JPS6340708B2 - - Google Patents

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JPS6340708B2
JPS6340708B2 JP55079293A JP7929380A JPS6340708B2 JP S6340708 B2 JPS6340708 B2 JP S6340708B2 JP 55079293 A JP55079293 A JP 55079293A JP 7929380 A JP7929380 A JP 7929380A JP S6340708 B2 JPS6340708 B2 JP S6340708B2
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JP
Japan
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switch
door
terminal
signal line
bit
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Application number
JP55079293A
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English (en)
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JPS574420A (en
Inventor
Nobuo Kondo
Takashi Tsuchida
Kazukyo Okada
Yutaka Okuda
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は自動車のドアの電気的パワーウイン
ド、電磁ロツクなどの電気装置を駆動する自動車
用ドアコントロール装置に関するものである。 従来この種の装置としては、電気式パワーウイ
ンド、或は電磁ロツクなどがある。 この電気式パワーウインドでは、各ドアのウイ
ンドガラスの開閉を電気モータの正逆転駆動にて
制御しており、そのために各ドアの操作スイツチ
および運転席のマスタスイツチが設けられ、その
いずれのスイツチによつてもウインドガラスの開
閉を行なうことが可能になつている。 また電磁ロツクでは、各ドアのロツク機構に設
けたロツク用ソレノイドおよび解除用ソレノイド
の選択通電にてドアロツクおよび解除を制御して
おり、そのために車速センサよりの車速信号が設
定値以上になつたときロツク指令を行なう車速判
定回路および運転席のマスタスイツチを設け、ロ
ツク或は解除の各制御を集中的に行なつている。 従つて、電気式パワーウインドにおいて、運転
席のマスタスイツチと各操作スイツチに関連した
電気配線が多くなつており、またマスタスイツチ
がオープン指令側、ドアの操作スイツチがクロー
ズ指令側にそれぞれ同時期に操作したときに電気
モータの正逆転の両巻線に電流が同時に流れ、焼
損によるモータ破損を招くことがあるという問題
がある。 さらに、上記の電気式パワーウインドに加えて
電磁ドアロツクを設けた場合には、その電気配線
が増々複雑になつてしまうという問題がある。 本発明は上記問題に鑑みたもので、自動車の各
ドアのドア機能を作動させる電気装置と、それの
作動指令を行なう操作スイツチおよびマスタスイ
ツチとの間の電気配線を簡略化することができ、
しかも各操作スイツチとマスタスイツチのどのよ
うな操作に対しても作動の混乱を防止して適切な
作動制御を行なうことが可能になる自動車用ドア
コントロール装置を提供することを目的とするも
のである。 以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。第1図に示す全体構成図において、自動車の
各ドアにおける電気式パワーウインドのオープ
ン/クローズと電磁ドアロツクのロツク/アンロ
ツクをコントロールする為に、運転席の近くに全
ドアの電気式パワーウインドと電磁ロツクを集中
コントロールするマスタスイツチ部を設け、さら
にマイクロコンピユータを中心に構成されるセン
タコンピユータ100を取り付け、助手席側ドア
に端末回路200、後席右側ドアに端末回路30
0、後席左側ドアに端末回路400、ダツシユボ
ードに端末回路500を取り付け、多重信号伝送
のための多重信号線600によつて並列に接続し
ている。そして、センタコンピユータ100の構
成を第2図、助手席ドア端末回路200の構成を
第3図、ダツシユボード端末回路500の構成を
第4図にそれぞれ示す。 多重信号線600と各端末回路との接続は双方
向にデータを伝送可能とする為、第2図、第3
図、第4図の符号600の端子を接続する。その
多重信号線600への出力は各端末回路の出力が
ワイヤードオアで接続状態となり、入力は高入力
抵抗とツエナーダイオードで接続することによつ
て信号線の負荷を軽くしている。 出力トランジスタと信号線600の間には出力
トランジスタを保護する為に100Ω程度の保護抵
抗が接続してある。 まず、第2図において、センタコンピユータ1
00にはマイクロコンピユータを用いており、図
示しない電源回路によつて5Vの電源電圧が供給
され、水晶振動子101のクロツクによつて動作
し、電磁ロツクの操作スイツチ3、電気式パワー
ウインドにおけるコントロールスイツチのクロー
ズスイツチ81、オープンスイツチ82、ワンタ
ツチクローズスイツチ83、ワンタツチクローズ
スイツチ84、助手席オープン/クローズスイツ
チ85、後席オープン/クローズスイツチ86,
87と接続し、運転席ドアのパワーウインドの電
気装置をなす電気モータ93を励磁する為のリレ
ー113,114、電磁ロツク/アンロツクソレ
ノイドを励磁する為のリレー115,116、モ
ータ回転検出センサ94、電磁ロツク51のロツ
ク完了の検出線117及び前記多重信号線600
とインターフエースをとる出力トランジスタ11
1、と保護抵抗111a、入力トランジスタ11
2と抵抗112aとツエナーダイオード112b
に接続してある。そして、スイツチ85,86,
87にてマスタスイツチを構成している。 第3図において、助手席端末回路200は操作
スイツチをなす助手席のパワウインドのオープ
ン/クローズスイツチ220、電気装置をなすパ
ワーウインドモータ293を励磁するリレー21
3,214、電磁ロツク/アンロツクソレノイド
を励磁する為のリレー215,216、モータ回
転検出センサ294、電磁ロツク52のロツク完
了の検出線217及び前記多重信号線600とイ
ンターフエースをとる出力トランジスタ211と
保護抵抗211a、入力トランジスタ212と抵
抗212aとツエナーダイオード212bに接続
してある。さらに各端末の回路にコントロール信
号を割りふる為のセレクトライン230が接続し
てある。 助手席ドアの端末回路と後席の2つの端末回路
はセレクトライン230の接続が異なるのみで他
は第3図に示すものと同じであるため図面は省略
する。 第4図において、ダツシユボード端末回路50
0は車速検出リードスイツチ2、イグニツシヨン
スイツチ61、多重信号線600とインターフエ
ースをとる出力トランジスタ511と保護抵抗5
11a、入力トランジスタ512と抵抗512b
とソエナダイオード512a、およびコントロー
ル信号を割りふる為のセレクトライン530が接
続してある。この端末回路のセレクトは“11”で
ある。 上記した各端末回路200,300,400,
500の各セレクトラインの接続論理は次の第1
表に示すように対応させている。
【表】 第5図に全体システムの電源接続図を示す。7
10はOR回路、720はシステムに車載バツテ
リ6から電源供給する電源リレー、700はシス
テムに電源を供給する電源供給ライン、130は
マイクロコンピユータ100の管理の下でシステ
ムに電源を供給を続ける為のホールド信号線であ
る。 続いて、第6図に多重信号のフオーマツトを示
す。Sは多重信号のスタートを示す同期信号、
C0,C1は各端末回路の指定のためのコントロー
ル信号、C2は入、出力を区分するコントロール
信号、D0,D1,…,D7は次の第2表、第3表に
示すように割当てた制御データをそれぞれ示し、
その後にLレベルのストツプビツトを付加してい
る。そして、Lレベルが論理“0”、Hレベルが
論理“1”に対応している。
【表】
【表】
【表】 次に、第7図は端末回路の詳細構成を示す電気
結線図であり、この同じ構成の回路を4個使用
し、それぞれの端末回路200,300,40
0,500を形成しており、回路構成の共通化を
行なつている。 この第7図において、a1は入力信号端子であ
り、入力バツフアトランジスタのコレクタより多
重信号を入力する。a2,a3はコントロールの切り
換え入力である。a4は出力信号端子であり、出力
バツフアトランジスタのベースに多重信号を出力
する。 a5〜a12は負荷を駆動する為の出力又はスイツ
チセンサ等の入力の為の入力端子である。a13
電源投入時のリセツト回路、a14は発振回路であ
り、水晶、音叉、セラミツク素子等により発振す
る。 まず、端末回路と多重信号の同期について説明
する。電源が投入されると、リセツト回路a13
より、第1のフリツプフロツプb1、第1のカウン
タb2、第2のカウンタb3、第1のシフトレジスタ
b4〜b7、第1のラツチb8,b10、第2のラツチb9
b11、第2のフリツプフロツプb12、第3のフリツ
プフロツプb22はリセツト状態になる。入力a1
り多重信号のスタートビツトが入力されると第1
のフリツプフロツプb1がセツトされ、発振回路
a14の出力が第1のカウンタb2に加えられ、この
第1のカウンタb2の出力により第1のシフトレジ
スタb4〜b7に入力された多重信号の各ビツトのほ
ぼ中央のタイミングで入力信号を記憶して行き、
スタートビツト、3個のコントロール信号、8個
の制御データ、ストツプビツトの計13個のデータ
を記憶すると、第1のカウンタb2と第2のカウン
タb3の論理積出力により、第1のフリツプフロツ
プb1がリセツトされ、発振回路a14の出力と第1
のカウンタb2は開放されると同時に第1のカウン
タb2、第2のカウンタb3、シフトレジスタb4
b7、第3のフリツプフロツプb22はリセツトされ、
次のスタートビツトがa1より入力されるのを待
つ。 次に、入出力端末a5〜a12からの信号入力と多
重化について説明する。電源投入時に、第2のラ
ツチb9,b11はリセツトされる為、AND回路b13
は禁止され、同じくNAND回路b14が活性化され
る。多重信号のスタートビツト、コントロール信
号を受信した時点において、EX−OR回路b21
AND回路b19により、前記信号に続くデータがこ
の端末に有効なデータか否かを判定し、有効であ
ればフリツプフロツプb22,b23をセツトする。そ
の後、フリツプフロツプb22は第1のカウンタか
らのクロツク1周期だけ“1”を出力し、第2の
シフトレジスタb24に入出力端子a5〜a12の状態を
ラツチし、第1のカウンタb2のクロツクにより、
第2のシフトレジスタb24は、受信する多重信号
のデータの各ビツトにほぼ同期して出力端末a4
時分割多重信号を出力する。 次に、入出力端子a5〜a12に負荷駆動出力を出
す方法について説明する。 負荷を駆動する為には第2のラツチb9,b11
セツトする必要があり、多重信号のコントロール
ビツトの3ビツト目を“1”にし、次に続く8個
の制御データに入出力端子a5〜a12の内出力に設
定する端子に対応するビツトに“1”を送ること
により、前記の様にスタートビツト、3個のコン
トロール信号、8個の制御データ、ストツプビツ
トの受信が終了した時点でAND回路b17により、
該データがこの端末の入出力コントロール信号で
あることを調べ、その結果正しければ第2のラツ
チb9,b11にクロツクパルスを送り、第1のシフ
トレジスタb4〜b6の内のデータに対応する8個の
値をラツチすることにより、必要な端子に対応す
るAND回路b13を活性化し、対応するNAND回
路b14を禁止することにより出力可能な状態にす
る。 続いて、この端末に出力すべきコントロール信
号を有する出力データのビツトが0レベルで送ら
れて来ると、前記入出力の設定と同じ様にAND
回路b18の出力パルスにより第1のラツチb8,b10
にラツチされ出力バツフア回路b25がオンになり
負荷を駆動する。 ラツチb9,b10の内で出力として設定されたビ
ツトに対してはAND回路b14の働きにより多重信
号出力a4には0レベルが出力される。 多重信号の0レベル、1レベルは入力端子a1
は出力端子a4に於けるレベルである。 次に、上記構成においてその作動を説明する。 今、イグニツシヨンスイツチ61がオンになる
と、第5図に示す。電源供給ラインによつてセン
タコンピユータ100及び各端末回路200,3
00,400,500に電源が供給され、前記マ
イクロコンピユータは第6図に示すフオーマツト
で、第1表に示す様にコントロールビツトを順次
設定して、第10図に示すフローチヤートの手順
で各端末と送受信を始める。 センタコンピユータ100から各端末回路20
0〜500へ信号を伝送するには第2図の出力ト
ランジスタ111をオン/オフして行う。この出
力トランジスタ111をオンすれば多重信号線6
00はLレベル“0”になり、オフすればHレベ
ル“1”になる。システムの同期をとる為に各多
重信号の始まりで出力トランジスタをオンしてス
タートビツトを送り出す。 センタコンピユータ100は第1表に示すコン
トロールビツトの割りふりを応じて各端末回路2
00〜500と送受信を行う時、該当するビツト
のタイミングの間出力トランジスタ111をオン
にする。 センタコンピユータ100から各端末回路20
0〜500に第2表に示す出力信号を送る場合
は、各負荷を駆動する間データビツトの該タイミ
ングの間出力トランジスタ111をオンにする。 第2表、第3表に示す入力信号を受けとる場合
には、出力トランジスタ111はオフであり、セ
ンタコンピユータ100は入力トランジスタ11
2を通して多重信号線600のレベルを調べ、そ
の多重信号がLレベルであれば端末がデータを送
つていることを検出する。 今、運転席で電磁ロツク/アンロツクスイツチ
3をロツク側に投入すると、センタコンピユータ
100はそれ自身に接続されている運転席のロツ
クソレノイド51の励磁用リレーを駆動し、さら
に各ドアのロツク用ソレノイドを励磁する為に
“000001111111”、“010001111111”、
“001001111111”の信号を順次送ると各ドアの端
末はデータビツトのD0ビツトにある電磁ロツク
信号を判別して、それぞれロツクソレノイドを励
示する。ロツクソレノイドがオンするとロツクソ
レノイドの励磁巻線と直列に接続されているロツ
ク完了検出スイツチがオフになり、端末はロツク
が完了すると、その端末に該当するコントロール
ビツトを持つ多重信号のデータビツトの6ビツト
のタイミングの間、該端末の多重信号線へ出力ト
ランジスタをオンすることにより多重信号伝送ラ
インのレベルをLレベルにする。 センタコンピユータ100はその時の多重信号の
レベルを前記の要領で調べ、ロツクが完了したこ
とを検出すると、その端末のロツクソレノイド駆
動信号すなわちデータビツトのD0ビツトの値を
“0”から“1”にし、該端末のロツクソレノイ
ドを励磁するのを停止させる。センタコンピユー
タ100はそれ自身に接続されている電磁ロツク
の完了を検出しロツク用ソレノイドの励磁を中止
する。ロツクが完了していない端末は該端末のコ
ントロールビツトの値を有するデータビツトの6
ビツトのタイミングにおいて出力トランジスタを
オンしない為、センタコンピユータはHレベルを
検出し、再度ロツクソレノイド駆動信号を送る。 他方、車両の速度が20Km/h以上になると、第
8図のフローチヤートで示す手順で、自動的に各
ドアのロツク用ソレノイドを駆動する為の信号を
前記電磁ロツクスイツチ3をロツク側に投入した
のと同様に多重信号伝送ラインに送出しロツクし
たことを確認して駆動信号を送るのを停止する。
さらに、アンロツク信号を伝送しない様にアンロ
ツクキヤンセルフラグを立てる。 また、運転席でスイツチ3をアンロツク側に投
入すると、センタコンピユータ100は各ドアの
アンロツク用ソレノイドを駆動する為に
“000010111111”、“010010111111”、
“001010111111”、の信号を多重信号線600に送
出し、各ドア端末は、データビツトのD1ビツト
にあるアンロツク信号を判別し、それぞれのアン
ロツクソレノイドを励磁する。アンロツク側に投
入したスイツチ3を元にもどすと、センタコンピ
ユータ100は前記データビツトのD1ビツトを
“1”にして各ドア端末がアンロツクソレノイド
を励磁するのを停止させる。 さらに、運転席のパワウインドスイツチ81を
投入すると、センタコンピユータ100はパワウ
インドモータ93をクローズ側に回転させる為、
リレー113を駆動してモータ93を励磁する。
該スイツチ81を元にもどせばその時点でモータ
の励磁を中止する。 また、スイツチ83を投入すると、センタコン
ピユータ100はワンタツチクローズモードと判
断し、スイツチを元にもどしてもモータ93をク
ローズ側に回転させ続ける。そして、モータが回
転すると回転センサ94がパルスを発生し、セン
タコンピユータ100はこれを調べ、窓が完全に
閉じたか、異物がはさまつてモータの回転が止ま
るとセンタコンピユータ100はパルスを検出で
きなくなりモータの励磁を切り、安全を確保する
様に動作する。 また、スイツチ82,84を投入した場合は、
窓をオープンにする為にリレー114を駆動す
る。また、ワンタツチでオープンさせたいときに
はスイツチ84を投入する。 次に、センタコンピユータ100の助手席ドア
の窓コントロールスイツチ85をクローズ側に投
入すると、センタコンピユータは多重信号線60
0に“000011101111”の信号を送出する。助手席
の端末回路200はコントロールビツト“000”
とデータビツトの3ビツトのパワウインドクロー
ズ信号を検出し、パワウインドモータ293をク
ローズ側に回転させる為、リレー213を駆動し
てモータを励磁する。モータが回路を始めると、
モータの回転センサ294がパルスを発生し、端
末回路200はそれを検出し、該端末に割りふら
れたコントロールビツト“000”をもつ多重信号
のデータビツトのD7ビツトのタイミングの間、
検出したパルスに応じて出力トランジスタ211
をオン/オフすることにより、多重信号線のレベ
ルを変化させる。センタコンピユータ100は前
記の要領でそのパルス入力トランジスタ112を
通して調べることにより、該端末のモータが回転
中であることを知ることができる。 そして、窓が完全に閉まると、モータは回転で
きなくなる。このモータが止まると、前記回転検
出パルスは発生しなくなり、該データビツトの
D7ビツトのレベルは変化しなくなり、センタコ
ンピユータ100は窓が完全に閉じたことを検出
して該データビツトのD2ビツトを“1”にする
ことにより、助手席ドアのパワウインドモータの
励磁を中止させる。 また、窓が完全に閉じなくても、例えば手など
をはさんだ場合において、モータが回転を停止す
れば窓が閉じた場合と同様に励磁を停止させる様
に働き、安全を確保する。 前記センタコンピユータ100の助手席ドアの
窓コントロールスイツチ85をオープン側に投入
した場合、後席ドアの窓コントロールスイツチ8
6,87をクローズ側、オープン側に投入した場
合においてもコントロールビツトとデータビツト
が第1表、第2表に示す様に変わるのみで動作は
前記と同様である。 他方、助手席ドアのスイツチ220をクローズ
側に投入すると、端末はコントロール信号が
“000”の多重信号のデータビツトのD5ビツトの
タイミングの間出力トランジスタ211をオンに
することにより、多重信号線のレベルをLレベル
にする。センタコンピユータ100はこのレベル
を検出すると、運転席のスイツチ85をクローズ
側に投入した場合と同様に、助手席窓クローズ信
号を送り、該スイツチを元にもどし、該D5ビツ
トのレベルが“1”になると、該クローズ信号を
送るのを停止する。 運転席で助手席ドア窓オープンスイツチを投入
し、かつ助手席でクローズスイツチを投入した場
合は、前もつてマイクロコンピユータの中にプロ
グラムしてある座席スイツチ優先の論理により、
運転席側のスイツチは無視され助手席側スイツチ
が優先して有効になる様にし、助手席ドアのパワ
ウインドモータのクローズ側、オープン側が同時
に励磁されない制御を行ない、モータの焼損を防
ぐ。後席の2つのドアについても同様の機能を持
たせる。 例えば、非舗装道路に入つた様な場合、にわか
雨の場合などに全部の窓をワンタツチでクローズ
する場合について述べる。 運転席のワンタツチクローズスイツチ83を一
定時間(例えば1秒)以上投入すると、センタコ
ンピユータ100はワンタツチフルクローズのモ
ードに入り、前もつてプログラムされた第9図の
フローチヤートの手順に従つて全部の窓を順次閉
じて行く様に動作する。ワンタツチフルオープン
のモードも同じ要領でセツトを行う。 信号の送受信は第10図の送受信ルーチンが各
フラグを参照しながら行なう。 他方、ダツシユボード端末は、イグニツシヨン
スイツチの投入状態と、車速検出パルスを第3表
に示す様なデータビツトの割りふりでセンチタコ
ンピユータ100にデータを伝送する。 センタコンピユータ100はコントロールビツ
トが“110”の場合にはデータビツトを送る間出
力トランジスタ111をオフして、多重信号線の
レベルをHレベルにする。イグニツシヨンが投入
されていると、該端末はコントロールビツトが
“111”のデータビツトのD1ビツトのタイミング
の間出力トランジスタ511をオンにし、多重信
号のレベルをLレベルにし、センタコンピユータ
100はこれを入力トランジスタ112を通して
調べることにより、第1図に示す様なフローチヤ
ートの手順でイグニツシヨンスイツチオンフラグ
をセツトする。 センタコンピユータ100は前もつてプログラ
ムされたソフトウエアによりこのフラグがセツト
されている時のみパワウインドモータを各スイツ
チに応じて励磁する様に動作する。 次に、システムの電源の供給について述べる。
パワウインドはイグニツシヨンスイツチ61が投
入されている時のみ動作し、電磁ロツク/アンロ
ツクはイグニツシヨンスイツチ61には無関係に
電磁ロツク/アンロツクスイツチ3によつて動作
する様な構成にする為、第5図に示す様にOR回
路710において、該スイツチ3とイグニツシヨ
ンスイツチ61のどちらか一方が投入されると、
電源供給リレー720を励磁することにより、共
通電源供給ライン700によつてシステムに電源
を供給する。 前記スイツチ3及び61がオフになつた場合
に、リレー720が直ぐにオフしてシステムの誤
動作が発生しない様にセンタコンピユータ100
はホールド信号130を前記OR回路710に送
り、システムを安定状態にした後で該ホールド信
号をオフにしてシステムの電源を切る。 なお、上述の実施例ではワンタツチフルオープ
ン/クローズモードでは全部の窓を順次オープ
ン/クローズして行く様にプログラムしてある
が、電源容量が許せば全部同時にオープン/クロ
ーズコントロールすることも出来る。 そのオープン/クローズスイツチは座席優先の
論理がつけてあるが運転席優先又は優先モード切
り換えスイツチを設定して切り換え可能にしても
良い。 また、モータ及び車速の検出パルスは1ビツト
の巾の間に数個のパルスを入れても良いし、多重
信号の周期でレベルが変化する様にも出来る。 また、電磁ロツク/アンロツクスイツチ及びパ
ワウインドスイツチ及びセンタコンピユータ10
0を車両のセンタコンソールに取り付け、運転席
ドアに端末を取り付け、ダツシユボード端末を廃
止する構成にしても良い。 さらに、他の付加機能として、例えば走行速度
が100Km以上ではパワウインドが動作しない様な
論理も簡単に追加できる。 以上述べたように本発明においては、自動車の
各ドアのドア機能を作動させる電気装置と、それ
の作動指令を行なう操作スイツチ、マスタスイツ
チとの間を多重信号線にて結線しているから、そ
の電気配線を簡略化することができ、電気装置と
して電気式パワーウインド、電磁ドアロツクなど
そのシステムが増加する場合などにより一層有益
になり、しかも各操作スイツチとマスタスイツチ
のどのような組合せ操作に対しても電気装置の作
動の混乱を防止して容易に適切な作動制御を行な
うことができ、電気式パワーウインド、電磁ドア
ロツクなどの複数システムの集中制御を容易に実
現することが可能になるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体の概要構成を示す構成
図、第2図は第1図中のセンタコンピユータ部の
電気結線図、第3図は第1図中の助手席端末回路
部の電気結線図、第4図は第1図中のダツシユボ
ード端末回路部の電気結線図、第5図は電源供給
系統を示す電気結線図、第6図は多重信号のフオ
ーマツトを示す説明図、第7図は端末回路の詳細
構成を示す電気結線図、第8図はセンタコンピユ
ータにおける車速感応型オートドアロツク機能の
フローチヤート、第9図はセンタコンピユータに
おけるパワーウインド制御機能のフローチヤー
ト、第10図はセンタコンピユータにおける多重
信号の送受信機能のフローチヤート、第11図は
センタコンピユータのキースイツチ投入時のフロ
ーチヤート、第12図は本発明のブロツク図であ
る。 41,42,51,52……電気装置の電磁ド
アロツク、81,82……操作スイツチのクロー
ズ/オープンスイツチ、83,84……操作スイ
ツチのワンタツチモードスイツチ、85,86,
87……マスタスイツチをなす助手席用スイツチ
と後席右、左側用スイツチ、93,293……電
気装置のパワーウインドモータ、100……セン
タコンピユータ、200,300,400,50
0……各種端末回路、220……操作スイツチの
助手席オープン/クローズスイツチ、600……
多重信号線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車の各ドアに、そのドア機能を作動させ
    る電気装置およびこの電気装置の作動指令を行な
    う操作スイツチをそれぞれ設け、さらに運転席の
    近傍に前記各電気装置の集中作動指令を行なうマ
    スタスイツチを設けて前記各電気装置を駆動する
    自動車用ドアコントロール装置において、 前記各ドアを結んで双方向多重伝送する多重信
    号線、 所定ドアの前記操作スイツチの操作状態を前記
    多重信号線に送出する端末送信手段、 前記多重信号線からの受信手段と前記多重信号
    線への送信手段とを有し、前記多重信号線から入
    力される前記操作スイツチの操作状態と前記マス
    タスイツチの操作状態とから、前記所定ドアの前
    記電気装置の作動指令信号を発生し、前記多重信
    号線に送出する中央制御手段、および 前記多重信号線からの受信手段を有し、前記多
    重信号線から入力される前記作動指令信号に基づ
    いて前記所定ドアの前記電気装置を駆動する端末
    制御手段 を備えることを特徴とする自動車用ドアコントロ
    ール装置。
JP7929380A 1980-06-11 1980-06-11 Automobile door control unit Granted JPS574420A (en)

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JPS63203444A (ja) * 1987-02-17 1988-08-23 Yazaki Corp 自動車用コントロ−ルユニツトの信号分配システム

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JPS50102784A (ja) * 1974-01-24 1975-08-14

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