JP2542146B2 - シ―ズヒ―タ - Google Patents

シ―ズヒ―タ

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JP2542146B2
JP2542146B2 JP4132757A JP13275792A JP2542146B2 JP 2542146 B2 JP2542146 B2 JP 2542146B2 JP 4132757 A JP4132757 A JP 4132757A JP 13275792 A JP13275792 A JP 13275792A JP 2542146 B2 JP2542146 B2 JP 2542146B2
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terminal
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和徳 庵地
博典 田窪
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属管に電熱線を挿通
し、電熱線と金属管との間にマグネシア等の絶縁材を充
填したシーズヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、金属管内に電熱線を挿通し、
その金属管と電熱線との間に熱伝導の良い絶縁材を充填
して成る一般的なシーズヒータの両端にあっては、図4
及び図5に示すように、電熱線の両端にそれぞれ接続さ
れたターミナルピン11、11及び、ターミナルピン1
1と金属管13との絶縁を確保するための絶縁部材15
が、金属管13の両端から突出していた。そのようなシ
ーズヒータの両端は、横に並べて揃えた状態で、両端相
互の絶縁を確保すると共に各端の金属管13がシーズヒ
ータ取付先周辺の導電部材に接触して使用時に漏電する
といった虞をなくすため、絶縁部材から成る絶縁用保護
部材19の二つの貫通孔17、17に差し込まれ、更に
それらの貫通孔17、17から突出させたターミナルピ
ン11、11に、電源線に接続された雌型電極端子(図
示しない)に対して係脱自在とされる雄型電極端子21
が、螺合又は加締め21a等の手段を用いて取り付けら
れていた。その際、シーズヒータ両端に対する絶縁用保
護部材19の固定は、その貫通孔17内に金属管13の
端面13aが当接する段部17aを設けると共に、ター
ミナルピン11が突出する貫通孔17の開口部17bの
径よりも大径のフランジ21bを雄型電極端子21の基
端部に設け、それら金属管13の端面13aと雄型電極
端子21のフランジ21bとで絶縁用保護部材19を挟
持することにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのような従来のシー
ズヒータにおいては、雄型電極端子21を絶縁用保護部
材19から突出したターミナルピン11に螺合又は加締
め21a等の手段を用いて取り付ける際に、例えば螺合
が行き過ぎたり工具が誤って絶縁用保護部材19に接触
したりして、絶縁用保護部材19を破損し易いという問
題があった。
【0004】しかも、従来のシーズヒータでは、絶縁用
保護部材19が何等かの原因で破損してしまい、新しい
ものと交換する必要が生じた場合には、ターミナルピン
11から雄型電極端子21を取り外さなければ、破損し
た絶縁用保護部材19を排除することができず、絶縁用
保護部材19の交換作業が非常に面倒なものとなってし
まう。
【0005】そこで、本発明は、上記問題を一掃し、取
り扱い性に優れたシーズヒータの提供を目的として生み
出された。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのような本発明にかか
るシーズヒータは、金属管内に挿通された電熱線と、該
電熱線の両端の各々に設けられ前記金属管の両端からそ
れぞれ突出した導電性部材から成るターミナルピンと、
記金属管の内周面と前記電熱線との間に充填され、そ
れら双方間の電気的絶縁及び熱伝導を確保する充填材
と、前記ターミナルピンの各々に被せられて固定された
雄型電極端子と、絶縁材から成ると共に、ブラケットに
取り付け可能で、該ブラケットから突出した前記各雄型
電極端子の一部を収納する貫通孔を設けた絶縁用保護部
材と、を備えたことを特徴とするシーズヒータを要旨と
している。
【0007】
【0008】
【作用および発明の効果】上記のように構成された本発
のシーズヒータにおいては、絶縁用保護部材に各雄型
電極端子の一部を収納する貫通孔を設けているため、タ
ーミナルピンへの雄型電極端子の取付後に、絶縁用保護
部材を取り付けることができる。即ち、絶縁用保護部材
は、貫通孔の各々に各雄型電極端子を挿通して、各貫通
孔から雄型電極端子の先端を突出させた状態で、ブラケ
ットに取り付けて固定することができる。それ故、ター
ミナルピンへ雄型電極端子を取り付ける際に、絶縁用保
護部材を破損させてしまうという問題が生じない。
【0009】しかも、絶縁用保護部材は、ターミナルピ
ンに雄型電極端子が取り付けられた状態のままで、着脱
することができるため、絶縁用保護部材が何等かの原因
で破損してしまい、新しいものと交換する必要が生じた
場合には、図4,5に示した従来のシーズヒータの如く
ターミナルピン11から雄型電極端子21を取り外す必
要がなく、絶縁用保護部材を簡単に交換することができ
る。
【0010】そして更に、通常、この種の絶縁用保護部
材は、碍子等といった比較的破損し易い部材によって形
成されるが、本発明のシーズヒータによれば、絶縁用保
護部材だけを別個に運搬し、その運搬先でブラケットに
取り付けることができるため、保守作業が容易となる。
【0011】このように本発明のシーズヒータによれ
ば、その取り扱い性が非常に優れたものとなる。
【0012】
【実施例】図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明す
る。但し、本発明は以下に詳述する実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、当業
者が想到し得る全ての実施例を含む。
【0013】図1に本実施例のシーズヒータの端部を分
解すると共に一部破断して示し、図2にその端部の要部
拡大断面図、図3にその端部の外観及び電源線25に接
続されシーズヒータの端部と一対とされた雌型端子27
の外観を表した図を、それぞれ示す。なお、各々の図で
示すシーズヒータの両端は、図示を省略した部分におい
て、U字状になって連なっている。
【0014】本実施例のシーズヒータは、金属管31内
に電熱線32を挿通し、その電熱線の両端にそれぞれ金
属製ターミナルピン33、33を接続して金属管31の
端から各々突出させ、金属管31内周面と電熱線との間
には絶縁材としての酸化マグネシウム粉末34を充填し
て金属管31の減径圧縮により固化し、金属管31の両
端にターミナルピン33と金属管31との間の電気的絶
縁を確保するための碍子35を収納した、周知の構造を
有する。
【0015】このシーズヒータの両端は共に、図1に示
すように、横に並べて揃えられる。そして、金属管31
に後述する絶縁用碍子41を固定するための矩形板状の
ブラケット37が、ブラケット37の板状面と金属管3
1の軸方向とが垂直になるようにして金属管31、31
の外周に固設されている。また、ブラケット37のほぼ
中央には、絶縁用碍子41を取付螺子45で取り付ける
ための取付孔38が形成されている。
【0016】金属管31の端から突出したターミナルピ
ン33の外周には螺子が形成されており、図2に示す雌
型電極端子26に係脱自在の有底円筒状の金属製雄型電
極端子39の内周に形成された螺子と螺合可能とされて
いる。また、絶縁用保護部材としてブラケット37に取
付可能に構成された絶縁用碍子41は、その取付により
雄型電極端子39、39同士の電気的絶縁を確保すると
共に雄型電極端子39と金属管31との短絡を回避する
機能を果たす。絶縁用碍子41は、ブラケット37と略
同じ大きさの二つの対向する矩形面を有し、ブラケット
37からターミナルピン33の先端までの長さよりも少
し短めの肉厚を有する筐体状であって、二つの貫通孔4
3、43が形成されて成る。それらの貫通孔43、43
の内周面には、ブラケット37に絶縁用碍子41が取り
付けられたときに金属管31の端面31aが当接する段
部43aが形成されている。また、絶縁用碍子41に
は、取付螺子45にて絶縁用碍子41をブラケット37
に取り付けるための取付孔47が、二つの貫通孔43が
設けられた位置の中間、即ち絶縁用碍子41の矩形状の
略中心に形成されている。
【0017】貫通孔43の径の大きさは、絶縁用碍子4
1のブラケット37への取付側から段部43aまでは、
金属管31の外径よりも僅かに大きく形成され、段部4
3aから雄型電極端子39が突出する側までは、雄型電
極端子39の外径よりも僅かに大きく形成されている。
【0018】また、貫通孔43の長さは、絶縁用碍子4
1のブラケット37への取付側から段部43aまでは、
前述のようにブラケット37から突出する金属管31の
長さにほぼ等しく形成され、段部43aから雄型電極端
子39が突出する側までは、金属管31の端面31aか
らターミナルピン33の先端までの長さより少し短く形
成されている。
【0019】このようなシーズヒータは、次のようにし
て組み付けられて完成される。まず、金属管31の両端
に碍子35、35を収納して成りターミナルピン33を
突出させたシーズヒータの両端を揃えて並べ、その両端
近傍の金属管31の外周に、図1に示すようにブラケッ
ト37を、加締め又は溶接等の手段を用いて固定する。
【0020】さらに、各金属管31の端から突出したタ
ーミナルピン33に雄型電極端子39を螺合し、雄型電
極端子39の開口端39aが金属管31の端面31aか
ら突出した碍子35に殆ど当接する直前の状態とし、そ
の状態で、碍子35が端面31aから突出した長さとほ
ぼ同じ長さだけ開口端39aから先端側にずれた位置
で、雄型電極端子39の外周から軸心側に力を加えて加
締める(加締め部39c)ことによりターミナルピン3
3から雄型電極端子39が抜けないようにする。
【0021】それから更に、絶縁用碍子41の貫通孔4
3に金属管31及び雄型電極端子39を挿通させた状態
で、取付螺子45を螺子孔47及び取付孔38に螺入す
ることにより絶縁用碍子41をブラケット37に固定す
る。このようにして完成されたシーズヒータを、図3に
示すような、電源線25に接続された雌型端子27に接
続する。即ち、絶縁用碍子41から突出した雄型電極端
子39、39を、雌型端子27に穴状として形成された
雌型電極端子26に係合させる。この係合の際、雄型電
極端子39に加わる力は、雄型電極端子39の開口端3
9a側部分が絶縁用碍子41の貫通孔43内に収納され
ているので、雄型電極端子39自身が受け、ターミナル
ピン33だけに過大な力が加わることはなくターミナル
ピン33が折れるということがない。
【0022】また、雄型電極端子39と雌型電極端子2
6とが係合した後、シーズヒータ全体の荷重は、雄型電
極端子39の開口端39a側部分が絶縁用碍子41の貫
通孔43内に収納されているので、絶縁用碍子41から
突出した雄型電極端子39の基端39bと、絶縁用碍子
41を取り付けたブラケット37とが分担し、ターミナ
ルピン33だけが荷重を分担するということはなく、タ
ーミナルピン33が折れる虞は一層減る。
【0023】さらに、本実施例によれば、絶縁用碍子4
1に形成された貫通孔43は雄型電極端子39の一部を
収納可能であるため、ターミナルピン33に雄型電極端
子39を固定した後に、ブラケット37に絶縁用碍子4
1を取り付けることができ、ターミナルピン33に雄型
電極端子39を固設する際に、絶縁用碍子41を破損す
るということがない。しかも、取付螺子45を螺子孔4
7及び取付孔38に螺入するだけで絶縁用碍子41をブ
ラケット37へ取り付けることができるため、ターミナ
ルピン33に雄型電極端子39を取り付けた状態で出荷
し、その付属品として絶縁用碍子41と取付螺子45と
を別個に扱うことにより、破損し易い絶縁用碍子41だ
けをシーズヒータと別個に運搬したり取り扱ったりする
ことができ、極めて便利である。加えて、破損した絶縁
用碍子41を新しいものと交換するときにも、取付螺子
45の螺子孔47及び取付孔38に対する取付・取外し
だけの手間で済み、保守も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかるシーズヒータの端部を表す分解
一部破断図である。
【図2】実施例のシーズヒータの要部を表す要部拡大断
面図である。
【図3】実施例のシーズヒータの外観及び雌型端子27
の外観を表す斜視図である。
【図4】従来のシーズヒータの端部を表す分解一部破断
図である。
【図5】従来のシーズヒータの要部を表す要部拡大断面
図である。
【符号の説明】
31…金属管, 32…電熱線, 3
3…ターミナルピン,34…酸化マグネシウム粉末
35…碍子,37…ブラケット,
39…雄型電極端子, 41…絶縁用碍子,43…
貫通孔, 45…取付螺子,

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属管内に挿通された電熱線と、 電熱線の両端の各々に設けられ前記金属管の両端から
    それぞれ突出した導電性部材から成るターミナルピン
    と、 記金属管の内周面と前記電熱線との間に充填され、そ
    れら双方間の電気的絶縁及び熱伝導を確保する充填材
    と、 記ターミナルピンの各々に被せられて固定された雄型
    電極端子と、 絶縁材から成ると共に、ブラケットに取り付け可能で、
    該ブラケットから突出した前記各雄型電極端子の一部を
    収納する貫通孔を設けた絶縁用保護部材と、 を備えた ことを特徴とするシーズヒータ。
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