JPS6343535Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6343535Y2 JPS6343535Y2 JP5099684U JP5099684U JPS6343535Y2 JP S6343535 Y2 JPS6343535 Y2 JP S6343535Y2 JP 5099684 U JP5099684 U JP 5099684U JP 5099684 U JP5099684 U JP 5099684U JP S6343535 Y2 JPS6343535 Y2 JP S6343535Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- knob
- shaft
- insertion hole
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 15
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 15
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は縦動又は回転させるシヤフトの端部に
固着されるノブの固着構造の改良に関する。
固着されるノブの固着構造の改良に関する。
従来この種のノブの固着方法としては、シヤフ
トの端部にノブを嵌め付け、しかる後にノブから
シヤフトに達するビスを螺入して固着していた。
ところでシヤフトに対するノブの固着はシヤフト
を端部に有するコントロールケーブルまたはシヤ
フトを有する各種機器を取付け板の裏側に位置さ
せて取付け板に設けられた孔からシヤフト部分だ
けを突出させてノブを固着するのが通常であるの
で、ほとんどの場合ノブの固着は最終工程とな
る。このようなノブの固着は例えば自動車や航空
機等の操縦席のように極めて狭い場所である場合
が多く、前述の如き従来の構造では取付ビスは見
えない裏側に設けられるので固着または取外し作
業が面倒かつ困難であり工具を使用しなければな
らない欠点もあつた。
トの端部にノブを嵌め付け、しかる後にノブから
シヤフトに達するビスを螺入して固着していた。
ところでシヤフトに対するノブの固着はシヤフト
を端部に有するコントロールケーブルまたはシヤ
フトを有する各種機器を取付け板の裏側に位置さ
せて取付け板に設けられた孔からシヤフト部分だ
けを突出させてノブを固着するのが通常であるの
で、ほとんどの場合ノブの固着は最終工程とな
る。このようなノブの固着は例えば自動車や航空
機等の操縦席のように極めて狭い場所である場合
が多く、前述の如き従来の構造では取付ビスは見
えない裏側に設けられるので固着または取外し作
業が面倒かつ困難であり工具を使用しなければな
らない欠点もあつた。
かゝる欠点を解消するために例えば実開昭54−
150796号(第4図)の如くばね6を利用してノブ
2を着脱する形式のものが考案されている。この
場合にあつてはノブ2をシヤフト1に固着する時
シヤフト1を固定してばね6の反発力に抗してノ
ブ2の挿通孔4に挿入してばね6を貫通孔3に係
止して固着する。離脱させる場合にはばね6の先
端部を下方に押し下げノブを引いて取外すことが
できる。
150796号(第4図)の如くばね6を利用してノブ
2を着脱する形式のものが考案されている。この
場合にあつてはノブ2をシヤフト1に固着する時
シヤフト1を固定してばね6の反発力に抗してノ
ブ2の挿通孔4に挿入してばね6を貫通孔3に係
止して固着する。離脱させる場合にはばね6の先
端部を下方に押し下げノブを引いて取外すことが
できる。
しかしながらこの構造においては、シヤフト1
の端部に設けられた環状溝5にばね6の一部分を
巻き付けて固定し、ばね6とシヤフト1を一体化
させている。このものにあつてはシヤフト1とば
ね6を一体とする製作時の作業工程が必要である
ので比較的高価となつていると共にノブ2を着脱
する時に誤つてばね6を折損した場合はノブ2の
シヤフト1に対する取付けは不可能となり、その
ためコントロールケーブルやシヤフトの取付いた
機器全体を取り替えなければならないという不便
がある。
の端部に設けられた環状溝5にばね6の一部分を
巻き付けて固定し、ばね6とシヤフト1を一体化
させている。このものにあつてはシヤフト1とば
ね6を一体とする製作時の作業工程が必要である
ので比較的高価となつていると共にノブ2を着脱
する時に誤つてばね6を折損した場合はノブ2の
シヤフト1に対する取付けは不可能となり、その
ためコントロールケーブルやシヤフトの取付いた
機器全体を取り替えなければならないという不便
がある。
本考案の主たる目的は上述の如き従来の欠点に
鑑みばねを別にすることによりばね折損の場合コ
ントロールケーブル等の全体を取替る必要がなく
又ノブの着脱がワンタツチで行なえるノブの固着
構造を提供するにある。
鑑みばねを別にすることによりばね折損の場合コ
ントロールケーブル等の全体を取替る必要がなく
又ノブの着脱がワンタツチで行なえるノブの固着
構造を提供するにある。
本願考案の一実施例の構造を図面によつて説明
すると、11はシヤフトであつて端部には係止溝
12が刻設されている。ノブ13には前記シヤフ
ト11を挿入しうる挿入孔14がほゞ中心に軸方
向に穿設され、又該挿入孔14を囲む如くコの字
形の係止ばね挿入孔15が設けられると共に外周
面から該ばね挿入孔15に至る係止孔16が穿設
されている。17は係止ばねであつてほゞコの字
形とされ、一端には一個の一端の基部のみが連結
する如くコの字形に切欠かれて半径方向外側に突
出させた第1係止爪18と、他端には該第1係止
爪と同形でありかつ半径方向内側に突出させた第
2係止爪19が設けられている。
すると、11はシヤフトであつて端部には係止溝
12が刻設されている。ノブ13には前記シヤフ
ト11を挿入しうる挿入孔14がほゞ中心に軸方
向に穿設され、又該挿入孔14を囲む如くコの字
形の係止ばね挿入孔15が設けられると共に外周
面から該ばね挿入孔15に至る係止孔16が穿設
されている。17は係止ばねであつてほゞコの字
形とされ、一端には一個の一端の基部のみが連結
する如くコの字形に切欠かれて半径方向外側に突
出させた第1係止爪18と、他端には該第1係止
爪と同形でありかつ半径方向内側に突出させた第
2係止爪19が設けられている。
本願の一実施例の作用及び効果に就て述べる
と、ノブ13に穿設された係止ばね挿入孔15へ
係止ばね17に突設された第2係止爪19が奥に
なるように係止ばね17を挿入すると半係方向外
側に突出させた第1係止爪18は係止孔16に係
止されて脱落しなくなりノブ13と係止ばね17
は第1図に示した如く一体となる。そしてシヤフ
ト11にノブ13を固着する場合はこのノブ13
と係止ばね17とが一体にされている第1図の状
態においてシヤフト11を挿入孔14に第2係止
爪19の反発力に抗して強く挿入すると第2係止
爪19はシヤフト11に刻設された係止溝12に
係止されて第2図に示した如くノブ13はシヤフ
ト11に確実に固着される。次にノブを離脱させ
る場合には係止孔16から棒などによつて第2係
止爪18を半径方向内側に押し下げて係止孔16
と第2係止爪18の係止を解除してノブ13を引
張ることによつて離脱させることができる。
と、ノブ13に穿設された係止ばね挿入孔15へ
係止ばね17に突設された第2係止爪19が奥に
なるように係止ばね17を挿入すると半係方向外
側に突出させた第1係止爪18は係止孔16に係
止されて脱落しなくなりノブ13と係止ばね17
は第1図に示した如く一体となる。そしてシヤフ
ト11にノブ13を固着する場合はこのノブ13
と係止ばね17とが一体にされている第1図の状
態においてシヤフト11を挿入孔14に第2係止
爪19の反発力に抗して強く挿入すると第2係止
爪19はシヤフト11に刻設された係止溝12に
係止されて第2図に示した如くノブ13はシヤフ
ト11に確実に固着される。次にノブを離脱させ
る場合には係止孔16から棒などによつて第2係
止爪18を半径方向内側に押し下げて係止孔16
と第2係止爪18の係止を解除してノブ13を引
張ることによつて離脱させることができる。
上述の如くノブの着脱についてはワンタツチで
出来ることは勿論であるがノブ13と、係止ばね
17と、シヤフト11を別々に作成しており、す
べての組付がワンタツチで行なえるため従来のよ
うに特に二つの部品を一体とする製作時の作業工
程の必要はほとんどなく従来に比べて比較的安価
に提供することができる。又ノブ13の着脱に際
して係止ばね17に設けられている第1又は第2
係止爪のいずれかを折損させた場合であつても従
来の如くシヤフトが取付けられたコントロールケ
ーブル又は各種機器全体を取替える必要はなく係
止ばね17を取替えるだけで良いという従来にな
い優れた効果を有するノブの固着構造である。
出来ることは勿論であるがノブ13と、係止ばね
17と、シヤフト11を別々に作成しており、す
べての組付がワンタツチで行なえるため従来のよ
うに特に二つの部品を一体とする製作時の作業工
程の必要はほとんどなく従来に比べて比較的安価
に提供することができる。又ノブ13の着脱に際
して係止ばね17に設けられている第1又は第2
係止爪のいずれかを折損させた場合であつても従
来の如くシヤフトが取付けられたコントロールケ
ーブル又は各種機器全体を取替える必要はなく係
止ばね17を取替えるだけで良いという従来にな
い優れた効果を有するノブの固着構造である。
図面は本願考案の一実施例にかゝるものであつ
て、第1図はノブにシヤフトを挿入する前の状態
を示す要部の一部欠切側面図、第2図はノブにシ
ヤフトを挿入固着した状態を示す要部の一部切欠
側面図、第3図は本願考案の一実施例の構成を示
す斜視図、第4図は従来の装置の組付状態の一部
分を示す一部切欠側面図である。 11:シヤフト、12:係止溝、13:ノブ、
14:挿入孔、15:係止ばね挿通孔、16:係
止孔、17:係止ばね、18:第1係止爪、1
9:第2係止爪。
て、第1図はノブにシヤフトを挿入する前の状態
を示す要部の一部欠切側面図、第2図はノブにシ
ヤフトを挿入固着した状態を示す要部の一部切欠
側面図、第3図は本願考案の一実施例の構成を示
す斜視図、第4図は従来の装置の組付状態の一部
分を示す一部切欠側面図である。 11:シヤフト、12:係止溝、13:ノブ、
14:挿入孔、15:係止ばね挿通孔、16:係
止孔、17:係止ばね、18:第1係止爪、1
9:第2係止爪。
Claims (1)
- シヤフトの端部にノブを固着する構造におい
て、端部の適当位置に1個の係止溝が設けられた
シヤフトと、該シヤフトを挿入しうる挿入孔が
ほゞ中心に穿設されると共に該挿入孔を囲む如く
ほゞコの字形の係止ばね挿入孔が適当深さ穿設さ
れ、更に外周面より半径方向内側に向つて前記係
止ばね挿入孔に至る係止孔が穿設されたノブと、
前記係止ばね挿入孔に挿入しうるほゞコの字形の
係止ばねとからなり、該係止ばねの背面部の一端
に一個の一端の基部のみが連結する如くコの字形
の切欠により半径方向外側に突出させた第1係止
爪と、他端には前記第1係止爪とほゞ同形であり
かつ半径方向内側に突出させた第2係止爪が設け
られたことを特徴とするノブ固着構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5099684U JPS60166025U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | ノブの固着構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5099684U JPS60166025U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | ノブの固着構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166025U JPS60166025U (ja) | 1985-11-05 |
JPS6343535Y2 true JPS6343535Y2 (ja) | 1988-11-14 |
Family
ID=30569646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5099684U Granted JPS60166025U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | ノブの固着構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60166025U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120316018A1 (en) * | 2011-06-08 | 2012-12-13 | Peter Ward | Tensioner |
JP6510248B2 (ja) * | 2015-01-27 | 2019-05-08 | 株式会社Lixil | 操作子及び水栓装置 |
US10138926B2 (en) * | 2015-08-30 | 2018-11-27 | Moog Inc. | Telescoping torque tube assembly |
-
1984
- 1984-04-06 JP JP5099684U patent/JPS60166025U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60166025U (ja) | 1985-11-05 |
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