JPS6345725Y2 - - Google Patents

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JPS6345725Y2
JPS6345725Y2 JP15703183U JP15703183U JPS6345725Y2 JP S6345725 Y2 JPS6345725 Y2 JP S6345725Y2 JP 15703183 U JP15703183 U JP 15703183U JP 15703183 U JP15703183 U JP 15703183U JP S6345725 Y2 JPS6345725 Y2 JP S6345725Y2
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JP
Japan
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cams
cam
support shaft
shaft
switch
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JP15703183U
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JPS6064540U (ja
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は相異なる速度で回動する2種のカム
を備えて、各々に従動させたスイツチを相異なる
時限で作動させ得るようにした複数のカムを備え
るタイムスイツチに関する。
この種の複数のカムを備えるタイムスイツチに
あつて2種のカムを平面方向に並べたものはそれ
らのカムの占有面積が広くなつてタイムスイツチ
の平面寸法が大型化する欠点があつた。そこでこ
れを解決する為に2種のカムを同軸的に列設さ
せ、各々はそれらに近い側にある地板から突出さ
せた支持軸で回動自在に支承し、各々の支持軸は
両地板の中間位置にて相対回動可能に連結する試
みがなされた。しかしそのようなものは両支持軸
共に傾き易く、その傾きによるカムの横移動によ
つてそれらに従動させたスイツチが誤作動してし
まう欠点があつた。
そこで本考案は上述の欠点を除くようにしたも
ので、2種のカムを備えるものであつてもそれら
の同軸配置によりそれらの占める平面寸法を小さ
くでき、その上、同軸配置したものでも各カムの
横移動を防止できて、それに従動させたスイツチ
の誤作動を防止できるようにした複数のカムを備
えるタイムスイツチを提供しようとするものであ
る。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。第1図乃至第6図において、1はケースで、
夫々合成樹脂材料で形成された二つのケース要素
1a,1bを相互に対向状合着させて構成してあ
る。尚上記ケース要素1a,1bにおいて符号
2,3は夫々第1地板、第2地板を示し、それら
は相互に平行状態に対向している。4は第1支持
軸で、第1地板2における軸受部5に回動自在に
貫装されている。この支持軸4において、6は突
出部で、ここには周知の如く手動操作用の摘みが
取付けられる。又第1支持軸4の先端は第2地板
3に形成された軸受部7によつて回動自在に支承
されている。尚上記第1支持軸4は主軸或いは操
作軸とも呼ぶ。8は第2地板3から突出させた第
2支持軸で、筒状に形成されており、その内周面
8aと上記第1支持軸4の外周面4aとの間には
わずかな隙間9が形成されている。次に11は軸
4に固着したカムボス、12はボス11に固着し
た摩擦板、13はボス11の外周に回動自在に備
えさせた一番歯車、14は軸4に固着した板ばね
で、一番歯車13を摩擦板12に押し付けてそれ
ら両者の間での回動力の伝達を可能にしている。
15はボス11の外周側に配設した第1カムで、
二つのカム要素16,17を有している。これら
のカム要素16,17は第2図に明示される如く
ボス11と一体の駆動片18によつて回されるよ
うになつている。20は第1カム15の外周側に
配設したスイツチを示す。このスイツチにおい
て、21は保持体で、第2図乃至第5図において
紙面と垂直方向に長く形成されており、その両端
は第1地板2と第2地板3とで支えられている。
この保持体21は後述の他のスイツチをも保持す
るようになつている。22,23,24は保持体
21によつて保持された接点板で、各々の先端に
は周知の如く接点玉22a,23a,24aが備
えられており、又元部は接続端子22b,23
b,24bとなつている。25,26は夫々従動
片で、夫々カム要素16,17の外周に当接して
いる。次に30は第2支持軸8の外周側に配設し
た第2カムを示し、三つのカムの要素即ち第1反
転カム31,第2反転カム32、間欠カム33を
有している。このカム30において、34は被支
承部を示し第2支持軸8の外周面に接して回動す
る部分である。又35は振れ止部を示し、第2支
持軸8の先端部8bとわずかな隙間をもつて対向
しており、第2カム30が通常に回転する場合に
は先端部8bには接しないが、第2カム30に後
述のスイツチによる半径方向の付勢力が加わつた
りして第2カム30が傾きかけた場合に、この振
れ止部35が上記先端部8bに当接してカム30
の傾きが防止される様になつている。上記第1反
転カム31及び第2反転カム32は夫々第3図、
第4図に示される様に複数のスイツチ作動部31
a,32aを有しており、又間欠カム33は第5
図に示されるように多数の凹凸状のスイツチ作動
部を有している。これらスイツチ作動部31a,
32a及び間欠カム33のスイツチ作動部の位置
関係は、それらに従動させた各スイツチを後述の
ようなタイミングで動作させるよう構成されてい
る。36は第2カム30と一体に形成された歯車
を示す。次に37は第1反転カム31に従動させ
るようにした第1反転スイツチを示す。このスイ
ツチにおいて、38,39,40は保持具21に
よつて保持された接点板で、夫々周知の如く接点
玉38a〜40a及び接続端子38b〜40bを
有している。又41は従動片で、カム31の外周
面に対接している。次に42は第2反転カム32
に従動させるようにした第2反転スイツチで、前
記第1反転スイツチ37と均等に構成してある。
即ち43,44,45は接点板、43a〜45a
は接点玉43b〜45bは接続端子を夫々示す。
次に47は間欠カム33に従動させるようにし間
欠スイツチで、保持具21に保持された接点板4
8,49を有していると共に、それらは接点玉4
8a,49a及び接続端子48b,49bを有し
ており、従動片50によつてカム33に従動する
ように構成してある。上記第1反転スイツチ3
7、上記第2反転スイツチ42、間欠スイツチ4
7はカム30の回動によつて第6図に示される様
なタイミングで夫々動作するように構成されてい
る。
次に51は上記カム15及び30を回動させる
ようにした時計機構を示す。これにおいて、52
はタイマーモータで、止具53によつて第2地板
3に固定してある。54はタイマーモータ52の
回転軸に取り付けられたピニオンを示す。55は
減速歯車列で、二つの歯車軸56,57によつて
回動自在に支承された複数の歯車から構成されて
おり、ピニオン54の回動力を破線矢印で示され
る経路で減速しながら歯車36及び一番歯車13
に伝えるように構成されている。尚その減速比
は、歯車36に対しては減速比が小さく、歯車1
3に対しては減速比が大きくなるように構成され
ていて、歯車36を比較的速い速度で、歯車13
を比較的ゆつくりとした速度で夫々回動させるよ
うになつている。
上記構成のものにあつて、タイマーモータ52
のピニオン54が回動すると減速歯車列55を介
して歯車36が回動され、第2カム30が回動す
る。この回動によりカム30における各カム要素
に従動させた第1反転スイツチ37、第2反転ス
イツチ42、間欠スイツチ47は夫々第6図に示
される様な動作タイミングで切替え作動或いは開
閉作動をする。又上記ピニオン54の回動により
減速歯車列55を介して一番歯車13が回動し、
その回動力は摩擦によつて摩擦板12に伝えら
れ、カムボス11が回動する。更にその回動力は
駆動片18を介してカム要素16,17に伝えら
れそれらが回動する。そしてそのカム要素16,
17の回動に応じてスイツチ20は動作をする。
尚上記のような動作に先立つて、第1支持軸4を
それに取り付けられた摘みを介して手動で回すこ
とにより、第1カム15を所望の角度のところ
(所望の設定時間のところ)まで回動させること
は通常のタイマーと同様である。又この場合一番
歯車13は歯車列55と噛み合つている為、上記
支持軸4を回動させる回動力は、摩擦板12及び
ばね14と一番歯車13との間でスリツプが生じ
て、歯車列55に伝達されることはない。
又上記支持軸4を手動操作する場合、支持軸4
をこじたりしてその軸4が撓んでも、軸4と軸8
との間には前述の如き隙間9が形成されている
為、軸4が軸8に接触する様なことはない。従つ
て、軸4の撓みによる影響を受けて軸8も撓み、
その撓みによりカム30が半径方向へ移動し、そ
の結果、例えばカム30に従動させたスイツチ3
7,42,47が不測的に作動したりすることは
防止される。
次に上記構成のタイムスイツチを用いた電気洗
濯機の回路を示す第7図Aにおいて、58は周知
の商用電源、59は報知器(例えばブザー)、6
0は洗濯機用のモータ、61は進相用コンデン
サ、62は雑音防止用のコンデンサである。又前
記スイツチ20はその動作機能上主スイツチ20
aと副スイツチ20bとから構成されている。6
3はセレクトスイツチで、洗濯機における強弱水
流選択用の押ボタンを操作する事によつて作動さ
れるスイツチであり「強」のボタンを押した時に
はスイツチ63が閉じ、「弱」のボタンを押した
時にはスイツチ63が開くように構成してある。
次に上記構成のものの動作を説明する。先ず第
7図Aに示されるようにセレクトスイツチ63を
閉じた状態にし、前記第1図に示された主軸4を
その摘みを握つて回動させ、これを所望の設定時
間にセツトする。すると主スイツチ20aが図示
される様に閉じてタイマーモータ52が回動を始
める。これによりスイツチ37,42,47が前
述のように動作をする。これらのスイツチの動作
の結果、洗濯用モータ60には第7図Bに示され
る様にモータを正転あるいは逆転させる電流が供
給され、モータ60はそのように動作する。従つ
て洗濯槽においては強水流が得られる。このよう
な動作を継続し、やがて設定した時間が経過すれ
ば、副スイツチ20bが閉じて報知器59が鳴動
する。そしてそれが所定時間鳴動すると、主スイ
ツチ20aが開いてタイマーモータ52、洗濯用
モータ60の動作が停止する。次に第8図Aに示
される様にセレクトスイツチ63を開いた場合に
は洗濯用モータ60には第8図Bに示される様に
電流が供給される。その結果洗濯槽においては弱
水流が得られる。
次に第9図乃至第12図は洗濯機の回路の異な
る実施例を示すもので、セレクトスイツチとして
二つのスイツチ65,66が備えられている洗濯
機の回路を示すものである。これらのスイツチ6
5,66を夫々第9図乃至第12図のAに示され
る様に操作する事によつて、夫々第9図乃至第1
2図のBに示されるように洗濯用モータ60eに
通電がなされて、夫々強水流、中水流、中水流、
弱水流を得る事ができる。
なお、機能上前図のものと同一又は均等構成と
考えられる部分には、前図と同一の符号にアルフ
アベツトのeを付して重複する説明を省略した。
(また次図以降のものにおいても同様の考えでア
ルフアベツトのfを付して重複する説明を省略す
る。) 次に第13図乃至第16図のAは洗濯機の回路
の更に異なる実施例を示すもので、セレクトスイ
ツチとして二つのスイツチ67,68を用いた例
を示すものである。このような回路のものにおい
ても前述の場合と同様に、これらのスイツチ6
7,68を夫々第13図乃至第16図のAに示さ
れる様に操作する事によつて第13図乃至第16
図のBに示される様に洗濯用モータ60fに通電
する事ができ、その結果洗濯槽においては夫々強
水流、中水流、弱水流、微弱水流を得る事ができ
る。
以上のように本考案にあつては、タイマ作動中
においては時計機構51により2種のカム15,
30を夫々異なる速度で回して各々に対応させた
スイツチを夫々異なる時限で作動させることがで
き、2種の相異なる時限制御を行ない得る効果が
ある。しかも上記のように2種のカム15,30
を備えるものでもそれらは同軸的に列設状配設し
ているから、それらのカムの占める幅方向面積を
半減させ得て、タイムスイツチの平面寸法を小型
化できる効果がある。
その上上記の如く小型化の為に同軸上に2種の
カム15,30を配設したものでも、一部を地板
2から突出させて操作部を持たせた第1の支持軸
4はその自由端を他方の地板3で軸支して両持状
態にし、しかもカム15はその軸4において両地
板2,3の中間部よりも一方寄り(地板2寄り)
の位置に備えているから、カム15の横振れを極
力小さくできてそれに従動させたスイツチ20の
誤作動を防止できる効果がある。
更に、他方のカム30を支える第2の支持軸8
は地板3から延ばしてその先を自由端としたもの
でも(上記一方のカム15の存在の為に自由端を
延ばして相手方の地板2で支えられない構造のも
のでも)、その支持軸8は上記支持軸4を囲む太
径に形成してあるから、先端が自由端となつてい
ても横振れなくカム30を安定に支えることがで
き、カム30の横振れに伴なうスイツチ37,4
2,47の誤作動を未然防止できる効果がある。
更にその上、上記の如く第2の支持軸8は第1
の支持軸4を取り囲むものであつても、両者間に
は隙間9をもたせてあるから、仮に第1の支持軸
4を手動操作する場合にそれが撓んだりしても、
その撓みが第2の支持軸8に及んで第2の支持軸
8を撓ませるようなことはなく、その撓みによる
カム30の偏心によつてそれに従動させたスイツ
チが誤作動するようなことを防止できる特長もあ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はタ
イムスイツチの縦断面図、第2図は−線断面
図、第3図は−線断面図、、第4図は−
線断面図、第5図は−線断面図、第6図は第
1及び第2反転スイツチと間欠スイツチの動作タ
イミングを示すタイムチヤート、第7図は電気洗
濯機の回路及びセレクトスイツチが図示の状態の
ときの洗濯モータの動作を説明する図、第8図は
セレクトスイツチを切替えた場合における第7図
と同様の図、第9図乃至第12図は電気洗濯機の
回路の異なる例を示すと共に、セレクトスイツチ
が夫々図示の状態における洗濯モータの動作を説
明する為の図、第13図乃至第16図は電気洗濯
機の回路の更に異なる実施例を示すと共に、セレ
クトスイツチが図示の状態における洗濯モータの
動作を説明する為の図。 2……第1地板、3……第2地板、4……第1
支持軸、8……第2支持軸、15……第1カム、
30……第2カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相互間にカムを配設するに十分な空間を隔てて
    一対の地板を相対向状配設し、それらの間には二
    つのカムを同軸的に列設状配設し、それらのカム
    は夫々のカムに近い側の地板から夫々突出させた
    支持軸で回転自在に支持されており、然もそれら
    のカムの外周には各カムの回動によつて入り切り
    作動される様にしたスイツチ要素を夫々配設して
    あり、更に上記のカムは夫々回動速度が異なる状
    態で回動されるように時計機構に連結してある複
    数のカムを備えるタイムスイツチにおいて、上記
    一方の支持軸はその一端を手動操作が可能なよう
    地板より外方に突出させると共にその支持軸にお
    ける他端は相手方の地板近くまで延設した状態で
    軸支されており、他方の支持軸は上記一方の支持
    軸における先部の周囲を取り囲むよう筒状に形成
    してあり、しかも上記一方の支持軸の外周面と他
    方の支持軸の内周面との間には、上記一方の支持
    軸における外方に突出した部分に偏力が加わつて
    両地板間にある軸が撓んだ場合に上記撓んだ軸の
    外周面と筒状の軸の内周面との接触を回避可能な
    寸法のすき間が形成してあることを特徴とする複
    数のカムを備えるタイムスイツチ。
JP15703183U 1983-10-11 1983-10-11 複数のカムを備えるタイムスイツチ Granted JPS6064540U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15703183U JPS6064540U (ja) 1983-10-11 1983-10-11 複数のカムを備えるタイムスイツチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15703183U JPS6064540U (ja) 1983-10-11 1983-10-11 複数のカムを備えるタイムスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6064540U JPS6064540U (ja) 1985-05-08
JPS6345725Y2 true JPS6345725Y2 (ja) 1988-11-28

Family

ID=30346332

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15703183U Granted JPS6064540U (ja) 1983-10-11 1983-10-11 複数のカムを備えるタイムスイツチ

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Publication number Publication date
JPS6064540U (ja) 1985-05-08

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