JPS634217Y2 - - Google Patents

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JPS634217Y2
JPS634217Y2 JP9356180U JP9356180U JPS634217Y2 JP S634217 Y2 JPS634217 Y2 JP S634217Y2 JP 9356180 U JP9356180 U JP 9356180U JP 9356180 U JP9356180 U JP 9356180U JP S634217 Y2 JPS634217 Y2 JP S634217Y2
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JP
Japan
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cylinder
rotary screen
roll
compressed air
rubber tube
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Expired
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JP9356180U
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JPS5719955U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、圧ロールで原稿フイルムを印刷版
材に押える接触式の焼付機によるロータリースク
リンの焼付けに採用して好適なロータリースクリ
ンの真円維持ロールに関する。
従来、既に本願出願人によつて提供している焼
付機に特開昭51−34008の自動焼付機がある。こ
の焼付機はグラビア製版ロールに原稿フイルムを
押え付ける一対の圧ロールを有する接触式の多面
焼付機である。一対の圧ロールを備えることは、
原稿フイルムのロータリースクリンへの密着度を
完全・確実なものとして画像をより鮮明にするだ
けでなく、特に露光範囲を制限できるから原稿フ
イルムが例えば300mm程度と小さくて良い多面焼
付けが初めて可能となる顕著な効果を有すること
になる。しかしながら、焼付機で焼付ける印刷版
材をグラビアロールでなくロータリースクリンと
したい場合は、接触式・無接触式を問わず画像が
ゆがまないようにロータリースクリンを真円に維
持する必要がある。そのためロータリースクリン
の内側に通して膨脹させてロータリースクリンの
真円を維持するロールが必要となる。しかして、
従来から無接触式の焼付機に採用してきたロータ
リースクリンの真円維持ロールを第1図に示す。
その構成を説明すれば、パイプ軸1に円板サポー
ト2,3と円板リブ4,5を設け、ゴムチユーブ
6の両端を押えリング7,8で円板サポート2,
3に支持し、スクリンサポートリング9,10で
ロータリースクリンSを内側から支持し、空気バ
ルブ11を介して空気を封入し圧力計12で所定
圧に検知してゴムチユーブ6を膨脹させることに
よりロータリースクリンSの真円を維持するもの
である。
上述した真円維持ロールは、無接触焼付けにの
み採用でき、本願出願人が開発した接触式の多面
焼付機には採用することができなかつた。その理
由は、圧ローラをロータリースクリンSに押付け
た場合、ロータリースクリンの真円維持ロールが
その両端軸又は一端軸で駆動されるいずれにあつ
てもロータリースクリンSが撓みかつ捩れを生起
し、ために焼付けた画像がゆがんで高級な製品と
ならないからである。したがつて、今までは冒頭
で述べた本出願人によつて開発した接触式の多面
焼付機で多面焼付けをできるのはグラビア製版ロ
ールにとどまり、ロータリースクリンは、圧ロー
ラの使用が可能なロータリースクリンの真円維持
ロールの開発を待つて接触式の焼付けが可能で、
当面は大きな原稿フイルムを用意しロータリース
クリンに巻付けて無接触式の他の焼付機で焼付け
することを余儀なくされていた。
この考案は、上述した点に鑑み案出したもの
で、圧ロールの使用を可能にして多面焼付機によ
りグラビア製版ロールだけでなくロータリースク
リンの焼付けを実現できるように改良されたロー
タリースクリンの真円維持ロールを提供するもの
である。
以下、この考案のロータリースクリンの真円維
持ロールの実施例を第2図を参照して説明する。
この真円維持ロールは、内側を圧縮空気室13
とした円胴14の外周面に円周面全域の適宜配置
に凹部15を刻設し、各凹部15の底面に圧縮空
気室13と連通する小孔16を穿設して薄板17
を敷き、さらに円胴14の外周面に生ゴムのシー
トを無端に巻付けて加硫した後、その外周面を円
筒研削しかつ円胴14に対して両端を気密に閉じ
て小孔16から圧縮空気を導びいて上記無端なゴ
ムのシートを膨脹し得るゴムチユーブ18とした
ものである。円胴14の内側に圧縮空気室13を
部品点数が少なく簡易に組立てられるように画成
するために、図示例ではパイプ軸19の一端に固
定した軸端ブロツク20に円胴14を嵌合した
後、キヤツプブロツク21を被せてダブルナツト
22で締付けた構成としている。そして、圧縮空
気室13に空気を供給するために、例えば軸端ブ
ロツク20に穿設した小孔23の外端に圧力計付
空気弁24を取付けてある。上記薄板17は圧ロ
ールの転圧時にゴムチユーブ18が小孔16に喰
い込むのを防止するために設けるものであり小孔
16を塞ぐように設けるものではない。この薄板
17は例えば金属テープを用いることができ、そ
の際適所を接着剤で接着してめくれ上りやずれや
たわみが生ずるのを防止できるようにする。凹部
15は円胴の軸方向に平行に設けることが好まし
いが山形あるいは蛇行状等屈曲していても差支え
ない。凹部15の長さは円胴14の全長に近い大
きさでも良いし、また凹部の形を矩形・丸等とし
て適宜分布に設けても良い。要は、凹部15にゴ
ムチユーブ18が入り込んでいることによつてゴ
ムチユーブ18と円胴14との円周方向の位相ず
れが生じないようにこの凹部15を適宜配置に設
ければ良い。また、円胴14とゴムチユーブ18
の両端を気密に閉じる手段を接着剤によつても差
支えないが、図示例ではチユーブ押えリング2
5,26によりゴムチユーブ18を押えた構成で
ある。なお、軸端ブロツク20の小径部20Aを
フランジ、回りセンタあるいはチヤツク等に連結
される駆動側軸端とし、パイプ軸19の他方を止
りセンタ等によつて支承される軸端とすることは
適宜である。
次に作用を説明する。
今、この真円維持ロールは焼付機において駆動
側軸端で片持ち支持されるものと仮定する。した
がつて、感光液を塗布するロータリースクリンS
は止りセンタ等を備えた支持台を側方にスライド
させて真円維持ロールの他端から被嵌できる。そ
して、ロータリースクリンSを被嵌したら止りセ
ンタ等で真円維持ロールを支え、しかる後圧力計
付空気弁24より所定圧となるまで空気を封入す
る。すると、圧縮空気室13の圧縮空気は圧ロー
ル16を通り円胴14の外周に流れゴムチユーブ
18を直径寸法で2mmないし5mm程度膨脹させて
真円となす。この場合、凹部15の深さを十分に
とつてあるのでゴムチユーブ18は凹部15から
脱出することがない。したがつて、ロータリース
クリンSはゴムチユーブ18の膨脹により真円に
維持されることになる。しかる後、ロータリース
クリンSに原稿フイルムを置いて一対の圧ロール
を圧接させロータリースクリンSに回転を与えつ
つ一対の圧ロールの間に紫外線を照射させて焼付
けを行なうと、ロータリースクリンSを真円に維
持しているゴムチユーブ18は、加硫されて比較
的硬化しておりかつ所定圧に膨脹されているから
圧ロールの転圧が加わつてもそり返り変形(クラ
ウン)が生じ難く、また円胴14の外周面に設け
た凹部15に入り込んでいる片が脱出しない程度
にゴムチユーブ18を膨脹させてロータリースク
リンSの真円を維持するから圧ロールの転圧が加
わつても溝15とこれに入り込んでいるゴムチユ
ーブ18の片がストツパとなりゴムチユーブ18
と円胴14との円周方向の位相ずれが生じること
がない。しかして、圧ロールの使用が可能になり
多面焼付けが実現できる。多面焼付けが終了した
後は、真円維持ロールの回転を停止させ圧ロール
を上昇させると共に原稿フイルムを取外し、真円
維持ロールの他端を支承している止りセンタ等の
支持台を側方にスライドさせ、しかる後空気弁2
4から空気を抜いてゴムチユーブ18をしぼま
せ、ロータリースクリンSを真円維持ロールから
抜き取れば良い。
以上説明してきたように、この考案のロータリ
ースクリンの真円維持ロールは、内側を圧縮空気
室とした円胴の外周面に凹部を刻設し、凹部の底
面に小孔を設けて薄板を敷き、生ゴムのシートを
無端に巻付けて加硫硬化して円筒研削し圧縮空気
室の圧縮空気を小孔から円胴の外側に導いて膨脹
し得るゴムチユーブとした構成であるから、膨脹
したゴムチユーブが外圧に対してそり返りやねじ
れを生じず、したがつて圧ロールの使用が可能と
なりひいては本願出願人が開発した冒頭で述べた
自動焼付機、その他接触式の焼付機によるロータ
リースクリンの多面焼付けが実現でき、所期の目
的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のロータリースクリンの真円維持
ロールの断面図、第2図はこの考案の実施例にか
かるロータリースクリンの真円維持ロールの断面
図である。 13……圧縮空気室、14……円胴、15……
凹部、16……小孔、17……薄板、18……ゴ
ムチユーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内側を圧縮空気室とした円胴の外周面に凹部を
    刻設し、この凹部の底面に上記圧縮空気室に連通
    する小孔を穿設して薄板を敷き、円胴の外周面に
    生ゴムのシートを無端に巻付けて加硫後、その外
    周面を円筒に研削しかつ円胴に対して両端を気密
    に閉じて小孔から圧縮空気を導びいて上記無端な
    ゴムのシートを膨脹し得るゴムチユーブとしたこ
    とを特徴とするロータリースクリンの真円維持ロ
    ール。
JP9356180U 1980-07-04 1980-07-04 Expired JPS634217Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9356180U JPS634217Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9356180U JPS634217Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5719955U JPS5719955U (ja) 1982-02-02
JPS634217Y2 true JPS634217Y2 (ja) 1988-02-02

Family

ID=29455501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9356180U Expired JPS634217Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

Country Status (1)

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JP (1) JPS634217Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58189740U (ja) * 1982-06-14 1983-12-16 三菱農機株式会社 脱穀機における揺動選別装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5719955U (ja) 1982-02-02

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