JPS6346074Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6346074Y2 JPS6346074Y2 JP14002184U JP14002184U JPS6346074Y2 JP S6346074 Y2 JPS6346074 Y2 JP S6346074Y2 JP 14002184 U JP14002184 U JP 14002184U JP 14002184 U JP14002184 U JP 14002184U JP S6346074 Y2 JPS6346074 Y2 JP S6346074Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- presser foot
- cloth
- sewing machine
- presser
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 20
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案はミシンの端縫い用布押えに関する。
（従来技術）
第１図に従来のこの種布押えの平面図を示す。
この図において、取付脚１に押え金２が揺動自在
に取付けられ、この押え金２の前端部に、布押え
片３と布端ガイド６とが針通過開口７に突出する
かたちで取付けられている。
この図において、取付脚１に押え金２が揺動自在
に取付けられ、この押え金２の前端部に、布押え
片３と布端ガイド６とが針通過開口７に突出する
かたちで取付けられている。
（従来技術の欠点）
第１図に示す如く、布押え片３の取付基部４に
続く舌片５が細幅の単なる帯状板であつたため、
次の如き欠点があつた。即ち、ミシン針の振り幅
が舌片５の幅よりやや広い場合は布Ｗを十分に押
えた状態で縫製が行なわれるので何らの問題も生
じないが、第１図に示すようにミシン針の振り幅
が舌片５の幅より相当広くなつた場合、布Ｗの縫
製される部分全てを押えることが出来ないので、
布Ｗが浮き上がり、目飛びや布縮み等の不都合が
生じるという欠点があつた。この欠点を解消する
ために、ミシン針の振り幅に応じた幅の舌片５を
有する布押え片３を多数用意しておき、振り幅に
応じていちいち布押え片３を交換することも考え
られるが、それでは大変面倒であり作業性が悪い
という欠点があつた。
続く舌片５が細幅の単なる帯状板であつたため、
次の如き欠点があつた。即ち、ミシン針の振り幅
が舌片５の幅よりやや広い場合は布Ｗを十分に押
えた状態で縫製が行なわれるので何らの問題も生
じないが、第１図に示すようにミシン針の振り幅
が舌片５の幅より相当広くなつた場合、布Ｗの縫
製される部分全てを押えることが出来ないので、
布Ｗが浮き上がり、目飛びや布縮み等の不都合が
生じるという欠点があつた。この欠点を解消する
ために、ミシン針の振り幅に応じた幅の舌片５を
有する布押え片３を多数用意しておき、振り幅に
応じていちいち布押え片３を交換することも考え
られるが、それでは大変面倒であり作業性が悪い
という欠点があつた。
（考案の目的）
この考案は、布押え片を特殊な形状にすること
により、前記欠点を解消したものである。
により、前記欠点を解消したものである。
（実施例）
以下にこの考案を、第２図及び第３図に示す実
施例に基づいて説明する。なお、この明細書にお
いて、左とは第２図左側を、右とは同図右側をい
い、前とは第２図の下側を、後とは第２図の上側
をいう。
施例に基づいて説明する。なお、この明細書にお
いて、左とは第２図左側を、右とは同図右側をい
い、前とは第２図の下側を、後とは第２図の上側
をいう。
ミシンの押え棒（図示略）に公知の手段によつ
て取付けられる取付脚１１に押え金１２が軸１３
を介して揺動自在に取付けられ、この押え金１２
の前端部左側に以下の如き手段により布押え片１
４が左右方向位置調節自在に取付けられている。
即ち、押え金１２の前端部に被せられた断面状
の取付基部１５の長孔１６を通じてねじ１７が前
端部にねじ嵌められている。取付基部１５に、針
通過開口１８に突出するかたちで舌片１９が設け
られている。この舌片１９は、第３図に明瞭に示
す如く、傾斜部２０と、水平状の押え部２１とを
有しており、押え金１２がミシンの針板（図示
略）に当接していないときは、自らの弾性により
針通過開口１８を通じて押え部２１を押え金１２
の下方にやや突出させるようになされている。舌
片１９の押え部２１は、広幅部２１ａとその先端
右側に設けられた細幅部２１ｂとを有しており、
これらにより段部２２が形成されている。而し
て、ミシン針は、段部２２の左右縁のやや後方に
降りるようになされている。このような構造によ
り、ミシン針の振り幅がたとえ大きくなつても、
ミシン針の降りる部分の布Ｗが、広幅部２１ａ及
び細幅部２１ｂによつて押さえられているので、
布Ｗが浮き上がつたりすることがない。また、前
記の如く、ミシン針が段部２２の左右縁のやや後
方に降りるようになされているので、ミシン針の
振り幅を自由に変更することが出来る。
て取付けられる取付脚１１に押え金１２が軸１３
を介して揺動自在に取付けられ、この押え金１２
の前端部左側に以下の如き手段により布押え片１
４が左右方向位置調節自在に取付けられている。
即ち、押え金１２の前端部に被せられた断面状
の取付基部１５の長孔１６を通じてねじ１７が前
端部にねじ嵌められている。取付基部１５に、針
通過開口１８に突出するかたちで舌片１９が設け
られている。この舌片１９は、第３図に明瞭に示
す如く、傾斜部２０と、水平状の押え部２１とを
有しており、押え金１２がミシンの針板（図示
略）に当接していないときは、自らの弾性により
針通過開口１８を通じて押え部２１を押え金１２
の下方にやや突出させるようになされている。舌
片１９の押え部２１は、広幅部２１ａとその先端
右側に設けられた細幅部２１ｂとを有しており、
これらにより段部２２が形成されている。而し
て、ミシン針は、段部２２の左右縁のやや後方に
降りるようになされている。このような構造によ
り、ミシン針の振り幅がたとえ大きくなつても、
ミシン針の降りる部分の布Ｗが、広幅部２１ａ及
び細幅部２１ｂによつて押さえられているので、
布Ｗが浮き上がつたりすることがない。また、前
記の如く、ミシン針が段部２２の左右縁のやや後
方に降りるようになされているので、ミシン針の
振り幅を自由に変更することが出来る。
押え金１２の前端部の右側に以下の如き手段に
より布端ガイド２３が左右方向位置調節自在に取
付けられている。即ち、基部２４の長孔２５を通
じてねじ２６が前端部にねじ止められている。こ
の布端ガイド２３も自らの弾性により押え金１２
が針板に当たつていないときは、針通過開口１８
を通じて押え金１２の水平底面より下方にその先
端部をやや突出させるようになされている。この
布端ガイド２３は布Ｗの右端の位置を定めるため
のものである。
より布端ガイド２３が左右方向位置調節自在に取
付けられている。即ち、基部２４の長孔２５を通
じてねじ２６が前端部にねじ止められている。こ
の布端ガイド２３も自らの弾性により押え金１２
が針板に当たつていないときは、針通過開口１８
を通じて押え金１２の水平底面より下方にその先
端部をやや突出させるようになされている。この
布端ガイド２３は布Ｗの右端の位置を定めるため
のものである。
（考案の効果）
以上の次第でこの考案によれば、布押え片１４
の押え部２１が広幅部２１ａ及び細幅部２１ｂを
有しており、これらによつて段部２２が形成され
ているので、この段部２２の左右縁のやや後方に
ミシン針が降りるようにすることにより、ミシン
針の振り幅が変化しても、それに拘らず、常に布
Ｗの、ミシン針が降りる部分の付近を広幅部２１
ａ及び細幅部２１ｂによつて押さえることが出来
る。従つて布Ｗの浮き上がりを防止して、目飛び
や布Ｗの縮み等の不都合を防止することが出来
る。
の押え部２１が広幅部２１ａ及び細幅部２１ｂを
有しており、これらによつて段部２２が形成され
ているので、この段部２２の左右縁のやや後方に
ミシン針が降りるようにすることにより、ミシン
針の振り幅が変化しても、それに拘らず、常に布
Ｗの、ミシン針が降りる部分の付近を広幅部２１
ａ及び細幅部２１ｂによつて押さえることが出来
る。従つて布Ｗの浮き上がりを防止して、目飛び
や布Ｗの縮み等の不都合を防止することが出来
る。
第１図は従来の布押えを示す平面図、第２図は
この考案の実施例を示す平面図、第３図は第２図
−線断面図である。 １２……押え金、１４……布押え片、１８……
針通過開口、２１……押え部、２１ａ……広幅
部、２１ｂ……細幅部、２３……布端ガイド。
この考案の実施例を示す平面図、第３図は第２図
−線断面図である。 １２……押え金、１４……布押え片、１８……
針通過開口、２１……押え部、２１ａ……広幅
部、２１ｂ……細幅部、２３……布端ガイド。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 押え金１２の前端部に、布押え片１４と布端
ガイド２３とが針通過開口１８に突出するかた
ちで取付けられたミシンの端縫い用布押えにお
いて、前記布押え片１４の押え部２１が広幅部
２１ａとその先端右側に設けられた細幅部２１
ｂとを有しており、これら広幅部２１ａと細幅
部２１ｂとにより段部２２が形成されているミ
シンの端縫い用布押え。 ２ 前記布押え片１４が左右方向位置調節自在と
なされている実用新案登録請求の範囲第１項記
載のミシンの端縫い用布押え。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14002184U JPS6346074Y2 (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14002184U JPS6346074Y2 (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6154773U JPS6154773U (ja) | 1986-04-12 |
| JPS6346074Y2 true JPS6346074Y2 (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=30698382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14002184U Expired JPS6346074Y2 (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6346074Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-09-14 JP JP14002184U patent/JPS6346074Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6154773U (ja) | 1986-04-12 |
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