＦモードは、切替
ビン９またはピン２１がカメラボディ側の機構等との係
合により押されてクラッチ用のビニオン９１が第１図中
左方向に移動し、ＡＰ円環７２の歯車とのみ結合し、Ｍ
Ｆ円環６１の歯車部６１ａとの結合状態がすくすったと
きに形成される。この時ＭＦ環６を回転させるとＭ　Ｆ
円環は回転するが、この回転はどこにも伝達されない。

すなわちＭＦＦｅ２フリーの状態となる。カメラボディ
側から、ＡＰ駆動ピン７２ａに図示しないＡＦ制御装置
から回転が伝達されると、ＡＦ円環７２とこれと一体で
ある繰出筒７が回転し、ＭＦモードと同様にしてレンズ
筒８が進退させられる。

第２図は本発明による交換レンズの第２の実施例を示す
。この実施例は第１図に示したレンズにおいて、ピン２
１と連結板９２を省略したものであって、他の部分の構
成は第１図で説明したところと変らない。

レンズをカメラボディに結合し、カメラボディ側から切
替ビン９を矢印の方向に押すと、レンズは自動焦点調節
の状態に切換えられる。

第３図は本発明による交換レンズの第３の実施例を示す
。第１および第２の実施例では光軸に平行な方向での操
作によりＡ　Ｆ　−Ｍ　Ｆの切換えを行なった、この実
施例は光軸に直角な平面内での操作により、切換えを行
なうように構成したものである。

自動絞りレバー１０の押さえのスナップリング１１を地
板にしてビニオ／９１をかしめたレノ（−１１０を回転
可能に支持し、他端のピン１１１が化粧節板４を突抜け
てレンズ後部に突出させられている。これがカメラボデ
ィ側から作用を受けてビニオン９１を７２，６１の歯部
からはずされたときがＡＦモードになり、結合されたと
きがＭ　Ｆモードとなる。第３図に示されている状態は
ＭＦモードに対応する。第３図（Ｂ）においてピン１１
１を矢印方向に移動させるとビニオン９１は反時計方向
に回動させられ、７２．６１の歯部からはずされてＡＦ
モードとなる。

第４図は本発明によるレンズの第４の実施例を示す図で
ある。この実施例はフランジ面のピン２１を光軸に垂直
な平面で移動させることによりＡＰ、ＭＦのモード切換
えを行なうようにしたものである。

レバー１１６は支点１１８を中心に回転可能に支持され
ている。このレバー１１６にはカラー１１７が固定され
ており、このカラー１１７はフランクに設けられている
長円形の穴に係合させられている。このカラー１１７に
はピン２１が嵌装されており、このピン２１はばね１２
０によりカメラボデイ方向に付勢されている受ビ／１１
９により常時ボディ方向に押し出されている。

Ａ　Ｆ　−Ｍ　Ｆ切換クラッチ軸９は第４図（Ｂ）に示
すようにレバー１１０に支持されており、このレバー１
１０は軸１２１を中心に回転可能でろ９、ばねによ・リ
ビニオン９１をＭ　Ｆ円環６１およびＡＦ円環７２の内
歯に係合する方向に付勢されている。

したがって常時はこのレンズはＭＦモードにある。

このレンズをカメラに装着し、第４図（Ｈ）に示ス矢印
方向にピン２１が移動させられるとビニオン９１は押し
出場れＡＦモードが形成される。

以上多くの実施例について詳細な説明を行なったが、ビ
ニオン９１の位置をＡＦ位置およびＭＦ位置移動させる
切換部材の実施態様は次のように整理することができる
。

第１図および第２図に示した切換部材はカメラ側から光
軸に平行な方向に操作されて切換えを行なう態様に属す
る。

第３図および第４図に示した切換部材は光軸に直角な平
面内で操作されて切換えを行なう態様にｆｆ１ｆる。ま
たマウントとの関係において切換部材の操作される位置
が、マウント結合部の内側にあるものとして、第２図、
第３図の実施例を挙げることができる。第４図に示す実
施例は、外側にある態様に属する。第１図に示す実施例
は内側でも外側でも操作される実施態様である。このカ
メラ側からの操作位置方向等はカメラのボディ側の制御
装置の構造とあいまって重要な意味を持つものである。

「発明の効果」 簡単な構成で、カメラボディからの単純な操作により、
自動手動切換可能な交換レンズを提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるレンズの第１の実施例を４の実施
例を示す図である。 １・・・バヨネットマウント ２・・・固定部材　　　　３・・・固定外筒３１・・・
直進キー金具　　　４・・・化粧枠４１・・・軸受　　
　　　　　５・・・固定円板６・・・手動距離調節環（
Ｍ　Ｆ環ン ６ａ・・・結合溝 ６１・・・マニュアル円環（ＭＰ円環〕６１ａ・・・歯
車部　　　　　　７・・・繰出筒７１・・・距離目盛環 ７２・・・オートフォーカス円環（ＡＰ円環）７２ａ・
・・ＡＦ駆動ビン　　　８・・・レンズ筒８１・・・ロ
ーラー ９・・・Ａ　Ｐ　−ＭＦ切替クラッチ軸（切替ビン）９
１・・・ビニオン　　　　　９２・・・連結板ｌＯ・・
・自動絞りレバー　　２１・・・ビン１１０・・・レバ
ー　　　　　１１１・・・ピン１１４・・・レバー　　
　　　１１５・・・ばね１１６・・・レバー　　　　　
１１７・・・カラー１１８・・・支軸　　　　　　　１
１９・・・受ビ／１２０・・・ばね　　　　　　１２１
・・・軸特許出頂人　京セラ株式会社 才１区 沁ｂ　叉 （Ａ＞ Ｉｌｌ／ （Ｉ３）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カメラボディに着脱可能であり、焦点調節が自動と手動
   に切換えられる交換レンズにおいて、手動により焦点調
   節を行う手動距離調節環と、カメラボディから自動的に
   焦点調節を行う自動焦点調節駆動機構と、焦点調節機構
   を有するレンズ鏡胴と、カメラボディからの変位操作に
   より前記レンズ鏡胴を前記手動距離調節環および／また
   は前記自動焦点調節駆動機構に直接または連動部材を経
   て切換えて連結するクラッチ機構とから構成されたこと
   を特徴とする自動手動焦点調節切換交換レンズ。