JPS6340735A - ガラス容器の内面処理方法 - Google Patents

ガラス容器の内面処理方法

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JPS6340735A
JPS6340735A JP18077586A JP18077586A JPS6340735A JP S6340735 A JPS6340735 A JP S6340735A JP 18077586 A JP18077586 A JP 18077586A JP 18077586 A JP18077586 A JP 18077586A JP S6340735 A JPS6340735 A JP S6340735A
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JP
Japan
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heating element
glass vessel
glass container
heat
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP18077586A
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English (en)
Inventor
Masahiro Shigesane
重実 正博
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Individual
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B29/00Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins
    • C03B29/02Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins in a discontinuous way

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、極めて小さなガラス容器の内側面を平滑(透
明)に仕上るガラス容器の内面処理方法に関する。
〔従来の技術〕
例えば、血液の様な試料とか、各種試薬等の成分と性質
を光に当てて分析したり、測定する場合には、これ等の
試料とか試薬等を一般にセルと9呼ばれているガラス製
の小さな容器に入れて分析と測定を行なっているが、こ
のセルは口径を例えば1010mmX10.或は、7 
m X 4 nuと云う様に極めて小さな矩形状に形成
した有底の角管形状を成しているため、製造が頗る面倒
であり、従って、内面の処理も非常に煩雑であった。
従来より行なわれているセルの製造法には、ガラス板を
張合せて製造する方法とか、本出願人等が特願昭58−
212130号(特開昭60−108330号)で出願
済みの加熱真空成形方法等が存在するが、これ等の方法
で製造されたセルは。
長期間に亘って繰返し使用する関係で、使用する試料と
か試薬によるガラスの経年変化を防ぐために、最終仕上
げの段階でセルの内部ガラス面を平滑に研磨する必要が
あった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
研磨には各種の研磨材とか研磨布紙を用いて行なうが、
セルは上述した様に極めて小さく造られているから、内
部を均一に磨き上げることは非常に難しく、特に角部の
仕上げが不正確に成ってパリ等が残ってしまう問題があ
った。また、ガラス面は研磨によって表面上は平滑に仕
上げられるが、実際には表面に非常にちいさな研磨傷が
無数に付くことに成るから、これ等パリとか傷に試料及
び試薬等が付着して洗浄が面倒に成るとか、付着した試
料及び試薬等を洗浄する洗浄水(蒸留水)が上記のパリ
とか偽に付着残留して試料、試薬等を薄め、分析とか測
定に誤差を与えてしまう問題があった。
更に、上記のパリとか研磨傷に付着した試料、試薬等に
よる浸蝕によってガラスの化学特性が犯されて経年変化
が起り、分析とか測定に悪影響を及ぼしてデータにバラ
ツキが生じてしまうと云った問題もあった。
尚、セルの内側をガス炎等で焼いて表面処理することも
考えられたが、ガス炎の熱では口径の小さなセルの内部
を均一な平滑面に仕上げることが難しく、また、ガス炎
の熱によってセル自体が変形して寸法を狂わしてしまう
と云った問題があった。
従って本発明の技術的課題は、セルの様な小さなガラス
容器の内側面を、パリとか傷を残したり変形させたりす
ることなく、短時間で均一な平滑面に仕上げることにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本発明で講じた手段
は以下の通りである。
(1)ガラス容器の内側に発熱体を均一のギャップ間隔
で挿入すること。
(2)上記ガラス容器の内側に挿入した発熱体を発熱さ
せてガラス容器の内側面を瞬時に熱処理すること。
但し、ここに於いてガラス容器とは、セルの様な小さな
ガラス製の透明容器を意味し、また1発熱体とは、高周
波誘導又はその他の電熱手段によって発熱される金属と
かカーボン、或は、セラミックスと云った各種の物質で
造られたものを意味する。
〔作用〕
上記(1)、 (2)の要素から成る手段は以下の如く
作用する。
■上記(1)の要素は、発熱体の熱をガラス容器の内側
全体に均一に作用させて、内側面を均一に仕上げること
ができる。
■上記(2)の要素は、発熱体の発熱によってガラス容
器自体を変形させることなく、また、ガラス表面にパリ
とか傷を残すことなく平滑に焼成して、試料とか試薬、
或は、洗浄水を残留させることなくガラスの特性を遺憾
無く発揮し、分析とか測定等を正確に行なうことができ
る。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した技
術的課題を解決して、前記従来の技術の間 ・照点を解
消することができる。
〔実施例〕
以下に、本発明に係るガラス容器の内面処理方法を実施
する装置の構成と、その処理手順を添付した図面の記載
に基づいて詳細に説明する。
図中、1は前述した特願昭58−212130号の加熱
真空成形方法等を用いて製造した例えばセルの如き小型
透明ガラス容器であって、2はテーブル3上に立設した
金属、或は、カーボンとかセラミックスと云った各種の
物質を用いて造った発熱体を示す。この発熱体2はガラ
ス容器1の内部形状(内部空間)を少し小さくした形状
に造られており、ガラス容器1の内部に挿入自在に構成
されている。
4はガラス容器1を挾持して発熱体2に対して昇降する
支持具で1発熱体2に対してガラス容器1を降下した場
合には、第2図並びに第3図に示す如く、ガラス容器1
の内部に発熱体2を全側面(全周面)並びに上面とも全
て均一のギャップ間隔Tをあけて挿入できる仕組に成っ
ている。
尚、図示した支持具4は実施の一例に過ぎず、例えば、
ガラス容器1の底面側を支持して発熱体2に対して昇降
作動するものであってもよい。また、固定したガラス容
器1に対して発熱体2を進退作動自在に構成して、発熱
体2をガラス容器1の内部に挿入する様に構成してもよ
い。
次に、第1図並びに第2図に於いて、5は上記の発熱体
2を発熱するために発熱体2の周囲に設けた高周波誘導
加熱用のコイルであって、6は高周波発生用の電源部を
示す。この様に周囲をコイル5で囲まれた発熱体2は、
電源部6をオンするとコイル5が発する高周波の電磁界
を受けて瞬時に発熱するものであって、因にその温度は
1000〜1300℃程度で、電源部6の操作によって
制御される発熱時間は1〜3秒程度である。
第3図は発熱体2自体を電気ヒータで構成した場合の実
施例であって、この発熱体2の場合は電源部7をオンす
ると直接発熱する仕組に成っており、その温度と発熱時
間は第1図、第2図に示した実施例の場合と同じである
本発明に係るガラス容器の内面処理方法を実施する装置
は以上述べた如き構成であるから、ガラス容器1の内部
に発熱体2を第2図並びに第3図の如く均一のギャップ
間隔Tをあけて挿入し、次いでこの発熱体2を発熱させ
ると、ガラス容器1の内側面は発熱体2の熱を受けて均
一に加熱処理されて、全ての内側面を平滑に焼成するこ
とができる。また、上記発熱体2による加熱処理は瞬間
的に行なわれるから、ガラス容器1自体が加熱されて変
形することが無く、寸法の狂いは発生しない。
尚、図面にはガラス容器1を1本ずつ加熱処理する装置
が示されているが、実際には多数本のガラス容器1・・
・を並べて1度に加熱処理する装置が使用されることは
勿論である。
〔効果〕
本発明に係るガラス容器の内面処理方法は以上述べた如
くであるから、この方法を用いてセルの内面を処理した
場合には、内面に全く傷を付けることなく平滑に仕上げ
ることができるから、試料とか試薬等がガラス面の傷と
がパリ等に付着して残留することが無く、従って、セル
の洗浄とか掃除を簡単に行なうことができ、また、洗浄
水も残らないから、残留物が全く無い状態でセルを繰返
し使用することができ、常時圧しい分析と測定を行なう
ことができる。また本発明では、加熱処理によって優れ
た透明度を出してガラスの化学特性を向上し、経年変化
を防止することができるから、分析とか測定に好結果を
もたらし、正しいデータを得ることができると云った利
点を発揮できる。
更に1本発明では発熱体をガラス容器(セル)の内部に
挿入して発熱させるだけで用が足りるから、どんなに小
さなガラス容器でも極めて簡単に加熱処理することがで
き、また、装置自体も簡単に構成できる経済的利点も備
えるものであって、上述したセルを始めとする各種ガラ
ス製小容器の内面処理に使用して拘に好適である。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明に係るガラス容器の内面処理方法を具体的
に実行する場合に使用する装置の実施例を示したもので
あって、第1図は加熱処理する前の状態を示した正面図
で、第2図は加熱処理時の状態を示した断面図、第3図
は他の実施例の加熱処理時の状態を示した断面図である
。 1はガラス容器、2は発熱体、Tはギャップ間隔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ガラス容器の内側に発熱体を均一のギャップ間隔で挿入
    し、この発熱体を発熱させてガラス容器の内側面を瞬時
    に熱処理することを特徴とするガラス容器の内面処理方
    法。
JP18077586A 1986-07-31 1986-07-31 ガラス容器の内面処理方法 Pending JPS6340735A (ja)

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