JPS6345753Y2 - - Google Patents

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JPS6345753Y2
JPS6345753Y2 JP1981049094U JP4909481U JPS6345753Y2 JP S6345753 Y2 JPS6345753 Y2 JP S6345753Y2 JP 1981049094 U JP1981049094 U JP 1981049094U JP 4909481 U JP4909481 U JP 4909481U JP S6345753 Y2 JPS6345753 Y2 JP S6345753Y2
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JP
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pair
ceramic
ceramic heater
groove
lead wires
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JP1981049094U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は石油燃焼器等に使用されるセラミツク
ヒータに関し、該ヒータにろう付けされたリード
線の機械的強度を増大し、電気的にも絶縁性を考
慮したリード線の固定構造に係わる。 〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕 現在、石油燃焼器等における点火ヒータとして
は、その使用態様上、高温雰囲気内に長時間保た
れるため、電気抵抗体の焼損等を防止する目的で
前記抵抗体を棒状または筒状のセラミツクにより
被覆したセラミツクヒータが用いられている。 しかし従来の場合、第1図に示すようにセラミ
ツクヒータ本体1あるいはヒータコイルを外部に
露出した旧式の点火ヒータなどはリード線2をセ
ラミツクヒータ本体1にろう付けして固着してい
るものの、自らのヒータの熱伝導と外部熱ストレ
ス等により、ろう付部3が高温になるため、絶縁
まで考慮した固定方法が難しく一般的にはろう付
部3とリード線2に直接応力のかかる構造とな
り、時にリード線2をろう付けした部分がセラミ
ツクヒータ本体1から剥離するという現象が発生
していた。このため、セラミツクヒータには通電
することができず、加熱使用することが不能とな
るばかりでなく、剥離したリード線2が機器に接
触した場合など、該リード線2には商用電源の
100Vまたはそれ以上の高い電圧が印加されてい
ることから、機器に触れると感電するなどの危険
性が大きかつた。 この解決策の1つとして先願である実願昭56−
39115号公報(実開昭57−151890号公報参照)に
は、棒状セラミツクヒータ本体のメタルパターン
とリード線の銀ろう溶接部分に絶縁性碍管を付設
すると共にその管の内部に耐熱性無機接着剤及び
その他のシール剤を充填してメタルパターン形成
部分及び銀ろう溶接部を露出しないようにしたセ
ラミツクヒータが示されている。 しかしこのセラミツクヒータは絶縁性碍管にセ
ラミツクヒータ本体およびリード線を仮固定する
部分が設けられていないため、接着剤等の充填
時、セラミツクヒータ本体およびリード線を絶縁
性碍管に挿入した後、図示されていない治具でセ
ラミツクヒータ本体およびリード線と絶縁性碍管
とが位置ずれしないように押さえつけ、その後に
接着剤を充填しなければならないという欠点があ
る。 またこのセラミツクヒータはセラミツクヒータ
本体のリード線側端部の周囲全体を接着剤で被覆
するため接着剤等の使用量が多くなり、またそれ
につれて接着剤の固化時間も長くなる欠点があ
る。 それ故、本考案の主たる目的とするところはセ
ラミツクヒータ本体とセラミツクケースとを強固
に固定することにある。 本考案の他の日的とするところはセラミツクヒ
ータ本体と碍子等からなるセラミツクケースとの
仮固定ができるようにセラミツクケースにセラミ
ツクヒータ本体の位置決め部を設けることにあ
る。 さらに本考案の他の目的とするところはリード
線もセラミツクケースの所定の部位に収め、安定
状態に固定することにある。その上セラミツクヒ
ータ本体とセラミツクケースを接着固定する接着
剤の使用量を必要最少限に抑えることにある。 〔課題を解決するための手段〕 前記目的を達成するため、本考案はセラミツク
ケースにセラミツクヒータ本体の一対のリード線
を支持する一対の貫通孔と、該一対の貫通孔間に
刻まれた前記セラミツクヒータ本体の径とほぼ一
致する径を持つ溝と、前記一対の貫通孔と前記溝
とを連通する連通溝を設ける一方、前記セラミツ
クヒータ本体に前記一対のリード線の一端部をろ
う付けにより固着し、該ろう付部を前記連通溝内
に収容するとともに前記セラミツクヒータ本体を
そのろう付部側端が前記溝の底に接触するように
収め、さらに前記一対のリード線の他端側を前記
一対の貫通孔より外方に引き出し、前記セラミツ
クケースの一対の貫通孔と前記一対のリード線と
の〓間および前記セラミツクケースの連通溝と前
記一対のリード線のろう付部との〓間に接着剤を
充填したことを特徴とする。 〔作用〕 本考案によればセラミツクヒータ本体のセラミ
ツクケースに対する仮固定もしくは位置決めが前
記セラミツクケースに設けた溝の周壁と底で行え
る。また一対のリード線は一対の貫通孔で仮固定
もしくは位置決めされる。さらにセラミツクケー
スの連通溝とセラミツクヒータ本体を収納するた
めの溝が連通しているため、該連通溝に接着剤を
充填すると、該セラミツクヒータ本体がセラミツ
クケースに固着される。したがつてセラミツクヒ
ータ本体を固着する接着剤の使用量はわずかで済
む。 勿論、セラミツクヒータ本体とセラミツクケー
スとの固定も強固になされる。 〔実施例〕 以下、本考案の一実施例を第2図乃至第5図を
用いて詳述する。 1は電気発熱体11を埋入したセラミツクヒー
タ本体で、その一端部において表面に露出した発
熱体11にニツケルメツキ等の処理が施されてい
る。そしてこの部分にろう付けにより一対のリー
ド線2が接続される。 は中央断面が略コ字型の碍子等からなるセラ
ミツクケースで、第5図に示すようにセラミツク
ヒータ本体1の一対のリード線2を支持する一対
の貫通孔41と、該セラミツクヒータ本体1のろ
う付部側端を収納する溝45と、該溝45と前記
一対の貫通孔41を連通する連通溝46が設けら
れている。 ところで前記溝45は前記一対の貫通孔41間
に刻まれており、前記セラミツクヒータ本体1の
径とほぼ一致する径を有している。 上記セラミツクヒータ本体1とセラミツクケー
とを組付けるにはまずセラミツクケース
溝45にセラミツクヒータ本体1をそのろう付部
側端が前記溝45の底42に接触するように収
め、またろう付部3を連通溝46内に収容し、さ
らに前記一対のリード線2の他端側を前記一対の
貫通孔41より外方より引き出す。このときセラ
ミツクヒータ本体1はセラミツクケースに設け
た溝45の周壁と底42で仮固定され、一対のリ
ード線2はセラミツクケースの一対の貫通孔4
1で仮固定される。 次にセラミツクケースの一対の貫通孔41と
一対のリード線2との〓間8およびセラミツクケ
ースの連通溝46と一対のリード線2のろう付
部との〓間5に例えば水を溶剤としているシリカ
糸またはアルミナ糸等の結晶分子構造からなる無
機質の接着剤6を充填する。これによりリード線
2のろう付部3とその延長部がセラミツクケース
4に固定される。 ところで接着剤6が固まる前にセラミツクヒー
タ本体1に第3図中矢印方向の機械的振動が加わ
つても該セラミツクヒータ本体1は溝45の周壁
と底42で動きが止められているため、セラミツ
クヒータ本体1とセラミツクケースとの軸心が
ずれることない。またセラミツクケースの連通
溝46とセラミツクヒータ本体1を収納するため
の溝45が連通しているため、該連通溝46に接
着剤6を充填すれば該セラミツクヒータ本体1が
連通溝46に充填された接着剤6でセラミツクケ
ースに固着される。 したがつて従来、セラミツクヒータ本体1の一
部に単にろう付けを施した程度のリード線2の固
定強度にあつては、例えば配線等の作業時におい
てリード線2の引張り力などが直接第1図に示す
t′位置のろう付部3に作用することになり、しか
もセラミツクヒータ本体1は高温雰囲気中に通常
具備されるという条件にあるので、固定強度は時
間の経過とともに徐々に劣化していく傾向にあつ
たが、本考案リード線固定構造に関しては上記ろ
う付部3をさらに接着剤6にて強固に被覆固定す
ることができ、この場合セラミツクケースは充
填される前記接着剤の受け皿として機能する。ま
た配線等の作業時におけるリード線2の機械的応
力は第3図で示すt位置のリード線を支持する貫
通孔41に直接作用することになつて、従来、直
接的にろう付部3に作用していた応力を減じさせ
ることができた。 さらに本考案は仮りに最悪の状態として充填・
固定された接着剤6が何らかの衝撃ストレスによ
り割れたり、剥れたりし、その上リード線2のろ
う付部3がセラミツクヒータ本体1から剥離して
も接着剤6の存在により電気的接続状態は維持さ
れ、しかもリード線2がセラミツクケースから
外れて機器の一部に接触することはない。またリ
ード線2の端部に付着したろう付部3がリード線
支持する一対の貫通孔41にて係止できる程度を
に該一対の貫通孔41の径が設定してあるため、
ヒータへの通電が不能になるほどリード線が外れ
た場合でもセラミツクケースから離れて機器に
接触しないため感電事故を発生するようなことは
ない。さらにリード線2のろう付けには一般に銀
を主材としたろう材が用いられているが、ろう付
部3は接着剤6によつて被覆されているため、空
気との接触が遮断されている。それ故、高温とな
るヒータのリード線ろう付部3の該ろう材自体が
酸化し、リード線2の取付状態が劣化することも
ない。 なお、第3図中一点鎖線で示した如く、セラミ
ツクケースの外周の一部に小径とした段付部4
3を形成したり、第4図a中一点鎖線で示したよ
うな切欠部44を設けるなど、機器への装着態様
に即した形状としておくことによつて、セラミツ
クヒータを機器に装着するためのフランジとして
利用することができ、機器へ装着する際に別途用
いていたフランジなどを省略することが可能とな
る。 〔考案の効果〕 以上述べてきたように本考案はセラミツクケー
スにセラミツクヒータ本体の一対のリード線を支
持する一対の貫通孔と、該一対の貫通孔間に刻ま
れた前記セラミツクヒータ本体の径とほぼ一致す
る径を持つ溝と、前記一対の貫通孔と前記溝とを
連通する連通溝を設ける一方、前記セラミツクヒ
ータ本体に前記一対のリード線の一端部をろう付
けにより固着し、該ろう付部を前記連通溝内に収
容するとともに前記セラミツクヒータ本体をその
ろう付部側端が前記溝の底に接触するように収
め、さらに前記一対のリード線の他端側を前記一
対の貫通孔より外方に引き出し、前記セラミツク
ケースの一対の貫通孔と前記一対のリード線との
〓間および前記セラミツクケースの連通溝と前記
一対のリード線のろう付部との〓間に接着剤を充
填したのでリード線取付部の剥離を防止すること
ができ、剥離が生じた場合でも電気的接続を維持
することが可能であり、しかも剥離に伴いリード
線が機器の一部に接触するようなことが皆無であ
るため感電事故の発生するようなこともない。ま
たセラミツクヒータ本体はセラミツクケースに設
けた溝の周壁と底で仮固定でき、さらに一対のリ
ード線はセラミツクケースに設けた一対の貫通孔
で仮固定できるため、セラミツクヒータ本体と一
対のリード線が安定に固定され、また接着剤の充
填作業がやりやすくなる。さらにセラミツクケー
スの連通溝とセラミツクヒータ本体を収納するた
めの溝が連通しているため、該連通溝に接着剤を
充填するだけで該セラミツクヒータ本体がセラミ
ツクケースに強固に固着される。したがつてセラ
ミツクヒータ本体を接着固定する接着剤の使用量
はわずかで済み、該接着剤の固化時間も短かくな
る等、従来にはない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のセラミツクヒータのリード線固
定構造を示した斜視図、第2図は本考案リード線
固定構造の一実施例を示した斜視図、第3図は第
2図リード線固定構造の縦断面図、第4図aは第
2図リード線固定構造をA方向より見た平面図で
あり、第4図bはB方向より見た平面図、第5図
はセラミツクケースのみの平面図である。 1……セラミツクヒータ本体、2……リード
線、3……ろう付部、……セラミツクケース、
41……貫通孔、45……溝、46……連通溝、
5……〓間、6……接着剤、8……〓間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セラミツクケースにセラミツクヒータ本体の一
    対のリード線を支持する一対の貫通孔と、該一対
    の貫通孔間に刻まれた前記セラミツクヒータ本体
    の径とほぼ一致する径を持つ溝と、前記一対の貫
    通孔と前記溝とを連通する連通溝を設ける一方、
    前記セラミツクヒータ本体に前記一対のリード線
    の一端部をろう付けにより固着し、該ろう付部を
    前記連通溝内に収容するとともに前記セラミツク
    ヒータ本体をそのろう付部側端が前記溝の底に接
    触するように収め、さらに前記一対のリード線の
    他端側を前記一対の貫通孔より外方に引き出し、
    前記セラミツクケースの一対の貫通孔と前記一対
    のリード線との〓間および前記セラミツクケース
    の連通溝と前記一対のリード線のろう付部との〓
    間に接着剤を充填したことを特徴とするセラミツ
    クヒータのリード線固定構造。
JP1981049094U 1981-04-02 1981-04-02 Expired JPS6345753Y2 (ja)

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JP1981049094U JPS6345753Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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JP1981049094U JPS6345753Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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Publication Number Publication Date
JPS57161800U JPS57161800U (ja) 1982-10-12
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JPS5060513A (ja) * 1973-09-28 1975-05-24

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JPS57161800U (ja) 1982-10-12

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