JPS6341437A - 脱離によるアルデヒドまたはケトン化合物の製造法 - Google Patents

脱離によるアルデヒドまたはケトン化合物の製造法

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JPS6341437A
JPS6341437A JP61186088A JP18608886A JPS6341437A JP S6341437 A JPS6341437 A JP S6341437A JP 61186088 A JP61186088 A JP 61186088A JP 18608886 A JP18608886 A JP 18608886A JP S6341437 A JPS6341437 A JP S6341437A
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JP
Japan
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acetal
compound
water
formula
alcohol
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Application number
JP61186088A
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English (en)
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Junzo Odera
純蔵 大寺
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Nitto Kasei Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kasei Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアセタールまたはケタール化合物からアルコー
ルの脱離によるアルデヒドまたはケタール化合物を製造
する方法に関する。
カルボニル基をアセタールまたはケタールとして保護し
、その後の合成に利用した後、アルコールを脱離させて
再びカルボ二〜基を生成させる方法は、有機合成化学上
重要な手段であシ、特に天然物の合成に利用されている
アセタール化合物からアルコールを脱離させてアルデヒ
ド化合物とする方法は1通常酸触媒の存在下で行われて
いる。しかしこの方法では反応系に強い酸性物質が存在
するため、酸に対して不安定なアセタール及びカルボニ
ル化合物には適用できない欠点がある。
そこでさらに温和な条件下でアセタールからアルコール
脱離を行う種々の努力がなされているが。
効率的な方法は確立されていない。
本発明者は種々研究の結果、触媒とし−Cジスタノキサ
ン化合物を用いれば、温和な条件(中性)下でかつ広範
囲のアセタールまたはケタール化合物からアルコールを
脱離させてアルデヒドまたはケトン化合物とじつること
を見出し2本発明に到った。
すなわち1本発明は、触媒、溶媒及び水の存在下に。
一般式劇〕又は(II:) (:I)        Cl)] (式中Rは水素原子又は有機基を R2はR1と同−又
は異なる有機基を R3は有機基をそれぞれ示す)で表
わされるアセタールまたはケタール化合物からアルコー
ルを脱離させて 一般式〔■〕 (式中R1及びR2は上記と同じ意義を示す)で表わさ
れるアルデヒドまたはケトン化合物を製造するに当り、
該脱離反応を、触媒として 一般式(IV) RR RR C式中Rはアルキル基又はフェニル基ヲ、 x、 yは
ハロゲン原子、  −OH,−NC8又はOR’(ここ
でR4はアルキル基又はアリール基である)をそれぞれ
示す〕で表わされるジスタノキサン化合物、水と混合し
うる溶媒及び水を用いて行うことを特徴とする脱離によ
るアルデヒドまたはケトン化合物の製造法である。
上記一般式〔■〕又は[11’]で表わされるアセター
ルまだはケタール化合物はアルデヒドまたはケトン化合
物をアルコールと反応させて得られる。このようなアル
デヒドまたはケトン化合物としては。
例えばC1−(、CHO,C2H3C)IO,C5H7
CHO,C41(9CHO。
C5H,、C)io、 C6H,3CHO,C7H,、
CHO,C8H,7CHO。
C1□H2sCHO、Cl8H3□CHO。
H3CH3 CH3kNスジCHOc6H5A、/CHO(:61(
5COCI−1,、C6H,oCo、  その他保護が
必要なカルボニル化合物などが挙げられる。またアセタ
ールまたはケタール化に用いたアルコールとしては。
例、t ハメチルアルコール、エチルアルコール、2゜
2.2−)リクロロエチルアルコール、 ペンシルアル
コール、エチレングリコール、フロピレンクリコ−/L
’、2.2−ジメチルプロピレングリコール、 2−メ
チレンプロピレングリコール、クリセリンモノベンシル
エーテル、グリセリン七ノ【−ブチルンメチルシリルエ
ーテルなどを挙げることができる。
本発明において、触媒に使用できるジスタノキサン化合
物としては、上記一般式〔lV〕において。
Rは1例えばメチル基、エチル基、フ゛ロピル基。
ブチル基、オクチル基、フェニル基などを示し。
X、Yは2例えばC1,Br、 F、 −OH,−NC
3゜−0CH3,−QC2H5,−OC,R5などの基
を示すものを挙げることができる。
また2本発明方法に用いる水と混合しうる溶媒トシてハ
1例えばジエチレングリコールンメチルエーテ/L/、
  ジオキサン、テトラヒドロフラン、メタノール、エ
タノールなどが挙げられる。
本発明の方法は通常次のようにして行われる。
反応容器にアセタールまたはケタール化合物を入れ、触
媒としてジスタノキサン化合物、溶媒として水に混合し
うる溶媒及び水の存在下に加熱すれば容易にアルコール
の脱離が行われ、アルデヒドまたはケトン化合物が得ら
れる。
上記反応において、アセタールまたはケタール化合物と
触媒とのモル比は1 : 0.001〜1:0.1  
の範囲で使用しうる。まだ溶媒及び水の量はアセター/
L/またはケタール化合物の溶解を妨げない範囲で用い
られ、多い方が良い。
反応で得られた本発明の生成物は溶媒で抽出後。
蒸留、カラムクロマトグラフィーなどの常用の手段で精
製され、公知のものは標品(市販品)との比較で、その
他のものはNMRなどで確認することができる。
本発明方法によれば、極めて少量の触媒を用いて、アセ
ター/Vまたはケタール化合物よジアルコールを脱ぎさ
せ、相当するアルデヒドまたはケトン化合物を定量的高
収率で得ることができるので。
有機合成上、特に天然物合成上、極めて有利な方法であ
る。
次に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 温度計と攪拌機を備えだ三ツロフラス;に、ゲラ二アー
ルのエチレンアセター/’ 196 mg (1m m
ol )。
1、3−ジイソチオシアナートテトラブチルジスタノキ
サン6■(0,01m mol ) 、  ジエチレン
グリコールジメチルエーテ/’20m1及び水10−を
仕込み、攪拌しながら、加熱し、100℃で2時間反応
を行なった。反応混合物をベンゼン−水で抽出、ベンゼ
ン層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去。
粗生成物ヲシリカゲル力ラムクロマトクラフィー(流出
溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=20/1)  により精
製し、沸点229℃を有するゲラ二アール147■を得
た。収率は95%であった。
実施例2 実施例1と同様な反応容器に、ベンズアルデヒドのエチ
レンアセター/L’ 150 W (1mmol )、
  触媒として下記第11表のジスタノキサン化合物0
,01m mol 、  ジオキサン2〇−及び水10
−を仕込み。
攪拌しながら、100℃で反応を行ない、ベンゼンで抽
出後、蒸留して沸点180℃のベンズアルデヒドを得た
結果を第1表に示す。
第   1   表   R X−8n−0−8n −Y   R 優表中の記号は次の意義を示す。
Bu、ブチル基 Ph:フェニル基 Me:メチル基実
施例3 実施例1と同様な反応容器に、下記第2表のアセター 
zLzまたはケタール化合物1 mmol、  1.3
−−ジイソチオシアネートテトラブチルジスタノキサン
61737 (0,01mmol )、溶媒20m/及
ヒ水10 my、 f仕込み、攪拌qながら、100℃
で反応を行ない、ベンセンで抽出後、蒸留して、アルデ
ヒドまたはケトン化合物を得た。
結果を第2表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 触媒、溶媒及び水の存在下に、 一般式〔 I 〕又は〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕▲数式、化
    学式、表等があります▼〔II〕 (式中R^1は水素原子又は有機基を、R^2はR^1
    と同一又は異なる有機基を、R^3は有機基をそれぞれ
    示す)で表わされるアセタールまたはケタール化合物か
    らアルコールを脱離させて 一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (式中R^1及びR^2は上記と同じ意義を示す)で表
    わされるアルデヒドまたはケトン化合物を製造するに当
    り、該脱離反応を、触媒として 一般式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 〔式中Rはアルキル基又はフェニル基を、X、Yはハロ
    ゲン原子、−OH、−NCS又はOR^4(ここでR^
    4は、アルキル基又はアリール基である)をそれぞれ示
    す〕で表わされるジスタノキサン化合物、水と混合しう
    る溶媒及び水を用いて行うことを特徴とする脱離による
    アルデヒドまたはケトン化合物の製造法。
JP61186088A 1986-08-06 1986-08-06 脱離によるアルデヒドまたはケトン化合物の製造法 Pending JPS6341437A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008156244A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Nippon Koryo Yakuhin Kaisha Ltd エチルセルロースを特異的に溶解する溶剤

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008156244A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Nippon Koryo Yakuhin Kaisha Ltd エチルセルロースを特異的に溶解する溶剤
JP4646898B2 (ja) * 2006-12-21 2011-03-09 日本香料薬品株式会社 エチルセルロースを特異的に溶解する溶剤

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