JPS6340176A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像形成装置に関する。更に詳しくは、感光体
や誘電体等の像担持体に電子写真・静電記録等の公知の
作像プロセスにより目的画像を形成し、その像担持体に
対して転写材を搬送して像担持体側の画像を該転写材側
へ転写する方式のいわゆる転写式画像形成装置に関する
。

〔従来の技術〕

この種の画像形成装置においては、各種の転写材搬送ロ
ーラが用いられる０例えば、像担持体上の画像を転写材
に転写するための転写帯電器よりも転写材搬送路の上流
側においては、クラッチによりオン・オフ制御されてカ
セット内の転写材を間欠的に送り出すピックアップロー
ラ、同じくクラッチによりオン拳オフ制御されて転写材
の先端レジスト合せ及び斜行取りを行うレジストローラ
、像担持体の直前に配設され常時回転する転写前ローラ
等がある。

そのため例えば、上記の各転写材搬送ローラと像担持体
とをモータ等の共通１個の駆動源で駆動する系では、上
記クラッチをオン・オフする際の振動が画像転写部位へ
伝わり、あるいはその振動が運動系を伝わり像担持体等
の回転むらが発生し画像むらの原因になっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

そこで上記の欠点を除去するためモータ等の駆動源を２
個設け、第１の駆動源により像担持体のみを駆動し、第
２の駆動源で転写材搬送ローラを駆動する方式を用いれ
ば、像担持体の回転むらは防止されるが、像担持体から
転写材へトナー像を転写中に転写材を保持している像担
持体直前の転写前ローラの回転むら、例えば転写材搬送
路のさらに上流側にある前記のピックアップローラ等を
オン・オフするクラッチの振動が駆動系を介して転写材
を保持している転写前ローラに伝わることによる転写材
搬送速度のむらにより、転写部位において像担持体と転
写材とに速度のずれが生じ、やはりこれが画像むらの原
因になっていた。

本発明は、上記の画像転写中に生ずる転写材と像担持体
との速度差に起因する画像むらの発生を防止することを
目的とする。

口、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、像担持体と、その直前に設けられた転写材搬
送ローラとを回転駆動させる第１の駆動源を有する第１
の駆動系と、上記の転写材搬送ローラ以外の転写材搬送
ローラを回転駆動させる上記第１の駆動源とは別の第２
の駆動源を有する第２の駆動系とを備えたことを特徴と
する。

〔作　用〕

像担持体と、その直前に設けられた転写材搬送ローラと
を回転駆動させる第１の駆動源を有する第１の駆動系と
、上記搬送ローラ以外の例えばピックアップローラやレ
ジストローラ等のクラッチで断続回転する転写材搬送ロ
ーラを回転駆動させる第２の駆動源を有する第２の駆動
系とを各々別個独立に設けたことにより、上記クラッチ
断続時の振動が駆動系を介して像担持体もしくはその直
前の転写材搬送ローラに波及するのが防止されると共に
、転写材の搬送速度と像担持体の周速度とにずれを生ず
るのが防止される。

〔実施例〕

第１図は本発明を適用した画像形成装置の要部の正面図
である。図においてｌは像担持体としてのドラム型感光
体で、その周囲には一次帯電器φ現像器・クリーニング
装置等の公知の像形成プロセス機器が配設されているが
図には省略した。Ｄｌは転写帯電器、Ｄ２は分離帯電器
である。

２はカセットＣ内の転写材Ｐを適時１枚宛取出すピック
アップローラで、そのローラ２により取出された転写材
Ｐは一対のレジストローラ３・３により像担持体とのタ
イミング合せおよび斜行が修正されて像担持体１の直前
に設けた一対の転写前ローラ４φ４で転写帯電器Ｄ１と
像担持体１との間に導かれる０次いで、その転写材Ｐは
上記転写前ローラ４・４で送られながら転写帯電器Ｄｉ
で像担持体上のトナー像が順次転写され、分離帯電器Ｄ
２で像担持体から分離された後、駆動ローラ５１と従動
ローラ５２とに懸回した搬送ベルト５で一対の定着ロー
ラ６・６間に導かれて定着される。

そして本例は、上記の感光ドラムｌと、その直前の転写
材搬送ローラすなわち転写前ローラ４とを駆動する第１
の駆動系Ａと、上記ローラ４以外の転写材搬送ローラす
なわちピックアップローラ２・レジストローラ３−＠送
ベルト駆動ローラ５１・定着ローラ６を駆動する第２の
駆動系Ｂとに分け、その各駆動系Ａ−Ｈに各々別個の駆
動源を備えたものである。

第２図は、第１図装置の背面側に設けられた上記駆動系
を示すもので、Ｍｌは第１の駆動源としてのモータであ
り、その駆動力が出力軸１０上の歯車１１から中間歯車
１２を介して感光体駆動歯車１ａに伝達されて感光体１
が回転駆動される。

又上記の中間歯車１２からそれと同径の別の中間歯車１
３を介して転写前ローラ４の駆動歯車４ａに駆動力が伝
達されて転写前ローラ４が上記感光体１と連動して感光
体と同一周速度で回転駆動される。

Ｍ２は第２の駆動源としてのモータであり、その出力軸
２０上のスプロケット２１から前記の各ローラ２・３・
５１・６の各駆動用スプロケット２ａ＊３ａ＊５１ａ＊
６ａにチェーン２２で回転力が伝達される。

ピックアップローラ２は、上記駆動スブロケッ）２ａか
らクラッチ（不図示）を介して適時に回転力を受はカセ
ットＣ内の転写材を間欠的に送り出す。レジストローラ
３は、駆動スプロケット３ａからクラッチ（不図示）・
歯車２３・２４を介して回転力を受け、クラッチのオン
・オフにより間欠回転される。また搬送ベルト５は、駆
動スプロケッ）５１ａから駆動ローラ５１に動力が伝達
されることにより常時矢示方向に回転する。さらに定着
ローラ６は、駆動スプロケット６ａから一対の歯車２５
−２６を介して動力が伝達される。

２７はテンションスプロケットである。

上記の構成において、感光体１から転写材Ｐにトナー像
を転写している際には、転写材Ｐは転写前ローラ４によ
り保持されており、その転写前ローラ４は感光体１と同
一の駆動源による同一のソ動系Ａ内において感光体ｌと
同一の周速度で回転し、しかも上記ローラ４以外の転写
材搬送ローラをチェーン駆動する振動や回転むらの多い
駆動系Ｂとは独立しているため、回転むらを生ずること
もなく、転写材と感光体との速度のずれは発生しない。

従って濃度むらのない高品位の画像が得られる。

ハ、発明の効果 本発明は上記のように、像担持体１と、その直前に設け
られた転写材搬送ローラ４とを駆動する第１の駆動源Ｍ
１を有する第１の駆動系Ａと、上記の転写材搬送ローラ
４以外の例えばクラッチで断続回転させるピックアップ
ローラ２・レジストローラ３等を含む転写材搬送ローラ
を駆動する第２の駆動源Ｍ２を有する第２の駆動系Ｂと
を各々別個独立に構成したから、前記従来の転写時の転
写材と像担持体との速度差に起因する画像むらの発生を
確実に防止できるもので、特に高品位の画質が要求され
る画像形成装置に有効適切である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明画像形成装置の要部の正面図、５Ｓ２図
はその背面側に設けられた駆動系を示す本発明装置の背
面図である。 １は像担持体、２〜６は転写材搬送ローラ、Ｍｌは第１
の駆動源、Ｍ２は第２の駆動源、Ａは第１の駆動系、Ｂ
は第２の駆動系。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）像担持体と、その直前に設けられた転写材搬送ロ
   ーラとを回転駆動させる第１の駆動源を有する第１の駆
   動系と、上記の転写材搬送ローラ以外の転写材搬送ロー
   ラを回転駆動させる上記第１の駆動源とは別の第２の駆
   動源を有する第２の駆動系とを備えたことを特徴とする
   画像形成装置。