JPS6341147Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6341147Y2 JPS6341147Y2 JP20027682U JP20027682U JPS6341147Y2 JP S6341147 Y2 JPS6341147 Y2 JP S6341147Y2 JP 20027682 U JP20027682 U JP 20027682U JP 20027682 U JP20027682 U JP 20027682U JP S6341147 Y2 JPS6341147 Y2 JP S6341147Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- slide core
- link
- pin
- undercut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 7
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアンダカツト部の処理機構である合成
樹脂射出成形金型の改良に関するものであり、ス
ライドコアが摺動方向およびそれと直角方向すな
わち下方摺動面に作用する力を有して移動する構
成とすることにより、本金型を長期使用しても摺
動部にバリが発生することがなく、スライドコア
の作動を良好になし、ひいては製品がバリおよび
段差等を有することがないアンダカツト部を有す
る合成樹脂射出成形金型を得ることを目的とする
ものである。
樹脂射出成形金型の改良に関するものであり、ス
ライドコアが摺動方向およびそれと直角方向すな
わち下方摺動面に作用する力を有して移動する構
成とすることにより、本金型を長期使用しても摺
動部にバリが発生することがなく、スライドコア
の作動を良好になし、ひいては製品がバリおよび
段差等を有することがないアンダカツト部を有す
る合成樹脂射出成形金型を得ることを目的とする
ものである。
従来この種の金型は第４図に示すように、スラ
イドコア１を作動せしめるシリンダピストン２が
スライドコア１のスライド方向軸線上に配設され
ているため、スライドコアの摺動面すなわち下方
には力が作用せず、そのため、この金型を長期使
用すると摺動部にバリが発生してスライドコア１
が作動不良となつたり、あるいはバリ，段差等を
有する外観不良の製品となる欠点を有しているも
のである。
イドコア１を作動せしめるシリンダピストン２が
スライドコア１のスライド方向軸線上に配設され
ているため、スライドコアの摺動面すなわち下方
には力が作用せず、そのため、この金型を長期使
用すると摺動部にバリが発生してスライドコア１
が作動不良となつたり、あるいはバリ，段差等を
有する外観不良の製品となる欠点を有しているも
のである。
本考案は前記実用新案登録請求の範囲に記載す
る構成とすることにより、金型を長期使用しても
摺動部にバリが発生することのない合成樹脂射出
成形金型を提供するものである。
る構成とすることにより、金型を長期使用しても
摺動部にバリが発生することのない合成樹脂射出
成形金型を提供するものである。
以下図面に示す実施例に基づき本考案の構成を
説明する。
説明する。
第１図ないし第３図に示すように、アンダカツ
ト部形成位置には、上金型１１と下金型１２とが
配設されており、さらに両金型１１，１２に対応
して下金型１２上にはアンダカツト部を形成する
よう移動しうるスライドコア１３が配置されてい
る。
ト部形成位置には、上金型１１と下金型１２とが
配設されており、さらに両金型１１，１２に対応
して下金型１２上にはアンダカツト部を形成する
よう移動しうるスライドコア１３が配置されてい
る。
前記下金型１２の下方には前方に突出するフラ
ンジ１４が設けられており、該フランジ１４には
先端部が上方に延出された駆動部材たるシリンダ
ピストン１５が回動自在に枢着されている。また
シリンダピストン１５の上方先端にはリンク１６
の一方のアーム１７が回転可能に枢着されてい
る。前記リンク１６は他方のアーム１８において
ピン１９によりその下部が所定部材（図示せず）
に枢支されている。リンク１６は前記構成により
シリンダピストン１５の作動によりピン１９を支
点として回動するようになつている。
ンジ１４が設けられており、該フランジ１４には
先端部が上方に延出された駆動部材たるシリンダ
ピストン１５が回動自在に枢着されている。また
シリンダピストン１５の上方先端にはリンク１６
の一方のアーム１７が回転可能に枢着されてい
る。前記リンク１６は他方のアーム１８において
ピン１９によりその下部が所定部材（図示せず）
に枢支されている。リンク１６は前記構成により
シリンダピストン１５の作動によりピン１９を支
点として回動するようになつている。
一方前記上金型１１と下金型１２とに対応して
アンダカツト部形成位置と非形成位置との間をス
ライドするよう下金型１２上に配置されたスライ
ドコア１３には、その側面にリンク１６側に突出
するピン２０が設けられており、該ピン２０には
回転可能にブロツク２１が被着されている。また
前記ブロツク２１に対応してリンク１６には縦長
穴２２が穿設されており、スライドコア１３はブ
ロツク２１を縦長穴２２に係合することによりリ
ンク１６に係止されている。
アンダカツト部形成位置と非形成位置との間をス
ライドするよう下金型１２上に配置されたスライ
ドコア１３には、その側面にリンク１６側に突出
するピン２０が設けられており、該ピン２０には
回転可能にブロツク２１が被着されている。また
前記ブロツク２１に対応してリンク１６には縦長
穴２２が穿設されており、スライドコア１３はブ
ロツク２１を縦長穴２２に係合することによりリ
ンク１６に係止されている。
さらにスライドコア１３には前記ピン２０より
前方位置に、リンク１６とは反対側に第２のピン
２３が突設されており、該ピン２３は下金型１２
にボルト等により固定されたガイドプレート２４
に穿設された下側に屈曲する〓形溝２５にスライ
ド可能に係合されている。
前方位置に、リンク１６とは反対側に第２のピン
２３が突設されており、該ピン２３は下金型１２
にボルト等により固定されたガイドプレート２４
に穿設された下側に屈曲する〓形溝２５にスライ
ド可能に係合されている。
上記構成によりスライドコア１３はシリンダピ
ストン１５により回転作動するリンク１６と、ブ
ロツク２１と縦長穴２２との係合および第２のピ
ン２３と〓形溝との係合により、シリンダピスト
ン１５の作動に応じて回転，摺動の機能を有する
よう構成されている。
ストン１５により回転作動するリンク１６と、ブ
ロツク２１と縦長穴２２との係合および第２のピ
ン２３と〓形溝との係合により、シリンダピスト
ン１５の作動に応じて回転，摺動の機能を有する
よう構成されている。
なお前記構成において、リンク１６を回転させ
るべくピン１９の位置、ブロツク２１と縦長穴２
２との係合位置およびピン２３と溝２５との係合
位置には前記リンク１６およびスライドコア１３
が回転，摺動しうる位置に設定されるよう設計さ
れているものである。
るべくピン１９の位置、ブロツク２１と縦長穴２
２との係合位置およびピン２３と溝２５との係合
位置には前記リンク１６およびスライドコア１３
が回転，摺動しうる位置に設定されるよう設計さ
れているものである。
上記構成を有する合成樹脂射出成形金型の作用
について説明すると、第２図のごとき型開きの状
態から第１図に示すようにアンダカツト部を形成
すべくシリンダピストン１５を駆動せしめると、
リンク１６はその上部がピン１９を支点として右
方向に回動せしめられる。しかしてスライドコア
１３は、ブロツク２１が縦長穴２２によつて移動
され、かつ第２のピン２３がガイドプレート２４
の溝２５によつて下方への動きが規制されること
により直線運動をしてアンダカツト部形成位置に
移動される。この時スライドコア１３の力の加わ
り方は矢印イで示すごとくシリンダピストン１５
の力がリンク１６の縦長穴２２によりスライドコ
ア１３のブロツク２１に伝えられ矢印ロで示す力
となる。この矢印ロで示す力は矢印ハおよびニの
力に分解でき、矢印ハの力が上金型１１に作用し
て前進限となり矢印ニの力が下金型１２に作用す
る。
について説明すると、第２図のごとき型開きの状
態から第１図に示すようにアンダカツト部を形成
すべくシリンダピストン１５を駆動せしめると、
リンク１６はその上部がピン１９を支点として右
方向に回動せしめられる。しかしてスライドコア
１３は、ブロツク２１が縦長穴２２によつて移動
され、かつ第２のピン２３がガイドプレート２４
の溝２５によつて下方への動きが規制されること
により直線運動をしてアンダカツト部形成位置に
移動される。この時スライドコア１３の力の加わ
り方は矢印イで示すごとくシリンダピストン１５
の力がリンク１６の縦長穴２２によりスライドコ
ア１３のブロツク２１に伝えられ矢印ロで示す力
となる。この矢印ロで示す力は矢印ハおよびニの
力に分解でき、矢印ハの力が上金型１１に作用し
て前進限となり矢印ニの力が下金型１２に作用す
る。
なお清掃時等スライドコア１３を下金型１２よ
り離す場合は、第２図の状態よりさらにリンク１
６を左側へ回転せしめてピン２３を溝２５の最下
端に移動することによりスライドコア１３を回転
せしめればよい。
り離す場合は、第２図の状態よりさらにリンク１
６を左側へ回転せしめてピン２３を溝２５の最下
端に移動することによりスライドコア１３を回転
せしめればよい。
本考案の合成樹脂射出成形金型は、前記構成、
作用を有するもので、スライドコアが上金型方向
および下金型方向の両方向に作用する力を有して
スライドするようリンクを介してシリンダピスト
ンに連結されることにより、本金型を長期使用し
ても摺動部にバリが発生することがなく、スライ
ドコアの作動を良好になし、ひいては製品にバリ
および段差等を生じることを防止できるというこ
の種の金型として格別なる効果を奏するものであ
る。
作用を有するもので、スライドコアが上金型方向
および下金型方向の両方向に作用する力を有して
スライドするようリンクを介してシリンダピスト
ンに連結されることにより、本金型を長期使用し
ても摺動部にバリが発生することがなく、スライ
ドコアの作動を良好になし、ひいては製品にバリ
および段差等を生じることを防止できるというこ
の種の金型として格別なる効果を奏するものであ
る。
第１図は本考案金型の型閉めした状態を示す側
面図、第２図は同上型開きした状態を示す側面
図、第３図はスライドコアを下金型より離した状
態を示す側面図、第４図は従来の合成樹脂射出成
形金型を示す図である。 １１：上金型、１２：下金型、１３：スライド
コア、１５：シリンダピストン。
面図、第２図は同上型開きした状態を示す側面
図、第３図はスライドコアを下金型より離した状
態を示す側面図、第４図は従来の合成樹脂射出成
形金型を示す図である。 １１：上金型、１２：下金型、１３：スライド
コア、１５：シリンダピストン。
Claims (1)
- アンダカツト部形成位置に臨んで配設される上
金型および下金型と、前記両金型とに対応してア
ンダカツト部形成位置と非形成位置との間を移動
するスライドコアと、該スライドコアを作動せし
める駆動部材とよりなる金型において、前記スラ
イドコアが上金型方向および下金型方向の２方向
に作用する力を有してスライドするよう前記駆動
部材にリンクを介して連結されていることを特徴
とするアンダカツト部を有する合成樹脂射出成形
金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20027682U JPS59104712U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | アンダカツト部を有する合成樹脂射出成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20027682U JPS59104712U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | アンダカツト部を有する合成樹脂射出成形金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59104712U JPS59104712U (ja) | 1984-07-14 |
| JPS6341147Y2 true JPS6341147Y2 (ja) | 1988-10-27 |
Family
ID=30425810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20027682U Granted JPS59104712U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | アンダカツト部を有する合成樹脂射出成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59104712U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021038756A1 (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-04 | シミズ工業株式会社 | 射出成形装置 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP20027682U patent/JPS59104712U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59104712U (ja) | 1984-07-14 |
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