JPS634555Y2 - - Google Patents

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JPS634555Y2
JPS634555Y2 JP11392783U JP11392783U JPS634555Y2 JP S634555 Y2 JPS634555 Y2 JP S634555Y2 JP 11392783 U JP11392783 U JP 11392783U JP 11392783 U JP11392783 U JP 11392783U JP S634555 Y2 JPS634555 Y2 JP S634555Y2
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JP
Japan
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traveling
bucket
floating sludge
truck
sludge
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JP11392783U
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English (en)
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JPS6021390U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は沈殿池等の液面に浮上した汚泥を掻取
るための浮上汚泥掻取装置に関する。
〔従来の技術〕
沈殿池等では走行台車を沈殿池へ添つて移動可
能とし、この走行台車の走行方向と直角に水平移
動する搬出装置で浮上汚泥を掻取るようになつて
いる。
すなわち第1図に示される如く沈殿池の土木躯
体10に添つて移動可能とされる走行台車12に
は走行方向(矢印A方向)と直角な軸回りに軸支
されたバケツト14が回転して浮上汚泥16を掻
取るようになつており、掻取られた浮上汚泥16
はバケツト14の軸芯部に配置される搬出装置と
してのスクリユーコンベア18で紙面直角方向へ
搬送される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来構造ではバケツト14が回転式
であるため、走行台車12のストロークエンドに
おける土木躯体10の端壁23とバケツト14の
回転軌跡で囲まれる掻取り不能部分20が生ずる
不具合がある。
本考案は上記事実を考慮し走行台車のストロー
クエンドにおいて掻取装置の掻取り不能部分がな
い浮上汚泥掻取装置を得ることが目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る浮上汚泥掻取装置では走行台車の
走行方向と直角にバケツトを水平移動させるエン
ドレスバケツトコンベアを用いて、液面に浮上し
た汚泥をバケツト内に掻取ることによつて掻取り
不能部分を解消している。
〔考案の実施例〕
第2図〜第5図には本考案の第1実施例が示さ
れており、池22は両側部に一対の側壁24,2
6が立設されている。側壁26付近には仕切壁2
8が立設されており、側壁24と仕切壁28との
間が処理室30、側壁26と仕切壁28との間が
搬出通路32とされている。
側壁24、側壁26にはその頂部にそれぞれレ
ール34が敷設されており、走行台車36が車輪
38を介して搭載されている。走行台車36には
走行駆動装置40が設けられており、走行台車3
6をレール34に添つて矢印A方向に移動させる
ようになつている。
走行台車36にはその走行方向に沿つた軸芯を
有する複数のスプロケツト42が軸支されてお
り、これらのスプロケツト42へ掛け渡されるチ
エン44はエンドレスとされており、これらのチ
エン44の中間部には複数個のバケツト46が取
付けられている。これらのバケツト46は走行台
車36に形成される開口48を通つて移動可能で
あると共に第3図に示される如く処理室30の上
部の液面に浮上する浮上汚泥16を走行台車36
の走行方向と直角の水平方向に掻取つて搬出通路
32内へ放出するようになつている。これらのバ
ケツト46はスプロケツト42が掻上装置として
のモータ50で駆動されることにより走行台車の
走行方向と直角に水平移動される。
走行台車36の開口48には走行台車36の移
動方向端部に第4,5図にも示される如く仕切板
52,54がチエン56の下端部へ吊下げられて
いる。これらの仕切板52,54は所定間隔で走
行台車36から吊下られるガイド58内を上下動
可能とされると共に、チエン56の中間部はスプ
ロケツト60,62へ巻掛られている。これらの
スプロケツト60,62は昇降装置としてのモー
タ64で駆動されて仕切板52または仕切板54
が選択的に浮上汚泥16よりも下方へ降下される
構成である。これらの仕切板52、仕切板54は
降下した状態で、走行台車36へ固着される水平
配置のガイド板66と当接する。このガイド板6
6は台車の走行方向と直角に移動するバケツト4
6の下側に配置されている。
次に本実施例の作用を説明する。
第4図には走行台車36が右方向へ移動する場
合の作業状態が示されている。この場合仕切板5
2が降下されてガイド板66へ当接されている。
これによつて浮上汚泥16は仕切板52、ガイド
板66によつて片面が囲まれており、走行台車3
6の走行方向後方へ逃げ場が阻止された状態でバ
ケツト46が走行駆動装置40の駆動により走行
台車36の走行方向と直角方向に掻取られる。こ
れによつて浮上汚泥16の効率的な掻取り作業が
行なわれる。
第4図に示される如く走行台車36が池22の
端壁23付近へ移動した状態においてもバケツト
46はこの端壁23に添つて浮上汚泥16を掻取
るので、走行台車36のストロークエンドにおい
ても浮上汚泥16の掻取り不能部分はない。
第5図は走行台車36が左方向に移動する場合
の作業状態が示されている。この場合仕切板54
がガイド板66へ当接されるまで降下されてお
り、仕切板54とガイド板66とで走行方向後側
への移動が阻止された浮上汚泥16は同様にバケ
ツト46で走行台車36の走行方向と直角方向に
掻取られて搬出通路32へと排出される。
このように走行台車36が池22に沿つて往復
走行した場合にその往動及び復動において浮上汚
泥16の掻取り作業が可能となる。
第6図には本考案の第2実施例が示されており
前記実施例の仕切板52、仕切板54に代えて回
転式仕切板68、仕切板70が設けられている。
これらの回転式仕切板68、仕切板70は中間部
が軸72、軸74で軸支されており、この軸7
2、軸74の軸芯は台車走行方向と直角方向とな
つている。従つて走行台車36を右方向へ移動さ
せる場合には仕切板68を垂直状態とし、仕切板
70を水平状態とすれば前記実施例と同様に効果
的な浮上汚泥16の掻取りが可能であり、走行台
車36を左方向へ移動させる場合には逆に仕切板
70を垂直状態とすればよい。
〔考案の効果〕
以上説明した如く本考案では走行台車の走行方
向と直角にエンドレスバケツトコンベアーバケツ
トを水平移動させて、バケツト内に浮上汚泥を掻
取るようにしたので、走行台車のストロークエン
ドにおいて掻取り不能部分を解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の掻取り装置を示す側面図、第2
図は本考案に係る浮上掻取り装置の平面図、第3
図は第2図−線断面図、第4図は第3図−
線断面図、第5図は第4図の作動図、第6図は
本考案の第2実施例を示す第4図に相当する断面
図である。 16……浮上汚泥、36……走行台車、40…
…走行駆動装置、42……スプロケツト、44…
…チエン、46……バケツト、50……掻揚装置
としてのモータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液面に対して平行に走行可能な走行台車と、こ
    の走行台車に取り付けられ、走行台車の走行方向
    と直角にバケツトを水平移動させるエンドレスバ
    ケツトコンベヤを用いて、液面に浮上した汚泥を
    前記バケツト内に掻取るようにしたことを特徴と
    する浮上汚泥掻取装置。
JP11392783U 1983-07-22 1983-07-22 浮上汚泥掻取装置 Granted JPS6021390U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11392783U JPS6021390U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 浮上汚泥掻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11392783U JPS6021390U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 浮上汚泥掻取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6021390U JPS6021390U (ja) 1985-02-14
JPS634555Y2 true JPS634555Y2 (ja) 1988-02-05

Family

ID=30263546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11392783U Granted JPS6021390U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 浮上汚泥掻取装置

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JP (1) JPS6021390U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6021390U (ja) 1985-02-14

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