JPS6345836B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6345836B2
JPS6345836B2 JP58152307A JP15230783A JPS6345836B2 JP S6345836 B2 JPS6345836 B2 JP S6345836B2 JP 58152307 A JP58152307 A JP 58152307A JP 15230783 A JP15230783 A JP 15230783A JP S6345836 B2 JPS6345836 B2 JP S6345836B2
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JP
Japan
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rotation
seconds
dehydration
water
vibration
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Application number
JP58152307A
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English (en)
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JPS6045392A (ja
Inventor
Masakatsu Morishige
Masahiko Maeda
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP58152307A priority Critical patent/JPS6045392A/ja
Publication of JPS6045392A publication Critical patent/JPS6045392A/ja
Publication of JPS6345836B2 publication Critical patent/JPS6345836B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はマイクロコンピユータ(以下マイコン
と言う)を用いて運転制御を行なう全自動洗濯機
に関する。
(ロ) 従来技術 この種の洗濯機の一例は特開昭54−158073号公
報で開示されている。このものは、書換え可能な
不揮発性メモリを用い、希望する各工程を選び出
して1つの運転プログラムを作成し、且つメモリ
に記憶し、スタートキー操作すればいつでもこの
1つの運転プログラムを呼出して実行する。
一方、特開昭59−177098号公報で開示するもの
も、同様ではあるが、このものは呼出した運転プ
ログラムを変更して実行させると、実行終了時点
で記憶内容を変更後の運転プログラムに更新でき
るようにしている。
(ハ) 発明の目的 しかし、従来例はメモリに記憶している運転プ
ログラムが1つだけであり、変更操作があれば変
更されたプログラムだけが残るので、多種多様の
洗濯を実行する場合には実行毎に変更設定する必
要があり、且つ最後に実行したプログラムだけが
残つてしまつて、それが次の洗濯に適するかは判
らない。従つて、実際に洗濯を行なう使用者の利
便性が確保できない。
また、後者の従来例では変更プログラムの記憶
をそのプログラムの運転終了時にならないと更新
することができない。
そこで、本発明は、固定的な運転プログラム
と、変更運転プログラムを別々の記憶部に記憶さ
せて、利便性を向上せんとするものである。
(ニ) 発明の構成 本発明の解決手段は、洗濯に必要な複数個の固
定的な運転プログラムを番地別に半永久的に記憶
する第1記憶部と、第1記憶部に在る運転プログ
ラムを随時任意に呼出して変更すべく操作される
数字キー及び機能キーと、変更された運転プログ
ラムを新規な運転プログラムとして、上記機能キ
ーの操作によつて番地別に記憶する第2記憶部と
を備え、この第2記憶部の電源のしや断にも拘ら
ず記憶を保持する構成である。即ち、いつでも第
1記憶部の運転プログラムを実行でき、また変更
して第2記憶部に記憶でき、多種多様の洗濯に適
切な運転プログラムを随時作成して記憶して残す
ことができるのである。
(ホ) 実施例 第1図はドラム式全自動洗濯機の内部機構図で
あり、第2図は外槽を中心にした配管説明図であ
り、1は本体2内にスプリング等によつて弾力的
に取付けられた外槽で、内部に横軸型の回転ドラ
ム3を装着すると共に、外下部には三相200V対
応の誘導モータである洗濯モータ4及び脱水モー
タ5を装着し、これらのモータ4,5及びプー
リ・ベルトによつて回転ドラム3を回転させる。
ここで、洗濯モータ4は回転ドラム3を低速(約
45r.p.m)或いはバランス(約90r.p.m)で回転
(場合によつては反転)させる。また、脱水モー
タ5は弱(約425r.p.m)或いは強(約850r.p.m)
で一方向回転させる。バランス回転を一方向に連
続させると、回転ドラム3内の衣類は遠心力によ
つてドラム内面に張り付くように成る。
6は給水源であり、外槽1に対して洗剤投入弁
7及び洗剤カツプ8を介して接続される小径の洗
剤投入路9と、ソフター等の助剤投入弁10及び
助剤カツプ11を介して接続される小径の助剤投
入路12と、給水弁13を介して接続される大径
の給水路14とを互いに並列的に備えている。
15は温水源(ボイラー等)であり、温水弁1
6を介して外槽1に接続される。
17は蒸気源であり、蒸気弁18を介して外槽
1の下部に接続される。
19は蒸気源17の噴出力をエゼクター20に
入れ、のりが入つたバケツ21から可撓ホース2
2を介してのりを吸上げて外槽1に送り込むのり
投入路で、のり投入弁23を介挿している。
尚、温水源15は蒸気源17が在れば特に必要
でない。また、蒸気源17がなければ、のり投入
路19にはポンプ24を別途接続して投入源とす
る。
25は外槽1の最低部に接続された排水路で、
エアートラツプ26を分岐した後に排水弁27を
介挿している。エアートラツプ26には圧力ホー
スを介して液面スイツチ28,29,30,31
が連係させてあり、これらのスイツチは夫々低
(外槽半径の1/10)、中低(同じく3/10)、中高
(同じく5/10)、高(同じく7/10)の液面を検知し
て作動する。
32は外槽1内に在る水等の温度を検知して検
知信号を出力するサーミスタ等から成る温度検知
素子である。
33は本体2に固定された振動スイツチで、操
作棒34が外槽1の固着された逆U字状の検知金
具35内に差し込まれている。この振動スイツチ
33は、弱脱水回転中に偏荷重2Kgによる振動が
生じた時に作動する。また、このように設定する
と、バランス回転(90r.p.m)での振動スイツチ
33の作動偏荷重は6Kgと成る。即ち、この振動
スイツチ33はバランス回転時には6Kgの偏荷重
による振動を、また弱脱水回転時には2Kgと言う
小さな偏荷重による振動を検知するものである。
従つて、強脱水は小さな振動があれば許可されな
いので、構成部材の強度が低くても安全であり、
結局安全性を保持しつつ材料費を軽減することが
できている。
第3図はこのドラム式全自動洗濯機の行程を制
御するマイクロコンピユータ(以下マイコンと言
う)に関するブロツク図であり、36は中央演算
処理装置(以下CPUと言う)、37は読み出し専
用メモリ(以下ROMと言う)、38は断電や停
電でも記憶内容を保持できるように電池(図示せ
ず)を電源とした随時書き込み読み出しメモリ
(以下RAMと言う)、39,40は第1、第2入
出力インタフエースである。そして、これらは
各々データバス、アドレスバス及びコントロール
信号によつて接続してある。尚、RAM38のバ
ツクアツプ用電池は通電時充電され、停電時等の
時に電源と成るもので良い。
41は第1入出力インタフエース39に接続さ
れた表示装置で、第4図で示すように2個一対の
時間表示管42及び温度表示管43と、この表示
管42,43の周囲に配設され「冷水」、「温水」、
「助剤」、「のり」、「弱回転」、「低」、「中低」、
「中
高」、「高」、「排水のみ」の各状態に対応して点灯
する表示灯(表示管のセグメントを利用した)4
4………と、「予洗」、「洗たく」、「すすぎ1」、
「すすぎ2」、「すすぎ3」、「すすぎ4」、「脱水」
と言う一連の代表的行程に対応する発光ダイオー
ド(以下LEDと言う)45………とを備えてい
る。
46は第1入出力インタフエース39からの温
度設定用のデイジタル信号を電圧に変換するD/
A変換器で、上記温度検知素子32の端子電圧と
比較器47にて比較させて、温度測定せしめる。
48は第1入出力インタフエース39に接続さ
れた6×4のマトリツクス型のキーボードで、第
5図に示すように数字キー49………と、「時
間」、「温度」、「冷水位」、「温水位」、「助剤」、
「の
り」、「強弱」、「排脱」、「プログラム」、「呼出し
」、
「書込み」、「早送り」、「スタート/ストツプ」の
各機能キー50………を備えている。
尚、第1入出力インタフエース39はカウンタ
で構成されたタイマとワーキングRAMを内蔵し
ている。そして、このインタフエース39には更
に時間カウントを水位信号で開始するか、水位と
温度の両信号で開始するかを教える開始スイツチ
51、蒸気源17が有るか無いかを教える蒸気ス
イツチ52、のりの投入を自動的に行なうか手動
で行なうかを教えるのりスイツチ53、洗濯水の
温度が50℃以上の時にしわ付きを防止すべく水を
混ぜて低温化する所謂クールダウンを行なうかど
うかを教えるクールダウンスイツチ54から夫々
必要により入力される。
第2入出力インタフエース40には上記各液面
スイツチ28,29,30,31、振動スイツチ
33、モータの過熱時に安全側に働くサーマルス
イツチ55、回転ドラム3のドアのスイツチ56
から夫々入力する。そして、この第2入出力イン
タフエース40は洗たくモータ4に低速反転信号
或いはバランス回転信号を、脱水モータ5に弱脱
水回転信号或いは強脱水回転信号を出力すると共
に、各モータ4,5を冷却するフアンのブロワー
モータ57、給水弁13、洗剤投入弁7、助剤投
入弁10、蒸気弁8、排水弁27、温水弁16及
びのり投入弁23に夫々開閉信号を出力する。
次に、半永久的に消滅しないようにROM37
に記憶されている10個の運転プログラム(コー
ス)の中から5個だけ第6図で示す。ここで、行
程は上述の如く「予洗」から「脱水」まで7行程
在るが、「洗たく」行程と各「すすぎ」行程の前
段には各行程の設定時間とは無関係に時間設定さ
れている「排水・弱脱水」の小行程が入れてあ
る。第6図中の時間とは各行程の設定時間であ
り、開始スイツチ51の作動に応じて水位によ
り、或いは水位及び水温により時間カウントされ
る。冷水位とは設定水位であり、温度とは設定温
度である。強弱とは洗い・すすぎの強弱を示し、
強では8秒(回転)−1.5秒(休止)のサイクルで
回転ドラム3を左右に反転させ、弱では2秒(回
転)−8秒(休止)サイクルで反転させる。また、
温度での“水”とは加熱されないそのままの供給
水を意味し、「脱水」行程での“弱”とは弱脱水
を意味する。
運転プログラム「P15」を例に操作手順を説明
すると、まず「プログラム」キー50を押すと共
に、数字キー49,49で“15”を押す。する
と、時間表示管42が“P”を、温度表示管43
が“15”を表示する。ここで、「呼出し」キー5
0を押し、或いは「スタート/ストツプ」キー5
0を押し、或いは「呼出し」キー50を押してか
ら「スタート/ストツプ」キー50を押すと、行
程表示用のLED45………の内、設定されてい
る行程に該当するもの、「P15」では全部のLED
45………が点灯すると共に、先頭の「予洗」の
LED45が点滅する。行程の進行中は実施中の
行程に該当するLEDが順次点滅する。「早送り」
キー50は一度押す毎に行程を進行させ、該当行
程(LEDが点滅している行程)を直ちに終了さ
せる。この早送りは実際の行程進行中では一時行
程をストツプした状態で実行することができる。
「P15」を表示管42で表示した後に「スター
ト/ストツプ」キー50を押せば、或いは「呼出
し」キー50を押してから押せば、「P15」の行
程が実行され、実行中にこの「スタート/ストツ
プ」キー50を押すと、行程がストツプし、もう
一度押すと再開始する。この運転プログラムでは
まず「予洗」行程から開始されるが、時間表示管
42及び温度表示管43は「予洗」行程の実際の
時間と水温を表示し、各表示灯44………は設定
状態を表示している。以下の各行程でも同様の表
示が成される。「予洗」行程は水温が60℃、水位
が中低に設定してあるので、中低まで給水する間
に蒸気を加えて加熱している。この蒸気は給水よ
り少し遅れて噴出される。水位は液面スイツチ
(中低)29で、温度は温度検知素子32で夫々
検知され、夫々の検知信号により給水弁13、蒸
気弁18が開閉制御されている。各行程での水位
及び温度の制御も同様である。尚、水温が設定温
度から−2℃以下に成ると、蒸気弁18を自動的
に開放して加熱するようにしてある。
「予洗」行程が終了すると、「排水・弱脱水」
の小行程が介在する。ここではまず3秒(左回
転)−2秒(休止)−3秒(右回転)−2秒(休止)
−5秒(左回転)と言う低速反転が排水しないま
ま行なわれ、続いてバランス回転(左回転)が行
なわれ、ここで振動検知が振動スイツチ33によ
り成される。所定(6Kg以上の偏荷重に対応す
る)振動が在れば、低速左回転に戻り、5秒後再
びバランス回転を実行し、振動検知を行なう。振
動が所定以下であれば、そのままバランス回転を
続行しながら初めて排水が成される。尚、水を含
ませたまま反転させている方が衣類を回転ドラム
3内により均一に配置できるのである。液面スイ
ツチ(低)28がリセツトしてから40秒後にバラ
ンス回転から30秒間の弱脱水回転(左回転)に移
行する。この30秒と言う時間は、この弱脱水回転
中に振動スイツチ33が2Kg以上の偏荷重に対応
する振動を検知していてもそれを無視して固定し
てある。即ち、弱脱水回転中に振動を検知するの
は次の強脱水での安全を図るためであり、弱脱水
回転中は6Kg以下であれば振動が生じても強度的
には問題が無い。
弱脱水回転(30秒間)が終了すると、15秒間惰
性回転が成され、3秒(回転)−2秒(休止)の
サイクルで低速反転(ほぐし回転)が30秒間実行
される。
洗濯モータ4は電源の切替えにより反転し、ま
た低速からバランスに変更する時には△結線から
結線に変更する。これを第7図で示す。同図に
於いて、洗たく・すすぎの際の低速反転時にはス
イツチ58………とスイツチ59………が交互に
閉成する。この低速時は△結線である。この後の
バランス回転時にはスイツチ60………及びスイ
ツチ61………を閉成するが、これは結線であ
るから、回転数が倍増する。
尚、脱水モータ5も洗濯モータ4と同様に△−
の巻線変更をスイツチ群58′………,60′…
……,61′………によつて行ない、△結線では
弱脱水回転(425r.p.m)を、結線では強脱水回
転(850r.p.m)を夫々行なう。
而して、洗濯モータ4の巻線変更を行なうには
短絡を防止するために、スイツチ60………,6
1………をスイツチ59………が完全に開放して
から閉成する必要があり、この間に約0.2秒間を
要している。従つて、脱水する前段ではバランス
を良くするために排水せず、負荷を大きくしてい
るので、低速回転からバランス回転に移行する際
の休止中(0.2秒間)に大きく減速し、それまで
の低速反転でほぐしていた衣類を固めてしまうこ
とがある。
そこで、この0.2秒間を含む約2秒間程、脱水
モータ5を弱脱水に見合う回転数で駆動し、回転
ドラム3が減速しないようにしている。この動作
を第8図のフローチヤートで示す。ここでは、ま
ず「脱水」行程用のカウンタがクリアーされ、こ
の行程の設定状態が表示される。カウンタが0で
あれば、洗濯モータ4が低速反転し、これが15秒
間実行され、この時間を判別してON/OFFカウ
ンタに50を入れる。このON/OFFカウンタは10
カウントで1秒を示すものであるから、50カウン
トでは5秒をカウントする。この5秒間がバラン
ス回転の時間である。50が入つてからカウンタに
は+1が入れられる。すると、カウンタの判別結
果が1になるから、ON/OFFカウンタの内容が
48以下か否か判別することに成る。即ち、0.2秒
経過したかを判別する。0.2秒経過していなけれ
ば、ON/OFFカウンタの内容が30以下か否か、
即ち2秒経過したかを判別する。経過していなけ
れば脱水モータ5が弱回転し、これが2秒間続く
ことに成る。0.1秒(ON/OFFカウンタのカウ
ント数が1)経過するまで上述の判別と処理が成
され、経過すればON/OFFカウンタの内容から
−1を行ない、49とする。これを0と比較し、そ
うでなく且つカウンタ内容は1のままであるか
ら、ON/OFFカウンタの内容が50から49に変つ
ただけで再度判別と処理を行なう。しかし、判別
結果は50の場合と49の場合では変らないので、更
に0.1秒経過して合計0.2秒間経過し、ON/OFF
カウンタの内容を48、カウンタ内容を1のままと
する。すると、今度は48で同一と判別されるの
で、洗濯モータ4のバランス回転が開始する。ま
た、脱水モータ5も弱回転している。この動作が
繰返される度にON/OFFカウンタの内容は−1
ずつ減算され、−20(2秒間)して30になると、30
で同一と判別されるので脱水モータ5は停止す
る。更に、この動作が繰返されてON/OFFカウ
ンタの内容が5秒間経過の結果0になると、バラ
ンス回転も停止する。そして、カウンタの内容に
+1が成されて2と成り、判別結果で「脱水」行
程の次の動作に移行する。
クールダウンスイツチ54が設定してあれば、
設定温度が50℃以上の行程では最後の1分間に自
動的に給水する。給水は各工程での設定水位より
も1段階上の水位まで行なうことができる。この
「予洗」行程では中低であるから中高まで給水す
ることができる。この結果、水温はたいてい50℃
より低下し、衣類は冷やされるので、しわが付き
にくい。即ち、このクールダウンとはしわ付き防
止の動作である。尚、給水開始時点は排水前であ
れば良く、給水量や外槽容量等に合せて終了1分
前以外の適当時点を採用できる。このクールダウ
ンの動作を第9図のフローチヤートで示す。ここ
では、蒸気弁18の開閉により設定温がそれより
も−2℃以下にならないようにし、また洗濯モー
タ4が低速反転している洗たく、すすぎの行程の
設定時間中、終了1分前になると、その行程の設
定温度が50℃以上かを判別し、そうでなければ設
定時間の経過後に次行程に移行する。50℃以上の
設定温度の場合は、設定水位よりも1段階上の液
面スイツチがトリツプ(作動)しているかを調べ
る。トリツプしていなければ給水弁13を開く。
この終了1分前からは蒸気弁18を開いて加熱す
ることが無くなる。終了前に液面スイツチがトリ
ツプすると、給水弁13が閉じ、低水温で低速反
転が時間終了まで行なわれ、衣類を冷す。万一終
了前にトリツプしない時は時間終了後に給水弁1
3を閉じる。
また、このクールダウンスイツチ54が設定さ
れた時に、給水を1段階上の水位まで行なつても
十分に温度が下らなければ何もならない。そこ
で、この設定時に自動的に給水するも、その給水
の終了を実際の水温に応じて決めることができ
る。即ち、温度検知素子32が実際の水温が40℃
以下であることを検知した時に給水を終了させる
のである。この動作を第10図のフローチヤート
で示す。ここでは蒸気弁18の開閉により水温が
設定温であるよう温度コントロールし、洗濯モー
タ4を低速反転させている。その洗たく、すすぎ
の行程の設定時間が予め決めた所定の時間になる
と、その行程の設定温度が50℃以上かを判別し、
そうでなければ設定時間の経過(終了)後に次行
程に移行する。50℃以上の場合は外槽1内の水温
が規定温度(この場合は40℃)であるか否かを判
別し、40℃より高ければ給水弁13を開放して給
水する。設定時間が所定時間より短くなると、蒸
気による温度コントロールは停止され、低速反転
中に水温が低下する。たいていは終了前に水温が
40℃以下と成り、給水弁13が閉成され、その後
に設定時間が終了する。終了後も40℃より高けれ
ば、終了後に給水弁13を閉成しておく。
このような「排水・弱脱水」の小行程の後に引
続き「洗たく」行程が実行される。ここでは洗剤
が40秒間投入される。即ち、給水弁13が開放し
て水だけを外槽1内に入れ、次いで同時に洗剤投
入弁7も開放されて洗剤液を外槽1内に入れる。
この後に給水弁13が閉成する。給水路14と洗
剤投入路9内の水圧は分圧されているので、洗剤
液が最初から強く噴出されることは無い。また、
洗剤液が排水路25に直ちに逃げないように、最
初に単に給水しているのである。洗剤投入弁7が
40秒間開放して閉成し、引続いて設定水位に成る
まで給水弁13が再び開放する。蒸気も噴出され
るので設定温度になる。
このように洗剤を投入する時には最初に単に給
水するが、この給水の仕方はソフター等の助剤投
入、のり投入の際も同様である。また、助剤投入
の際にも当初は分圧された水を利用する。
所定の「洗たく」行程が終了すると、「排水・
弱脱水」及び「すすぎ1」が開始する。以後各行
程が進行し、「すすぎ4」の行程ではのり投入弁
23が20秒間開き、蒸気源17からの蒸気でエゼ
クタ20に負圧を作り、のりをバケツ21からホ
ース22を介して吸上げ、且つ投入する。蒸気源
17をポンプ24で代用することもある。のりの
投入を手動で行なう場合はのりスイツチ53を手
動に切替えておく。すると、この「すすぎ4」の
行程では行程初期の10秒間に給水した後にブザー
が鳴り、給水が中断する。ここで、手動でのり投
入弁を所定時間だけ開放してのり投入を行なう。
閉弁後「スタート/ストツプ」キー50を押す
と、給水が再開して設定水位まで給水し、行程を
進行させる。この「すすぎ4」の行程が終了する
と、「脱水」行程に移行する。
「脱水」行程では“弱脱水”と“強脱水”を選
択することができ、“弱脱水”の場合は「排水・
弱脱水」の小行程と同じ動作と成るが、その弱脱
水回転時間を任意に設定できる。この「P15」の
運転プログラムでは「脱水」行程は“強脱水”で
あるので、この場合の動作を以下に説明する。
前行程の終了に引続き回転ドラム3は排水せず
に低速での3秒(回転)−2秒(休止)の回転を
左右1回ずつ行ない、更に5秒間低速左回転して
からバランス回転に移行し、ここで振動スイツチ
33により振動(6Kg以上の偏荷重に対応する)
が検知される。振動が有れば低速回転に戻つて再
びバランス回転に移行し、振動が検知される。こ
の間は排水されていない。振動が無く或いは無く
なると、バランス回転中に排水が始まり、液面ス
イツチ(低)28がリセツトしてから40秒後に弱
脱水回転が30秒間行なわれる。尚、低速回転から
バランス回転への移行の際には上述と同様に脱水
モータ5が巻線変更時に2秒間回転して回転ドラ
ム3の回転数の低下を防ぐ。
30秒間の弱脱水回転中に振動スイツチ33は2
Kg以上の偏荷重に対応する振動を検知している。
振動が無ければ、そのまま更に10秒間弱脱水回転
が行われてから脱水モータ5の巻線が結線に変
更され850r.p.mで強脱水回転が行なわれる。この
強脱水回転の時間は設定された時間である。
弱脱水回転中に振動が有れば、惰性回転(15
秒)の後に3秒(回転)−2秒(休止)のサイク
ルで低速反転(衣類のねじれをとるほぐし回転)
を左回転から7サイクル行ない、続いて0.5秒
(左回転)−1秒(休止)と言う低速での断続回転
(衣類を切離す分散回転)を3サイクル行ない、
更に3秒間の低速左回転の後にバランス回転に移
行する。このように既に排水している状態ではバ
ランスを採るために1回転しない程度の短時間だ
け回転ドラム3を回転させる断続回転を行なう
等、回転には工夫が成されている。バランス回転
への移行時には今回は水と言う負荷が無いので、
トルクをあまり考慮する必要が無い。そこで、こ
の時にはスイツチ59を開放すると共にスイツチ
61………を閉成し、0.2秒後にスイツチ60…
……を閉成する。すると、スイツチ59………の
閉成により△結線が構成されていたところ、スイ
ツチ61………の閉成により結線になる前に過
渡的に△結線の状態が残る。従つて、洗濯モータ
4は低トルクでスリツプの大きな回転を行なう
が、低速回転よりは高い回転数であり、そしてス
イツチ60………の閉成後に初めて結線による
バランス回転を行なう。この結果、回転ドラム3
は0.2秒間の休止が実質的に解消されている。
バランス回転の後に弱脱水回転が10秒間行なわ
れ、この間に振動スイツチ33により許容偏荷重
2Kgの振動の検知が行なわれ、振動が有れば直ち
に7サイクルの低速反転(ほぐし回転)の最後の
サイクル(3秒左回転−2秒休止)に戻る。そし
て、断続回転−バランス回転−弱脱水回転と移行
し、振動を弱脱水回転で検知して有れば、低速反
転の最後のサイクルに戻る。振動が有ればこれを
繰返し、5回続けば低速反転(7サイクル)の最
初に戻る。このようにして振動検知をしている間
に、振動が無くなれば、弱脱水回転を完全に10秒
間行なつた後に強脱水回転を行なう。
いずれにしても強脱水回転に移行して設定時間
が経過すると、15秒間惰性回転−3秒間弱脱水回
転−15秒間惰性回転と移行し、3秒(回転)−2
秒(休止)の低速反転を30秒間(6サイクル)行
ない、「脱水」行程が終了する。尚、この強脱水
回転中に何等かの原因で一定な偏荷重に対応する
振動が生じた時は、やはり振動スイツチ33が働
き、直ちに上述の7サイクルの低速反転の最後の
サイクル(3秒左回転−2秒休止)に戻り、断続
回転−バランス回転(5秒)−弱脱水回転(10秒)
と移行し、この弱脱水回転中に振動検知をやり直
す。そして、以下は上述と同様の処理となり、再
び強脱水回転に移行する。
そして、この「P15」の運動プログラムが終了
したので、ブザーが鳴る。
この「脱水」行程での断続回転の動作を第11
図のフローチヤートで示す。ここでは、脱水行程
用のカウンタをまずクリアし、この行程の表示処
理し、カウンタの内容を判別する。最初は0であ
るから、洗濯モータ4を低速で左回転させる。
0.5秒後に停止させ、カウンタに+1を加算する。
カウンタの内容が1となると、1秒経過後にカウ
ンタに更に1を加算して2とする。以下カウンタ
の内容が2と4の場合は図中Aのとうり洗濯モー
タ4を0.5秒間低速左回転させ、カウンタの内容
が3と5の場合は図中Bのとうり1秒間停止す
る。この後、このフローチヤートでは省略してあ
るが、カウンタの内容が6になると、洗濯モータ
4を3秒間低速左回転させ、カウンタの内容が7
になると、図中のとうりバランス回転が行なわれ
る。
また、「脱水」行程での“強脱水”と“弱脱水”
の動作(断続回転の動作は第11図に説明したの
で省く)を第12図のフローチヤートで示す。こ
こでは、まず、カウンタをクリアし、その行程の
表示処理を行ない、脱水の強、弱を判別する。設
定が弱であれば、カウンタ内容が0であることを
判別し、ほぐし運転(イ)を行なう。これが所定時間
行なわれると、カウンタの内容を1とし、図中A
に戻る。次はカウンタの内容が1であることを判
別してバランス回転を行ない、この間に振動スイ
ツチ33によつて振動を検知する。偏荷重6Kg以
上に対応する振動が有れば、カウンタの内容をク
リアして図中Aに戻す。即ち、再度ほぐし運転(イ)
を行なつた後にバランス回転を行なう。そして、
振動検知が成され、振動が有ればほぐし運転とバ
ランス回転とを繰返す。この間は排水は行なわれ
ていない。一定の振動が無ければ、所定時間(排
水されて液面スイツチ(低)28がリセツトして
から40秒後まで)バランス回転が行なわれ、バラ
ンス回転が停止する。そして、カウンタには1が
加算されて図中Aに戻る。次はカウンタの内容が
2であるから、脱水モータ5を弱回転(425r.p.
m)させ、「排水・弱脱水」の小行程では30秒間、
「脱水」行程では予め設定された時間後に停止さ
せる。この時間中はカウンタの内容は2であるか
ら、振動スイツチ33による振動検知の結果とは
無関係に弱脱水が行なわれる。この後15秒間惰性
回転し、続いて3秒(低速)−2秒(休止)のサ
イクルを左、右交互に合計30秒間行なう。
脱水の設定が強であれば、カウンタの内容が0
であることを判定し、ほぐし運転(ロ)を行なう。こ
れが所定時間行なわれると、カウンタの内容を1
とし、図中Aに戻る。次はカウンタの内容が1で
あることを判定し、バランス回転を行ない、この
間に振動スイツチ33によつて振動を検知する。
偏荷重6Kg以上に対応する振動が有れば、カウン
タの内容をクリアして図中Aに戻す。従つて、弱
設定と全く同じ動作が展開している。一定の振動
が無ければ、排水し、液面スイツチ(低)28が
リセツトしてから40秒後にバランス回転が停止す
る。カウンタの内容には1が加算され、図中Aに
戻る。次はカウンタの内容が2であることを判定
し、脱水モータ5を弱回転させ、30秒間の回転中
に振動スイツチ33により振動を検知する。偏荷
重2Kgに対応する振動を検知すれば、弱回転を停
止して15秒間惰性回転させると共に、カウンタの
内容をクリアして図中Aに戻す。振動検知しなけ
れば、更に10秒間弱回転して弱回転信号を断ち、
カウンタに1を加算する。
一定の振動を検知してカウンタがクリアされる
と、排水状態でのほぐし運転(ハ)が実行され、バラ
ンス回転を経て、カウンタの内容が2になれば、
10秒間の弱脱水回転中に振動検知が成される。こ
こでも、一定の振動(2Kg対応)を検知すると直
ちにカウンタをクリアして図中Aに戻り、今度は
ほぐし運転(ニ)を実行し、以下同一動作を繰返す。
カウンタ内容が2で弱脱水回転中に振動検知しな
ければ、カウンタの内容に1を加算する。かくし
て、弱脱水回転が10秒間実行された後に強脱水回
転に移行される。この強脱水回転中には機械的固
定手段等が破損するといつた事故でも無いかぎ
り、振動を検知することはないが、一応安全のた
めに振動スイツチ33により振動を検知してい
る。ここで振動を検知すると、ほぐし運転(ニ)から
動作を繰返す。
強脱水回転が設定時間行なわれると、15秒間の
惰性回転−3秒間の弱脱水回転−15秒間の惰性回
転を経て、3秒(低速左回転)−2秒(休止)−3
秒(低速右回転)−休止と言うサイクルを合計30
秒間実行して終了する。終了によりブザーが鳴
る。
ここで、ほぐし運転(イ)(ロ)は3秒(低速左回転)
−2秒(休止)−3秒(低速右回転)−2秒(休
止)−5秒(低速左回転)と言うものである。ま
た、ほぐし運転(ハ)は3秒(低速回転)−2秒(休
止)と言うサイクルを左、右交互に7サイクル行
ない、その次に0.5秒(低速左回転)−1秒(休
止)を3サイクル行つた後に3秒(低速左回転)
と言う断続回転を行なうものである。更に、ほぐ
し運転(ニ)はほぐし運転(ハ)の7サイクルの低速反転
の最後の1サイクルから始まり、断続回転を行な
うものである。
更に、洗濯モータ4が△結線から結線に変更
される時に一時的に変則的な△結線が残ることを
第13図に基づいて説明する。ここでは、説明を
簡単にするために、4極−2極の切替を24スロツ
トの巻線によつて説明する。4極の△結線ではU
から→印により、Vから→印により、Wから印
により三相電流が流れ、この結果巻線には4極の
磁界が回転磁界として生じる。これが低速回転で
ある。次に、スイツチ58を開放してスイツチ6
1を閉成し、スイツチ60をまだ開放している
と、R→T→Sの順に三相電流が流れる。これは
△結線であるが、巻線には2極の磁界が生じる。
しかし、図面から明らかなようにRから→印で流
れた時にスロツトNO3、4で、Tから→印で流
された時にスロツトNO19、20で、Sから印で
流れた時にスロツトNO11、12で電流が打消し合
い、回転磁界が少い。従つて、ここではスリツプ
が大きくてトルクが小さい回転と成るが、電源が
切られてはいないので、回転ドラム3の回転はあ
る程度維持される。
この後に、スイツチ60,61が閉成される
と、2極の結線が完成し、バランス回転と成
る。
尚、実施例での洗濯モータ4は6極と12極の切
替により速度を変えている。
第6図に於いて、「P17」はウールや薄物等の
内、ドライクリーナで処理できない場合に対応し
た運転プログラムであり、「予洗」「すすぎ1」の
行程を省き、また設定内容も「P15」とは変つて
いる。
「P22」は回転ドラム3を掃除するための運転
プログラムである。
「P23」は洗剤投入弁7、給水弁13、温水弁
16、蒸気弁18及び排水弁27をマイコン制御
から切離して手動操作する場合の運転プログラム
であり、使用者が種々の設定値を任意に決めて実
行する。従つて、機体には手動操作用のツマミが
設けてある。手動操作とはツマミ操作により各弁
を電気的に操作することを含む。この運転プログ
ラムではのり投入弁23も手動操作することにな
ろう。
「P12」は「脱水」行程だけを独立して実行す
る場合の運転プログラムである。
第6図で代表的に示された運転プログラムの各
行程中の設定を変更し、新たな運転プログラムと
して登録することができる。この設定変更は「機
能」キー50………に応じて行なわれる。
例えば「P15」では、まず「プログラム」キー
50を押すと共に、「数字」キー49,49を
“15”と押し、更に「呼出し」キー50を押して
ROM37中の「P15」を第1入出力インタフエ
ース39のRAMに呼出す。すると、「予洗」か
ら「脱水」までに対応するLED45………が点
灯すると共に、「予洗」に対応するLED45が点
滅し、時間、温度の表示管42,43や表示灯4
4………が「予洗」行程の設定について表示す
る。「呼出し」キー50を押すと、次行程のLED
45が点滅し、次行程の設定状態を表示管42,
43及び表示灯44………が点灯により表示す
る。
こうして呼出された運転プログラムの各行程
で、「時間」キー50を押して「数字」キー49
………を押せば、行程の設定時間が押した数字の
時間(分)に変更される。温度(℃)も同一操作
で変更される。水位(冷・温)は「数字」キーの
“1”が“低”に、“3”が“中低”に、“5”が
“中高”に、“7”が“高”に夫々該当するので、
これに合せてやれば変更できる。「助剤」キー5
0及びのりスイツチ53が自動での「のり」キー
50を押して「数字」キーを押せば、押した数字
だけの時間(秒)(但し99秒まで)に変更できる。
洗剤投入時間は「助剤」キー50によつて変更さ
れる。のりスイツチ53が手動での「のり」キー
50を押すと、のり付けのための給水中断が設定
され、再度押すとのり付けしないことになる。
「強弱」キー50は洗たく・すすぎの行程で押す
と“弱”に変り、再度押せば“強”に戻るし、
「脱水」行程でこの操作をすると“強脱水”と
“弱脱水”を変更できる。“弱脱水”では時間を変
更することができる。「排脱」キー50を押すと、
「排水・弱脱水」の小行程で排水だけで弱脱水を
しなくなり、再度押すと戻る。
こうして一つの運転プログラムに変更を加えた
後、「P1」〜「P14」までのアドレスを「プログ
ラム」キー50及び「数字」キー49………を押
すことにより指定し、「書込み」キー50を約2
秒間押し続けると、RAM38に新たな運転プロ
グラムが転送されて記憶される。この作業が終わ
ると、ブザーが鳴る。ここで、作つた新な運転プ
ログラムを直ちに実行する場合は、ブザーが鳴つ
てから、「スタート/ストツプ」キー50を続い
て押せば良い。
「P1」〜「P14」までに記憶させた運転プログ
ラムは上述と同様の操作によつて変更することが
できる。また、「P1」〜「P14」の一つ例えば
「P10」を少しだけ変更する時には変更操作後に
そのまま「書込み」キー50を押せば、そのまま
「P10」が部分修正されて記憶される。
次に、蒸気源17が無いので温水源15を代用
する場合について説明する。この場合は蒸気スイ
ツチ52を蒸気源無しの方に切替える。すると、
水温が各工程の設定温度の±10℃の範囲内であれ
ばエラー信号は出ず、行程を実行することができ
る。一方、水位設定は温度との兼ね合いで、冷水
位と温水位を共に設定する必要がある。
例えば、温水源15の給湯温度が80℃であれ
ば、「P15」の「予洗」行程の60℃に近い水温を
得るために給水1に対して温水2の割合で供給す
る。この場合の設定は「P15」の「予洗」行程を
呼出し、冷水位を“1”(低)に、温水位を“3”
(中低)に夫々変更操作する。すると、水が低水
位まで供給された後に温水が低水位から中低位ま
で供給され、混合された水の温度を60℃に近づけ
ることができる。このように温水源15を代用す
る場合は設定水位及び四季の水温を考慮して水と
湯の混合割合を決める。
仮に、冷水位と温水位を同一水位に設定した場
合は、この操作は後から操作した水位、即ち冷水
位→温水位と設定操作したならば温水位の設定水
位を残すようにしてある。
また、ここではより低い水位設定した側から給
水(湯)し、高く水位設定した側が残りの水位分
だけ給湯(水)するようにしている。この動作を
第14図のフローチヤートで示す。ここでは、ま
ず冷水位と温水位の設定値の差を出し、冷水位の
設定値が大であれば温水位として設定された水位
の液面スイツチがトリツプしているかを調べ、ト
リツプするまで温水を供給する。トリツプする
と、温水弁16を閉じ、冷水位として設定された
水位の液面スイツチがトリツプしているかを調
べ、トリツプするまで給水する。トリツプすれば
給水弁13を閉じる。
温水位の設定値の方が大であれば、今度は先に
冷水位側の液面スイツチのトリツプ状態を調べて
給水を先に行なう。そして、その後に温水を供給
する。
更に、温水源15の給湯温度が80℃であり、且
つ60℃の設定温度の場合、水位設定を誤つて冷水
位の設定を行なわなければ、運転プログラムとし
ては記憶されるが、実行の際には表示管42,4
3等でエラー表示を行ない、行程を中断させる。
また、同時に洗剤投入弁7が開放されるので、冷
水位設定が適正に成されて許容温度範囲(±10
℃)に成るまで、小径の投入路9から給水が行な
われている。
尚、この実施例ではRAM38を電池電源によ
つてバツクアツプしているが、電池電源を省略し
てRAM38をE−E−PROM(エレクトリツ
ク・イレイザブル・プログラマブル・ROM)
(電気的消去可能で書き込み可能な随時書き込み、
読み出しメモリ)に代えても良い。このE−E−
PROMは電源が切れても書き込み内容を残し、
またその内容を変更したい時には電気的処理で書
き込み内容を消して新しい内容を書き込むことが
できるものである。
(ヘ) 発明の効果 本発明によれば新規な(変更された或いはその
ままの)運転プログラムを、電源が切れても記憶
保持する記憶部で記憶することができ、使用者の
使い勝手が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるドラム式全自動洗濯機の
内部機構図、第2図は配管説明図、第3図はブロ
ツク図、第4図は表示装置の表示説明図、第5図
はキーボードのキー配置図、第6図はプログラム
図、第7図はモータの電気接続図、第8図〜第1
2図及び第14図はフローチヤート、第13図は
モータの結線と巻線の説明図である。 36……CPU、37……ROM(第1記憶部)、
38……RAM(第2記憶部)、39……第1入出
力インタフエイス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 洗濯に必要な複数個の固定的な運転プログラ
    ムを番地別に半永久的に記憶する第1記憶部と、
    第1記憶部に在る運転プログラムを随時任意に呼
    出して変更すべく操作される数字キー及び機能キ
    ーと、変更された運転プログラムを新規な運転プ
    ログラムとして、上記機能キーの操作によつて番
    地別に記憶する第2記憶部とを備え、この第2記
    憶部は電源のしや断にも拘らず記憶を保持するこ
    とを特徴とした全自動洗濯機。
JP58152307A 1983-08-19 1983-08-19 全自動洗濯機 Granted JPS6045392A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0336307A (ja) * 1989-06-30 1991-02-18 Ebara Koki Kk 除塵装置

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60241488A (ja) * 1984-05-15 1985-11-30 株式会社日立製作所 電子制御洗濯機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54158073A (en) * 1978-06-05 1979-12-13 Hitachi Ltd Automatic washing machine
JPS59177098A (ja) * 1983-03-28 1984-10-06 松下電器産業株式会社 自動洗たく機

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