JPS62128Y2 - - Google Patents

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JPS62128Y2
JPS62128Y2 JP1979052010U JP5201079U JPS62128Y2 JP S62128 Y2 JPS62128 Y2 JP S62128Y2 JP 1979052010 U JP1979052010 U JP 1979052010U JP 5201079 U JP5201079 U JP 5201079U JP S62128 Y2 JPS62128 Y2 JP S62128Y2
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JP
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cam
switch
time
rotation
main shaft
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JP1979052010U
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JPS55153736U (ja
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  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、1つの機構で短時間と長短両時間
と長時間の3段階の動作が選択セツトできるタイ
ムスイツチに関する。
従来暖房機などに用いられているタイムスイツ
チは稼動中の暖房機を任意の数時間後にスイツチ
をオフして停止させるか、任意の数時間後にスイ
ツチをオンさせて稼動開始させるいずれか一方の
機能のみを有するタイムスイツチが用いられてい
る。したがつて例えば上記数時間後にスイツチを
オフするタイムスイツチで「おやすみ」タイマー
を、又は数時間後にスイツチをオンするタイムス
イツチで「おはよう」タイマーを構成し、「おや
すみ」と「おはよう」タイマー機能を任意時間に
セツトできるタイムスイツチは従来の発想では構
造複雑になるところから別個のタイムスイツチを
用いておこなわれていた。
本考案の目的は、上記の点に鑑み、「おやす
み」タイマー機能と「おはよう」タイマー機能を
簡単な構成で一つのタイムスイツチに備えさせ、
短時間と長短両時間と長時間の3段階の動作がセ
ツトできるタイムスイツチを提供することにあ
る。
本考案の特徴は、短時間設定領域を有する第2
カムを主軸と摩擦結合させると共に上記第2カム
を回転域規制手段により上記短時間設定領域以上
は回転しないように回転規制したことにより、第
1カムにより設定される長時間設定と、第2カム
による短時間設定と、上記第1カムと第2カムの
両方を用いて長短両時間設定も可能としたもので
ある。
以下、図示の実施例によつて本考案を説明す
る。タイムスイツチは第1図、第2図でケース1
とケース蓋11で主軸2とタイマー輪列3の軸3
1が軸支されている。主軸2にはブツシユ21が
固定され、ブツシユ21の一側にはタイマー輪列
3の歯車と噛み合い回動伝達される歯車4が主軸
2に嵌合されている。歯車4の一側の主軸2には
フリクシヨンプレート41と板バネ42と押え板
43が嵌合されて歯車4が前記ブツシユ21にフ
リクシヨン結合されている。前記ブツシユ21の
他側の主軸2には第1カム5とカラー6が嵌合さ
れている。第1カム5とカラー6は前記ブツシユ
21に植設されたピン22で回転方向に所定角回
転自在に係合する手段が施されている。カラー6
の小径部外周には第2カム7が嵌合されている。
第2カム7に設けられた凹陥部7aとカラー6の
小径部外周で形成された空間にはOリング71が
嵌合され、第2カム7はカラー6にフリクシヨン
嵌合されている。前記タイマー輪列3にはケース
1の背面に取りつけられたタイマーモータMの出
力歯車が噛み合わされている。
前記第1カム5には第3図のように円孤状の長
孔5aが穿設され、前記ピン22が嵌挿貫通され
ている。第1カム5の外周には等高のカム面5b
と切欠き5cが形成されている。前記カラー6は
外周が小径部と大径部で構成されるとともに、第
4図のように大径部に円弧状の切欠き6aが穿設
され、この切欠き6aに前記ピン22が嵌挿され
ている。前記第2カム7は前記のように凹陥部7
aが設けられるとともに、第5図のように高いカ
ム面7bと、低いカム面7cと、円弧状の切欠き
7dが形成されている。切欠き7dにはケース1
に植設されたピン12が嵌挿され、第2カム7の
回転域規制手段が施されている。前記第1、第2
のカム5,7のカム面5b,7bにはケース1と
ケース蓋11で枢支されたスイツチ作動用レバー
の係合部8a,81aが当接するように配設され
ている。スイツチ作動用レバー8,81は中間折
曲部8b,81bがケース1とケース蓋11に軸
支された軸82で回動自在に軸支されている。ス
イツチ作動用レバーの他端は折り曲げられて作動
部8c,81cが形成され、スイツチ9,91,
92に臨まされている。作動部8cは二つのスイ
ツチ9,91に対応するように、作動部81cは
第2図で作動部8cの下方に配設されるとともに
スイツチ92に対応されて、前記スイツチ作動用
レバーとスイツチでスイツチ部材が構成されてい
る。
第6図は動作の説明が理解しやすいように示さ
れた回路図で、前記スイツチ9はタイマーモータ
Mの制御スイツチ、前記スイツチ91,92は暖
房機回路10の制御スイツチに用いられ、スイツ
チ9,91,92のa接点が常開接点、b接点が
常閉接点として述べられる。押釦スイツチ93は
長い数時間後例えば「おはよう」タイマー機能動
作の時にオンされる。前記主軸2には例えば第7
図のような12時間用数字表示ツマミ23が取りつ
けられるものとする。
前記タイムスイツチの動作を説明すると、ツマ
ミ23が時計方向に回動されると、主軸2に圧入
固着されたブツシユ21のピン22は第3図、第
4図で第1カム5の長孔5a及びカラー6の切欠
き6aの壁面を押しながら時計方向に回動され
る。第1カム5が回動されると、切欠き5cに落
ち込んでいたスイツチ作動用レバー8の係合部8
aはカム面5bに押し上げられ、スイツチ9はオ
ン、スイツチ91はオフされる。前記カラー6が
回動されると、Oリング71を介して第2カム7
が回動され、低いカム面7cにあるスイツチ作動
用レバー81の係合部81aは高いカム面7bに
押し上げられ、スイツチ92がオンされる。第2
カム7の回動は切欠き7dとピン12の回転域規
制手段によつて例えばツマミ23の数字で3以上
は回動されないように構成されている。仮にツマ
ミ23の回動量を指標Aに対し数字11まで回動さ
れるとカラー6と第2カム7はOリング71でス
リツプされる。
前記のようにツマミ23が巻き上げセツトされ
ると、タイマーモータMは回転され、スイツチ9
2がオンされているから暖房機回路10に通電さ
れる。タイマーモータMの回転でタイマー輪列3
を介して歯車4、ブツシユ21、主軸2が反時計
方向に回転される。時間が経過してツマミ23が
反時計方向に回転されて、指標Aに対しツマミの
数字11−3=8の8が合致されたとき第2カム7
の高いカム面7bから係合部81aが低いカム面
7cに落下されてスイツチ92はオフされる。こ
のとき切欠き6aとピン22が所定角回転自在に
係合する手段は第2カム7によるスイツチの早切
り機構を構成する。第1カム5の長孔5aとピン
22についても同様である。スイツチ92のオフ
動作によつて暖房機回路10の通電は遮断され
る。タイマーモータMはスイツチ9がオン状態に
あるから継続して回転され、指標Aに対しツマミ
23の数字0が位置されたときスイツチ9はオ
フ、スイツチ92がオンされる。スイツチ91に
直列に接続された押釦スイツチ93があらかじめ
オンされていると、スイツチ91のオン状態で暖
房機回路10に再度通電され、押釦スイツチ93
またはツマミ23の操作でスイツチ91がオフさ
れるまで通電が継続される。
前記ツマミ23の操作を指標Aに対し数字12ま
で一旦回動させ、次にツマミ23を反時計方向に
回動させて数字11まで戻してセツトしたとする
と、タイムスイツチのセツト状態はスイツチ92
が3−1=2の2でセツトされたことになり、11
−2=9で指標Aが数字9を指したときスイツチ
92はオフされる。スイツチ9,91は数字11が
0になる時点で夫々オフ、オンされる。上記のよ
うな操作によつて、ツマミ23の操作時点におい
てスイツチ92をオフセツトすることも出来る。
それはツマミ23を一回転と数字4にセツト後、
数字12に戻したり、数字9にセツト後、数字5に
戻すことによつてなされる。タイムスイツチを短
時間オンさせたいときには、押釦スイツチ23を
オフ状態でツマミ23の数字を0から3の範囲に
回動すればよい。
前記説明における数字0から12を時間表示とす
れば0から3時間の短時間のタイムスイツチと、
0から12時間の長時間のタイムスイツチが簡単な
機構で組み合わされたことが理解出来る。前記短
時間と長時間のオンオフ制御を組み合わせてセツ
トされることも理解できる。0から3時間の短時
間タイムスイツチは製作時第2カム7の切欠き7
dの長さと、高低のカム面7b,7cの長さ及び
位置と、ピン12の位置を考慮すれば、0から1
時間など任意に変えることができる。
前記短時間タイムスイツチを「おやすみ」タイ
マー機能として、就寝時セツトして暖房機を稼動
させて自動停止させ、長時間タイムスイツチを
「おはよう」タイマー機能として、翌朝起床前に
暖房機を自動的に稼動開始させることができる。
前記スイツチ9,91,92は第6図の回路
で、鎖線のようにスイツチ9のb接点と暖房機回
路10間に押釦スイツチ93を挿入接続しても前
記と同様の動作がなされ、スイツチ91を他の回
路の動作に用いてもよい。またリレー回路などを
挿入して負荷回路を多様に制御してもよい。前記
説明においてスイツチ部材はスイツチ作動レバー
の作動部8b,81bに接点を設けて他の接点と
の間でスイツチを構成してもよい。ツマミ23の
数字表示を0から24にしてタイムスイツチを24時
間計に構成してもよい。
本考案は、短時間設定領域を有する第2カムを
主軸と摩擦結合させると共に上記第2カムを回転
域規制手段により上記短時間設定領域以上は回転
しないように回転規制するように構成されたか
ら、主軸の巻き上げ操作によつて、短時間と長時
間と長短両時間の3段階の動作がセツト出来、簡
単な構造で安価に「おやすみ」タイマー機能と
「おはよう」タイマー機能を備えることができ
る。さらに前記短時間・長時間も主軸の操作で任
意時間にセツトできる従来のタイムスイツチでは
得られない優れた効果を奏するタイムスイツチが
提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案タイムスイツチの一実施例が示さ
れ、第1図はタイムスイツチの平面図、第2図は
タイムスイツチの側面断面図、第3図は第1カム
の平面図、第4図はカラーの平面図、第5図は第
2カムの平面図、第6図は回路図、第7図はツマ
ミの平面図である。 1……ケース、2……主軸、3……タイマー輪
列、4……歯車、5……第1カム、5a……長
孔、5b,7b,7c……カム面、5c,6a,
7d……切欠き、6……カラー、7……第2カ
ム、7a……凹陥部、8,81……スイツチ作動
用レバー、9,91,92……スイツチ、10…
…暖房機回路、11……ケース蓋、12,22…
…ピン、21……ブツシユ、23……ツマミ、M
……タイマーモータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸の回動により回転され、長時間設定領域を
    有する第1カムと、上記主軸と摩擦結合し、該主
    軸の回動により回転され上記長時間設定領域より
    も小さい短時間設定領域を有する第2カムと、こ
    の両カムによりオンオフ制御されるスイツチ部材
    と、上記第2カムを上記短時間設定領域以上に回
    転しないように回転規制する回転域規制手段とを
    備え、上記第1カムと第2カムとは、上記第2カ
    ムが上記回転域規制手段により回転規制されるま
    では上記摩擦結合によつて一体回転し、上記第2
    カムが上記回転域規制手段により回転規制される
    と、上記第2カムが上記主軸に対しスリツプし、
    上記第1カムのみが回転するようにようにしたこ
    とを特徴とするタイムスイツチ。
JP1979052010U 1979-04-20 1979-04-20 Expired JPS62128Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979052010U JPS62128Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979052010U JPS62128Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55153736U JPS55153736U (ja) 1980-11-06
JPS62128Y2 true JPS62128Y2 (ja) 1987-01-06

Family

ID=28942425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979052010U Expired JPS62128Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62128Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55127354U (ja) * 1979-03-02 1980-09-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55153736U (ja) 1980-11-06

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