JPS6342847A - 繊維強化プラスチツクス製凹凸付き円筒体・その成形型及びそれを用いた製造方法 - Google Patents

繊維強化プラスチツクス製凹凸付き円筒体・その成形型及びそれを用いた製造方法

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JPS6342847A
JPS6342847A JP61187317A JP18731786A JPS6342847A JP S6342847 A JPS6342847 A JP S6342847A JP 61187317 A JP61187317 A JP 61187317A JP 18731786 A JP18731786 A JP 18731786A JP S6342847 A JPS6342847 A JP S6342847A
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JP
Japan
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mold
cylindrical
split
fiber
divided
Prior art date
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Pending
Application number
JP61187317A
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English (en)
Inventor
Hisami Bessho
久美 別所
Yoichi Sasajima
洋一 笹島
Kenichi Kinoshita
木下 賢一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、長手方向途中に凹凸部を存する繊維強化プ
ラスチックス(以下、FRPと略称する)製置筒体を量
産性良く製造するための成形型とそれを用いた製造方法
に関する。
〔従来の技術〕
長手方向途中に凹凸の存在したFRP円筒体は、周方向
に複数に分解できる分割金型上に、フィラメントワイン
ディング法(以下FW法と略称するンにより樹脂を含浸
した連続繊維を巻付け、さらに、必要に応じて繊維巻付
は層上に外面整形用の外型を被せ、しかる後、全体を硬
化成形する方法で製造されている。
この方法に用いる分割金型は、第6図に示すように、円
筒部成形型1.1から切離して周方向に分割した凹凸部
成形型2を芯金3の外周に同心的にセットし、その両端
を芯金3に外嵌する円筒部成形型1.1で押さえて芯金
と各成形型を一体的に組合せるものが一般的であり、こ
の組合せ金型上に樹脂含浸繊維を巻付け、その巻付は層
の硬化成形後に芯金3を抜きとり、その後、型2.1を
順に内側に抜き取って所望のFRP製品を得ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のFRP用分割型は、上述したように、構成要素の
各々が完全に独立しており、そのため、特に、型組み時
には凹凸部成形型の各分割体を両端の円筒部成形型で押
える迄手で支えておかなければならない等の不便があっ
て、型の分解・組立に多くの時間と手間を費やし、凹凸
付きFRP円筒の量産化が計り難いと云う問題があった
そこで、この発明は、凹凸付きFRP円筒体の量産化の
ために、分解・組立を手際良く行うことができる成形型
と、その型を使って外表面の仕上げ加工が不要な高精度
FRP製品を作ることのできる製造方法を提供しようと
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の成形型は、少なくとも凹凸部成形面の形成さ
れた分割型の各分割体を、片側を回転支点にして型の軸
心側に倒せるようにしたところに特徴がある。
即ち、少なくとも凹凸部成形面を備える筒体を周方向に
複数に分割した分割型、これを外園面上に同心支持する
芯体及び芯体に外嵌して分割型を両端部において長手方
向に定1しがっ半径方向内方に押さえる端環を具備し、
上記分割型の各分割体の片端がヒンジピンで接続されて
成るのがこの発明の成形型である。
また、この発明の第2の目的である製造方法は、上述し
た構成の成形型上に、樹脂を含浸した連続繊維を巻付け
、次いで、この繊維巻付は層上に、粘弾性で作られた円
筒型とこれを外側から包囲保持する外筒とから成り、か
つその両者間には空隙部が設けられた外型を上記空隙部
を減圧状態にして被せ、しかる後、空隙部の減圧を解除
して円筒型を繊維巻付は層に接触させ、この接触状態を
保持して繊維巻付は層を硬化・成形することを特徴とす
る方法である。
〔作用〕
上記の成形型は、分割型の各分割体をヒンジ点と反対側
の端部に模を打込むなどして完成したFRP円筒体から
簡単に引剥すことができ、また、この後引き続いて凹凸
部成形面の凸部の山頂が円筒体の円筒部内面よりも内側
に来る迄分割体を回転させて内側に倒せば分割型を製品
から容易に引抜くことができ、脱型作業が非常に楽にな
る。
また、分割型の各分割体は、ヒンジビンを支える部材を
介して束ねられているので、型組みも、片方の端環が取
付いている芯体に分割型をまとめて嵌め、他方の端環で
押さえると云う簡単な操作で済むようになる。
一方、この発明の方法によれば、成形型のもつ特有の効
果により作業性が向上するのは勿論、外型の円筒型によ
る製品外表面の成形作用によって脱型後の製品の外表面
の機械加工が不要になると云う効果が得られ、高精度F
RP円筒体の効率的な製造が可能になる。
〔実施例〕
以下、添付第1図乃至第5図に基いてこの発明の詳細な
説明する。
例示の成形型及び方法は、第7図に示すベローズ付きF
RP円筒体、即ち、円筒部aの途中にベローズ部すの存
在する円筒体Aの製造を例に採ったものである。
内型として使用する成形型(1)は、第1図乃至第3図
に示すように、外周面が真円の芯体1)上に、分割型1
2とその分割型を長手方向の両側から支えて芯上に定置
させる2個の端環13を取付けて成る。
分割型12は、円筒部成形面Bの中間部にベローズ部成
形面Cを成形した筒体を周方向に複数に分割し、第2図
に示すように、交互に配列される2種類の分割体12a
、12bのうち奇数番の分割体12aを一端側に配した
端部リング14に、偶数番の分割体12bを他端側に配
した端部リング14′に各々ヒンジピン15を介して連
結した構造で、芯体1)から外せば、分割体12aの群
と12bの群を互いに分離できる。
なお、分割体のヒンジ点を図のように交番に変えること
は、ヒンジ点を中心とした分割体の内方への回転を容易
化する上で有効なことである。
また、各分υ1体のヒンジ点と反対側にテーパ而のつい
た突片12Cをつけておくと、喫を打込むのに都合がよ
い。
さらに、場合によっては、ヒンジピン15を通す各分v
1体のビン孔を半径方向の長孔とすることも有効になる
ことがある。即ち、分割体の回転量次第ではへローズ成
形面の山頂を抜き取り可能位置迄退避させ得す、脱型で
きないケースが生じてくるが、ビン孔が半径方向に長い
と、ピンとの隔通の範囲で分割体を半径方向内方に平行
移動させることができるので上記山頂の退避量が大きく
なり、それによって脱型が許容されるようになる。
端(1)13は、端部リング等を挿入する凹所13aと
分割体の端面を径方向内方に押さえる面13bをもつも
のとし、少なくとも一方は芯体1)に対して着脱自在に
してお(。この端環は、分割型12に隙間なく密着させ
れば外周面を直線円筒部の成形に利用できる。
次に、この発明の方法は、先ず、上記の成形型(1)上
に樹脂を含浸した連続繊維をFW法によって巻付け、第
4図の未硬化FRPFIJ16を形成する。そして、こ
の層16上に第5図の外型20を被せる。
外型20は、外筒21とその内側に配置するゴム等の粘
弾性体を材料とした円筒型22とを、両者間に空隙部2
3を存在させて組合せたものである。内面に円筒体の表
面凹凸に対応した凹凸をもつ円筒型22の両端は、外筒
の内面に設けた環状リブ24と締付リング25との間に
挟持されており、この挾持部がリブ24の高さによって
径方向空間寸法の決定される空隙部23の両端の気密シ
ールも兼ねている。26は外筒に設けた加圧又は減圧用
の穴である。
この外型20は、空隙部23内を減圧すると大気との圧
力差で円筒型22の内径が拡大する。ぞの拡大状態下で
外型20を前述の未硬化FRP層16の形成された成形
型(1)上に嵌め、次いで、空隙部23内の減圧を解い
て逆に加圧し、円筒型22を層19に圧接させて全体を
加熱成形する。
マトリックス樹脂の硬化後は、空隙部23を再減圧して
外型から成形型(1)を抜き出し、さらにその型(1)
を製品から脱型する。この際の脱型手順は、先ず、芯体
1)、端環13を順に外しく一方の端環は芯体と一緒に
外してよい)、次に、内側の周方向巾寸法が外側のそれ
よりも大きい分割体12aを、喫を打込むなどして製品
から剥し、ヒンジ点を中心にして内側に回転させる。そ
の後分割体12bを同様にして内側に回転させ製品から
離れた分割型を長手方向に抜き取る。型組みは一方の端
環を芯体1)に取付けておき、その端環を長手方向の位
置基準にして分割型を組付けたら最後に他方の端環を嵌
めて分割型を定置する手順を採ればよい。
〔効果〕
以上述べたように、この発明の成形型は、端環を使って
芯体上に定置させる分割型の各分割体を、片端につける
ヒンジピンでつなぎ、芯体による拘東方が解かれた後の
ヒンジピンを中心にした回転により脱型可能位置に退避
させ得るようにしたので1.組立、脱型が手際良く行え
、凹凸付きFRP円筒体の量産化に大きく寄与できる。
また、この発明の方法は、成形型のもつ特徴が充分に活
かされるだけでな(、脱型後の製品の仕上げ加工を不要
にし、高精変FRP円筒体の量産化効果をより顕著にす
ると云う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の成形型の一例を示す側面視断面図、
第2図は第1図のn−n線に沿った断面図、第3図は分
割型の外観を示す斜視図、第4図は内型上に未硬化FR
P層を形成した状態の側面図、第5図は外型の一例を示
す断面図、第6図は従来の成形型の断面図、第7図は製
品であるFRP円筒体の一例を示す側面図である。 (1)・・・・・・成形型、1)・・・・・・芯体、1
2・・・・・・分割型、12a、12b・・・・・・分
割体、13・・・・・・端環、14.14′・・・・・
・端環、15・・・・・・ヒンジピン、16・・・・・
・未硬化FRP層、20・・・・・・外型、21・・・
・・・外筒、22・・・・・・円筒型、23・・・・・
・空隙部、26・・・・・・tan圧又は減圧用の穴。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも凹凸部成形面を備える筒体を周方向に
    複数に分割した分割型、これを外周面上に同心支持する
    芯体及び芯体に外嵌して分割型の長手方向両端部を支え
    、分割型を芯体上に定置させる2個の端環を具備し、上
    記分割型の各分割体の片端がヒンジピンで接続されて成
    ることを特徴とする繊維強化プラスチックス製凹凸付き
    円筒体の成形型。
  2. (2)上記端環が円筒部成形型を兼ねていることを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の繊維強化プラス
    チックス製凹凸付き円筒体の成形型。
  3. (3)上記分割型が軸方向両端部に端部リングを有し、
    この端部リングの一方に奇数番の分割体が、他方に偶数
    番の分割体が各々ヒンジピンで連結されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載
    の繊維強化プラスチックス製凹凸付き円筒体の成形型。
  4. (4)上記ヒンジピンを通す各分割体のピン孔が径方向
    の長孔であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項乃至第(3)項のいずれかに記載の繊維強化プラスチ
    ックス製凹凸付き円筒体の成形型。
  5. (5)少なくとも凹凸部成形面を備える筒体を周方向に
    複数に分割した分割型、これを外周面上に同心支持する
    芯体及び芯体に外嵌して分割型の長手方向両端部を支え
    、分割型を芯体上に定置させる2個の端環を具備し、上
    記分割型の各分割体の片端がヒンジピンで接続されて成
    る成形型上に、樹脂を含浸した連続繊維を巻付け、次い
    で、この繊維巻付け層上に、粘弾性で作られた円筒型と
    これを外側から包囲保持する外筒とから成り、かつその
    両者間には空隙部が設けられた外型を上記空隙部を減圧
    状態にして被せ、しかる後、空隙部の減圧を解除して円
    筒型を繊維巻付け層に接触させ、この接触状態を保持し
    て繊維巻付け層を硬化・成形することを特徴とする繊維
    強化プラスチックス製凹凸付き円筒体の製造方法。
JP61187317A 1986-08-08 1986-08-08 繊維強化プラスチツクス製凹凸付き円筒体・その成形型及びそれを用いた製造方法 Pending JPS6342847A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03281232A (ja) * 1990-03-30 1991-12-11 Nippon Steel Corp 内面に異径部を有する管状体成形用マンドレルおよびこれを使用する成形方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03281232A (ja) * 1990-03-30 1991-12-11 Nippon Steel Corp 内面に異径部を有する管状体成形用マンドレルおよびこれを使用する成形方法

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