JPS6213780B2 - - Google Patents

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JPS6213780B2
JPS6213780B2 JP7050180A JP7050180A JPS6213780B2 JP S6213780 B2 JPS6213780 B2 JP S6213780B2 JP 7050180 A JP7050180 A JP 7050180A JP 7050180 A JP7050180 A JP 7050180A JP S6213780 B2 JPS6213780 B2 JP S6213780B2
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JP
Japan
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contact
cam
lever
main shaft
timed
Prior art date
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Application number
JP7050180A
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English (en)
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JPS56167225A (en
Inventor
Yoshihisa Uemura
Koki Hatsutori
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Nakagawa Electric Ind Co Ltd
Original Assignee
Nakagawa Electric Ind Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nakagawa Electric Ind Co Ltd filed Critical Nakagawa Electric Ind Co Ltd
Priority to JP7050180A priority Critical patent/JPS56167225A/ja
Publication of JPS56167225A publication Critical patent/JPS56167225A/ja
Publication of JPS6213780B2 publication Critical patent/JPS6213780B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は時限負荷と、非時限負荷との二種類
の負荷を選択利用し得るようにしたタイマーに関
するものである。
そして本発明は非時限負荷の自由使用と、時限
負荷の選定時間使用と、時限負荷に対して設定し
た時間(任意設定した時間)経過後は上記非時限
負荷に切替るようにしたタイマーを簡易構成で、
かつ安価に提供し得るようにした至便な発明を提
供することを目的とするものである。
さらに詳細に述べれば、この発明は非時限負荷
と時限負荷の二つを必要とする電気製品、例えば
強ヒーターと加温ヒーターを有するパン焼器(ト
ースター)であつて加温ヒーターのみを利用して
パンを温めて食したい人にも又強ヒーターでパン
に焦げ目を入れた後加温ヒーターでもつて加温状
態にしておいて随時必要時にパンを食したい人に
対しても共に利用でき、しかも上記強ヒーターで
所定時間だけ加熱した後は自動的に加温ヒーター
による加温に切替わるようにしたもの、或はコー
ヒーを入れる場合に粉を容器に入れてドリツプ機
構だけを使つてコーヒーを出したい人、或は豆を
粉にひいて、粉を所定時間だけひきつぶした後は
引続きドリツプ機構へ自動的に移し替え、即ち、
豆を引き始めた後からコーヒーのできるまでの間
を自動的に操作させたい人等に対して提供し得る
ようにしたタイマーに関し、それらの操作を極め
て単純操作でもつて実施することができ、しかも
それらのタイマー機構は極めて熟成された技術分
野の技術を使つてしかも夫々の部品は安価な部品
を使つて組立て得るようにしたタイマーを提供す
ることを目的とするものである。
以下本願実施を示す図面について説明する。第
1図〜第10図に示されるタイマーにおいて、ケ
ースは本体1と蓋体2とでもつて構成されてい
る。これらの部材は周知の樹脂材料、例えばAS
樹脂でもつて形成されている。これら両部材の対
向面には中間に介設する諸部材料を支承する為の
軸受部3、主軸受4、主軸通し孔5、スタート軸
用孔6等必要な諸部材が形成されている。又本体
1と蓋体2とは合着部7において着脱自在に合着
一体化されている。
次にカム8は周囲に停止用の第1段部9と、非
時限用接点作動用の第2段部10と、時限接点作
動用の第3段部11とを備えており、これらは順
に図示の如く連続させてある。このカム8は主軸
12に対して一体回動可能に装着してある。そし
てその取付方法としては、主軸通し孔5に対して
回動自在に挿通された主軸12に対して別に成形
したカム8を固着してもよいが図示の如く主軸1
2とカム8とを塑成材料、例えばジユラコン材料
でもつて一体に成形してもよい。なお、成形に当
つては夫々別体に製作される後述の切歯歯車1
3、触感用のカム14を夫々取付け得るように主
軸に取付段部を形成してもよいし、又カム8とそ
れらの諸部材13,14とを図示の如く同一材料
でもつて一体に成形具備させてもよい。次に主軸
12の取付は、先端に凹部15を予め形成してお
き、そこに蓋体側の主軸受4を回動自在に係合さ
せ、一方主体1の側には、自体に設けた段部1
5′を係合させることによつてケースに対しては
進退方向には固定するが回動方向には自由回動可
能に装着してある。
次に電気系について説明する。接点16は非時
限回路、例えばトースターAの加温ヒーター20
に接続される非時限用の接点であり、17,18
の接点は電源に連らなる切換接点を示し、19の
接点は時限負荷、例えばトースターAの強ヒータ
ー21に接続される接点を示し、夫々導電材で形
成される接点板22,23,24によつて支持さ
れている。弾力性を有する可動の接点板23とカ
ム8との間には別体の絶縁材で形成されているレ
バー25の先端部26が介設してあり、前記カム
8の回動によつて上記レバーの先端部26が矢印
29方向に揺動することにより、接点16と17
が、又接点18と19が交換的に入切作動するよ
うになつている。又上記接点の入切によつて電源
30に対して、あるときは加温ヒーター20が、
あるときは強ヒーター21が選択的に接続された
り、或は接点17,18が中立状態になつたりす
るようになつている。接点板22と24は固定的
に配設されており、接点板23はレバー25の揺
動に応じて弾力的に揺動するように構成されてい
る。なお、レバー25はピン31により揺動自在
に支持されているがこのレバーとしては第12図
に示すように可動式の接点板23eの一部26e
をカムに直接当接させることによりその当接部を
レバーとして利用することもできる。32は後述
天府65を押える為の弾力板製の部材であつて後
端32′はケースに止着してあり、他方の先端3
2″は矢印33方向に揺動自在にしてあつて、第
7図に示す如き状態では天府65を押えて時計機
構44の停止を計り、第9図に示す如く接点18
と19が接合する時には上記天府押えの先端3
2″は時計機構の天府65から離れて時計機構の
作動を可能にするように構成してある。なお、接
点18,19が接した時に時計機構44を作動さ
せる手段としては第11図に示す如く時計機構を
タイマーモーター44eでもつて構成し、そして
時限負荷であるモーター21eと並列に接続して
おくことにより時限設定時に連動させてタイマー
としての時限機構を作動させるようにすることも
できる。次にレバー25の後端27から突設させ
てある天府操作片28は第7図から第8図への変
化から明らかなように天府押え32を矢印34方
向へ押し上げる為に役立たせるものである。
次にレバーの後端27の近くに設けてあるスタ
ート部材において、スタート軸35は第5,6図
にみられるように孔6,6に対して進退自在に設
けてあり、これには膨出状のストツパー36が一
体的に周設してあり、常時はバネ37により矢印
38方向に付勢されている。ストツパーの外形は
第8図から、第9図へのレバー後端の移動からも
明らかなように、第8図の状態ではレバー後端2
7がこれに当接してレバー27が矢印34方向へ
移動するのを阻止し、上記スタート軸を矢印39
方向へ指先で押し込むことによつて第6図の如く
変位させ、レバー後端27を第9図に示す如く移
動させることができるようになつている。スプリ
ング40は一端41をケースのピン42に止着
し、他端をレバーの一部から延びる部材43の自
由端に止着し、可動接点板23の力に加えてレバ
ーを常時矢印34方向へ付勢し得るようにしてあ
る。
次に時計機構44について説明する。時計機構
は周知のゼンマイ式タイマーに付したものと同じ
機能を持つものを図示してあり、天府65、ダボ
66ガンギ車67からなる調速機構44′と、主
軸を設定方向(矢印45方向)に廻した時にエネ
ルギーを貯える為の巻きスプリング47と、両部
材を連繋させる為の歯輪列48等の諸部材により
構成されている。上記歯輪列中において主軸12
に一体に取り付けてある切歯歯車13は切歯部分
13aと有歯部分13bとから構成されており、
切歯部13aが2番車(ピニオン58)に対向し
た時には噛合をせず、有歯部分13bが対向した
時には2番車58に噛合うように構成してある。
この有歯と切歯部分の境界点は、第10図に示す
指示盤Bにおける符号53の位置に、摘みにおけ
る指示57を対応させた場合にピニオン58に対
向するよう選定してある。従つて非時限目盛即
ち、加温ヒーター目盛の位置52に前記指示57
を合致させたときは2番車には第7図で示すよう
に切歯部13aが対向するようになり、指示57
が時限目盛55の範囲中にある時、即ち、第9図
に示す如き状態では有歯部13bが2番車58に
噛み合うようにしてある。第4図は切歯歯車13
と2番車58との噛合関係がわかり易いように記
載してある。又2番車における平歯車59と前記
2番車とは回転方向に遊合可能な構成であつて、
両者の結合は周知の摩擦盤59′を介して結合し
てあり、スプリング板59″を弾力的に圧接され
ている。また、次段の歯車60との結合及びその
他の結合は夫々周知の噛合結合になされている関
係上、仮に歯車60が不動の状態にあつて主軸1
2を一方向へ回動させた場合は歯車58と59の
間に滑りが生じて主軸12の回動を可能にする
が、巻スプリング47の力によつて主軸を駆動す
るときには滑りは生ぜず、その結果、時計機構に
よつて歯車59と58とはゆつくりと反設定方向
へ一体回動し得るようにしてある。なお、2番車
の軸端はケース側の長溝で支え、第1図に示され
る矢印61方向への揺動を自在に構成してあり、
(実公昭53−25575号公報でも知られているよう
に)常時は一端を固定したバネ62によつて矢印
61方向へ付勢し、主軸12を矢印45方向即
ち、設定方向へ廻す時において有歯部13bが2
番車58に対して噛合が始まると2番車58は前
記バネ62の力に打ち勝つて前記歯車60と59
との噛合が外れる方向(矢印61とは反対方向)
に動き、上記噛合が外れた状態において2番車5
8が軽く回るように構成してある。
次に触感カム14に関連した事項について説明
する。触感カムは第3図にみられるように2つの
凹部63,64が外周に形成されており、これに
は元部が固定されている触感バネ85における自
由端側の凸部86が夫々係合するようにしてあ
る。この係合力はかなり強いものであつて、主軸
12を手で廻す時は手に感触が充分得られるよう
に、又主軸12が巻スプリング47の力で急復帰
(回動)した場合においても前記凹部64に凸部
86が係合することによりその回動をストツプさ
せ得るようにしてある。次に巻スプリング47は
一端49をケースに設けた孔49′に止着し、他
端50を主軸側に設けた孔50′にさし通すこと
によつてこれに止着してある。
上記構成のものについて動作を説明する。タイ
マーの諸機構は第1図の状態にあるものとし、主
軸12を矢印45方向へ僅かに回動させる。この
回動によりタイマーの主要機構は第7図に示す如
く移動する。即ち、カムの第2段部10はレバー
の先端26に対接し、接点16と接点17は接合
し、トースターAにおける加温ヒーター20への
通電を可能にする。これによつて例えばスライス
パンCは適当な温度に保持される。なお、必要が
ある場合は加温ヒーター20に近接してサーモス
タツト等の温度制限器を付し、かつこれを加温ヒ
ーター回路に組込んでパンに焦げ目の付かない範
囲で適当にパンを加温し、かつその保温ができる
ようにしてあつてもよい。次にパンを食したい人
はパンをトースターAから取出し、主軸12を反
対方向へ廻す(摘みを戻す)ことによつて諸機構
を第1図の原位置に復帰させれば上記加温ヒータ
ー20への通電は終る。
次にパンCに焦げ目を付けた状態で食したい人
は上記第1図の主軸を矢印45方向に大巾に(第
10図の目盛53〜54の範囲内に指示57が至
る迄)回動させる。その回動角はパンの厚み乃至
は焦げ目の付け具合を考慮して時限目盛の範囲内
で所望角度だけ廻す。この回転角が大きければ大
きいほど強ヒーター21への通電時間は長くなり
焦げ目は大きく付く。なお、上記軸12の回動に
よりタイマー機構の主要部の動きは第9図に示す
如き状態になる。即ち、レバーの先端26はカム
の第3段部11に対接し、接点18は接点19に
接合し、強ヒーター21への通電が可能となる。
上記レバー25の他端が矢印34方向へ移動すれ
ば、レバーに付設してある突状の天府操作片28
は天府押え32を図示の如く持上げ、時計機構を
連動的に作動状態にする。なお、時計機構として
は主軸に沿つてら旋状に配設された巻スプリング
47(駆動源)と、そのスプリングの復帰速度を
制限する為に配設された歯輪列48と、調速機構
とからなる機構を有する。このようにレバー25
と天府押え32とが連動することによつて上記作
動による強ヒーターへの通電と、時限作動用の時
計機構の始動が起る。
次に上記時計機構の作動により主軸12は矢印
46方向に逐次復帰し、所定時間経過後は第7図
の如き状態になる。従つて、この場合前記説明か
ら明らかなように強ヒーター21への通電は切
れ、焦げ目の付いたパンCは加温ヒーター20に
よつて保温される状態となる。以後においては前
記第7図についての説明と同様である。
次に、第7図から第9図に移る過程において第
8図のような状態を動作過程に入れることによ
り、時限設定の精度を高め得る。この点に付き以
下説明する。第7図の状態において主軸を矢印4
5方向に廻すと、レバーの先端26は、接点板2
3の付勢力によつて主軸12の方向へ移動しよう
とする。しかしこの場合レバーの後端27は第8
図の如くストツパー36に当り、レバー先端26
が主軸方向へ移動することは阻止される。従つ
て、接点16,17,18及び19は中立状態を
維持する。次に主軸12の回動角が所定角度だけ
廻されて(例えば目盛5分の位置へ指示57を移
す)位置決めされた後においてスタート軸35を
第5図に示す矢印39方向に押込むと、ストツパ
ーは同図において上方に移動し、レバーの後端2
7の自由回動を可能にする。これにより第9図か
ら明らかなようにレバー後端27は矢印34方向
へ移動し、その結果、前記説明によつて明らかな
諸作動が行なわれる。
次に感触機構について説明する。この機構は感
触カム14と、感触用バネ85とから構成され
る。感触カム14の外周にある2個所の凹部6
4,63は第1図に示す如き状態及び第7図に示
す如き状態において夫々感触レバーの先端凸部8
6が該凹部に夫々選択的に係合するようにしてあ
り、主軸12の操作者がそこで手に触感を得て目
盛51,52の位置に摘み56の指示57を夫々
位置決め得るようにしてある。なお、周知の事項
であるが主軸は第1図の状態から矢印46方向に
回動すると困るから、その回動は阻止されるよう
に主軸の任意の個所にストツプ突片を付け、本体
にストツパーを付けて係合し合うようにしてあ
る。
次に切歯歯車13と二番車(ピニオン歯車5
8)との関係を説明する。第1図に示す状態から
主軸12を矢印45方向へ僅かに(第7図の位置
迄)廻す。切歯歯車13は一緒に回動するがその
歯車の切欠部分13aが二番車58に対向する為
二番車58を回動することはない。更に主軸を矢
印45方向へ(第10図の指示57が符号53に
対向する迄)廻しても切欠部分13aが二番車に
対応する為二番車は廻ることなく主軸を軽く廻す
ことができる。更に回動を進め、歯車の有歯部分
13bの先頭が二番車に対向するとそこから二番
車58との噛み合いが始まる。この場合二番車は
前記軽巻機構によつて矢印61の反対方向へ退避
する為、二番車58と有歯部分13bとは噛み合
うが二番車58側と三番車60との噛合は行なわ
れず、調速機構44′に向かつての力の伝達はな
い。このような動作を伴うことにより主軸12の
回動は軽く行なわれ、摘み56の指示57を目盛
55の任意の時間目盛に合致させることが行なわ
れる。その後は第8図の状態からスタート軸35
を押し込んで第9図の状態に変移させ、時計機構
44の駆動を可能ならしめ、復帰が行なわれる。
この時限復帰に当つては、有歯部分13bが二番
車58に噛み合つてる間は主軸は時限の制約を受
けてゆつくり回動しているが、やがて欠歯部分1
3aが二番車58に対応すると、(指示57が目
盛53に対向する個所に至ると)主軸は自由回動
可能となり、第4図に示す巻スプリング47の力
によつて復帰方向へ急加速され、急回動して第7
図に示す如き状態となる。この場合その急回動
は、触感用のバネ先端66と、触感用のカムの凹
部64との係合によつてストツプされ、第7図の
状態は維持される。次に第9図の状態から主軸を
手動でもつて矢印46方向に廻し第7図の如き状
態にしたい場合には摘み56を介して主軸を廻す
とよい。この場合前記有歯部分13bと二番車5
8が噛み合つていても二番車58には前記したス
リツプ機構59′,59″が介設してあるのでその
スリツプ作用を利用して主軸12、切歯歯車1
3、二番車58のみを回動させて第7図の如き状
態に戻すことができる。
次に第11図〜13図に示される別の実施例に
つき説明する。13図は粉砕室70に入れられた
コーヒー豆70′を回転刃71でもつて粉砕し、
引続きそこに湯72を滴下して(ドリツプし
て)、容器73にコーヒー液を貯える装置(ミ
ル、アンド、ドリツプ)を示す。21eは刃71
を回転させる為のモーター、75は水タンク、2
0eは水タンク内の水経路途中で加熱して粉砕室
70に向わせる為のヒーターを示し、30eは電
源を示す。主軸12eにはカム8eを装着してお
き、このカムには第1段部9e、第2段部10
e、第3段部11eが夫々形成してある。(これ
らの段部の高低は、接点の位置関係を第7図に示
すものとは逆順にしてあるので、その高低も第7
図に示す場合とは相違させてある)なお図示接点
19eは時限負荷即ち、モーター21eに接続さ
れ、接点16eは非時限負荷であるヒーター20
eに接続され、接点17e,18eは切換接点と
して電源に接続されている。
上記構成において、(なお、機能上前図のもの
と同一又は均等構成と考えられる部分には、前図
と同一の符号にアルフアベツトのeを付して重複
する説明を省略した。)主軸12eの手動操作
は、ラツク78と軸12eに固着されたピニオン
79との関係によつて摘み56eを矢印81方向
へ押し引きすることによつて回し、カム8eを手
動操作により回動させるようにしてある。又時計
機構としてはタイマーモーター44eが第11図
の如き結線状態におかれ、通電時には負荷モータ
ー21eと連動して軸12eを復帰方向へのみ回
動させるようにしてある。カム8eの動作は第1
段として第11図の如き状態にあり、第2段とし
ては10eの段部に接点17eを保持する接点板
の凸部26eが位置して非時限回路20eに通電
がなされる。この場合ヒーター回路には一般に図
示外のサーモスタツト回路が介設してあり、容器
75内の水がなくなつた場合はヒーター回路は自
動的に切断されるようにしてある。
次に前記実施例の強ヒーター通電時と同様にタ
ンク70内の豆をひく為の時限作動をさせたいと
きは軸12eを設定方向(矢印45e方向)へ早
く廻す。これによりカムの第3段部11eに接点
板の凸部26eは対接し、接点19eと17eは
接合し、負荷モーター21e、タイマーモーター
44eが作動する。その結果粉砕室70内にある
豆は回転歯71により粉砕される。その粉砕時間
は軸12eの回転角度によつて決る。(タイマー
モーター44eの作動時間がそれによつて決るか
ら)タイマーモーター44eが復帰方向に回動
し、カムの第2段部10eに凸部26eが対接す
ると前記粉砕作業は終り、ドリツプ作業即ち、水
タンク75内から湯口に向かう水がヒーター20
eにより加熱され、湯は粉砕室70内に滴下し、
容器73にコーヒー液が入る。以上で第11図〜
第13図に示されるものの概要を説明したが、こ
れらの諸作動、機能については、第10図迄に示
される実施例と全く同様の考えが適用されるの
で、重複する説明は省略する。
以上のように本発明にあつては操作部56を操
作することによつて第1使用例としてはカム8の
第2段部10にレバーの先26を対設させて非時
限負荷20に通電させ、その非時限回路のみを選
択利用できる特長がある。
更にまた本発明にあつては操作部56を大きく
操作することによつて主軸12を大幅に回動し、
第2使用例としてはカム8の第3段部11をレバ
ー先端26に対接することによつて所望時間の間
だけ時限負荷21を作動させて時限利用すること
のできる特長もある。
しかもその場合所望時間経過した後は、カム8
の復帰方向回動によりレバー先端26はカムの第
2段部10に対向することになるので、時間負荷
から自動的に非時限負荷に切替わることになり、
引続き非時限負荷を作動させることができる利点
がある。このように本発明は前記実施例で説明し
た如く種々な使用例を生み出す上に効果がある。
更に本発明の優れた特長は上記二つの優れた作
用を単にカム8を一方向に廻し、しかもその廻す
回動角を小さく選ぶか、大きく選ぶかの単純操作
でもつて前記優れた二様の使用例を実施可能にす
る効果がある。
しかも上記のように単純操作でもつて優れた二
様の使用形態を可能ならしめる構成であつても、
その主要構造はタイマー用のカム8と、カムを回
動させる為の時計機構44と、電気の切替接点と
言う最も安価に形成できる構成を選定利用したも
のであるから、即ち従来から量産性高く、安価に
製造できるものとされているタイマーの基礎部材
機構を選んで構成できる構造にしたから、上記優
れた作用効果を市場に対して安価に提供できる画
期的効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので第1図は平面
図、第2図は−線断面図、第3図は主軸を中
心として付設されたものを示す一部破断分解斜視
図、第4図は歯輪列を示す為の展開断面図、第5
図および第6図はスタート軸の動作を中心として
示す縦断面図、第7図はトースターの要部分解図
が付設されているタイマーの要部機構平面図、第
8図および第9図は夫々動作を説明する為の要部
機構平面図、第10図はつまみ部分を示す平面
図、第11図は異なる例を示す配線図付カムの要
部平面図、第12図は要部分解斜視図、第13図
はドリツプアンドミルの関連機構を示す説明図。 12…支軸、8…カム、44…時計機構、1
6,17,18および19…接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自体の周囲には相互に高さの異なる第1段部
    と、第2段部と、第3段部の三つの段部を回転方
    向に向けて順に具備させてあるカムを備え、その
    カムは回動自在にしてある主軸に装着し、さら
    に、上記カムの近くには非時限負荷接続用接点
    と、時限負荷接続用接点と、これらの両接点に対
    して切換接続できるようにしてある切換接点を配
    設し、さらに上記のカムには、上記切換接点を作
    動させるようにしてあるレバーを従動可能に対接
    させ、しかもレバーによる上記の切換接点の作動
    状態は、上記レバーが上記カムの第3段部に対接
    するときには上記切換接点は上記時限負荷接続用
    接点に接する位置に、上記レバーが上記第2段部
    に対接するときには上記切換接点は上記非時限負
    荷接続用接点に接する位置に、上記レバーが上記
    第1段部に対接するときには上記切換接点は上記
    両接点に接しない位置に、夫々位置換させるよう
    にしてあり、さらに上記レバーが上記カムの第3
    段部に対接している場合のみ作動するようにして
    ある時計機構を備えており、その時計機構は、上
    記のカムを、カムの第3段部が上記のレバーに対
    接している状態から復帰方向に回動させて上記カ
    ムの第2段部をレバーに対接させるように上記の
    主軸に対して連結してあり、その上、上記主軸に
    は主軸回動用の操作部を具備させて上記カムの回
    動を手動操作可能に構成してあることを特徴とす
    るタイマー。
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