JPH0211144Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0211144Y2 JPH0211144Y2 JP11419785U JP11419785U JPH0211144Y2 JP H0211144 Y2 JPH0211144 Y2 JP H0211144Y2 JP 11419785 U JP11419785 U JP 11419785U JP 11419785 U JP11419785 U JP 11419785U JP H0211144 Y2 JPH0211144 Y2 JP H0211144Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting die
- formwork
- decorative
- block
- decorative member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 32
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 22
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 17
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 9
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 239000000047 product Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000007596 consolidation process Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000009367 silviculture Methods 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本考案は、造林業において発生していた間伐材
の有効利用法として考案されたものであつて、コ
ンクリート製基板の表面に一部を露出させて適当
枚数の化粧部材である木片を埋設した舗道用もし
くは建築用ブロツクの製造用型枠装置に関するも
のである。
の有効利用法として考案されたものであつて、コ
ンクリート製基板の表面に一部を露出させて適当
枚数の化粧部材である木片を埋設した舗道用もし
くは建築用ブロツクの製造用型枠装置に関するも
のである。
ロ 従来の技術
従来、通常のコンクリートブロツクの製造用型
枠装置としては各種のものが提供されているが、
前述したような化粧部材として木片を埋設した化
粧部材埋込ブロツクの製造用の専用型枠装置はな
く、従来のコンクリートブロツク製造用型枠装置
を用いて製造されていた。ここにおいては、該型
枠装置が上面開口させて単に底盤周囲に上方へ突
出して側板をもうけたもので、生コンクリートを
投入して複数の木片を個々に埋め込む為に単一の
ブロツク内での該木片配置の整合性を保つのに手
間がかかり且つ他のブロツクとの均一性をだすの
が困難であるとともに、打設コンクリートの振動
締固め工程において該木片が沈下して埋込高さが
変化したり、コンクリート内水分により該木片が
汚損され製品化までに清掃工程を要するなど多大
な手間と製造工程を要するうえに製品としての均
一性が保ちえないものであつた。
枠装置としては各種のものが提供されているが、
前述したような化粧部材として木片を埋設した化
粧部材埋込ブロツクの製造用の専用型枠装置はな
く、従来のコンクリートブロツク製造用型枠装置
を用いて製造されていた。ここにおいては、該型
枠装置が上面開口させて単に底盤周囲に上方へ突
出して側板をもうけたもので、生コンクリートを
投入して複数の木片を個々に埋め込む為に単一の
ブロツク内での該木片配置の整合性を保つのに手
間がかかり且つ他のブロツクとの均一性をだすの
が困難であるとともに、打設コンクリートの振動
締固め工程において該木片が沈下して埋込高さが
変化したり、コンクリート内水分により該木片が
汚損され製品化までに清掃工程を要するなど多大
な手間と製造工程を要するうえに製品としての均
一性が保ちえないものであつた。
ハ 考案が解決しようとする問題点
本考案は、上述した状況に鑑み、化粧部材とし
ての木片とコンクリートという極めて物性の異な
る物質、特に比重の異なる物質の組合せからなる
埋込ブロツクで且つ上面への木片の露出量を一定
に保ち製品としての均一性を確実に保証できると
ともに、製造工程を省略して且つ機械的作業にて
製造が行える化粧部材埋込ブロツク製造用型枠装
置を提供する点にある。
ての木片とコンクリートという極めて物性の異な
る物質、特に比重の異なる物質の組合せからなる
埋込ブロツクで且つ上面への木片の露出量を一定
に保ち製品としての均一性を確実に保証できると
ともに、製造工程を省略して且つ機械的作業にて
製造が行える化粧部材埋込ブロツク製造用型枠装
置を提供する点にある。
ニ 問題点を解決するための手段
本考案は、前述の問題点解決の為に、埋込む化
粧部材のブロツク上面への露出量を一定に保ち且
つ固結前のコンクリートにより該化粧部材の露出
部分が汚損されないように、少なくともブロツク
上面に露出させるべき化粧部材の上面と当接して
該ブロツク上面を成形可能な凹凸形状を有する抜
型面を一面に形成した合成樹脂製抜型部材と、型
枠内に抜型面を上方に向けて敷設した該抜型部材
に化粧部材の上面を下方に向けて配置させるとと
もにこれらの化粧部材の上面を該抜型面へ向けて
押圧を加えて位置固定する複数の細杆脚を有する
浮上り防止用押し金具とで化粧部材埋込ブロツク
製造用型枠を構成した。
粧部材のブロツク上面への露出量を一定に保ち且
つ固結前のコンクリートにより該化粧部材の露出
部分が汚損されないように、少なくともブロツク
上面に露出させるべき化粧部材の上面と当接して
該ブロツク上面を成形可能な凹凸形状を有する抜
型面を一面に形成した合成樹脂製抜型部材と、型
枠内に抜型面を上方に向けて敷設した該抜型部材
に化粧部材の上面を下方に向けて配置させるとと
もにこれらの化粧部材の上面を該抜型面へ向けて
押圧を加えて位置固定する複数の細杆脚を有する
浮上り防止用押し金具とで化粧部材埋込ブロツク
製造用型枠を構成した。
ホ 実施例
次に添付図面に示した実施例に基づきさらに本
考案の詳細を説明する。
考案の詳細を説明する。
まず、本考案で製造の対象としている化粧部材
埋込ブロツクを説明すると、第３図にその一例を
示す如く、鉄筋１，…等で補強したコンクリート
板２の上面に一部を突出させて碁盤の目状に化粧
部材Ｄを埋め込んでなるもので、この化粧部材Ｄ
は角柱状に成形した間伐材を輪切りにして周囲を
凹溝状に切削してコンクリート内での引き抜き抵
抗を向上させ且つ年輪を上方に向けて配置して美
観上及び圧縮耐久性向上の効果を狙つたものであ
る。
埋込ブロツクを説明すると、第３図にその一例を
示す如く、鉄筋１，…等で補強したコンクリート
板２の上面に一部を突出させて碁盤の目状に化粧
部材Ｄを埋め込んでなるもので、この化粧部材Ｄ
は角柱状に成形した間伐材を輪切りにして周囲を
凹溝状に切削してコンクリート内での引き抜き抵
抗を向上させ且つ年輪を上方に向けて配置して美
観上及び圧縮耐久性向上の効果を狙つたものであ
る。
本考案の型枠装置は、上述の化粧部材埋込ブロ
ツクを上下反転した状態で製造するもので、実施
例を第１図及び第２図にしめす。ここにおいてＡ
は型枠、Ｂは抜型部材、Ｃは押し金具、Ｄは化粧
部材をそれぞれ示す。この内、型枠については各
種のものが考えられるが一例として示す図例の型
枠Ａは、内部を隔壁３，…により四分割して化粧
部材埋込ブロツク四個製造用に設定したもので、
通常の如く上面を生コンクリート打設用の開口と
なし、底盤４の周囲の四辺に該底盤４上面より上
方へ突出させて側板５，…を下端で蝶着６，…す
ることによつて起伏自在となしてもうけ材料設
置・投入用の空間を形成するるとともに、各側板
５，…の緊結固定の為に、例えば幅方向の両側板
５，５の両外側端に上方開口の係止溝を有する係
止片７，…を幅方向の側板間で対向突設させて該
係止片７，７間に長手方向の引張ロツド８を横架
して外側からナツト９，９等で緊締し且つ長さ方
向の側板の中央部上面間にも前述の引張ロツドに
よる緊結固定を設定して、側板を前後左右二方向
に固定している。１０で示される案内部材は、長
さ方向及び巾方向の隣接する側板相互の位置決め
を行なわしめるもので、長さ方向及び幅方向の側
板の境界をまたいでそれぞれに、先端を幅方向に
斜め切断して互いに当接可能となした一対の分割
片を対向配置させて固定したものである。又、型
枠Ａ内縁周囲に突出させてもうけたスペーサー１
１，…は第３図に示す最終製品である化粧部材埋
込ブロツクの上面外縁に隣接ブロツク接続用のモ
ルタル充填溝用切り欠き部１２を形成する為の抜
型となるものである。なお、本実施例では、最終
製品であるブロツク四個製造用型枠を示すが、こ
の個数は、製造工場での生コンクリート打設能
力、養生施設の広さ、搬送設備などの条件に応じ
て任意数に設定するものである。抜型部材Ｂは、
後述の押し金具Ｃとともに本考案の型枠装置を特
徴づける主要な構成部材であり、合成樹脂、なか
でもゴム質材料による一体成形品を用いるのが望
ましく最終製品である第３図のブロツク上面を成
形し、該上面に露出突設する化粧部材Ｄ表面を未
固結コンクリートによる汚損から保護するととも
に該化粧部材Ｄの正確な配置を機械的に設定する
ために用いるもので、ある程度の弾力性を発揮し
うる厚みの板状部材の一面に、少なくとも第３図
の化粧部材Ｄ，…単体の各上面と当接可能な面１
３，…と各化粧部材間の溝を形成するための格子
状の突条１４，…とを形成して抜型面１５となし
たものである。又、押し金具Ｃは、型枠Ａ内に抜
型面１５を上方に向けて敷設した抜型部材Ｂ上
に、第３図における化粧部材Ｄの上面を反転して
該抜型面１５と当接させて載置した化粧部材Ｄを
上方から押圧を加えて抜型面１５との離反を防止
するもので、該抜型面１５上に載置した複数の化
粧部材Ｄ，…を同時に押圧する多数の丸棒もしく
は細管による細杆脚１６，…を垂下させて上端を
連結して構成し、生コンクリート投入及び振動締
固めなどの際に化粧部材Ｄ，…がズレたり浮上つ
たりして生コンクリートと接触することにより第
３図の最終製品時点での化粧部材Ｄ上面部の汚損
を防ぐとともに該化粧部材Ｄの一定露出高さを保
ち確実な位置固定を行なう為にもちいる。
ツクを上下反転した状態で製造するもので、実施
例を第１図及び第２図にしめす。ここにおいてＡ
は型枠、Ｂは抜型部材、Ｃは押し金具、Ｄは化粧
部材をそれぞれ示す。この内、型枠については各
種のものが考えられるが一例として示す図例の型
枠Ａは、内部を隔壁３，…により四分割して化粧
部材埋込ブロツク四個製造用に設定したもので、
通常の如く上面を生コンクリート打設用の開口と
なし、底盤４の周囲の四辺に該底盤４上面より上
方へ突出させて側板５，…を下端で蝶着６，…す
ることによつて起伏自在となしてもうけ材料設
置・投入用の空間を形成するるとともに、各側板
５，…の緊結固定の為に、例えば幅方向の両側板
５，５の両外側端に上方開口の係止溝を有する係
止片７，…を幅方向の側板間で対向突設させて該
係止片７，７間に長手方向の引張ロツド８を横架
して外側からナツト９，９等で緊締し且つ長さ方
向の側板の中央部上面間にも前述の引張ロツドに
よる緊結固定を設定して、側板を前後左右二方向
に固定している。１０で示される案内部材は、長
さ方向及び巾方向の隣接する側板相互の位置決め
を行なわしめるもので、長さ方向及び幅方向の側
板の境界をまたいでそれぞれに、先端を幅方向に
斜め切断して互いに当接可能となした一対の分割
片を対向配置させて固定したものである。又、型
枠Ａ内縁周囲に突出させてもうけたスペーサー１
１，…は第３図に示す最終製品である化粧部材埋
込ブロツクの上面外縁に隣接ブロツク接続用のモ
ルタル充填溝用切り欠き部１２を形成する為の抜
型となるものである。なお、本実施例では、最終
製品であるブロツク四個製造用型枠を示すが、こ
の個数は、製造工場での生コンクリート打設能
力、養生施設の広さ、搬送設備などの条件に応じ
て任意数に設定するものである。抜型部材Ｂは、
後述の押し金具Ｃとともに本考案の型枠装置を特
徴づける主要な構成部材であり、合成樹脂、なか
でもゴム質材料による一体成形品を用いるのが望
ましく最終製品である第３図のブロツク上面を成
形し、該上面に露出突設する化粧部材Ｄ表面を未
固結コンクリートによる汚損から保護するととも
に該化粧部材Ｄの正確な配置を機械的に設定する
ために用いるもので、ある程度の弾力性を発揮し
うる厚みの板状部材の一面に、少なくとも第３図
の化粧部材Ｄ，…単体の各上面と当接可能な面１
３，…と各化粧部材間の溝を形成するための格子
状の突条１４，…とを形成して抜型面１５となし
たものである。又、押し金具Ｃは、型枠Ａ内に抜
型面１５を上方に向けて敷設した抜型部材Ｂ上
に、第３図における化粧部材Ｄの上面を反転して
該抜型面１５と当接させて載置した化粧部材Ｄを
上方から押圧を加えて抜型面１５との離反を防止
するもので、該抜型面１５上に載置した複数の化
粧部材Ｄ，…を同時に押圧する多数の丸棒もしく
は細管による細杆脚１６，…を垂下させて上端を
連結して構成し、生コンクリート投入及び振動締
固めなどの際に化粧部材Ｄ，…がズレたり浮上つ
たりして生コンクリートと接触することにより第
３図の最終製品時点での化粧部材Ｄ上面部の汚損
を防ぐとともに該化粧部材Ｄの一定露出高さを保
ち確実な位置固定を行なう為にもちいる。
しかして、本型枠装置を用いるには、常法通り
型枠Ａの下準備、即ち底盤４の周囲の側板５，…
を立起して引張ロツド８，…を横架係止して双方
向からナツト９，…を緊結して立起固定し、所定
のスペーサー１１，…を設定、並びに離型剤等を
塗布して型枠Ａの準備を行なつた後、底盤４上面
に抜型部材Ｂをその抜型面１５を上方に向けて敷
設し、該抜型面１５の所定位置に、所要数の化粧
部材Ｄ，…の第３図の如き最終製品となつた際の
上面となるべき面を下向きに反転して該抜型面１
５と当接させて載置設定し、各化粧部材Ｄを押し
金具Ｃにより下方の抜型面１５に該化粧部材Ｄの
ズレや浮き上がりを防ぐ程度の圧力で押圧して、
必要に応じて配筋を施こして生コンクリート投入
前の準備が完了する。しかる後、コンクリート製
品の通常の製造方法にのつとり所定の生コンクリ
ートを投入し、振動台上に載置するなどして加振
締固めした後、所定日数の養生を行い脱型すれ
ば、最終製品の上面である化粧部材Ｄの上面が押
し金具Ｃの押圧により抜型面１５と密着して保護
されているので該化粧部材Ｄの型枠Ａ内への設置
時と同じ清浄さが保たれて、製造完了するもので
ある。
型枠Ａの下準備、即ち底盤４の周囲の側板５，…
を立起して引張ロツド８，…を横架係止して双方
向からナツト９，…を緊結して立起固定し、所定
のスペーサー１１，…を設定、並びに離型剤等を
塗布して型枠Ａの準備を行なつた後、底盤４上面
に抜型部材Ｂをその抜型面１５を上方に向けて敷
設し、該抜型面１５の所定位置に、所要数の化粧
部材Ｄ，…の第３図の如き最終製品となつた際の
上面となるべき面を下向きに反転して該抜型面１
５と当接させて載置設定し、各化粧部材Ｄを押し
金具Ｃにより下方の抜型面１５に該化粧部材Ｄの
ズレや浮き上がりを防ぐ程度の圧力で押圧して、
必要に応じて配筋を施こして生コンクリート投入
前の準備が完了する。しかる後、コンクリート製
品の通常の製造方法にのつとり所定の生コンクリ
ートを投入し、振動台上に載置するなどして加振
締固めした後、所定日数の養生を行い脱型すれ
ば、最終製品の上面である化粧部材Ｄの上面が押
し金具Ｃの押圧により抜型面１５と密着して保護
されているので該化粧部材Ｄの型枠Ａ内への設置
時と同じ清浄さが保たれて、製造完了するもので
ある。
以上にしてなる本考案の化粧部材埋込ブロツク
製造用型枠装置を用いれば、主材であるコンクリ
ートと極端に異なる物性を有する複数の化粧部材
を一部露出させて埋込んだコンクリートブロツク
を製造するに際し、最終製品の上下を逆転させた
状態で製造する形式を採り、最終製品であるブロ
ツクの上面に応じて形成した抜型面を有する合成
樹脂製抜型部材を用いて化粧部材の露出上面を該
抜型面を当接させて押し金具により押圧固定して
いるので、該化粧部材の露出部分を確実に一定量
に規制できバラつきを防止し且つ該化粧部材の露
出面が抜型面と密着して保護されているので未固
結コンクリートにより汚損されず清浄に保ちうる
ので最終仕上げとしての清掃作業を省略できるも
のであり、これらの効果が合成樹脂製抜型部材と
押し金具とを組合せるだけで容易に得られるので
ある。
製造用型枠装置を用いれば、主材であるコンクリ
ートと極端に異なる物性を有する複数の化粧部材
を一部露出させて埋込んだコンクリートブロツク
を製造するに際し、最終製品の上下を逆転させた
状態で製造する形式を採り、最終製品であるブロ
ツクの上面に応じて形成した抜型面を有する合成
樹脂製抜型部材を用いて化粧部材の露出上面を該
抜型面を当接させて押し金具により押圧固定して
いるので、該化粧部材の露出部分を確実に一定量
に規制できバラつきを防止し且つ該化粧部材の露
出面が抜型面と密着して保護されているので未固
結コンクリートにより汚損されず清浄に保ちうる
ので最終仕上げとしての清掃作業を省略できるも
のであり、これらの効果が合成樹脂製抜型部材と
押し金具とを組合せるだけで容易に得られるので
ある。
第１図は、本考案に係る実施例の分解説明用斜
視図、第２図は製造方法を説明する要部断面図、
第３図は本考案が対象としている化粧部材埋込ブ
ロツクの一例を示す一部切り欠き斜視図である。 Ａ……型枠、Ｂ……抜型部材、Ｃ……押し金
具、Ｄ……化粧部材、１……鉄筋、２……コンク
リート板、３……隔壁、４……底盤、５……側
板、６……蝶着、７……係止片、８……引張ロツ
ド、９……ナツト、１０……案内部材、１１……
スペーサー、１２……切り欠き部、１３……面、
１４……突条、１５……抜型面、１６……細杆
脚。
視図、第２図は製造方法を説明する要部断面図、
第３図は本考案が対象としている化粧部材埋込ブ
ロツクの一例を示す一部切り欠き斜視図である。 Ａ……型枠、Ｂ……抜型部材、Ｃ……押し金
具、Ｄ……化粧部材、１……鉄筋、２……コンク
リート板、３……隔壁、４……底盤、５……側
板、６……蝶着、７……係止片、８……引張ロツ
ド、９……ナツト、１０……案内部材、１１……
スペーサー、１２……切り欠き部、１３……面、
１４……突条、１５……抜型面、１６……細杆
脚。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数の化粧部材を上面に露出させて埋込んだブ
ロツクを製造する型枠装置において、 該ブロツクの長さ、幅に対応する大きさの底盤
の周囲に該底盤より上方に突出して起伏自在とな
した側板をもうけてなる上面開口の型枠と、 前記型枠の底盤上面に敷設する板状のものであ
つて、ブロツク上面に露出する複数の化粧部材の
少なくとも上面と当接して該ブロツク上面を成形
可能な形状となして抜型面を形成した合成樹脂製
抜型部材と、 前記型枠内の抜型部材上に配置した所要数の化
粧部材それぞれを下方に押圧する複数の細杆脚を
有する浮上り防止用押し金具と、 よりなり、前記型枠内の底盤上面に抜型部材を抜
型面を上方に向けて敷設し、該抜型面所定位置に
化粧部材を、その上面を下方に向けて対面配置す
るとともに前記押し金具にて該化粧部材を抜型面
へ押圧してなる化粧部材埋込ブロツク製造用型枠
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11419785U JPH0211144Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11419785U JPH0211144Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6220807U JPS6220807U (ja) | 1987-02-07 |
| JPH0211144Y2 true JPH0211144Y2 (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=30996710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11419785U Expired JPH0211144Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0211144Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8918930B2 (en) | 2011-01-04 | 2014-12-30 | Huntleigh Technology Limited | Methods and apparatuses for low-air-loss (LAL) coverlets and airflow units for coverlets |
| US9254231B2 (en) | 2011-07-28 | 2016-02-09 | Huntleigh Technology Limited | Multi-layered support system |
| US9326903B2 (en) | 2011-10-03 | 2016-05-03 | Huntleigh Technology Limited | Multi-layered support system |
-
1985
- 1985-07-24 JP JP11419785U patent/JPH0211144Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8918930B2 (en) | 2011-01-04 | 2014-12-30 | Huntleigh Technology Limited | Methods and apparatuses for low-air-loss (LAL) coverlets and airflow units for coverlets |
| US9254231B2 (en) | 2011-07-28 | 2016-02-09 | Huntleigh Technology Limited | Multi-layered support system |
| US9326903B2 (en) | 2011-10-03 | 2016-05-03 | Huntleigh Technology Limited | Multi-layered support system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6220807U (ja) | 1987-02-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7516558B2 (en) | Cement-based tile-setting spacers and related process | |
| US1893430A (en) | Building unit and method of making the same | |
| US4274824A (en) | Mold box apparatus | |
| US5372769A (en) | Method of producing concrete elements | |
| RU2668426C1 (ru) | Форма для отливки для изготовления декоративных покрытий и установка для изготовления таких декоративных покрытий | |
| JPH0211144Y2 (ja) | ||
| US5507996A (en) | Method and apparatus for manufacturing building blocks from a hydraulic binder such as plaster, an inert filler such as sand, and water | |
| US3496264A (en) | Method for producing decorative tile | |
| US7021916B2 (en) | Press and mould for precast cementitious article | |
| GB2122127A (en) | Method and apparatus for the manufacture of blocks | |
| RU2087308C1 (ru) | Способ изготовления интерьерно-облицовочных гипсовых изделий, форма для изготовления интерьерно-облицовочных изделий | |
| JPH06134740A (ja) | 大形コンクリート製品の即時脱型式自動成形機 およびその成形方法 | |
| GB2225977A (en) | "Moulding of building blocks" | |
| JPS6242766B2 (ja) | ||
| JPH07304017A (ja) | 立体装飾面付きコンクリート製品成形用の雌型 | |
| JP7281027B1 (ja) | プレキャスト壁体の製造方法およびプレキャスト壁体用型枠 | |
| JP2536972B2 (ja) | Ｕ字溝の製造装置および成形方法 | |
| JPH04348907A (ja) | コンクリート成型品の製造方法およびその型枠 | |
| JP2717615B2 (ja) | 凹凸模様形成法およびそれに用いる型枠 | |
| JPH01235701A (ja) | 敷設材及びその製造方法 | |
| JPS586668Y2 (ja) | コンクリ−トブロツク成型用型枠 | |
| US20190255734A1 (en) | Method and mold for retaining wall corner and column blocks | |
| JPH085045B2 (ja) | 異質材料を目地で仕切つたコンクリ−ト製品の製造方法 | |
| JPH0798331B2 (ja) | コンクリートスペーサーの製造方法及び製造装置 | |
| RU33537U1 (ru) | Форма для изготовления строительных изделий с использованием ручного виброинструмента (варианты) |