JPS6343792Y2 - - Google Patents

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JPS6343792Y2
JPS6343792Y2 JP3387480U JP3387480U JPS6343792Y2 JP S6343792 Y2 JPS6343792 Y2 JP S6343792Y2 JP 3387480 U JP3387480 U JP 3387480U JP 3387480 U JP3387480 U JP 3387480U JP S6343792 Y2 JPS6343792 Y2 JP S6343792Y2
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JP
Japan
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movable contact
cam
timer
contact piece
knob
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JP3387480U
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JPS56135638U (ja
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  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は所望時間経過後に負荷をオフさせるた
めのセツト軸と、所望時間経過後に負荷をオンさ
せるためのセツト軸を同軸上に設けると共に、該
セツト軸の夫々にスイツチを操作するカムを設
け、只1個のタイマー装置で所謂おはようタイマ
ーとおやすみタイマーとの2つのタイマー機能を
果す様にした複合タイマーに関するものである。
空調設備機器と称せられる温風暖房機やルーム
エアコン等には複数個の独立したタイマー機能を
有するタイマーが一般に必要とされている。例え
ば温風暖房機に於ては、就寝前所望時間をセツト
しておけば就寝後セツト時間に到達して自動的に
オフさせる所謂「おやすみタイマー」と、所望時
間をセツトしておけば起床時には再び自動的にオ
ンさせる所謂「おはようタイマー」の2つの異な
る時間の制御を行なうタイマーが必要となる。し
かし、従来はこれら2つのタイマー機能を果すた
めに2つのタイマーが使用されていたので、タイ
マー部が大型化し、タイマー2個分のコストを有
するなどの欠点があつた。また、上記欠点を改善
しようとするものに2つの異なる時間の制御を1
個のタイマーで行なおうとする例も見受けられる
が、いずれも機構が複雑であり、タイマーが大型
化し、また生産性が悪く、ひいては高価なタイマ
ーになるばかりでなく操作性が悪いという欠点を
有していた。
本考案はこの様な欠点を解決するためになされ
たもので、次の様な目的を有している。
第1に、1連続運転2停止3おはよう、おやす
み運転4おはよう運転のみ5おやすみ運転のみ、
の5つのタイマー動作を1つのタイマーで達成す
ること。
第2に、上記タイマー動作をセツトするセツト
軸を同軸上に設け、該セツト軸の夫々にスイツチ
を操作するカムを設けることにより構成を簡素化
すること。
第3に、タイマー操作を行なうツマミ部を工夫
し、操作性及びデザイン面を良くすること。
第4に、タイマーをコンパクト化し、廉価なタ
イマーを提供すること。
にある。
以下本考案の実施例について説明すると、まず
第1図は一部断面の正面図、また第2図はセツト
軸、カム及びスイツチ部の構成を示した要部分解
斜視図で、1はタイマーケース、Mはタイマーモ
ーター、Gは該タイマーモーターMに連繋された
減速歯車系、4,5は夫々第1の主歯車及び第2
の主歯車で、前記減速歯車系Gの終段に連繋され
た伝え歯車24,24′を介して一定回転する様
になされている。
2は第1のセツト軸、3は第2のセツト軸で、
該第2のセツト軸3は筒状になされ、これに第1
のセツト軸2が嵌入されて同軸上に重合されてい
る。
17は第1のセツトツマミで前記第1のセツト
軸2の先端に固定され、指針19を有している。
18は第2のセツトツマミで、前記第2のセツト
軸3の先端、即ち第1のセツトツマミ17の下部
に重なる位置に固定されている。また該第2のセ
ツトツマミ18は、例えば合成樹脂等の様な透明
な部材で形成され指針20を有している。21は
タイマーケース1に配設された目盛板で、時限目
盛とスイツチ状態の表示がなされている。
14は前記第1のセツト軸2の下部に植設され
たピン、13はストツパーカムで、該ストツパー
カム13の鼓形内孔13aにピン14が嵌合して
いる。また該ストツパーカム13の凸部13bが
タイマーケース1のストツパー23と接離するこ
とにより、第1のセツト軸2の回転角度が規制さ
れる。
6は第2のセツト軸3の中程のDカツト部分に
遊嵌されたストツパーカムで、該ストツパーカム
6の凸部6aが前記タイマーケース1のストツパ
ー22と接離することにより第2のセツト軸3の
回転角度が規制される。
11は第1のセツト軸2の中程にに固定された
ボス、12は該ボス11に固定されたバネ座であ
る前記第1の主歯車は、該ボス11に遊嵌されて
いると共に、前記バネ座12を圧接させることに
より所謂摩擦板クラツチを構成しているので、第
1のセツト軸2は第1のセツトツマミ17を回動
操作することにより減速歯車系Gとは関係なく自
由にセツトできると共に、前記ストツパーカム1
3がタイマーケース1のストツパー23と当接し
ている時は、前記タイマーモーターMが駆動して
第1の主歯車4が回転しても該クラツチがスリツ
プして第1のセツト軸2は回転しない。
7は前記第2のセツト軸3の中程に固定された
バネ座である。前記第2の主歯車5は該第2のセ
ツト軸3の中程に遊嵌されていると共に、前記バ
ネ座7を圧接させることにより所謂摩擦板クラツ
チを構成しているので、既述の第1のセツト軸2
の場合と同じように、第2のセツト軸3も第2の
セツトツマミ18により自由にセツトできると共
に、前記ストツパーカム6がタイマーケース1の
ストツパー22と当接している時は静止するもの
である。
8は第1カムで、前記第2のセツト軸3の中程
に所定の自由回動範囲を有する様に遊嵌され、切
欠8aを有している。
9は第2カムで、前記第1のセツト軸2の中程
に所定の自由回動範囲を有する様に遊嵌され、切
欠9aを有している。また該第2カム9の外径は
前記第1カム8の外径よりも適宜小さくなされて
いる。
10は第3カムで、前記第1のセツト軸2の中
程で前記第2カム9の下部に所定の自由回動範囲
を有する様に遊嵌され、切欠10aを有している
該切欠10aは前記第2カム9の切欠9aよりも
適宜大きくなされている。
Sはスイツチで、3つの可動接片S1,S1,
S3からなり、第1及び第2の可動接片S1とS
2とで接点Aを、また第2及び第3の可動接片S
2とS3とで接点Bを形成している。
15は第1カム腕で、前記第1カム8と第2カ
ム9とに連係し、前記スイツチSの第1の可動接
片S1を可動させるもので、該第1カム腕15
が、第1カム8の外周と係合した時、第2カム9
の外周に係合した時、及び第1カム8の切欠8a
と第2カム9の切欠9aとの両方に係合した時と
いう様に、第1の可動接片S1を3段階に変化さ
せることができるものである。
16は第2カム腕で、前記第3カム10と連係
し、前記スイツチSの第2の可動接片S2を可動
させるもので、該第2カム腕16が第3カム10
の外周に係合した時、及び切欠10aに係合した
時という様に、第2の可動接片S2を2段階に変
化させることができるものである。
次に本考案のタイマーを温風暖房機のおはよう
おやすみタイマーに使用した場合を例にその作用
について説明する。
第3図は回路図を示し、前記スイツチSの第2
の可動接片S2には電源Eが、第1の可動接片S
1には負荷L(この場合は温風暖房機の負荷であ
る)が、また第3の可動接片S3にはタイマーモ
ーターMが夫々接続されている。
第4図イ及至ホは夫々作用説明図である。
1 連続運転モード 第4図イは第1のセツトツマミ17および第2
のセツトツマミ18が共にONの指標の位置にあ
り、第2カム腕16が第3カム10の切欠10a
と係合して下段にあり、第1カム腕15が第2カ
ム9の外周面と係合し、第1の可動接片S1を中
段に押し上げ第2の可動接片S2に圧接し、接点
Aのみがオンしてタイマーは停止したままで温風
暖房機は運転中であり、このモードが所謂連続運
転モードである。
2 停止モード 前記連続運転モードから第1のセツトツマミ1
7を矢印C方向へセツトすると、第4図ロに示す
様に第2のセツトツマミ18はONの指標を、第
1のセツトツマミ17がOFFの指標の位置とな
り第1カム腕15は、第2カム9の外周面から切
欠部9aへ落下し、第2カム腕16も第3カム1
0の切欠10aに落ちた状態となり接点A,Bは
共にオフし、従つてタイマーが停止していると共
に温風暖房機も停止し、これが停止モードであ
る。
3 おはよう・おやすみモード 前記連続運転モードから第4図ハに示す様に、
第1のセツトツマミおよび第2のセツトツマミを
矢印d方向へ、時限目盛21に合せて例えば第1
のセツトツマミ17を12時間、第2のセツトツマ
ミ18を8時間の位置までセツトすると、第1カ
ム腕15が第1カム8の外周部と係合し、第1の
可動接片S1を上段まで押圧し、また第2カム腕
16が第3カム10の外周部と係合して第2の可
動接片S2の凸部25を上段まで押圧し、第1の
可動接片S1は第2の可動接片S2を、第2の可
動接片S2は第3の可動接片S3にそれぞれ圧接
することとなり、接点A,Bは共にオンし、タイ
マーが作動すると共に温風暖房機も運転状態とな
る。
セツト後タイマーモーターMを駆動源として、
第1カム8、第2カム9及び第3カム10が夫々
矢印C方向へ回転する事となる。
次いでこの状態より第2のセツトツマミ18の
セツト時間8時間が経過すると、第4図ニに示す
様に、第1カム腕15が第1カム8の外周面から
第2カム9の外周面に落下することにより、第1
の可動接片S1は中段位となり第2の可動接片S
2から離れ、接点Aだけがオンし温風暖房機は停
止し、所謂「−おやすみタイマー」運転が終了す
る。
次いで、第4図ニの状態から4時間経過する
と、即ち第1のセツトツマミ17の12時間セツト
が経過すると、第4図イに示す様に、第2カム腕
16が第3カム10の外周面から切欠10aへ落
下して第2の可動接片S2は下段に位置し、第3
の可動接片S3と離間すると共に、第2カム9の
外周面と係合した第1のカム腕により中段まで押
し上げられている第1の可動接片S1と再び圧接
するので、接点Bはオフすると共に接点Aはオン
し、タイマーが停止すると共に温風暖房機が運転
を再開し、所謂「おはようタイマー」運転を行な
うことができる。
尚、第1及び第2のセツトツマミは所望時間に
応じて任意にセツトすることができる。
以上がおはよう、おやすみモードである。
4 おはようモード 前記連続運転モードから、第1のセツトツマミ
17を矢印d方向に所望時間だけセツトすると、
第4図ニに示す様に接点Bのみがオンしてタイマ
ーが駆動し、セツト時間が経過すると自動的に連
続運転モードに復帰して、タイマーが停止すると
共に温風暖房機が自動的に運転を開始する。この
時第2のセツトツマミ18は連続位置に静止した
ままである。
5 おやすみモード 前記連続運転モードから第1のセツトツマミ1
7を停止モードにあわせてから、第2のセツトツ
マミ18を矢印d方向に所望時間だけセツトする
と、第4図ホに示す様に、第1カム腕15は第1
カム8の外周面と係合し、第1の可動接片S1は
上段に移動し、第2の可動接片S2に圧接すると
共に第2の可動接片S2が第3の可動接片S3に
も圧接し、接点A,Bは共にオンし、タイマーが
作動すると共に温風暖房機が運転を開始する。
セツト時間経過後、第4図ロに示す停止モード
へ復帰し、第1カム腕15は第1カム8の外周面
から切欠8aに落下し、第1、第2及び第3の可
動接片S1,S2,S3は夫々復帰し接点A,B
は共にオフして、タイマー及び温風暖房機は共に
停止する。
以上の様に本考案では、第1乃至第3カムをス
イツチを構成する3つの可動接片と連係し、第1
の可動接片を第1カムの外周に係合させ第1、第
2及び第3の可動接片が接する領域と、第1の可
動接片を第2カムの外周に係合させ第1と第2の
可動接片が接する領域と、第2の可動接片を第3
カムの外周に係合させ第2と第3の可動接片が接
する領域と、第1乃至第3の可動接片を第1乃至
第3カムの切欠に落下させ各可動接片が夫々離れ
る領域とを選択的に設定できる様にしたので、只
一つのタイマーで5つのタイマー動作を達成出
来、従来これら機能を達成するために複数個のタ
イマーを用いていたものに比べ頗る経済性に優れ
る。またセツト軸を同軸上に設け、該セツト軸に
カムを遊嵌し該カムに連係してスイツチを操作す
るという簡素な構成としたので、タイマーをコン
パクト化することが出来、更に同軸に設けられた
セツト軸に各ツマミを装着することによりツマミ
部の視認性及び操作性が向上し、デザイン的にも
優れるという従来他に見受けられない実用的効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一部断面の正面図、第2図はセ
ツト軸、カム及びスイツチ部の構成を示した要部
分解斜視図、第3図は回路図、第4図は作用説明
図である。 2:第1のセツト軸、3:第2のセツト軸、
4:第1の主歯車、5:第2の主歯車、8:第1
カム、9:第2カム、10:第3カム、15:第
1カム腕、16:第2カム腕、17:第1のセツ
トツマミ、18:第2のセツトツマミ、S:スイ
ツチ、G:減速歯車系、M:タイマーモーター。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) タイマーモータにより一定回転する減速歯車
    系に連繋した2つの主歯車と、該主歯車の夫々
    にクラツチを介して装着され単独にセツト可能
    なセツトツマミを有する同軸上に設けた2つの
    セツト軸と、該セツト軸に遊嵌され時限制御を
    独立して行なう複数のカムと、該カムに連係し
    て電気回路をオンオフするスイツチを有してな
    るタイマーにおいて、前記同軸上に設けた2つ
    のセツト軸の内、第2のセツト軸に遊嵌された
    第1カムと第1のセツト軸に遊嵌され外形を第
    1カムの外形よりも小さくなされた第2カムと
    を前記スイツチを構成する3つの可動接片の内
    の第1の可動接片に連係し、また第1のセツト
    軸に遊嵌された第3カムを前記スイツチの第2
    の可動接片に連係し、前記カムを回転させるこ
    とにより第1の可動接片を第1カムの外周に係
    合させ第1、第2及び第3の可動接片が接する
    領域と、第1の可動接片を第2カムの外周に係
    合させ第1と第2の可動接片が接する領域と、
    第2の可動接片を第3カムの外周に係合させ第
    2と第3の可動接片が接する領域と、第1乃至
    第3の可動接片を第1乃至第3カムの切欠に落
    下させ各可動接片が夫々離れる領域とを選択的
    に設定できる様にしたことを特徴とする複合タ
    イマー。 (2) スイツチの第1の可動接片には負荷を、第2
    の可動接片には電源を、また第3の可動接片に
    はタイマーモーターを夫々接続し、負荷の連続
    運転と、停止と、所望時間経過後の自動停止及
    び前記時間と異なる所望時間経過後の自動運転
    と、所望時間経過後の自動停止と、所望時間経
    過後の自動運転とを選択的に制御できる様にし
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載の複合タイマー。 (3) 2つのセツト軸を夫々同軸上に設けると共に
    第1のセツト軸の端部には指針を有する第1の
    セツトツマミを、また第2のセツト軸の端部に
    は前記第1のセツトツマミの下部に重なる位置
    に指針を有し透明部材で形成された第2のセツ
    トツマミを夫々固定した実用新案登録請求の範
    囲第(1)項又は第(2)項記載の複合タイマー。
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