JPS6342563B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6342563B2 JPS6342563B2 JP56097107A JP9710781A JPS6342563B2 JP S6342563 B2 JPS6342563 B2 JP S6342563B2 JP 56097107 A JP56097107 A JP 56097107A JP 9710781 A JP9710781 A JP 9710781A JP S6342563 B2 JPS6342563 B2 JP S6342563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- molding material
- molding
- molded product
- shrinkage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 5
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 2
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はレジンコンクリート、人造大理石など
のように、成形時の収縮が大きい成形材料を用い
て板状の成形物、たとえば流し台、洗面台などの
天板を成形する成形型に関する。
のように、成形時の収縮が大きい成形材料を用い
て板状の成形物、たとえば流し台、洗面台などの
天板を成形する成形型に関する。
一般にレジンコンクリートなどの成形材料によ
り成形された板状の成形物、たとえば第３図に示
す天板１は、そり易いことから裏面数筐所に補強
用のリブ２，２′が突設される。このような形状
の成形物を得る一般的な成形型は、第４図に示す
ような一対の合わせ型３，４となつている。すな
わち一方の型３（以下表型と称する）は箱状とな
し、外周側壁５の上面には突起６が突設されてい
る。また他方の型４（以下裏型と称する）は裏面
に隆起部７を有し、その周囲に縁８が形成されて
いる。これら表裏型３，４を合わせると、第５図
に示すように表裏型３，４間に成形物に見合つた
空隙Ａ，Ｂ，Ｃが設定される。
り成形された板状の成形物、たとえば第３図に示
す天板１は、そり易いことから裏面数筐所に補強
用のリブ２，２′が突設される。このような形状
の成形物を得る一般的な成形型は、第４図に示す
ような一対の合わせ型３，４となつている。すな
わち一方の型３（以下表型と称する）は箱状とな
し、外周側壁５の上面には突起６が突設されてい
る。また他方の型４（以下裏型と称する）は裏面
に隆起部７を有し、その周囲に縁８が形成されて
いる。これら表裏型３，４を合わせると、第５図
に示すように表裏型３，４間に成形物に見合つた
空隙Ａ，Ｂ，Ｃが設定される。
前記表裏型３，４を用いての成形物の成形は、
第６図に示す順序で行われる。すなわち、（）
表型３の内面に離けい剤９を塗布した後、表型３
内に液状の未硬化成形材料１０、たとえばレジン
コンクリート（粉末状の石とポリエステルなどの
樹脂を混合したもの）を注入機１１などにより充
填する。（）裏面に離けい剤９を塗布した裏型
４を表型３上に載設する。このとき成形材料１０
は裏型４の隆起部５に押圧されて空隙Ａ，Ｂ，Ｃ
に充満するとともに、過剰材料１０′は表裏型３，
４間に設定された間隙Ｔより外部に流出する。
（）成形材料１０の硬化後、裏型４を表型３よ
りはなす。（）表型３より硬化した成形材料、
つまり成形物１を取り出し、過剰材料１０′部分
をカツトする。
第６図に示す順序で行われる。すなわち、（）
表型３の内面に離けい剤９を塗布した後、表型３
内に液状の未硬化成形材料１０、たとえばレジン
コンクリート（粉末状の石とポリエステルなどの
樹脂を混合したもの）を注入機１１などにより充
填する。（）裏面に離けい剤９を塗布した裏型
４を表型３上に載設する。このとき成形材料１０
は裏型４の隆起部５に押圧されて空隙Ａ，Ｂ，Ｃ
に充満するとともに、過剰材料１０′は表裏型３，
４間に設定された間隙Ｔより外部に流出する。
（）成形材料１０の硬化後、裏型４を表型３よ
りはなす。（）表型３より硬化した成形材料、
つまり成形物１を取り出し、過剰材料１０′部分
をカツトする。
以上が従来の成形型を用いての一般的な成形順
序であるが、次に述べるような問題点がある。
序であるが、次に述べるような問題点がある。
すなわち、成形材料１０は硬化途上において、
第６図の矢印イ，ロで示す方向、つまり成形材
料１０の中心部に向つて収縮するが、この収縮に
よつて裏型４の隆起部５は成形物１のリブ２，
２′となる成形材料１０ｂ，１０ｃ部分ではさま
れてしまつて、表型３からの裏型４の脱型に際し
ては、多大の力を要する、あるいは脱型できない
などの不都合が生ずるのである。
第６図の矢印イ，ロで示す方向、つまり成形材
料１０の中心部に向つて収縮するが、この収縮に
よつて裏型４の隆起部５は成形物１のリブ２，
２′となる成形材料１０ｂ，１０ｃ部分ではさま
れてしまつて、表型３からの裏型４の脱型に際し
ては、多大の力を要する、あるいは脱型できない
などの不都合が生ずるのである。
前記成形材料１０の収縮による裏型４のはさみ
つけは、成形材料１０の完全硬化時点においては
最大であつて、この時点においては裏型４の脱型
はほとんど不可能である。したがつて裏型４の脱
型は成形材料１０が完全に硬化する前のある程度
硬化した時点を見はからつて行わなければならな
い。しかし成形材料１０の完全硬化前において裏
型４を脱型した場合には、第７図に示すように成
形材料１０の収縮が続いているので、成形物１の
仕上り寸法Ｌは当初表型３で設定した寸法のもの
が得られず、短く形成されることとなる。
つけは、成形材料１０の完全硬化時点においては
最大であつて、この時点においては裏型４の脱型
はほとんど不可能である。したがつて裏型４の脱
型は成形材料１０が完全に硬化する前のある程度
硬化した時点を見はからつて行わなければならな
い。しかし成形材料１０の完全硬化前において裏
型４を脱型した場合には、第７図に示すように成
形材料１０の収縮が続いているので、成形物１の
仕上り寸法Ｌは当初表型３で設定した寸法のもの
が得られず、短く形成されることとなる。
本発明は前記問題点に着目して行つたもので、
裏型の脱型が容易である成形材料の完全硬化前に
おいて、裏型を脱型することによつて成形を容易
とするとともに、成形物の仕上り寸法も表型で設
定した寸法のものが得られる成形型を提供しよう
とするものである。以下その詳細を第１図〜第３
図を参照して説明する。本発明は第１図、第２図
に示すように表型３の内底部に成形材料の収縮を
規制する凹条状の係止部１２，１３を形成すると
ともに、この係止部の内方側壁を内方ほど上方と
なるように傾斜状形成したことに特徴を有する。
このようにすれば成形材料の一部が係止部１２，
１３内に流入して硬化するので、成形材料の完全
硬化前において裏型４を脱型しても、成形材料の
収縮はおさえられ、したがつて成形物の仕上り寸
法Ｌは当初表型３で設定した寸法通りのものが得
られる。
裏型の脱型が容易である成形材料の完全硬化前に
おいて、裏型を脱型することによつて成形を容易
とするとともに、成形物の仕上り寸法も表型で設
定した寸法のものが得られる成形型を提供しよう
とするものである。以下その詳細を第１図〜第３
図を参照して説明する。本発明は第１図、第２図
に示すように表型３の内底部に成形材料の収縮を
規制する凹条状の係止部１２，１３を形成すると
ともに、この係止部の内方側壁を内方ほど上方と
なるように傾斜状形成したことに特徴を有する。
このようにすれば成形材料の一部が係止部１２，
１３内に流入して硬化するので、成形材料の完全
硬化前において裏型４を脱型しても、成形材料の
収縮はおさえられ、したがつて成形物の仕上り寸
法Ｌは当初表型３で設定した寸法通りのものが得
られる。
なお前記裏型４の脱型後においては、成形物の
リブ２，２′となる成形材料１０ｂ，１０ｃ部分
は矢印イ，ロ方向に収縮するが、これは少ばかり
であるため成形物の仕上り寸法Ｌにほとんど影響
しないし、かえつて成形材料１０ｂ，１０ｃと表
型３の外周壁５間に少ばかりの間隙ｌが生ずるた
め、成形材料の完全硬化後における表型３よりの
成形物の取り出しが容易に行える。また、係止部
１２，１３の内方側壁は内方ほど上方となるよう
に傾斜状形成しているので、表型からの成形材料
の脱型が容易である。なお４ａは成形材料の前後
にリブ２，２′を形成する凹所である。
リブ２，２′となる成形材料１０ｂ，１０ｃ部分
は矢印イ，ロ方向に収縮するが、これは少ばかり
であるため成形物の仕上り寸法Ｌにほとんど影響
しないし、かえつて成形材料１０ｂ，１０ｃと表
型３の外周壁５間に少ばかりの間隙ｌが生ずるた
め、成形材料の完全硬化後における表型３よりの
成形物の取り出しが容易に行える。また、係止部
１２，１３の内方側壁は内方ほど上方となるよう
に傾斜状形成しているので、表型からの成形材料
の脱型が容易である。なお４ａは成形材料の前後
にリブ２，２′を形成する凹所である。
以上のように本発明によれば、以下の効果を奏
する。
する。
下方表型に成形材料の硬化途上における収縮
を規制する係止部を設けているので、リブの収
縮をおさえることができ、上方裏型の脱型を容
易にできるとともに、上方裏型の脱型後におけ
る成形材料の収縮をおさえることができる。
を規制する係止部を設けているので、リブの収
縮をおさえることができ、上方裏型の脱型を容
易にできるとともに、上方裏型の脱型後におけ
る成形材料の収縮をおさえることができる。
係止部の内方側壁は内方ほど上方となるよう
に傾斜状形成しているので、下方表型からの成
形材料の脱型が容易である。
に傾斜状形成しているので、下方表型からの成
形材料の脱型が容易である。
第１図は本発明の成形型（表型）を示す斜視
図、第２図は同裏型脱型時の断面図、第３図は従
来の成形型によつて成形物の斜視図、第４図は従
来の成形型の分解斜視図、第５図は同断面図、第
６図は一般的な成形順序を示す断面図、第７図は
従来型による成形時の問題点を示す断面図であ
る。 ３，４……型、１２，１３……係止部。
図、第２図は同裏型脱型時の断面図、第３図は従
来の成形型によつて成形物の斜視図、第４図は従
来の成形型の分解斜視図、第５図は同断面図、第
６図は一般的な成形順序を示す断面図、第７図は
従来型による成形時の問題点を示す断面図であ
る。 ３，４……型、１２，１３……係止部。
Claims (1)
- １ 上下に配する表裏一対の合わせ型であつて、
下方表型の内底面には成形材料の硬化途上におけ
る収縮を規制する係止部を設け、他方の上方裏型
の前後端部には成形材料にリブを形成する凹所を
備え、前記係止部の内方側壁は内方ほど上方とな
るように傾斜形成してなるレジンコンクリートな
どの成形材料による板状成形物の成形型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9710781A JPS57210806A (en) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | Molding die for tabular shape by molding material such as resin concrete |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9710781A JPS57210806A (en) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | Molding die for tabular shape by molding material such as resin concrete |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57210806A JPS57210806A (en) | 1982-12-24 |
| JPS6342563B2 true JPS6342563B2 (ja) | 1988-08-24 |
Family
ID=14183368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9710781A Granted JPS57210806A (en) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | Molding die for tabular shape by molding material such as resin concrete |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57210806A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5900276B2 (ja) * | 2012-10-12 | 2016-04-06 | 株式会社デンソー | 樹脂成形品 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5549209A (en) * | 1978-10-03 | 1980-04-09 | Uchida Kikai Seisakusho Kk | Cement tile molding method |
-
1981
- 1981-06-22 JP JP9710781A patent/JPS57210806A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5549209A (en) * | 1978-10-03 | 1980-04-09 | Uchida Kikai Seisakusho Kk | Cement tile molding method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57210806A (en) | 1982-12-24 |
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