JPS634168Y2 - - Google Patents

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JPS634168Y2
JPS634168Y2 JP1982151361U JP15136182U JPS634168Y2 JP S634168 Y2 JPS634168 Y2 JP S634168Y2 JP 1982151361 U JP1982151361 U JP 1982151361U JP 15136182 U JP15136182 U JP 15136182U JP S634168 Y2 JPS634168 Y2 JP S634168Y2
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JP
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JP1982151361U
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JPS5955715U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は撮影時の距離を予め前以つて特定の距
離以外の距離で撮影を行つていても前記予め前以
つて設定した距離の撮影を行いたい時にピント合
わせをあらためて行うことなく、前記設定してお
いた撮影距離まで操作筒体を光軸に対し回転させ
ることにより、焦点が整合するようになした焦点
ロツク装置に関するものである。
以下に図示の実施例に基きその内容について説
明する。
1は操作筒体で固定内筒2に対して回転及び直
進可能に構成してある。
即ち、光軸Pの周りを回転及び光軸方向に移行
すべく成してある。
而して、操作筒体1の回転操作により距離合わ
せを行い、直進操作によりズーミングを行うこと
が出来るものである。
3及び4は操作筒体1に穿つた直線状の溝孔で
光軸Pに平行に穿つてある。
5及び6は外筒7に植立したピンで前記した直
線状の溝孔3及び4内に遊嵌してある。
8は操作筒体1の一部に固着9してある固着筒
体で、その外周に第一のロツク操作環10と第二
のロツク操作環11とを回転可能に取付け環12
によつて取り付けてある。
13は第一のロツク操作環10の内側に形成し
た切り欠き部で、該切り欠き部13内にストツプ
部材14を突出嵌入せしめて第一のロツク操作環
10の回転範囲を規制している。
このストツプ部材14は直進内筒15に固定し
てある。
この直進内筒15はねじ部16によつて固着筒
体8と螺着してあり、操作筒体1の光軸P方向へ
の直進操作により同体に移行するが光軸Pの周り
の回転操作に対しては不回転である。
17は切り欠き部13の無限大側ストツプ縁
部、18は切り欠き部13のマクロ側ストツプ縁
部である。
而して、第一のロツク操作環10は無限大側ス
トツプ縁部17とマクロ側ストツプ縁部18との
間で適宜回転し位置決めされる。
19は第一のロツク釦で第一のロツク操作環1
0に取り付けてあり、発条20により常時矢標A
方向に附勢せしめられて係合突部21を固着筒体
8に形成した連続せる複数の凹凸状のロツク溝2
2内に嵌入せしめてある。
今、操作筒体1を矢標B方向に適宜回転すると
固着筒体8、第一のロツク操作環10等が同方向
に同体に回転し、不回転の直進内筒15に取り付
けてあるストツプ部材14に対し第一のロツク操
作環10に於ける無限大側ストツプ縁部17が適
宜離れる。
この状態に於いて、第一のロツク釦19を矢標
C方向に押圧し係合突部21をロツク溝22から
外しつつ、第一のロツク操作環10を矢標D方向
に回転し適宜の位置で第一のロツク釦19の押圧
力を解くと発条20の復元力により該ロツク釦1
9は矢標A方向に移行し係合突部21を適宜の位
置のロツク溝22内に嵌入せしめる。従つて、ス
トツプ部材14と無限大側ストツプ縁部17との
間に適宜の距離間隔が常に保たれることとなる。
而して、今任意の距離にある対象物を撮影して
いて急に予め設定しておいた対象物を撮影する際
には操作筒体1を矢標E方向に回転すると固着筒
体8及び第一のロツク操作環10が同体に回転し
無限大側ストツプ縁部17がストツプ部材14に
当たりその回転は止まる。
従つて、予め前以つて設定しておいた撮影距離
での撮影が出来ることとなる。
23は取付け環12の表面に布置した無限遠距
離からマクロ距離までの距離表示である。
24は第二のロツク操作環11の内側に形成し
た切り欠き部で前記ストツプ部材14を突出嵌入
せしめて第二のロツク操作環11の回転範囲を規
制している。
25は切り欠き部24の無限大側ストツプ縁
部、26は切り欠き部24のマクロ側ストツプ縁
部である。
而して、第二のロツク操作環11は無限大側ス
トツプ縁部25とマクロ側ストツプ縁部26との
間で適宜回転し位置決めされる。
27は第二のロツク釦で第二のロツク操作環1
1に取り付けてあり、発条28により常時矢標F
方向に附勢せしめられて係合突部29を取付け環
12に形成した連続せる複数の凹凸状のロツク溝
30内に嵌入せしめてある。
今、操作筒体1を矢標B方向に適宜回転すると
固着筒体8、第一のロツク操作環10と共に第二
のロツク操作環11等が同体に同方向に回転し、
不回転の直進内筒15に取り付けてあるストツプ
部材14に対し第二のロツク操作環11に於ける
無限大側ストツプ縁部25が適宜離れる。
この状態に於いて、第二のロツク釦27を矢標
G方向に押圧し係合突部29をロツク溝30から
外しつつ、第二のロツク操作環11を矢標H方向
に回転し適宜の位置で第二のロツク釦27の押圧
力を解くと発条28の復元力により該ロツク釦2
7は矢標F方向に移行し係合突部29を適宜の位
置のロツク溝30内に嵌入せしめる。従つて、ス
トツプ部材14と無限大側ストツプ縁部25との
間に適宜の距離間隔が常に保たれることとなる。
而して、今任意の距離にある対象物を撮影して
いて、急に予め設定しておいた対象物を撮影する
際には操作筒体1を矢標B方向に回転すると固着
筒体8、第一のロツク操作環10、第二のロツク
操作環11が同体に回転しマクロ側ストツプ縁部
26がストツプ部材14に当たりその回転は止ま
る。
従つて、予め前以つて設定しておいた撮影距離
での撮影が出来ることとなる。
次に叙上の構成より成る本考案の使用態様につ
いて説明する。
通常の撮影について。(0.7m〜∞まで) 第一のロツク釦19のロツク位置を取付け環1
2に布置した距離表示23の「∞」の位置に合わ
せる一方、第二のロツク釦27のロツク位置を
「マクロ」「0.7m」の位置に合わせればよい。然
る時、操作筒体1は最近接撮影位置から無限遠撮
影位置までの範囲内で自由に撮影を行うことが出
来る。
特定位置にある対象物の撮影について。
例えば任意の1つの対象物が1.5mの距離にあ
り、他の1つの対象物が10mの距離にある場合、 先ず、近接距離(1.5m)の撮影のために第二
のロツク釦27を矢標G方向に押圧しつつ、第二
のロツク操作環11を矢標H方向に回転せしめ、
第二のロツク釦27を、取付け環12に布置して
ある距離表示23の「1.5m」の個所で止めて押
圧力を解く。
然る時、第二のロツク釦27の係合突部29は
ロツク溝30内に嵌合せしめられ、特定の焦点に
整合されることとなる。
次に遠距離(10m)の撮影のために第一のロツ
ク釦19を矢標C方向に押圧しつつ、第一のロツ
ク操作環10を矢標D方向に回転せしめ、第一の
ロツク釦19を、取付け環12に布置してある距
離表示23の「10m」の個所で止めて押圧力を解
く。
然る時、第一のロツク釦19の係合突部21は
ロツク溝22内に嵌合せしめられ特定の焦点に整
合されることとなる。
而して、近接距離(1.5m)の焦点整合撮影条
件と遠距離(10m)の焦点整合撮影条件とをセツ
トしたことにより、この2個所の対象物の選択に
よる交互の撮影を迅速に切換えて行うことが出来
る。
而して、本考案は叙上の如き構成及び作用を有
するもので、特に第一のロツク操作環10と第二
のロツク操作環11とに亘つて形成された切り欠
き部13,24内にストツプ部材14を突出嵌入
せしめて、別所にて形成したロツク機構によつて
夫々適宜の距離間隔を保持すべく成したので、無
限遠距離と最近接撮影位置以外の任意に選定した
二個所の対象物に対応する焦点位置の迅速切換え
撮影が出来ると共に、ストツプ部材を介しての第
一のロツク操作環10と第二のロツク操作環11
との回動規制が確実適確に行ない得、焦点切換え
の際にロツク溝22,30によるロツク状態に対
して何等の支障も生じない等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を有するレンズ鏡筒の縦断
側面図、第2図は本考案の要部の拡大展開平面
図、第3図は第一のロツク操作環とストツプ部材
との関係を示す縦断正面図、第4図は第二のロツ
ク操作環とストツプ部材との関係を示す縦断正面
図である。 1……操作筒体、8……固着筒体、10……第
一のロツク操作環、11……第二のロツク操作
環、12……取付け環、13,24……切り欠き
部、14……ストツプ部材、19……第一のロツ
ク釦、27……第二のロツク釦、22,30……
ロツク溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無限遠距離と最近接距離及び予め設定した任意
    の距離で焦点整合を行うように成したレンズ鏡筒
    に於いて、操作筒体1の一部に固着した固着筒体
    8の外周に、第一のロツク釦19と内側の切り欠
    き部13とを有する第一のロツク操作環10を回
    転可能に取り付けると共に第二のロツク釦27と
    内側の切り欠き部24とを有する第二のロツク操
    作環11を回転可能に取り付け、前記切り欠き部
    13と切り欠き部24とにわたつて、固着筒体8
    と螺着した直進内筒15に固定した処のストツプ
    部材14を突出嵌入せしめる一方、前記第一のロ
    ツク操作環10の無限大側ストツプ縁部17と第
    二のロツク操作環11の無限大側ストツプ縁部2
    5との間に夫々適宜の距離間隔を保持すべく第一
    のロツク釦19とロツク溝22及び第二のロツク
    釦27とロツク溝30とを夫々独立して係合ロツ
    クせしめ、二個所の撮影対象物に対する焦点整合
    位置を選択切換えすべく成したレンズ鏡筒に於け
    る焦点ロツク装置。
JP15136182U 1982-10-05 1982-10-05 レンズ鏡筒に於ける焦点ロツク装置 Granted JPS5955715U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15136182U JPS5955715U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 レンズ鏡筒に於ける焦点ロツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15136182U JPS5955715U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 レンズ鏡筒に於ける焦点ロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5955715U JPS5955715U (ja) 1984-04-12
JPS634168Y2 true JPS634168Y2 (ja) 1988-02-02

Family

ID=30335435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15136182U Granted JPS5955715U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 レンズ鏡筒に於ける焦点ロツク装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940726A (ja) * 1972-08-23 1974-04-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642646Y2 (ja) * 1976-10-05 1981-10-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940726A (ja) * 1972-08-23 1974-04-16

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JPS5955715U (ja) 1984-04-12

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