JPS6340615A - 熱間圧延のストリツプ巻取設備におけるサイドガイド制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、熱間圧延のストリップ巻取設備におけるスト
リップ巻取時のストリップ先端部の飛び出１−を防止す
るサイドガイドの制御方法に関す５ものである。

（従来の技術） 熱間圧延におけろストリップの製造は第４図に示すよう
に、最終仕上圧延機１を出たストリップＳが、ホ・シト
ランテーブル上を走行し、ピンチロール３を通して、ダ
ウンコイラー４に巻き取られるようになっている。そし
て、ピンチロール３の上流には、ストリップＳのセンタ
リングを目的とし、サイトガイド２か設置されている。

一般に該サイドガイド２の閉タイミングは、ストリップ
Ｓの先端がダウンコイラー４のマンドレルに巻き付いた
時のモーター５のロードリレー信号により５サイドガイ
ド２を左右同時にスｌ−リップ福＋余裕代をもって締め
つけるようにしている。

この方法は、ストリップ母板の曲りに起因するストリッ
プ先端部の幅方向の飛び出しを防止することができない
欠点かあり、次工程ての巻き直しや、フォークリフトや
クレーントングによるハンドリングての押疵、変形を誘
発し、切捨て、歩止り低下となっている。

この対策として１例えば、特開昭５５−３３８３８号公
報には、仕上圧延機でストリップ先端部を特定の厚さに
し、一定長まで圧延し、しかる後、成品板厚に圧延して
、巻き姿不良を防止する方法や、特開昭Ｇｏ−１０Ｈ２
２号公報にはピンチロールの間隙を制御する方法が開示
されている。

（発明が解決しようとする問題点） 前述した特開昭５５−３３８３８号公報記載の技術は、
圧延トップ部の切捨てを余儀なくされ、歩出りの点で問
題があり、特開昭８０−１０８８２２号記載の技術は、
巻姿を良好にする方法ではあるが、ストリップの先端部
を対象とした技術ではなく、先端部の飛び出し防止に対
する良策は見い出せないのが実情である。

尚、サイドガイドを左右同時に、ストリップがマンドレ
ルに到達する前に閉にすることも考えられるが、ガイド
内でのストリップの詰りによるミスコイルを引き起こす
結果となり、実用化は難しい問題がある。

そこで、本発明はこれらの問題点に鑑みストリップ巻取
設備のサイトガイドにおいて、ストリップの巻き取り詩
に３けるストリップ先端部の幅方向飛び出しを防止する
サイドガイドの１υ制御方法を提供することを目的とす
る・ものである。

「発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明における熱間圧延のストリップ巻取設備に３ける
サイドガイド制御方法は、サイドガイドの上流に設置さ
れたキャンバ−検出器によりストリップ先端の曲り方向
を検出し、その検出信号にもとづき曲り方向のサイドガ
イドを単独で閉とし、次いて、ストリップ先端かコイラ
ーマンドレルに巻けいた検出信号により他方のサイドガ
イドを閉とするものである。

（作　用） 本発明においては、ストリップ先端の曲り側のサイドガ
イ１−のみを単独で閉じ、ストリップ先端の案内を行い
、ストリップの先端の巻取り信号によつ、他方のサイト
ガイドを閉じる。

本発明を具体的に説明すると、本発明者は、ストリップ
最先端のストリップ母板曲りに起因する幅方向の飛び出
しを防止する手段として、従来。

左右同タイミングで閉としていたサイドガイドを曲りに
応じて左右で変える実験を行い、最先端部の飛び出し量
を減少させることができる知見を得た。

本発明はこの知見にもとすくもので以下図面に基いて詳
細に説明する。

第１図に本発明のサイドガイド制御方法を示し、第２図
に制御フローチャートを示す。

ストリップＳは、サイドガイド２（２ａ、２ｂ）、ピン
チロール３を通りコイラーマンドレル４に巻き取られる
。サイドガイド２の上流にはストリップ曲りを検出する
キャンバ−検出器６を設置する。

この様な設備において、ストリップＳ先端がキャンバ−
検出器６に来た時、ストリップの曲り方向を検出し、曲
り制御装置９により、曲り方向のサイドガイドのみに単
独で閉の指令を出し、シリンダー７によりサイドガイ、
ドを閉じ方向に移動させる。次いてストリップＳの先端
かピンチロール３を通過し、コイラーマンドレル４に巻
き付いた時、ロートをマンドレルモーター５のロートオ
ン信号検出器８により検出し、その検出信号により曲り
制御装置９を介して前記サイドガイド２をシリンダー７
．７により左右同時に閉とする。実際には、片方のガイ
ドは前工程において単独で閉を行っているので、他方の
みの閉となる。最終的なサイドガイドの締代は予しめス
トリップ幅がわかっているので、ストリップ幅に余裕代
をもって設定される様にする。この余裕代は、ストリッ
プ耳部の疵を発生させない範囲で、小さくすると効果は
大きくなる。

この方法でストリップＳをコイラーマンドレル４に巻取
ったらサイトガイド２ａ、２ｂは、シリンダー７．７に
より開とし、次のストリップにそなえる。

（実施例） 第１実施例 板厚２．６　ａＩａ板幅９５０ｍｍでストリップ走行速
度か６７０　ｍ／ｌｉｎの場合１円す１′トガイト２ａ
。

２ｂ間の距濱は、９５０１１ｍ＋　１００　ｍｕ＋＝１
０５０；ｎｍに設定しておく。そして、キャンバ−検出
器でストリップＳの先端のキャンバ−量か右寄り（第１
図においてサイドガイド２ａ側）に１０５１ｍであるこ
とを検出した。この検出信号によつ曲り制御装こてシリ
ンダーを駆動し、サイトガイ１−２３を４９ｍｍ閉じ側
に移動させた。

次に、コイラーマンドレルに巻き付いたことをロードオ
ン信号検出器で検出し、曲り制御装置で両側のシリンダ
ーに駆動信号を送り、他方のサイトガイド２ｂを４９ｍ
ｍ閉じ側に移動させた。

ストリップかコイラーマン１−レルに巻取り完了後、再
サイ１−ガイドを開口し、次のストリップにそなえる。

その結果、飛び出し量はｙＪ２５ｍｍ＋であった。

従来方法による飛び出し量は第３図に示すように、８０
ｎｍてあり、約届の飛び出し量てすんだ。

第２実施例 キャンバ−量が６５１＠のとき、第１実施例と同一・操
作を行った結果、飛び出し量は約１０１であり、従来の
ＳＯ＋＋＋ｍに比し、効果大てあった。

第３実施例 キャンバ−量が２０χｍのとき第１実施例と同一操作を
行った結果、飛び出し量は約５１であり、従来の２０＋
ｍに比し効果大であった。

［発明の効果］ 従来のコイラー前サイトガイド制御方法では。

防止不可能であった、ストリップ最先端部の飛出しを防
止することができる。

その結果、ストリップの倦姿を向上させ、倦姿不良によ
る次工程追加の省幣、ハントリンク時の飛出し部の疵つ
きによる歩出り低下か防止てきる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る熱間圧延のストリップ巻取設備に
おけるサイトガイド制御方法の一実施例の平面図、ｍ　
２図はその制御フローチャート、第３図は未発１１と従
来例との飛び出し量の比較図、第４図は従来装若の側面
図である。 第３図 飛び出し〒（Ｋ） 本完明　　　　　キＹンハー土　　　　　　従　来すイ
ト刀介゛初期該足 （板幅＋＋００ｆｉ″′） 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. サイドガイドの上流に設置されたキャンバー検出器によ
   り、ストリップ先端の曲り方向を検出し、その検出信号
   にもとづき曲り方向のサイドガイドを単独で閉とし、次
   いで、ストリップ先端がコイラーマンドレルに巻付いた
   検出信号により他方のサイドガイドを閉とすることを特
   徴とする熱間圧延のストリップ巻取設備におけるサイド
   ガイド制御方法。