JPS6342999Y2 - - Google Patents

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JPS6342999Y2
JPS6342999Y2 JP13552780U JP13552780U JPS6342999Y2 JP S6342999 Y2 JPS6342999 Y2 JP S6342999Y2 JP 13552780 U JP13552780 U JP 13552780U JP 13552780 U JP13552780 U JP 13552780U JP S6342999 Y2 JPS6342999 Y2 JP S6342999Y2
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workpiece
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JP13552780U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば放電加工機や研摩盤などの
加工機械によつて加工される被加工物を保持する
保持装置の改良に関するものである。
従来の保持装置は、平面状に精密仕上げされた
定盤と、互いに直交して設けられた被加工物の位
置決めブロツクと、このブロツクの基準面に対し
て進退する締付けボルトとから構成されており、
上記定盤上に載置された被加工物がブロツクの基
準面に当接されるとともに締付けボルトで締付け
られることによつて保持される。
ところで、上記保持装置に保持され、加工機械
によつて加工される被加工物は、その加工途中で
加工寸法を測定したり、でき栄えを確認したりす
るために保持装置から取りばずす必要がある。と
ころが、上記被加工物や保持装置には加工中に生
成された加工粉が付着している。しかもこの加工
粉は肉眼では確認することができないほどの微細
粉であり、かつ加工時に焼入れ状態となつて被加
工物や保持装置を傷付けやすくなるとともに、さ
らに加工中に供給される加工液や冷却液などによ
つて付着しやすい状態となつている。
したがつて、加工途中で一旦保持部材から被加
工物を取りはずすと、被加工物や保持装置、特に
被加工物と当接する保持装置の位置決めのための
基準面に付着した加工粉を除去することは極めて
困難であり、この除去できない加工粉が保持部に
付着して残り、これが障害となつて被加工物の加
工精度が著しく損われる欠点があつた。
このため、現実には被加工物を保持装置に保持
させた状態で加工寸法の測定や、でき栄えの確認
をしたりするほか、やむなく加工精度を犠性にし
て被加工物を取りはずすなどの手段が講じられて
いる。
この考案は上記従来の欠点を除去するためにな
されたもので、位置決め部材の基準面に複数の尖
鋭な突部を設け、この突部によつて被加工物を保
持させることにより、加工途中で取りはずした被
加工物を基準位置に再装着するとき、被加工物と
保持部との間に加工粉が付着して残ることがな
く、ひいては加工精度を向上させることができる
保持装置を提供することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を第1図、第2図に
ついて説明する。
図において、1は定盤で、この定盤1の上面に
は断面のこぎり歯状の複数の尖鋭な突部1aが形
成されている。2は上記定盤1の端面に絶縁材3
を介して配説され、位置決めのための第1のブロ
ツク、4はこの第1のブロツク2と直交するよう
上記定盤1の他の端面に絶縁材5を介して配設さ
れ、位置決めのための第2のブロツクで、これら
の第1のブロツク2および第2のブロツク4の位
置決め基準面にはそれぞれのこぎり歯状の複数の
尖鋭な突部2a,4aが形成されている。なお、
上記定盤1および第1、第2のブロツク2,4は
焼入れされるとともに、それぞれの突部1a,2
a,4aは研摩などにより精密な平面度が形成さ
れるよう加工されている。
6は上記定盤1の、ブロツク2が配設された端
面と対向する側の端面に設けられた支持板、7は
上記定盤1の、ブロツク4が配設された端面と対
向する側の端面に設けられた支持板で、これらの
支持板6,7にはそれぞれ進退自在に螺着された
締付けボルト8,9が配設されている。
10は上記定盤1上に載置された被加工物、1
1はランプ、12は電池、13は開閉スイツチ
で、これらは上記ブロツク2,4に設けられた端
子部2b,4bと電線14によつて接続されてい
る。
次に、上記装置の動作について説明する。被加
工物10を定盤1上に載置し、締付けボルト8,
9によつて直交する方向から締付けることによ
り、上記被加工物10はブロツク2,4の基準面
となる突部2a,4aに当接して位置決めされ
る。
この状態で加工機械によつて加工され、その途
中、加工寸法の測定やでき栄えの確認などのため
に被加工物10を取りはずし、再びこれを装着す
るときも、上記装着動作と同様締付けボルト8,
9をそれぞれ締付けるだけで被加工物10は基準
位置に位置決め装着される。これは、被加工物1
0と当接する保持装置のそれぞれの基準面に複数
の尖鋭なのこぎり歯状の突部が形成され、この突
部が被加工物10と線接触することによつて加工
粉がこの接触部から移動し除去されるためであ
る。
次いで、開閉スイツチ13を閉路すると、端子
部2b、ブロツク2の突部2a、被加工物10、
ブロツク4の突部4a、端子部4bを通ずる閉回
路が形成されるのでランプ11が点灯し、上記被
加工物10が基準面部分と確実に接触されている
ことが確認できる。
なお、この接触の確認には、ランプの灯点によ
るほか、ブザーの吹鳴あるいは電気計器の指針の
振れなど上記端子部2b,4b間の接続が表示で
きるものであればよい。
また、上実施例では被加工物と当接する保持装
置の位置決め部材の基準面にのこぎり状の突部を
形成し、上記被加工物と線接触する場合について
説明したが、被加工物と点接触する突起状の尖鋭
な突部を形成しても上記実施例と同様の効果を奏
する。
以上のようにこの考案は、被加工物を位置決め
部材の基準面に当接させて保持する保持装置にお
いて、直交する2側面と底面との3個の基準面に
はそれぞれ被加工物に対して線接触又は点接線す
るよう先端を尖らせた複数の突部が形成され、か
つ、上記位置決め部材は、互いに電気的に絶縁さ
れていて、被加工物を介して電気的閉回路が形成
されたことを検出するための検出端子が設けられ
ている構成であるから、被加工物の3つの面は3
個の基準面の突部によつて保持されるとともに、
その各突部と被加工物との接触は線又は点接触で
あるため両者の接触部は微小面積であり、このた
め被加工物を一度取り外して再び保持させたり、
あるいは新たに保持させたとき加工粉がその接触
部から移動しやすく、微細な加工粉が接触部に残
留することを少なくすることができる。
従つて被加工物を基準位置に正確に位置決め保
持させることができる。
また被加工物が基準面部分に確実に接触してい
ることを検出端子からの出力で検出することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す保持装置の
平面図、第2図は第1図の−線による断面図
である。 図において同一符号は同一部分を示し、1は定
盤、2,4はブロツク、1a,2a,4aは突
部、2b,4bは端子部、3,5は絶縁材、8,
9は締付けボルト、10は被加工物、11はラン
プである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工物を位置決め部材の基準面に当接させて
    保持する保持装置において、直交する2側面と底
    面との3個の基準面にはそれぞれ被加工物に対し
    て線接触又は点接線するよう先端を尖らせた複数
    の突部が形成され、かつ、上記位置決め部材は、
    互いに電気的に絶縁されていて、被加工物を介し
    て電気的閉回路が形成されたことを検出するため
    の検出端子が設けられていることを特徴とする被
    加工物の保持装置。
JP13552780U 1980-09-24 1980-09-24 Expired JPS6342999Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13552780U JPS6342999Y2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24

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JP13552780U JPS6342999Y2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24

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Publication Number Publication Date
JPS5759039U JPS5759039U (ja) 1982-04-07
JPS6342999Y2 true JPS6342999Y2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=29495689

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JPS5759039U (ja) 1982-04-07

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