JPS6345621Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6345621Y2
JPS6345621Y2 JP1984108128U JP10812884U JPS6345621Y2 JP S6345621 Y2 JPS6345621 Y2 JP S6345621Y2 JP 1984108128 U JP1984108128 U JP 1984108128U JP 10812884 U JP10812884 U JP 10812884U JP S6345621 Y2 JPS6345621 Y2 JP S6345621Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
wall
sleeve
air conditioner
indoor
penetrating
Prior art date
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Application number
JP1984108128U
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English (en)
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JPS6123631U (ja
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  • Duct Arrangements (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は建物の壁面に設置される壁貫通形空気
調和機装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、建物等のビルデイングのペリメーターゾ
ーンには、個別の壁貫通形空気調和機を備えられ
ることが多くなつてきた。この壁貫通形空気調和
機は、室内の床面で窓下の腰壁を貫通して設けら
れるか、下吸込の場合、床面より少し上げたとこ
ろに壁を貫通して設けられるか、さらに、腰壁以
外の壁面を貫通し、床面を使つて空気調和機本体
が備えられる。
このように従来は、あくまでもペリメーターゾ
ーンの床面を使つた壁貫通形の空気調和機とする
ものであるから、広室的な建物とは云え、ペリメ
ーターゾーンに、多数の壁貫通形空気調和機を備
えるとなると、設置スペースも多大な面積を占め
ることになり、居室内の有効スペースは小さくな
り、狭くなると云う欠点を有していた。
考案の目的 本考案は上記従来の欠点を解消するもので、居
室内の床面積を有効利用し、デツドスペースを無
くした壁貫通形空気調和機装置を得ることを目的
とする。
考案の構成 前記目的を達成するため、本考案はペリメータ
ーゾーンに設けられた窓用のサツシ本体の上側
に、サツシ本体と一体に構成されたスリーブを設
け、このスリーブの外面側に対して吸込口と吹出
口とを形成するガラリを設けるとともに、前記ス
リーブ内に室外機および室内機よりなる個別形の
壁貫通形空気調和機を設けた構成としたもので、
床面を有効利用とするものである。
実施例の説明 図において本考案の一実施例を説明する。1は
建物のたとえば鉄筋コンクリート造りの壁で、腰
壁2、床3、天井4よりなつている。前記天井4
の下部には仕上げとなる天井面5が設けられ、腰
壁2の上部には、引き違い窓、嵌め殺し窓、片引
き窓等で代表される窓6が形成され、その周囲に
窓用のサツシ本体7が設けられている。サツシ本
体7の上側にはスリーブ8が一体に構成され、こ
のスリーブ8には個別形で、壁貫通形空気調和機
の本体9が挿入されている。なおサツシ本体7と
スリーブ8は溶接によつて固定され、スリーブ8
の上側は鉄筋(図示せず)に溶接によつて固定さ
れている。また、スリーブ8の外面側には吸込口
11と吹出口12とを有するガラリ10が設けら
れている。前記壁貫通形空気調和機の本体9内は
仕切板13で室外機側14と室内機側15に区画
され、室外送風機16、室外熱交換器17、室内
熱交換器18、室内送風機20を内蔵している。
この壁貫通形空気調和機は、ヒートポンプ式空気
調和機であつて室外熱交換器17は冷房時凝縮器
として、暖房時蒸発器として作用し、室内熱交換
器18は冷房時蒸発器として、暖房時凝縮器とし
て作用する。図中の19は室内吸込口、21は室
内吹出口を示す。
上記構成において、窓6のサツシ本体7を壁1
に施工するとき、空気調和機用の本体9を挿入す
るためのスリーブ8も同時に溶接で固定し、さら
に、壁1の鉄筋とも溶接により固定し、窓6およ
びサツシ本体7とスリーブ8が一体になつた状態
で、窓サツシとして完成される。
次にガラリ10を取付け、壁貫通形空気調和機
の本体9を挿入し、スリーブ8と本体9を固定す
る。そして、リモコンスイツチ(図示せず)を操
作することにより、吸込口11より流入した外気
が室外送風機16を介し、室外熱交換器17を通
風し、吹出口13より排出され、一方、室内機側
15においては、室内吸込口19より流入した室
内空気が室内熱交換器18を通風し、室内送風機
20を介し室内吹出口21より吹出される。
なお、室内機側15において、室内吸込口19
を上方に、室内吹出口21を下方吹出しとした
が、逆に室内吹出口21を吸込口に、室内吸込口
19を吹出口とする構成でもよい。
考案の効果 前記実施例の説明より明らかなように、本考案
はペリメーターゾーンに設けられた窓用のサツシ
本体と一体になつたスリーブを設け、このスリー
ブに壁貫通形空気調和機を挿入して設けたもので
あるから、床面のスペースは全く不要とし、居室
内を広範囲に使用することができ、有効利用が図
れる。
また、従来は壁を刳り抜く状態に施工するか、
開口部(貫通口)の開け施工が必要であつたが、
本考案はその必要もなく、施工性が容易となる。
さらに窓より侵入する負荷、たとえば暖房時の
コールドドラフトや冷房時の直射負荷等を室内吹
出口からの吹出通風により遮断する方向にもなる
などの効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例のペリメーターゾーン
における壁貫通形空気調和機の据付例を示す断面
図である。 7…サツシ本体、8…スリーブ、9…本体、1
0…ガラリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物のペリメーターゾーンに設けられた窓用の
    サツシ本体の上側に、スリーブを一体に設け、こ
    のスリーブの屋外側に吸込口と吹出口とを形成す
    るガラリを設け、前記スリーブ内に室外機および
    室内機よりなる壁貫通形空気調和機本体を挿入し
    て設けた壁貫通形空気調和機装置。
JP1984108128U 1984-07-17 1984-07-17 壁貫通形空気調和機装置 Granted JPS6123631U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984108128U JPS6123631U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 壁貫通形空気調和機装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984108128U JPS6123631U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 壁貫通形空気調和機装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6123631U JPS6123631U (ja) 1986-02-12
JPS6345621Y2 true JPS6345621Y2 (ja) 1988-11-28

Family

ID=30667338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984108128U Granted JPS6123631U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 壁貫通形空気調和機装置

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JP (1) JPS6123631U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6123631U (ja) 1986-02-12

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