JPS6328850Y2 - - Google Patents

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JPS6328850Y2
JPS6328850Y2 JP1601482U JP1601482U JPS6328850Y2 JP S6328850 Y2 JPS6328850 Y2 JP S6328850Y2 JP 1601482 U JP1601482 U JP 1601482U JP 1601482 U JP1601482 U JP 1601482U JP S6328850 Y2 JPS6328850 Y2 JP S6328850Y2
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JP
Japan
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switch
timer motor
timer
contact piece
contact
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JP1601482U
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JPS58118644U (ja
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  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば扇風機等に用いることができ
るモータタイマーのスイツチ機構に関するもので
ある。
例えば、扇風機等に用いられるタイマーは、近
年、ぜんまい式のものからモータ式のものに変り
つつある。ぜんまい式のものでは、一旦セツトす
ると必ず原位置まで復帰するため、短時間のセツ
トでも、セツト時間が経過すれば扇風機は必ず停
止していた。ところでが、モータ式のものにおい
ては時限セツト用主軸を回動させて時限をセツト
させるとき、まず負荷用スイツチがオンになつた
後、続いてタイマー用モータのスイツチがオンに
なるようになつていたため、短時間の時限をセツ
トすると、負荷用スイツチのみがオンになり、タ
イマー用モータのスイツチはオフのままの状態が
生ずる場合があつた。このようなモータを仮りに
扇風機に用いたとすると、使用者は短時間の時限
をセツトしたつもりが、実際はタイマーは動作し
ないから連続運転にセツトされたのと同一に帰す
ことになり、使用者がそのまま寝てしまつたりす
ると、使用者の体温が異常に下かつてしまうと
か、脱水症状を起こすなど、きわめて危険な状態
を生ずる。かかる不都合は扇風機の場合に限ら
ず、あらゆる電気機器についてもいえることであ
る。
本考案の目的は、時限セツトの場合に、必ずタ
イマーモータ用スイツチがオンになつたあと、又
は少なくともタイマーモータ用スイツチがオンに
なつたと同時に負荷用スイツチがオンになるよう
にして、短時間の時限をセツトした場合でも必ず
タイマーモータが作動して、連続運転の状態が生
じないようにしたモータタイマーのスイツチ機構
を提供することにある。
以下、図示の実施例によつて本考案を説明す
る。
第1図及び第2図において、ケース1の底板2
の裏面がわにはタイマー用モータ3が固定されて
おり、モータ3の出力軸上に固装された小歯車4
が上記底板2の表面がわに突出している。歯車4
の回転力は減速歯車列5−6−7−8−9−10
−11−12−13−14を介して歯車15に伝
達されるようになつている。歯車15はそのボス
16の一端が底板2の受部17で受けられ、ま
た、ボス16の外周がケース1の蓋18の孔で受
けられることにより回転可能に支持されており、
ボス16の一部は蓋18の外方に伸び出して設定
軸19となつている。ケース1の底板2の上記受
部17にはまた動作カム20が歯車15のボス1
6の周りに回転可能に支持されている。動作カム
20には、第3図にも示されているように、窓孔
21が形成され、この窓孔21には、歯車15に
一体に形成された突起22が遊びをもつて嵌めら
れている。従つて、設定軸19を回転操作して
も、上記遊びの範囲内では設定軸19の回転力が
動作カム20に伝達されないようになつている。
動作カム20の側方には3個のスイツチ接片2
3,24,25が延び出ていて、カム20に最も
近い接片23と中間の接片24とによつて第5図
における負荷27のスイツチ26を構成し、接片
24とカム20から最も遠い接片25とによつて
第5図におけるタイマーモータ3のスイツチ28
を構成している。接片23は中間にU字状の折曲
部29を有していて、タイマーが作動していない
状態では、折曲部29がカム20の切欠部30に
落ち込んで接片23が接片24から離れ、また、
接片24と接片25はそれぞれの自由端部か固定
部の段部31,32に当接して接片24,25相
互間が離間した状態になつている。カム20は切
欠30に続いて、連続運転設定用の段部33を有
していて、カム20が第1図において反時計方向
に回転させられたとき接片23の折曲部29がカ
ム20の段部33に乗り上げて接片23が接片2
4に接し、これに対して接片24と接片25は離
間したままになるようになつている。前記歯車1
5の裏面がわには突部34が一体に形成されてい
る。一方、上記接片24は、第4図にも示されて
いるように、その中間に立上り部35を有してお
り、上記歯車15の突部34の通路上に上記立上
り部35が位置している。上記突部34は接片2
4の立ち上がり部35に対する当接部をなしてお
り、第1図に示されているようなタイマー不作動
時には上記突部34が接片24の立上り部35に
近接した位置にあるが、歯車15がわずかに時計
方向に回転しただけで上記突部34が接片24の
立上り部35を押し、接片24を接片25に圧接
するようになつている。この接片24と接片25
の圧接動作は、カム20の窓孔21に対する歯車
15の突起22の遊びの範囲内で行なわれ、従つ
て、接片24と接片25との接触は、接片23と
接片24との接触以前か又は少なくとも接片23
と接片24との接触と同時に行なわれるようにな
つている。
なお、前記減速歯車列の適宜の位置、例えば同
軸上の歯車13と歯車14との間には摩擦クラツ
チが設けられていて、タイマーモータ3の回転力
は歯車15に伝達されるが、設定軸19の回転操
作による歯車15の回転力は歯車13以下には伝
達されないようになつているものとする。
第5図において、交流電源36と、扇風機等の
負荷27と、スイツチ26とが直列に接続されて
負荷回路が構成され、交流電源36と、タイマー
モータ3と、スイツチ28とが直列に接続されて
タイマーモータ駆動回路が構成されている。
いま、設定軸19の回動操作により歯車15を
第1図において時計方向に回転させて所望の時限
を設定したとする。時限設定操作の初期の段階で
は、まず歯車15が回転するが、カム20の窓孔
21に対して歯車15の突起22が遊びをもつて
いるためカム20は回転せず、歯車15だけが回
転し、その突部34が接片24の立上り部35を
押して接片24を接片25に圧接させ、スイツチ
28がオンになり、タイマーモータ3に通電され
てタイマーが作動を開始する。設定軸19及びこ
れと一体の歯車15をさらに回転させると、歯車
15の突起22がカム20の窓孔21の縁部を引
掛けてカム20を一体的に回転させ、これにより
接片23の折曲部29がカム20の切欠部30か
ら押し出され、接片23が接片24に圧接させら
れる。ここにおいてスイツチ26がオンになり、
扇風機等の負荷27に通電されて負荷27が始動
する。上記タイマーモータ3の回転力は歯車15
に伝達されて歯車15は第1図において反時計方
向に回転させられ、これと共にカム20も反時計
方向に回転させられ、第1図に示されているよう
な原位置まで回転すると、各接片24,25が原
位置に復帰し、負荷27及びタイマーモータ3の
作動が停止する。このように、時限設定の際は必
ずタイマーモータ用スイツチ28がオンになつた
あと負荷用スイツチ26がオンになるから、従来
のもののように、短時間の設定の場合も負荷だけ
に通電されて、タイマーモータに通電されず、負
荷が意に反して連続運転されてしまうという不都
合は生じない。
負荷を連続運転させようとするときは、設定軸
19の操作により歯車15及びカム20を第1図
において僅かに反時計方向に回転させ、接片23
の接曲部29をカム20の段部33に乗せて接片
23を接片24に圧接させる。このとき接片24
は接片25に接することはないから、結局第5図
におけるスイツチ26のみがオンになり、スイツ
チ28はオフのままであるから、タイマーモータ
3は作動せず、負荷27のみが作動して、負荷2
7の連続運転が行なわれる。連続運転を解除する
には、設定軸19の回転操作により、歯車15及
びカム20を原位置まで復帰させればよい。
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、時限設定時に必ずタイマーモータ用スイツチ
が先にオンになり、続いて負荷用スイツチがオン
になるから、従来のモータタイマーのように、短
時間の時限を設定した場合でも負荷用スイツチの
みがオンになつて負荷が連続運転になつてしまう
という不都合が確実に防止される。
なお、タイマーモータ用スイツチを先にオンさ
せるための当接部は動作カムに設けてもよい。ま
た、各接片の接離を行なわせる動作カムは、その
カム縁の凹凸を逆の関係にしても実施可能であ
る。即ち、図示の実施例では、カム20の切欠に
接片の一部が落ち込んだとき各接片が離れるよう
になつているが、これとは逆に、カムに形成した
突部に接片の一部が乗つたときに各接片が離れる
ようにしてもよい。本考案はあらゆる電気機器に
使用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は同上断面側面図、第3図は同上実施例の作動態
様を示す要部正面図、第4図は上記実施例中の接
片の一つを示す側面図、第5図は本考案のスイツ
チ機構の使用例を示す回路図である。 3……タイマーモータ、15……歯車(回転部
材)、19……設定軸、20……動作カム、21
……窓孔、22……突起、23,24,25……
接片、26……負荷用スイツチ、27……負荷、
28……タイマーモータ用スイツチ、34……突
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 時限設定操作及びタイマーモータの駆動により
    負荷用スイツチとタイマーモータ用スイツチを開
    閉して負荷回路への通電及びタイマーモータ駆動
    回路への通電を制御するタイマーにおいて、 上記負荷用スイツチとタイマーモータ用スイツ
    チの開閉を行わせる動作カムを、時限設定軸又は
    これにより回転させられる回転部材に対し遊びを
    もつて嵌めると共に、 上記設定軸又は回転部材の一部には、上記設定
    軸による時限設定の初期段階で上記設定軸又は回
    転部材が上記遊びの範囲で動作カムに対し相対回
    転するときタイマーモータ用スイツチに当接して
    同スイツチを閉じる当接部を設け、 時限設定時に上記動作カムが上記負荷用スイツ
    チを閉じると同時又はそれ以前に上記当接部が上
    記タイマーモータ用スイツチを閉じることを特徴
    とするモータタイマーのスイツチ機構。
JP1601482U 1982-02-08 1982-02-08 モ−タタイマ−のスイツチ機構 Granted JPS58118644U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1601482U JPS58118644U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 モ−タタイマ−のスイツチ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1601482U JPS58118644U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 モ−タタイマ−のスイツチ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58118644U JPS58118644U (ja) 1983-08-12
JPS6328850Y2 true JPS6328850Y2 (ja) 1988-08-03

Family

ID=30028400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1601482U Granted JPS58118644U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 モ−タタイマ−のスイツチ機構

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JPS58118644U (ja) 1983-08-12

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