JP3528983B2 - 自動車用エンジン制御装置 - Google Patents

自動車用エンジン制御装置

Info

Publication number
JP3528983B2
JP3528983B2 JP23629994A JP23629994A JP3528983B2 JP 3528983 B2 JP3528983 B2 JP 3528983B2 JP 23629994 A JP23629994 A JP 23629994A JP 23629994 A JP23629994 A JP 23629994A JP 3528983 B2 JP3528983 B2 JP 3528983B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
signal
key
ignition
engine control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23629994A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0899604A (ja
Inventor
勝 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpha Corp filed Critical Alpha Corp
Priority to JP23629994A priority Critical patent/JP3528983B2/ja
Publication of JPH0899604A publication Critical patent/JPH0899604A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3528983B2 publication Critical patent/JP3528983B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジン制御装置、
特にステアリングロック装置に固定されたイグニッショ
ンスイッチを介して特定の信号を送出することによりエ
ンジン制御回路を操作できる自動車用エンジン制御回路
に関連する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアを施錠するロック装置とし
て種々の形式の電子錠が公知である。通常4桁の数値を
入力する複数のスイッチを設け、これらのスイッチを所
定の順序に従い指でオン・オフ操作するプッシュスイッ
チ式キ−レスエントリ装置は、現在乗用車、運搬用車
両、建築物又は機密室のドアのロック装置として広く使
用されている。しかし、プッシュスイッチ式キ−レスエ
ントリ装置は複数のスイッチが室外に露出された状態で
設置されるため、盗難防止上望ましくない。
【0003】そこで、モ−ルス信号形式の信号を発生す
る1個のスイッチをオン・オフ動作することにより所定
のコ−ドで解錠する新しい電子錠が提案されている。
【0004】また、例えば、特開昭64−58781号
公報に示されるように、2つのスイッチをオン・オフす
ることにより一致信号を発生するキーレスエントリ装置
は公知である。このキーレスエントリ装置は、各桁の数
値に対応する数のパルスを発生する第一のスイッチと、
各桁の数値の入力完了時に作動されかつ桁入力完了信号
を発生する第二のスイッチと、第一のスイッチから発生
するパルスを計数するカウンタと、第二のスイッチの桁
入力完了信号によりカウンタの出力を記憶するシフトレ
ジスタと、シフトレジスタに記憶された数値と記憶装置
内に予め記憶された数値とを比較し、これらの数値が一
致したとき、一致信号を発生する比較器とを備えてい
る。このキーレスエントリ装置では、第一のスイッチの
操作により各桁の数値を入力し各桁の数値の入力完了時
に、第二のスイッチの操作により作動され桁入力完了信
号を発生するので、各桁の数値が明確に区別された状態
で入力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在自動車のステアリ
ングロック装置に取り付けられたイグニッションスイッ
チはステアリングロック装置を解錠するキーを回転する
ことにより、オフ、ACC、オン及びスタートの順番に
切り換えられる。「オフ」位置では、イグニッションス
イッチがオフ状態となる。「ACC」位置では、イグニ
ッションスイッチがオフ状態のまま、付属の電気装置に
電源が投入される状態となる。「オン」位置では、イグ
ニッションスイッチがオンとなり、エンジンの電気系に
電力が供給される状態となる。「スタート」位置では、
スタータが作動される状態となる。このように、現在の
自動車では、ステアリングロック装置を解錠しない限り
イグニッションスイッチを作動してエンジンを始動でき
ない。
【0006】しかしながら、自動車の盗難の際には、バ
ッテリとエンジンの電気系とを直結することにより、容
易にエンジンを始動できる欠点がある。そこで、例え
ば、米国特許第4148372号明細書に示されるよう
に、キーに取り付けた電気抵抗体が所定の抵抗値である
ときに解錠するロック装置が開示されている。このロッ
ク装置では、キーを紛失したときに新たな電気抵抗値を
記憶できない欠点がある。
【0007】また、特開平2−20781号公報には、
機械式キー及び光学式キーを併用する光学式操作制御装
置が示されている。この光学式操作制御装置は、発光装
置と、発光装置から発射されかつキーの導光部材を通過
した光を選択的に受光する複数の受光センサと、所定の
受光センサの出力を受信した場合に一致信号を発生する
比較手段と比較手段の一致信号で作動される被制御装置
とを備えている。導光部材の他端から放射された光は複
数の受光センサにより選択的に受光され、受光センサか
ら得られた信号は比較手段において所定の信号か否か判
断され、所定の信号であるとき、被制御装置に一致信号
が供給される。
【0008】更に、特公平4−15141号公報には、
電磁結合によりキーからロック装置に信号を送る車両用
キー装置が開示されている。この車両用キー装置は、ロ
ック側に設けた環状コアを有するロータコイルと、キー
側に設けた軸状コアを有するキーコイルとを電磁結合さ
せることにより、キー側からロック側に所定の信号が伝
達されたときに、エンジンを始動させることができる。
【0009】従来のロックシステムは機械式のキーを電
気式又は光学式のキーを併有する点において、優れた盗
難防止効果がある。しかしながら、電気式若しくは光学
式のキー又はそのキーから送出された信号を受信する受
信装置が故障した場合にはエンジンを始動することがで
きない。そこで、特開平6−146675号公報に示さ
れるように、電子式のロック手段の故障時に使用者に対
する救済手段を与えるディジタルキーコード比較装置が
提案されている。このディジタルキーコード比較装置は
シリンダ錠にキーを挿入して解錠した後、入力装置に非
正規のキーコードが入力された場合に、記憶装置と入力
装置からのキーコードが不一致の度毎に一定時間入力手
段の機能を停止する機能停止手段と、前記不一致の回数
を計数し、一定回数に達したときクリアされかつロック
装置への駆動信号を発生するためのトリガ信号を生ずる
計数手段とを備えている。一定時間経過後に入力手段の
機能停止が解除されるとき、警報装置が作動され、操作
者に機能停止の解除が知らされる。このディジタルキー
コード比較装置では、機械式のロック手段にキーを挿入
して機械式のロック手段を解錠した後、入力手段に正規
のキーコードを入力したとき、入力されたキーコードは
比較手段内で記憶装置内に記憶されたキーコードと比較
され、これらが、一致したときに比較手段は被駆動装置
に駆動信号を付与する。非正規のキーコードが入力手段
に入力された場合又は信号発信装置がなんらかの原因で
故障した場合に、比較手段から被駆動装置への駆動信号
は発生しない。この場合に、ディジタルキーコード比較
装置の機能停止手段は記憶手段と入力手段からのキーコ
ードが不一致の度毎に一定時間入力手段の機能を停止す
る。また、計数手段は、前記不一致の回数を計数し、一
定回数に達したときに、自身クリアされかつ被駆動装置
への駆動信号を発生するためのトリガ信号を生ずる。こ
の公報に示される救済手段を実施する場合、エンジンが
始動されるまでの反復操作に長時間を必要とし、不便で
あった。
【0010】そこで、この発明は、ステアリングロック
装置に併用された電気制御装置を比較的短時間でかつ確
実に作動してエンジンを始動できる自動車用エンジン制
御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を達成するための手段】この発明による自動車用
エンジン制御装置は、自動車のステアリングロック装置
(10)と、ステアリングロック装置(10)に固定されたイグ
ニッション回路(11)に設けられたイグニッションスイッ
チ(14)及び信号発生機(26)からのコード信号を受信する
受信装置(21)を備えた電気制御装置(20)とを有する。自
動車用エンジン制御装置は、更に、受信装置(21)が受信
したコード信号と記憶装置内に記憶されたコード信号と
を比較して、これらのコード信号が一致したとき一致信
号を発生する遠隔制御回路(22)と、遠隔制御回路(22)の
一致信号により作動されるエンジン制御回路(18)とを備
えている。この自動車用エンジン制御装置は、更に、イ
グニッションスイッチ(14)をオンした後に、受信装置(2
1)が受信したコード信号と記憶装置内に記憶されたコー
ド信号とが一致しないときに、ステアリングロック装置
(10)を解錠するキー(12)の回転により各桁の数値に対応
する数のパルスを発生できかつイグニッション回路(11)
に設けられた第一のスイッチ(13,15)と、イグニッショ
ン回路(11)に設けられかつキー(12)の回転により各桁の
数値の入力完了時に作動されて桁入力完了信号を発生す
る第二のスイッチ(15,13)と、第一のスイッチ(13,15)か
ら発生するパルスを計数するカウンタ(16)と、第二のス
イッチ(15,13)の桁入力完了信号によりカウンタ(16)の
出力を記憶するシフトレジスタ(16)と、シフトレジスタ
(16)に記憶された数値と記憶装置内に予め記憶された数
値とを比較し、これらの数値が一致したとき、一致信号
を発生する比較器(22)とを備えている。
【0012】この発明の実施例では、第一のスイッチ(1
3,15)は、スタータスイッチ(13)であり、第二のスイッ
チ(15,13)は、ACCスイッチ(15)であり、第一のスイ
ッチ(13)と第二のスイッチ(15)の中間に設けられたイグ
ニッションスイッチ(14)のオン時にキー(12)が中立位置
に保持される。
【0013】
【作用】イグニッションスイッチ(14)をオンした後に、
受信装置(21)が受信したコード信号と記憶装置内に記憶
されたコード信号とが一致しないときに、ステアリング
ロック装置(10)を解錠するキー(12)の回転により各桁の
数値に対応する数のパルスを発生できる第一のスイッチ
(13,15)と第二のスイッチ(15,13)とを所定の順序及び回
数で操作することにより、一致信号を発生してエンジン
制御回路(18)を作動することができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明による自動車用エンジン制御
装置の実施例を図1〜図3について説明する。
【0015】図1に示すように、この発明による自動車
用エンジン制御装置は、ステアリングロック装置10
と、ステアリングロック装置10に固定された電気制御
装置20とを備えている。電気制御装置20はステアリ
ングロック装置10に固定されたイグニッション回路1
1と、送受信機21とを備えている。図1では、イグニ
ッション回路11をステアリングロック装置10から分
離した状態で示すが、実際にはイグニッション回路11
は、公知の構造のように、ステアリングロック装置10
の後部に固定され、ステアリングロック装置10を解錠
するキー12の回転により操作される。
【0016】イグニッション回路11は第1のスイッチ
を構成するスタータスイッチ13と、第2のスイッチを
構成するACCスイッチ15と、スタータスイッチ13
とACCスイッチ15との中間に設けられたイグニッシ
ョンスイッチ14とを備えている。スタータスイッチ1
3、イグニッションスイッチ14及びACCスイッチ1
5は第1の駆動制御回路16に接続され、第1の駆動制
御回路16の出力はオアゲート17を介してエンジン制
御回路18に送出される。また、スタータスイッチ13
はエンジン制御回路18に接続され、イグニッションス
イッチ14は第2の駆動制御回路22に接続される。第
1の駆動制御回路16には発光ダイオード又は液晶構造
を有するインジケータ25が設けられる。スタータスイ
ッチ13とACCスイッチ15の中間に設けられたイグ
ニッションスイッチ14のオン時にキー12が中立位置
に保持される。第1の駆動制御回路16には、第1の駆
動制御回路16の動作シーケンスのプログラムを記憶す
るROM19が接続される。また、キー12には信号発
生機26が設けられ、信号発生機26はステアリングロ
ック装置10に設けられた送受信機21に接近すると、
送受信機21から発生される電磁エネルギを受けて特定
のコード信号を発生する。送受信機21は、信号発生機
26からの遠隔操作信号を受信する。信号発生機26か
ら発生する特定のコード信号を送受信機21が受信した
とき、第2の駆動制御回路22はオアゲート17を介し
てエンジン制御回路18に出力を送出する。第2の駆動
制御回路22には、第2の駆動制御回路22の動作シー
ケンスのプログラムを記憶するROM23が接続され
る。エンジン制御回路18の出力はスタータモータ又は
燃料供給装置より構成されるエンジン制御装置24に送
出される。第2の駆動制御回路22は、送受信機21が
所定のコード信号を含む遠隔操作信号を受信したときに
一致信号を発生する遠隔制御回路である。
【0017】イグニッション回路11、第1の駆動制御
回路16、送受信機21及び第2の駆動制御回路22は
電気制御装置を構成し、図示しないが、第1の駆動制御
回路16はスタータスイッチ13から発生するパルスを
計数するカウンタと、ACCスイッチ15の桁入力完了
信号によりカウンタの出力を記憶するシフトレジスタ
と、シフトレジスタに記憶された数値と記憶装置(RO
M)内に予め記憶された数値とを比較し、これらの数値
が一致したとき、一致信号を発生する比較器と、5秒を
計数する5秒タイマと、10秒を計数する10秒タイマ
とを備えている。カウンタ、シフトレジスタ及び比較器
はマイクロコンピュ−タにより構成される第1の駆動制
御回路16内でプログラム制御される。第2の駆動制御
回路22は予め所定のコード信号を記憶する記憶装置
(ROM)と、送受信機21から送出されたコード信号
を記憶装置内に記憶されたコード信号と比較して、これ
らが一致したときにオアゲート17を通じてエンジン制
御回路18に出力を発生する比較器とを備えている。
【0018】上記の構成において、図1の回路は図2に
示す動作シーケンスのフローチャートに従って作動され
る。
【0019】ステップ30から31に進み、ステップ3
1において第2の駆動制御回路22はイグニッションス
イッチ14がオンしたか否か判断する。ステップ31に
おいてイグニッションスイッチ14がオフ状態のときは
ステップ30に戻り、イグニッションスイッチ14がオ
ンに切り換えられると、ステップ32に進み、送受信機
21がコード信号を受信(データ伝送)する。次に、ス
テップ33に進み、第2の駆動制御回路22内の比較器
は送受信機21が受信したコード信号と記憶装置内に記
憶されたコード信号とを比較する。ステップ33におい
てこれらの照合が一致すると、ステップ51において、
エンジン制御回路18はスタータスイッチ13がオン状
態か否か判断し、スタータスイッチ13がオン状態の場
合は、第2の駆動制御回路22はオアゲート17を介し
て一致信号をエンジン制御回路18に送出し、エンジン
制御装置24を駆動してエンジンを始動させる(ステッ
プ53)。スタータスイッチ13は、図3に示すよう
に、キー12の回転により各桁の数値に対応する数1、
2、3、・・・のパルスを発生する。ステップ51にお
いて、スタータスイッチ13がオフ状態のとき、ステッ
プ52において、ACCスイッチ15がオン状態か否か
判断する。ステップ52において、ACCスイッチ15
がオン状態のとき、ステップ51に戻り、ACCスイッ
チ15がオフ状態のとき、ステップ31に戻る。ACC
スイッチ15は、キー12の回転により各桁の数値の入
力完了時に作動されて桁入力完了信号を発生する。桁入
力完了信号はイグニッションスイッチ14がオフに切り
換えられた状態で表される。
【0020】ステップ33において、第2の駆動制御回
路22内の比較器は送受信機21が受信したコード信号
と記憶装置内に記憶されたコード信号とを比較して、不
一致の場合はステップ34において、5秒タイマが作動
される。次に、ステップ35に進み、スタータスイッチ
13が5秒以上継続してオン状態にあるか否か判断す
る。ステップ35においてスタータスイッチ13がオフ
状態のときは、ステップ54に進み、ACCスイッチ1
5がオンか否か判断する。ステップ54において、AC
Cスイッチ15がオフの場合はステップ31に戻る。ス
テップ54においてACCスイッチ15がオンの場合は
ステップ34に戻る。ステップ35においてスタータス
イッチ13がオンの場合はステップ36に進み、5秒経
過したか否か判断する。ステップ36において5秒経過
しないと、ステップ35に戻り、5秒経過すると、ステ
ップ37に進み、スタータスイッチ13がオフか否か判
断する。スタータスイッチ13が5秒以上継続してオン
状態に維持されたため、第1の駆動制御回路16は、緊
急モードにおいてイグニッション回路11から信号が送
られる状態を認識する。
【0021】スタータスイッチ13がオフの場合はステ
ップ38に進み、スタータスイッチ13がオン状態か否
かを確認する。ステップ38においてスタータスイッチ
13がオフの場合はステップ44にジャンプし、オンの
場合はインジケータ25がオンとなり、操作者に知らせ
ることができる。続いて、ステップ40において、スタ
ータスイッチ13がオンか否か判断し、スタータスイッ
チ13がオフのときは、ステップ41においてインジケ
ータ25がオフとなる。次に、ステップ38で1回スタ
ータスイッチ13がオンになるから、ステップ42にお
いてカウント値に1を加算してステップ43においてカ
ウント値を記録する。
【0022】その後、ステップ44において、イグニッ
ションスイッチ14がオンか否か判断し、イグニッショ
ンスイッチ14がオフのときはステップ45においてA
CCスイッチ15がオンに切り換えられたか否か判断す
る。ACCスイッチ15がオンになると、ステップ46
において桁上げが行われ、ステップ47においてカウン
ト値が4桁に達したか否か判断する。ステップ44にお
いてイグニッションスイッチ14がオンのとき又はステ
ップ47においてカウント値が4桁に達していないとき
は、ステップ38に戻る。
【0023】ステップ47において4桁目に達すると、
ステップ48においてカウントされたコード信号と記憶
回路に記憶されたコード信号とが比較される。ステップ
49において、カウントされたコード信号と記憶回路に
記憶されたコード信号とが一致すると、ステップ51に
戻り、一致しないと、ステップ50に進み、インジケー
タ25に「NG」が表示される。
【0024】図3に示す例では、最初に1回スタータス
イッチ13をオンした後、ACCスイッチ15をオンし
て、1を記憶し、次に、2回スタータスイッチ13をオ
ンした後、ACCスイッチ15をオンし、最後に3回ス
タータスイッチ13をオンした後、ACCスイッチ15
をオンすることにより、3桁のコード「1、2、3」を
形成し、同様に4桁のコードを作成したときに、ステッ
プ54においてコード信号の比較が行われる。このよう
に、本実施例では、スタータスイッチ13とACCスイ
ッチ15を所定の順序及び回数で操作することにより、
一致信号を発生してエンジン制御回路を作動することが
できる。
【0025】この発明の実施態様は前記の実施例に限定
されず、変更が可能である。例えば、スタータスイッチ
13、イグニッションスイッチ14及びACCスイッチ
15を使用する例を示したが、イグニッションスイッチ
14とACCスイッチ15とのオンとオフ又はスタータ
スイッチ13とイグニッションスイッチ14とのオン又
はオフにより第一のスイッチと第二のスイッチを構成し
てもよい。
【0026】
【発明の効果】この発明では、高い盗難防止効果を有す
る自動車用エンジン制御装置を比較的短時間で作動する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による自動車用エンジン制御装置に
使用する略示回路図
【図2】 図1の回路の動作シーケンスを示すフローチ
ャート
【図3】 図1に示すスタータスイッチ、イグニッショ
ンスイッチ及びACCスイッチの出力を示すタイムチャ
ート
【符号の説明】
10・・ステアリングロック装置、 11・・イグニッ
ション回路、 12・・キー、 13・・スタータスイ
ッチ、 14・・イグニッションスイッチ、15・・A
CCスイッチ、 16・・第1の駆動制御回路、 17
・・オアゲート、 18・・エンジン制御回路、 21
・・送受信機、 22・・第2の駆動制御回路、 24
・・エンジン制御装置、 26・・信号発生機、
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−58781(JP,A) 特開 昭58−65879(JP,A) 特開 平5−170051(JP,A) 特開 平2−164644(JP,A) 特開 平5−39767(JP,A) 特開 平2−20781(JP,A) 特開 平6−146675(JP,A) 実開 昭59−142360(JP,U) 特公 平4−15141(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/04 E05B 65/12 E05B 49/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のステアリングロック装置と、ス
    テアリングロック装置に固定されたイグニッション回路
    に設けられたイグニッションスイッチ及び信号発生機か
    らのコード信号を受信する受信装置を備えた電気制御装
    置とを有し、 更に、受信装置が受信したコード信号と記憶装置内に記
    憶されたコード信号とを比較して、これらのコード信号
    が一致したとき一致信号を発生する遠隔制御回路と、 遠隔制御回路の一致信号により作動されるエンジン制御
    回路とを備えた自動車用エンジン制御装置において、 イグニッションスイッチをオンした後に、受信装置が受
    信したコード信号と記憶装置内に記憶されたコード信号
    とが一致しないときに、ステアリングロック装置を解錠
    するキーの回転により各桁の数値に対応する数のパルス
    を発生できかつイグニッション回路に設けられた第一の
    スイッチと、 イグニッション回路に設けられかつキーの回転により各
    桁の数値の入力完了時に作動されて桁入力完了信号を発
    生する第二のスイッチと、 第一のスイッチから発生するパルスを計数するカウンタ
    と、 第二のスイッチの桁入力完了信号によりカウンタの出力
    を記憶するシフトレジスタと、 シフトレジスタに記憶された数値と記憶装置内に予め記
    憶された数値とを比較し、これらの数値が一致したと
    き、一致信号を発生する比較器とを備えたことを特徴と
    する自動車用エンジン制御装置。
  2. 【請求項2】 第一のスイッチは、スタータスイッチで
    あり、第二のスイッチは、ACCスイッチであり、第一
    のスイッチと第二のスイッチの中間に設けられたイグニ
    ッションスイッチのオン時にキーが中立位置に保持され
    る請求項1に記載の自動車用エンジン制御装置。
JP23629994A 1994-09-30 1994-09-30 自動車用エンジン制御装置 Expired - Fee Related JP3528983B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23629994A JP3528983B2 (ja) 1994-09-30 1994-09-30 自動車用エンジン制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23629994A JP3528983B2 (ja) 1994-09-30 1994-09-30 自動車用エンジン制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0899604A JPH0899604A (ja) 1996-04-16
JP3528983B2 true JP3528983B2 (ja) 2004-05-24

Family

ID=16998741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23629994A Expired - Fee Related JP3528983B2 (ja) 1994-09-30 1994-09-30 自動車用エンジン制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3528983B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100570027B1 (ko) * 2004-07-12 2006-04-10 현대자동차주식회사 자동차용 이그니션 키 조합체의 커넥터 장착구조

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0899604A (ja) 1996-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4486806A (en) Electronic door locking system for an automotive vehicle
US6188326B1 (en) Vehicle control system including token verification and code reset features
US6380842B1 (en) Electronic key
US6480117B1 (en) Vehicle control system including token verification and code reset features for electrically connected token
WO1987000234A1 (en) Electronic locking system
WO1998024999A1 (en) Optical drive away prevention security system
JPH08209997A (ja) イグニション・ロック内キー放置警告システム
WO1992002702A1 (en) Remote programming of vehicle functions
JP3528983B2 (ja) 自動車用エンジン制御装置
EP1067028A2 (en) Security apparatus for vehicle
JP2001130381A (ja) 車両用電子キー装置
JP2526232B2 (ja) 車両の盗難防止装置
JP3112585B2 (ja) 車両の盗難防止装置
JP2823447B2 (ja) 車両用盗難防止装置
JP3990038B2 (ja) 車両用盗難防止装置
JPH06156193A (ja) 車両用イグニッションロック装置
JPH0767900B2 (ja) 車輌盗難防止装置
JPH0657524B2 (ja) 車輌盗難防止装置
JP2000033854A (ja) 車両用盗難防止装置
JP2823446B2 (ja) 車両用盗難防止装置
JP2552876B2 (ja) 車輌盗難防止装置
JPH0674694B2 (ja) 車両用電子キ−システム
JPH0995213A (ja) 車両用盗難防止装置
JP2520719B2 (ja) 光学式操作制御装置
RU2191125C2 (ru) Противоугонное устройство управления узлом автомобиля, в том числе системой зажигания, и противоугонное устройство управления узлами автомобиля

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees