JPS6340455Y2 - - Google Patents

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JPS6340455Y2
JPS6340455Y2 JP6144480U JP6144480U JPS6340455Y2 JP S6340455 Y2 JPS6340455 Y2 JP S6340455Y2 JP 6144480 U JP6144480 U JP 6144480U JP 6144480 U JP6144480 U JP 6144480U JP S6340455 Y2 JPS6340455 Y2 JP S6340455Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
container
synthetic resin
mounting piece
flange
bracket
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Expired
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JP6144480U
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English (en)
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JPS56163024U (ja
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Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ラジエータのリザーブタンクや窓
ガラス洗浄水貯蔵用タンクのような小型の容器と
して自動車の車体に取付られる合成樹脂製容器の
改良に関する。
上述のような小型の合成樹脂製容器をブラケツ
トを介して車体に取付けることが広く行なわれて
いる。このような小型容器を車体に取付ける構造
の一つとして第1図に示すような構造がある。こ
の構造は、大径部と小径部とを連続させた倒立だ
るま状の孔1,1を有するブラケツト2と、側面
に茸状の突起3,3を突出させた合成樹脂製の容
器4とから成つており、車体に固定したブラケツ
ト2の孔1,1に突起3,3を係合させることに
より、該ブラケツト2を介して容器4を車体に取
付けるものである。中空体を合成樹脂で造るに
は、射出成型、回転成型、ブロー成型等の方法が
ある。射出成型は内型、外型により中空体の肉厚
を所定の通りにでき、回転成型は直交する二つの
回転軸により回転する型内に入れた材料を遠心力
で型の内面に圧着させるので、肉厚の不同の少な
い中空体ができるが、装置が複雑、高価であり、
操作も面倒である。ブロー成型は予め筒状に造つ
た合成樹脂材料を割り型で挾み、材料の一端を割
り型で挾んで閉じ他端から空気を吹込んで材料を
膨張させ割り型内面に圧着させて成型するから、
装置が安価で操作も容易であるため、広く普及し
ているが、型の凹凸の差が大きいと、できた中空
体の肉厚が薄くなる性質がある。
従来は、このような構造により車体に取付けら
れる容器4の突起3,3を、容器4を合成樹脂に
よりブロー成型する際に、該容器4と一体に成型
していたため、次に述べるような不都合を生じて
いた。即ち、ブロー成型時に、突起3,3の部分
は他の部分よりも余計に吹膨されるため、該部分
の肉厚が薄くなり、突起3,3のブラケツト2の
孔1,1に係止する際に容器壁が破れて容器内の
液体が漏洩すると言つた故障が生じ易い。
本考案の合成樹脂製容器は以上のような不都合
を解消してブロー成型の利用を可能にしたもので
ある。
以下、実施例を示す図面により本考案を説明す
る。
第2〜3は本考案の合成樹脂製容器に固着され
る取付片5を示している。該取付片5は、ポリプ
ロピレンのような比較的変形し易い合成樹脂材料
により一体成型されたもので、全体を有底の略円
筒状に形成されている。取付片5の開口側外周に
はフランジ6が形成され、底部外側面には矩形の
凸部7が形成されている。8は円筒部9の底部寄
り半部外周面に形成された環状の突条、10は円
筒部9の内側を左右方向に亘つて仕切るリブであ
る。
上述のように形成された取付片5は、容器4を
合成樹脂のブロー成型により造る際に、第4〜5
図に示すように容器壁の一部に包み込まれる。即
ち、フランジ6と容器4の外壁面との間に、ブラ
ケツト2(第1図)の板厚に相当する間隙(第
5図)が介在するように取付片5を型の内部に装
置して容器4をブロー成型する。
このため、取付片5の底部寄りの部分が容器4
の中に包み込まれる。容器4に包み込まれた取付
片5は突条8、8により容器4から抜け出ること
を防止され、また矩形の凸部7により容器4に対
して回動するのを阻止される。
本考案の合成樹脂製容器は、以上に述べたよう
に構成されるので、最も普及していて利用し易
く、製造コストも底くなつて有利なブロー成型を
使用してもブラケツト2への取付部が破損して内
容液の露出や容器の脱落といつた故障を防止でき
るだけでなく、従来、面倒であつたブロー成型後
の突起部分のばり取り作業が不要になる。また取
付片5は極めて小さいから、合成樹脂の射出成型
により造つても安価であり、その形状も任意に選
択できる等の実用上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の合成樹脂製容器と該容器を車体
に取付けるためのブラケツトとを示す斜視図、第
2図以下は本考案の実施例を示しており、第2図
は取付片の正面図、第3図は第2図のA−A断面
図、第4図は容器の縦断側面図、第5図は第4図
のB部拡大図である。 2:ブラケツト、4:容器、5:取付片、6:
フランジ、8:突条、9:円筒部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底円筒状で開口側外周部にフランジ6を有
    し、円筒部の底部寄り半部外周面に環状の突条8
    を形成し、底部外面に矩形の凸部7を形成した合
    成樹脂の取付片5の底部寄り部分を、フランジ6
    と容器外面との間に取付け用のブラケツトの板厚
    に対応する間隙を介在させた状態で容器4のブロ
    ー成型時に該容器4の外側面に包み込んだことを
    特徴とする合成樹脂製容器。
JP6144480U 1980-05-07 1980-05-07 Expired JPS6340455Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6144480U JPS6340455Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07

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JP6144480U JPS6340455Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56163024U JPS56163024U (ja) 1981-12-03
JPS6340455Y2 true JPS6340455Y2 (ja) 1988-10-21

Family

ID=29655830

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JP6144480U Expired JPS6340455Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59151769U (ja) * 1983-03-31 1984-10-11 日産ディーゼル工業株式会社 フル−ドリザ−バ装置
US6967283B2 (en) 2001-03-20 2005-11-22 American Power Conversion Corporation Adjustable scalable rack power system and method

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Publication number Publication date
JPS56163024U (ja) 1981-12-03

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