JPS6324363Y2 - - Google Patents

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JPS6324363Y2
JPS6324363Y2 JP19846681U JP19846681U JPS6324363Y2 JP S6324363 Y2 JPS6324363 Y2 JP S6324363Y2 JP 19846681 U JP19846681 U JP 19846681U JP 19846681 U JP19846681 U JP 19846681U JP S6324363 Y2 JPS6324363 Y2 JP S6324363Y2
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timer
operating shaft
speed
cam
ignition
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は石油ストーブ用タイマ、特に電気的に
燃焼制御される石油ストーブの自動タイマ点火及
び通常の点火制御を簡単に行なうことのできる改
良された石油ストーブ用タイマに関するものであ
る。
石油ストーブに強制給排気機構及び油量調整器
などを設け、電気的に燃焼制御を行なう石油スト
ーブが周知であり、効率のよい且つ安全性の高い
ストーブを提供することができる。
この種の石油ストーブにおいては、確実な点火
を行なうために通常予備加熱が行なわれ、このた
めに、運転開始時に所定時間電気ヒータなどに電
流が供給される。従つて、ストーブの点火を行な
うために前記予備加熱操作が必要となり、点火ス
イツチ機構にこのようなタイマ或いはその他の予
備加熱機構を設けなければならなかつた。さら
に、起床時の自動点火を行なうため、所定時間経
過後に自動的に前記点火作用を行なうことが所望
され、このために種々の石油ストーブ用タイマが
提案されている。
しかしながら、従来の石油ストーブ用タイマに
あつては、運転開始までの比較的長い時間と予備
加熱に必要な短時間のタイムアツプ時間を高精度
で同時に制御することが困難であり、通常の従来
装置にあつては、タイマスイツチ及び加熱スイツ
チを別個に設けたり、或いは点火を手動で行なわ
なければならないなどの欠点があり、使い勝手が
悪く、またタイマ自体が大型化するという問題が
あつた。
そして、操作軸の回動によりタイマをカウント
し、タイマスイツチの開閉動作を制御するタイマ
においては、タイマ制御レバーはタイマカムと係
合し、タイマスイツチの開閉動作を行うと共に、
給油弁の開閉制御を行うので、タイマカウント時
に操作軸に負荷がかかり、摩擦損失が増大すると
いう問題点があつた。
本考案は上記従来の問題点に鑑み為されたもの
であり、その目的は、タイマが作動している時
(即ち操作軸が低速度で回動し、タイマスイツチ
がオフ状態である時)はタイマカムとタイマ制御
レバーを常にタイマ制御レバーの摩擦損失を低減
することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、機構受
板に回転自在に軸支され、使用者により回転セツ
トされ、ストーブの運転開始作用を制御する操作
軸と、モータ、タイマカウント用の低速車、予備
加熱時間カウント用の高速車を有する歯車輪列を
含み、機構受板に装着され、低速又は高速駆動力
を出力するモータ機構と、前記モータ機構の低速
又は高速駆動力を前記操作軸に伝達するために、
前記操作軸に設けられ、前記操作軸の軸方向の移
により前記低速車又は高速車のいずれかに噛み合
い、前記操作軸の速度を低速又は高速に切り替え
る速度切替歯車と、前記機構受板に設けられ、カ
ム溝を有するセツトカムと、前記速度切替歯車の
切り替えを行うために、前記操作軸の機構受板側
に設けられ、前記セツトカムと整合して軸方向の
移動を制御するタイマセツト円板と、前記操作軸
と一体回転可能に結合されたタイマカムと、前記
タイマカムと係合し、タイマスイツチの開閉動作
を行うと共に、給油弁の開閉制御を行うタイマ制
御レバーと、前記操作軸を低速度で回転させ回転
セツト量に応じた時間のタイマ時間カウント時間
中は前記タイマ制御レバーを前記タイマカムと接
触しないように保持し、回転速度が低速度から高
速度に切替わる操作軸の軸方向移動に連動してタ
イマ制御レバーの保持解除を行う保持レバーと、
前記保持レバーの前記操作軸の軸方向移動に連動
させるためのセツトレバーバネと、前記操作軸と
一体回転可能に結合され、前記操作軸の回転と共
に点火スイツチの開閉作用の制御を行う点火カム
と、を備えたものである。
そして、該石油ストーブ用タイマは、前記点火
スイツチの閉成時に前記モータ機構は駆動し、前
記タイマスイツチの閉成時に油量及び送風機モー
タは駆動制御し、前記点火スイツチ及びタイマス
イツチの両スイツチの閉成時に点火ヒータは作動
し、回転セツト量に応じた長時間のタイマカウン
トを低速度で操作軸を回転させることにより行
い、予備加熱に要する短時間のカウントを高速度
で操作軸を回転させることにより行うと共に、前
記タイマ制御レバーと前記操操作軸との摩擦損失
を低減することができる。
以下図面に基づいて本考案の好適な実施例を説
明する。
第1図には本考案に係るタイマの好適な実施例
が分解斜視図にて示されており、ストーブ本体に
固定される機構受板10と下板12との間には操
作軸14が回転自在に軸支されており、該操作軸
14を使用者が回転制御することにより所望のス
トーブ運転作用を制御することができ、実施例に
おいては、送風、油量制御及び点火制御がこの操
作軸14の回転により行なわれる。
前記機構受板10には上板16が固定され、該
上板16と受板10にモータ機構が装着されて前
記操作軸14を所定の低速または高速で駆動する
ことができる。モータ機構はモータケース20に
組み込まれたシンクロナスモータなどのモータ2
2及び歯車輪列を含み、歯車輪列の途中にはモー
タケース20から機構受板10内に突出するウオ
ーム24が設けられ、さらにモータ機構には前記
ウオーム24と噛合する減速輪列26が含まれ、
該減速輪列26は前記ウオーム24と噛み合うウ
オーム車28及び後述するタイマ作用に用いられ
る低速車30及び後述する点火作用に用いられる
高速車32を含み、これらの減速輪列26は機構
受板10と中板34との間に軸支されている。
前述したモータ機構の低速または高速駆動力を
前記操作軸14に伝達するため、操作軸14には
切替歯車36が固定されており、操作軸14が軸
方向に摺動することにより、切替歯車36が前記
いずれかの低速車30にまたは高速車32に噛み
合い、操作軸14の速度をいずれかに切替えるこ
とが可能となる。
さらに、操作軸14にはその機構受板10側に
タイマセツト円板38が固定されており、このタ
イマセツト円板38が機構受板10に設けられて
いるセツトカム40と係合することにより、操作
軸14を回転した時にその軸方向の移動が制御さ
れ、すなわち、実施例においては、使用者が操作
軸14を回転した時に軸14は第1図の左方向に
移動し、また所定の設定時間経過後のタイムアツ
プ時にはタイマセツト円板38とセツトカム40
とが整合して軸14が右方向に移動する。前記操
作軸14の軸方向の移動を行なうため、操作軸1
4と下板12との間には軸バネ42が設けられて
おり、これにより軸14の右方向への移動が行な
われる。
操作軸14の回転によつて所望のタイマ作用及
び点火作用を行なうため、軸14にはタイマカム
44及び点火カム46が係合されており、操作軸
14の回転と共にこれらカム44,46が所望の
スイツチ開閉作用を行なう。
すなわち、タイマカム44にはタイマ制御レバ
ー48が係合しており、該タイマ制御レバー48
によつて前記上板16に固定されたタイマスイツ
チ50がオンオフ制御され、これによつて、スト
ーブの運転開始が操作軸14の初期設定量に応じ
て制御される。なお、本考案においては、このタ
イマ制御レバー48はストーブの給油弁をも制御
し、比較的大きな操作力を必要とするので、この
操作力によるタイマカム44とタイマ制御レバー
48との摩擦損失を低減させるために、タイマ制
御レバー48のセツト状態は保持レバー52によ
つて保持され、タイムアツプ時にタイマ制御レバ
ー48の保持解除が行なわれる。保持レバー52
の動作は実施例においてタイマカム44の軸方向
移動により行なわれ、また保持レバー52はセツ
トレバーバネ54によつて一方向に付勢されてい
る。
一方、前記点火カム46は第1スイツチレバー
56を介して前記上板16に固定されている点火
スイツチ58をオンオフ制御し、これによつてス
トーブの運転開始時に所定時間の点火制御が行な
われる。
実施例においては、さらにタイマの主スイツ
チ、図においては上板16に前記点火スイツチ5
8と重ね合わせて固定された主スイツチ60のオ
ンオフ制御を行なうために操作軸14には主制御
カム62が係合されており、第2スイツチレバー
64を介して主スイツチ60の制御が行なわれ
る。
本実施例のタイマは以上の構成から成るが、さ
らにこのタイマによる石油ストーブの電気的な制
御回路を第2図に基づいて説明する。
第2図において、電源は主スイツチ60により
オンオフ制御され、さらに点火スイツチ58を介
してモータ22及びタイマランプ66へ電流が供
給されている。そして、石油ストーブを運転する
ための送風機モータ68、油量制御ソレノイド7
0及び運転ランプ72へは前記主スイツチ60と
タイマスイツチ50を介して電流が供給されてい
る。さらに、石油ストーブの運転開始時における
点火を行なうための点火ヒータ74へはトランス
76から降圧された電流が供給され、該トランス
76への電流は点火スイツチ58とタイマスイツ
チ50の両者を介して供給されている。従つて、
各スイツチ60,58,50を前述した本実施例
のタイマによつて制御することにより所望の自動
タイマ点火及び点火作用を確実に行なうことが可
能となる。
第3図には本実施例におけるタイマ目盛板が示
され、12時間のタイマセツトが可能であり、操作
軸14を第3図の反時計方向に回転して所望のタ
イム時間を選択することにより所定のタイムアツ
プ時に点火及び運転が行なわれ、また「切」位置
から操作軸を第3図の時計方向に「点火」位置ま
で手動で回転することにより所望の点火作用を行
なうことができる。
本考案においては、前記自動タイマ点火の場合
設定されたタイマ時間から点火までの間は操作軸
14が低速回転したとえば12時間の長いタイマ時
間を軸の1回転以内に納めることができ、また点
火から点火完了して通常運転が開始される期間で
は操作軸14を高速回転させて高精度の点火時間
を確保することができ、たとえば第3図において
「点火」から「運転」までは6分間程度の短時間
で高速カム回転を行ない、無駄な点火ヒータ時間
を除去することができる。
第4図にはモータ機構の低速及び高速切替輪列
が示されており、ウオーム24はウオーム車28
と噛み合い、該ウオーム車28が高速歯車78と
噛み合い、この高速歯車78の回転が前記高速車
32に伝達される。高速歯車78と高速車32と
の間にはスリツプバネ80が設けられており、操
作軸14が使用者によつてセツト回転される時に
両者がスリツプ回転する。そして、ウオーム車2
8は減速輪列を介して低速歯車82と噛み合い、
該低速歯車82が低速車30とスリツプバネ84
を介してスリツプ可能に一体回転するので、タイ
マ作動時の設定及びタイマ回転を前記操作軸14
に伝達することができ、第4図から明らかなよう
に、各低速車30及び高速車32には鎖線のよう
に切替歯車36が選択的に噛み合う。
第5図には本考案における操作軸14と各カム
との組み合せ構造が示されており、図は自動タイ
マ作動状態を示し、操作軸14に固定された切替
歯車36は低速車30と選択的に噛み合い結合
し、操作軸14自体が低速回転を行なつている。
操作軸14には前述したように主制御カム62が
遊合されさらにその右端にタイマセツト円板38
が固定され、タイマセツト円板38の逃げ溝38
aには主制御カム62の突起62aが係合して、
主制御カム62がわずかな余裕をもつて操作軸1
4と一体に回転することができ、第2スイツチレ
バー64が主制御カム62に落ち込んだ時の速動
作用が達成されている。タイマセツト円板38は
セツトカム40とカム結合しており、図のように
操作軸14を回転した状態では、タイマセツト円
板38がセツトカム40のカムに乗り上げ、操作
軸14が軸バネ42を押圧して左方向に軸移動し
ている。そして、この軸移動により、前記切替歯
車36と低速車30との噛合が達成されている。
操作軸14にはさらに前述したように点火カム
46及びタイマカム44が係合し、実施例におい
ては、タイマカム44はD穴によつて操作軸14
とわずかに余裕を持つて軸支され、またその逃げ
溝44aに点火カム46の突起46aが係合する
ことにより操作軸14に遊合する点火カム46も
操作軸14に対してわずかな余裕をもつて軸支さ
れる。従つて、両カム44,46もそれぞれ対応
するタイマ制御レバー48及び第1スイツチレバ
ー56に対して落込み時の速動作用を与えること
ができる。
前記タイマカム44の底面44bは保持レバー
52の押圧端52aと接触しており、保持レバー
52はセツトレバーバネ54によつて常時第5図
の反時計方向に付勢されているので、操作軸14
の軸移動に追従して保持レバー52は揺動作用を
行なうことができる。そして、保持レバー52の
ロツク端52bはタイマ制御レバー48の係止片
48aと係合し、タイマカム44がタイマ制御レ
バー48を押し上げさらにタイマカム44の突部
44cによつてレバー48を押し上げた時レバー
48の係止片48aは保持レバー52のロツク端
52bに係合保持され、以降、タイマ制御レバー
48はタイマカム44と直接接触することが無く
なり、給油弁などを制御する際の大きな負荷が摩
擦損失となることを防止している。
本考案の実施例は以上の構成からなり、以下に
第6〜11図に基づいてその作用を詳細に説明す
る。
第6図は運転停止(切)状態を示し、タイマセ
ツト円板38はセツトカム40と整合してカム溝
に落ち込んでいるので、操作軸14は軸バネ42
によつて右方向に付勢されており、この結果、保
持レバー52はタイマ制御レバー48を保持解除
している。そして各タイマ制御レバー48、第1
スイツチレバー56及び第2スイツチレバー64
はそれぞれタイマカム44、点火カム46及び主
制御カム62の各カム溝に落ち込んでおり、この
結果、タイマスイツチ50はオン、点火スイツチ
58はオフそして主スイツチ60もオフ状態とな
つており、第2図から明らかなように、石油スト
ーブの電気回路は休止状態にある。
次に、第7図は操作軸14を第3図の反時計方
向に回動して12時間のタイマセツトが行なわれた
状態を示し、この時には、タイマセツト円板38
とセツトカム40によつて操作軸14は左方向に
移動し、これによつて、切替歯車36は低速車3
0と噛合する。前記操作軸14の回転により各レ
バー48,56,64はそれぞれカム44,4
6,62に乗り上げ、タイマスイツチ50をオフ
作動し、また点火スイツチ58及び主スイツチ6
0をオン作動する。この時、タイマ制御レバー4
8は保持レバー52によつて保持されるので、以
降、タイマ制御レバー48とタイマカム44とは
接触することなく、給油弁を制御するにも拘わら
ず、その負荷は摩擦損失となることがない。
この状態で、スイツチ58,60のオン作動に
よりモータ22は回転を開始し、低速車30によ
つて操作軸14も低速タイマ回転を開始する。そ
して、この時タイマランプ66も点火するが、タ
イマスイツチ50がオフ状態にあるため、ストー
ブの運転は休止状態を保つ。
第8図は操作軸が低速回転して所定のセツトさ
れた12時間経過直前の状態が示され、この時両ス
イツチレバー56,64は共に点火カム46及び
主制御カム62に乗り上げたままであるが、タイ
マ制御レバー48はすでにタイマカム44のカム
溝に落ち込み可能な状態となつている。しかしな
がら、この直前では、タイマ制御レバー48か依
然として保持レバー52によつて保持されている
ので、タイマスイツチ50がオン作動されること
はない。
第9図は所定のセツト時間すなわち12時間が経
過した状態が示され、タイマセツト円板38とセ
ツトカム40とが整合するので、操作軸14は軸
バネ40によつて右方向に付勢され、この結果、
保持レバー52はタイマカム44の底面44bに
よつて押され、タイマ制御レバー48の保持を解
除する。従つて、タイマ制御レバー48はタイマ
カム44のカム溝に落ち込み、この結果タイマス
イツチ50がオン作動される。
従つて、点火ヒータ74へはトランス76から
点火電流が供給され、石油ストーブは所望の予備
加熱を開始し、同時に石油ストーブの各送風機モ
ータ68、ソレノイド70及び運転ランプ72も
所要の運転作用を開始する。
そして、この時、操作軸14の右方向移動によ
り、切替歯車36は高速車32と噛み合い、この
点火後には操作軸14が高速回転され、所定の点
火時間が高精度で制御されることとなる。
第10図は操作軸14が高速車32によつて高
速回転されて点火から所定時間たとえば6分経過
した状態が示され、この点火期間中に石油ストー
ブは点火ヒータ74によつて確実に点火作用が行
なわれており、この点火完了後である6分経過後
に、操作軸14が「運転」位置までくると、第1
0図に示されるように、第1スイツチレバー56
は点火カム46に落ち込み、この結果、点火スイ
ツチ58はオフ作動する。これにより、点火ヒー
タ74への電流供給が断たれ、以降、石油ストー
ブは送風及び油量制御された所望の電気制御運転
状態に入る。そして、点火スイツチ58のオフ作
動により、モータ22への電流供給も断たれ、こ
れにより操作軸14の回転は停止してタイマ作動
が完了することとなる。
第11図には石油ストーブを消火する状態が示
され、操作軸を「運転」位置から反時計方向へ回
動し、第2スイツチレバー64を主制御カム62
に落ち込ませ、これによつて主スイツチ60をオ
フ作動することにより、石油ストーブの運転を停
止させ、初期状態に復帰することができる。
以上のようにして自動タイマ点火作用が行なわ
れるが、通常の点火作用を行なうためには、操作
軸を第6図の状態から時計方向に第9図の「点
火」位置まで移動させればよく、これによつて、
タイマは6分間の点火用高速回転を行ない確実な
点火が行なわれた後に通常の石油ストーブの運転
が開始されることとなる。
従つて、本考案によれば、単一の操作軸を回転
操作することによつて、自動タイマ点火及び点火
作用そして運転停止作用を全て制御することがで
き、取扱いの容易な且つ小型なタイマを提供する
ことが可能となる。
また本考案によれば、タイマ制御レバーがタイ
マ作動中モータ機構に負荷として作用しないの
で、給油弁などの高負荷を容易に制御することが
できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る石油ストーブ用タイマの
好適な実施例を示す分解斜視図、第2図は第1図
に好適な石油ストーブ制御回路図、第3図は第1
図における操作目盛板を示す説明図、第4図は第
1図のモータ機構減速伝達機構を示す断面図、第
5図は第1図における操作軸と各カムとの組み合
わせ構造を示す断面図、第6〜11図は本考案の
好適な実施例における作用説明図である。 14……操作軸、22……モータ、26……減
速輪列、30……低速車、32……高速車、36
……切替歯車、38……タイマセツト円板、40
……セツトカム、44……タイマカム、46……
点火カム、48……タイマ制御レバー、50……
タイマスイツチ、52……保持レバー、56……
第1スイツチレバー、58……点火スイツチ、6
0……主スイツチ、62……主制御カム、64…
…第2スイツチレバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機構受板に回転自在に軸支され、使用者により
    回転セツトされ、ストーブの運転開始作用を制御
    する操作軸と、 モータ、タイマカウント用の低速車、予備加熱
    時間カウント用の高速車を有する歯車輪列を含
    み、機構受板に装着され、低速又は高速駆動力を
    出力するモータ機構と、 前記モータ機構の低速又は高速駆動力を前記操
    作軸に伝達するために、前記操作軸に設けられ、
    前記操作軸の軸方向の移動により前記低速車又は
    高速車のいずれかに噛み合い、前記操作軸の速度
    を低速又は高速に切り替える速度切替歯車と、 前記機構受板に設けられ、カム溝を有するセツ
    トカムと、 前記速度切替歯車の切り替えを行うために、前
    記操作軸の機構受板側に設けられ、前記セツトカ
    ムと整合して軸方向の移動を制御するタイマセツ
    ト円板と、 前記操作軸と一体回転可能に結合されたタイマ
    カムと、 前記タイマカムと係合し、タイマスイツチの開
    閉動作を行うと共に、給油弁の開閉制御を行うタ
    イマ制御レバーと、 前記操作軸を低速度で回転させ回転セツト量に
    応じた時間のタイマ時間カウント時間中は前記タ
    イマ制御レバーを前記タイマカムと接触しないよ
    うに保持し、回転速度が低速度から高速度に切替
    わる操作軸の軸方向移動に連動してタイマ制御レ
    バーの保持解除を行う保持レバーと、 前記保持レバーの前記操作軸の軸方向移動に連
    動させるためのセツトレバーバネと、 前記操作軸と一体回転可能に結合され、前記操
    作軸の回転と共に点火スイツチの開閉作用の制御
    を行う点火カムと、 を備え、 前記点火スイツチの閉成時に前記モータ機構は
    駆動し、前記タイマスイツチの閉成時に油量及び
    送風機モータは駆動制御し、前記点火スイツチ及
    びタイマスイツチの両スイツチの閉成時に点火ヒ
    ータは作動し、 回転セツト量に応じた長時間のタイマカウント
    を低速度で操作軸を回転させることにより行い、
    予備加熱に要する短時間のカウントを高速度で操
    作軸を回転させることにより行うと共に、 前記タイマ制御レバーと前記操作軸との摩擦損
    失を低減することを特徴とする石油ストーブ用タ
    イマ。
JP19846681U 1981-12-28 1981-12-28 石油スト−ブ用タイマ Granted JPS58102956U (ja)

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