JPS6346200Y2 - - Google Patents

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JPS6346200Y2
JPS6346200Y2 JP1983093076U JP9307683U JPS6346200Y2 JP S6346200 Y2 JPS6346200 Y2 JP S6346200Y2 JP 1983093076 U JP1983093076 U JP 1983093076U JP 9307683 U JP9307683 U JP 9307683U JP S6346200 Y2 JPS6346200 Y2 JP S6346200Y2
Authority
JP
Japan
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ring
fishing
arm
unit
shutter
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983093076U
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English (en)
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JPS6034U (ja
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Priority to JP9307683U priority Critical patent/JPS6034U/ja
Publication of JPS6034U publication Critical patent/JPS6034U/ja
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Publication of JPS6346200Y2 publication Critical patent/JPS6346200Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、主にOリングと呼ばれるリング状の
シール材を釣上げるための装置に関する。
(従来技術) リング状シール材を使用する機器の自動組立て
ラインにおいては、Oリングを1個づつ順次整列
させて給送する装置を必要とし、これには、例え
ば実公昭55−41719号公報に見られるような装置、
つまり、円筒マガジンにストツクしたOリングを
端面から1個づつ機械的に分離して供給するよう
にした装置が使用される。しかしながら、この種
の撓み易く、しかも細いOリングをマガジンに並
べながら嵌め込んでゆく作業は実際上かなりの手
間を要し、また、Oリング同士の付着あるいは絡
み合いによつて送りに支障をきたしたり、傷を付
けてしまうといつた問題を起こす。
(目的) 本考案はかかる問題に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、撓み易いOリングを順
次円滑に釣上げて供給することのできる新規な装
置を提案することにある。
(構成) そこで以下に本考案の詳細を図示した実施例に
基づいて説明する。
図面は、本考案が施されたOリング供給装置の
一例を示すものであつて、図中符号1は、本考案
の特徴部分をなすOリングの釣上げユニツトで、
ロツド4下端に設けた釣上げ機構5とこの釣上げ
機構4を上下動させるための油圧機構6とによつ
て構成されており、水平な走行台2上で油圧機構
3により釣上げ位置Aと受渡し位置B間を往復動
できるように取付けられている。
第3,4図は、上記した釣上げ機構5の詳細を
示したもので、ここにはモータ7に駆動されて6
時の方向と4時の方向の間を揺動するアーム8が
吊設され、これには、先端のOリング引掛け用鈎
部9を開閉するシヤツタ10が摺動自在に取付け
られている。11は、アーム軸12の下方に水平
に固定されたシヤツタ10のガイドバーで、アー
ム軸12の直下から離れるに従つてアーム軸12
との距離が開いてゆくのを利用して、アーム8が
真下に垂下しているときは先端の鈎部9を開き、
アーム8が4時の方向、つまり図中右方向に揺動
したときは鈎部9を閉塞するように、この上を摺
動するピン13を介してシヤツタ10を上下に案
内している。
再び第1,2図に戻つて、釣上げ位置Aの下方
には、OリングWをストツクした貯蔵ユニツト1
4が配設されている。このユニツト14は、種類
を異にしたOリングWを別々に油中に浸漬してお
くための幾つかの油槽15、…とこれらの油槽1
5、……を回転させるモータ16、……とからな
り、これらの油槽15とモータ16は、さらにタ
ーンテーブル17上に取付けられていて、油槽1
5の位置決め駆動機構18により選択された1つ
の油槽15が釣上げユニツト1の直下にくるよう
に位置決め駆動される。
他方、上記した走行台2の下方には、下部がO
リングWとほぼ同じ径をなした円錐台状のセツト
ポール22が油圧機構23によつて受渡し位置B
と供給位置Cの間を移動できるように取付けられ
ており、また、釣上げユニツト1と同じ走行台2
には、油圧機構25により供給位置Cと組込み位
置Dの間を往復動するコレツトチヤツクユニツト
が設けられていて、釣上げユニツト1が釣上げた
OリングWをセツトポール22、コレツトチヤツ
クユニツト24を介してパレツト治具27上のワ
ークに装着するように構成されている。
なお、図中符号19は、OリングWの釣上げ状
態を検出するための光学センサー、20は、釣上
げ位置で上下動する釣上げ機構5と接触してこれ
に付着した余分なOリングWを除去するための掻
取りブレードをそれぞれ示している。
次にこのように構成した装置の作動について説
明する。
はじめに、釣上げ位置Aの下方に配設された貯
蔵ユニツト14は、その位置決め駆動機構18を
もつてターンテーブル17を回動させ、そこに取
付けられた複数の油槽15,……のうちからワー
クに装着すべきOリングWを収納している油槽1
5を釣上げユニツト1の釣上げ位置直下に回転移
動させる。
ついで走行台2上を釣上げ位置Aに移動してき
た釣上げユニツト1が、ロツド4下端の釣上げ機
構5を降下させ、モータ7により油槽15内に達
したアーム8を図中矢印方向に30゜程旋回させる。
この旋回により油中のOリングWはアーム8先端
の鈎部9に引掛けられるが、これと同時に水平な
ガイドバー11に案内されたシヤツタ10がアー
ム8の旋回とともにアーム8上を下降し、その先
端で余分なOリングWを排除しつつ鈎部9内に1
つのOリングWを残してこの上を閉塞する。
以上の動作が終了すると、釣上げ機構5はその
ままの状態で上昇を始めるが、この上昇過程にお
いてまず掻取りブレード20がシヤツタ10の表
面と摺接してそこに付着したOリングWを除去す
る。またこれと前後してセンサー19はアーム8
端におけるOリングWの有無を検出し、Oリング
Wが捕獲されていない場合には再び釣上げ機構5
を下降させて上述した動作を行なわせる。
上述した釣上げ工程と平行してセツトポール2
2は、供給位置Cにおいてコレツトチヤツクユニ
ツト24にOリングWの供給動作を行なつてお
り、1つのOリングWを保持した釣上げユニツト
1が受渡し位置Bに移動してきた段階ではすでに
この位置に移動してきている。したがつて、この
状態で釣上げユニツト1が釣上げ機構5を下降さ
せると、アーム8端に保持されたOリングWはセ
ツトポール22の基部に接触するから、つぎにア
ーム8を6時の方向(第3図中左方向)に旋回さ
せると、OリングWはセツトポール22の基部を
支点としてその上に乗る。他方、この旋回ととも
にガイドバー11上を図中左方向に移動したシヤ
ツタ10は、アーム軸12とガイドバー11間の
距離が短くなるにつれてアーム8上を上昇し、鈎
部9を開いてOリングWを釈放する。
この後、OリングWの受渡しを受けたセツトポ
ール22は、供給位置Cに移動してここに下降し
てきたコレツトチヤツクユニツト24にOリング
Wを供給し、コレツトチヤツクユニツト24は、
走行台2上を組込み位置Dへ移動してここに搬送
されてきたパレツト治具27上のワークに周知の
手段によつてOリングWを装着して一連の動作を
終える。
なお、以上は、もつぱらシール用のOリングを
対象とした釣上げ装置についての説明であるが、
本考案装置が他のリング状部材の釣上げ供給装置
としても適用し得ることはいうまでもない。
(効果) 以上説明したように本考案によれば、先端に鈎
部を有する釣上げ部材を揺動させて、リング状部
材の釣上げを行なわせるようにしたので、リング
状部材が例え撓み易いものであつてもその形状に
即してこれらを無理なく釣上げることができる。
しかも、この釣上げ部材に鈎部の開閉用部材を摺
動可能に設け、案内部材によつて釣上げ部材が傾
動したとき鈎部を閉じるように構成したので、簡
単な機構をもつて一端釣上げたリング状部材の確
実な保持を図ることができるばかりでなく、供給
位置での円滑な受渡し動作を行なわせることがで
き、さらには、鈎部の形状、寸法を決めるだけ
で、リング状部材を1個づつ確実に供給すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は、本考案の一実施例を示す装置の
側面図と上面図、第3,4図は、要部の拡大図で
ある。 1……釣上げユニツト、5……釣上げ機構、8
……アーム、10……シヤツタ、11……ガイド
バー、14……貯蔵ユニツト、15……油槽、1
8……位置決め駆動機構、22……セツトポー
ル、24……コレツトチヤツクユニツト、27…
…パレツト治具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に動く基台に軸を支点として揺動自在に枢
    支され、かつ先端にリング状の部材を釣下げる鈎
    部を備えたアーム部材と、上記軸からの距離がそ
    の真下から離れるにしたがつて大きくなるように
    上記基台上に固定された案内部材と、上記アーム
    部材上に摺動自在に取付けられ、かつ該アーム部
    材の揺動に伴つて上記案内部材に案内されつつ上
    記鈎部を開閉するシヤツタ部材とよりなるリング
    状部材の釣上げ装置。
JP9307683U 1983-06-16 1983-06-16 リング状部材の釣上げ装置 Granted JPS6034U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9307683U JPS6034U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 リング状部材の釣上げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9307683U JPS6034U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 リング状部材の釣上げ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6034U JPS6034U (ja) 1985-01-05
JPS6346200Y2 true JPS6346200Y2 (ja) 1988-12-01

Family

ID=30223672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9307683U Granted JPS6034U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 リング状部材の釣上げ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6034U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5364356A (en) * 1976-11-18 1978-06-08 Masao Sonozaki Automatic rotary hook with buffer and safety device
JPS5748027B2 (ja) * 1978-11-10 1982-10-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5748027U (ja) * 1980-08-28 1982-03-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5364356A (en) * 1976-11-18 1978-06-08 Masao Sonozaki Automatic rotary hook with buffer and safety device
JPS5748027B2 (ja) * 1978-11-10 1982-10-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6034U (ja) 1985-01-05

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