JPS6340059B2 - - Google Patents

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JPS6340059B2
JPS6340059B2 JP52106531A JP10653177A JPS6340059B2 JP S6340059 B2 JPS6340059 B2 JP S6340059B2 JP 52106531 A JP52106531 A JP 52106531A JP 10653177 A JP10653177 A JP 10653177A JP S6340059 B2 JPS6340059 B2 JP S6340059B2
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JP
Japan
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signal
word
read
write
bit
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JP52106531A
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English (en)
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JPS5439610A (en
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Akira Iga
Kentaro Odaka
Toshitada Doi
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10653177A priority Critical patent/JPS5439610A/ja
Publication of JPS5439610A publication Critical patent/JPS5439610A/ja
Publication of JPS6340059B2 publication Critical patent/JPS6340059B2/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばオーデイオ信号をPCM変調
することにより得られるPCM信号をテレビ信号
と同様の信号形態に変換して伝送するようにした
PCM信号伝送方法に関する。
かかるPCM信号伝送方法は市販されているテ
レビ信号記録再生用の装置であるVTRをそのま
ま利用してPCM信号を記録再生でき、高品位の
オーデイオ再生を身近なものとすることができる
利点がある。
本発明の目的はこのようなPCM信号伝送方法
に関して、構成が複雑化することなく、ドロツプ
アウト等によるバースト誤りが生じても、これを
有効に補正することを可能とするものである。
以下、本発明の適用されたPCM信号記録再生
装置の一例について説明するに、第1図はその概
略である。第1図において1は例えば回転2ヘツ
ド形のVTRを示す。このVTR1はその記録信号
入力端子1iから与えられるテレビ信号を記録系
を介して一対の回転磁気ヘツドに供給し、テレビ
信号の1フイールドを磁気テープに傾斜したトラ
ツクとして記録するものである。また、VTR1
の再生信号出力端子1oには、磁気テープより再
生された信号が再生系を介することにより形成さ
れたテレビ信号が取り出される。このVTR1は
一般に固定ヘツド方式に比べて伝送帯域が広い特
長を有しており、このVTR1によりテレビ信号
と信号形式が同一とされたPCM信号を記録再生
するものである。
即ち2L及び2Rは夫々ステレオオーデイオ信
号の左方信号及び右方信号が供給される端子であ
り、これら左方信号及び右方信号は夫々ローパス
フイルタ3L及び3R、サンプリングホールド回
路4L及び4R、AD変換器5L及び5Rを介さ
れることによりPCM変調される。このAD変換器
5L及び5Rのデジタル出力は並列コードである
ので、並列直列変換器6により直列形式とされ、
時間軸圧縮回路7に供給され、時間軸圧縮回路7
の出力が同期信号混合回路8に供給される。時間
軸圧縮回路7及び同期信号混合回路8はPCM信
号ををテレビ信号と同一の信号形態とするもの
で、前者によりテレビ信号における垂直ブランキ
ング期間に相当するデータ欠如期間が形成され、
後者によりテレビ信号における垂直同期信号及び
水平同期信号に相当する同期信号(これらの同期
信号も垂直同期信号及び水平同期信号と呼ぶ)が
付加される。この同期信号混合回路8の出力が
VTR1の記録信号入力端子1iに供給される。
即ち第2図はこの記録されるPCM信号の1フ
イールド期間(262.5H、但しHは1水平期間)
を示すもので、垂直同期信号VD、等価パルス
EQ1及びEQ2を含む8Hの垂直ブランキング期間
とその前後の期間にはデータが挿入されず、例え
ば245Hの期間において水平同期信号HDで規定
される1Hの期間毎にPCM信号の3ワード及び誤
り検出コードとしてのCRCコードが挿入される。
この1Hの期間に挿入される信号は第3図に拡大
して示すように、8ビツト相当のパルス幅の水平
同期信号HD及びその後の8ビツト相当のパルス
幅のバツクポーチを含む期間IBGの後から、各ワ
ードが26ビツトのコードが3ワード挿入され、そ
の後に16ビツトのCRCコードが挿入されてなる
もので、ビツトタイミングパルスの周波数は
1.764〔MHz〕とされ、1Hの期間は112ビツト相当
の期間となる。このデータの1ワードは夫々13ビ
ツトの左右のオーデイオ信号が直列に配されたも
ので、第3図では簡単のため“1”と“0”が交
互の場合を表わす。CRCは巡回コードによる誤
り検出方法で、3ワード分の情報ビツト(計78ビ
ツト)を多項式で表わして、これを予め定められ
た生成多項式により、2を法とする演算に従つて
除算し、そのときの余りをCRCコードとして情
報ビツトに付加するようにエンコードを行ない、
誤り検出は、受信された情報ビツト及びCRCコ
ードを生成多項式で除算することによつて行なわ
れるものである。つまり、受信コードが生成多項
式で割りきれれば誤りがないものと判別され、割
りきれず何等かの余りが生じれば、誤りがじてい
るものと判別されるものである。また、第4図に
示すように垂直ブランキング期間は、奇数フイー
ルド及び偶数フイールドでテレビジヨン信号と同
様に1/2Hのずれをもたせられており、3Hの期間
の等価パルスEQ1、3Hの期間の垂直同期信号VD
及び2Hの期間の等価パルスEQ2が連続している
ものである。そして、奇数フイールドで等価パル
スEQ1の前の8Hの期間及び当価パルスEQ2の後
の2Hの期間にはPCM信号が挿入されず、従つて
データ欠如期間IRGは18Hとされ、偶数フイール
ドでは等価パルスEQ1の前の7.5Hの期間及び等価
パルスEQ2の後の1.5Hの期間にはPCM信号が挿
入されず、従つてデータ欠如期間IRGは17Hとさ
れる。つまり、データ欠如期間IRGは平均して
17.5Hとされており、PCM信号は1フイールドあ
たり245Hの期間に挿入されている。
再生時では、第2図と同様なPCM信号が同期
信号分離回路9を介して時間軸伸長回路10に供
給される。この場合、後述のように、誤り検出回
路が設けられる。この時間軸伸長回路10の出力
に連続したPCM信号が現れ、これが直列並列変
換回路11により、並列コードに変換される。そ
してDA変換器12L及び12Rとローパスフイ
ルタ13L及び13Rの系路を介することによ
り、出力端子14Lに左方信号が得られ、出力端
子14Rに右方信号が得られる。
時間軸圧縮回路7及び時間軸伸長回路10は
RAMで実現される。また記録系には後述のよう
に基準発振器が設けられ、基準発振器の出力から
サンプリングホールド回路4L,4Rに対するサ
ンプリングパルス、AD変換器5L,5R、並列
直列変換器6及び時間軸圧縮回路7に対するクロ
ツクパルス等が形成される。一方、再生系では後
述のように再生PCM信号から分離された同期信
号HD,VDをタイムベースとして時間軸伸長回
路10、直列並列変換器11、DA変換器12
L,12Rに対するクロツクパルスが形成され
る。
かかる記録再生装置において時間軸圧縮回路7
及び時間軸伸長回路10は時間軸の圧縮及び伸長
処理を1レコード単位で行なうものである。ま
た、時間軸を変換するために書込みと読出しを非
同期で行なうように、RAMに対する制御が工夫
されている。そして時間軸圧縮回路7を構成する
RAMの容量は時間軸圧縮量を考慮して定めら
れ、時間軸伸長回路10を構成するRAMの容量
は時間軸伸長回路及びVTR1において時間軸変
動の量を考慮して定められている。
更に、上述のPCM信号記録再生装置の一例に
ついて詳述するに、第5図は時間軸圧縮回路7の
周辺装置を示すものである。第5図において、2
0は基準発振器を示し、これより14.112〔MHz〕
の基準パルスが発生し、これが同期信号発生回路
19及びパルス発生回路21に供給される。同期
信号発生回路19からは記録同期信号RSYが発
生する。またパルス発生回路21からは、書込み
ビツトクロツクRWBC、書込みワードクロツク
RWWC、読出しビツトクロツクRRBC、読出し
ワードクロツクRRWCが発生すると共に、CRC
エンコーダに対する制御パルスGG0及びRHDが
発生する。
書込みビツトクロツクRWBCは、サンプリン
グホールド回路4L,4Rにおけるサンプリング
周波数44.1〔kHz〕の32倍の1.4112〔MHz〕の周波
数であり、このサンプリング周波数と書込みワー
ドクロツクRWWCの周波数は等しい。また読出
しビツトクロツクRRBCは、1.764〔MHz〕の周波
数とされている。
また、記録同期信号RSYがゲート信号発生回
路23に供給され、これにより第6図Aに示す書
込み動作の開始及び停止を制御する書込みゲート
信号RWGが形成されると共に、第6図Bに示す
読出し動作の開始及び停止を制御する読出しゲー
ト信号RRGが形成される。記録系では時間軸の
圧縮がなされるから、書込みゲート信号RWGに
より、PCM信号は連続してRAMに書込まれ、一
方、読出しゲート信号RRGにより、データ欠如
期間IRGにおいては読出しが休止されるようにし
てRAMからPCM信号は読出される。
この書込みゲート信号RWGにより制御される
書込みゲート回路24Wと読出しゲート信号
RRGにより制御される読出しゲート回路24R
が設けられている。書込みゲート回路24Wを通
過した書込みビツトクロツクRWBC及び書込み
ワードクロツクRWWCが夫々書込み側のビツト
アドレスカウンタ25WB及びワードアドレスカ
ウンタ25WWに供給され、一方、読出しゲート
回路24Rを通過した読出しビツトクロツク
RRBC及び読出しワードクロツクRRWCが夫々
読出し側のビツトアドレス25RB及びワードア
ドレスカウンタ25RWに供給される。更に、後
述するように本例ではPCM信号順序を並びかえ
るインターリーブを記録時に行ない、一方再生時
ではこの順序をもとの順序に戻すデインターリー
ブを行なつているので、このインターリーブ及び
デインターリーブの1単位である1ブロツクを指
定するためのブロツクアドレスカウンタ25WL
及び25RLが設けられている。そしてインター
リーブは読出しアドレスの制御でなされているの
でインターリーブ制御回路30が設けられてい
る。このインターリーブ制御回路30を介された
読出し側のアドレスカウンタの出力がアドレスセ
レクタ26に供給される。また書込み側のビツト
アドレスカウンタ25WB、ワードアドレスカウ
ンタ25WW及びブロツクアドレスカウンタ25
WLの出力がアドレスセレクタ26に供給され
る。そしてアドレスセレクタ26により書込み側
又は読出し側の何れかのアドレスが選択され、こ
の選択されたアドレスがRAM27に対して与え
られる なお、RAM27に入力されるPCM信号はラツ
チ回路28を介されることにより書込みビツトク
ロツクRWBCに同期したものとされる。
第7図Aは書込みビツトクロツクRWBCを示
し、同図Bは32ビツト周期の書込みワードクロツ
クRWWCを示す。RAM27に対する入力デー
タRDiは第7図Cに示すもので、26ビツトが1ワ
ードの情報ビツトである。
そしてRAM27の読出し出力はCRCエンコー
ダ31に供給される。CRCエンコーダ31には
パルス発生回路21から制御パルスCG0及び
RHDが供給される。即ち第8図Aに示す読出し
ビツトクロツクRRBCと同図Bに示す読出しワー
ドクロツクRRWCに対し、制御パルスRHDは同
図Cに示すように3ワード分の情報ビツト及び
CRCが存在すべき期間でのみ“1”となるもの
で、制御パルスCG0は、同図Dに示すように3ワ
ード分の情報ビツトが存在する期間でのみ“0”
となるものである。制御パルスRHDの立上りで
CRCエンコーダ31はリセツトされ、制御パル
スCG0が“1”のときにCRCが発生するようにな
される。従つてCRCエンコーダ31の出力に現
れる信号RD0は第8図Eに示すもものとなる。そ
して同期信号混合回路8にて第8図Fに示す記録
同期信号RSYが付加されて第2図に示すように
テレビ信号と同一の信号形態とされ、VTR1に
供給される。
上述のようにひとつのRAM27を用いて時間
軸の圧縮を行なうために、非同期で書込み動作及
び読出し動作がなされる。これは、アドレスセレ
クタ26に加えられて書込みアドレス或いは読出
しアドレスの選択を制御する制御信号ADSLCT
とRAM27の書込み読出し制御回路(図示せ
ず)に供給される制御信号WEによつてなされ
る。これら制御信号ADSLCT及びWEはメモリ
ー制御信号発生回路29により書込みビツトクロ
ツクRWBC及び読出しビツトクロツクRRBCか
ら形成される。即ち第9図Aに示すような周期
TW(約710〔ns〕)の書込みビツトクロツクRWBC
と同図Bに示すような周期TR(約570〔ns〕)(TW
>TR)読出しビツトクロツクRRBCから、同図
Cに示す制御信号WE及び同図Dに示す制御信号
ADSLCTが形成される。そして、これら制御信
号WE及びADSLCTにより第9図においてtWで示
す書込みサイクルとtRで示す読出しサイクルが互
いに重複しないように規定され、書込みサイクル
tWにおいてPCM信号がRAMの所定の書込みアド
レスに書込まれ、読出しサイクルtRにおいて所定
読出しアドレスからPCM信号が読出される。
また、ワード単位のインターリーブは、第10
図Aに示す1フイールド分即ち(245×3)=735)
ワードを92ワード毎にB1〜B8の8ブロツクに分
割することによりなされる。第10図の数字は各
1ワードを示す。この場合、8番目のブロツク
B8は91ワードとなる。そして各ブロツクB1〜B8
は、夫々の奇数番目(1番目、3番目、……91番
目)のワードと夫々の偶数番目(2番目、4番
目、……92番目)のワードとに分けられ、直列化
された奇数番目のワードの後に直列化された偶数
番目のワードが続くようにされる。このようなイ
ンターリーブは、インターリーブ制御回路30に
おいて、各ブロツクの奇数番目のワードを読出す
46ワード期間は、ワードカウンタ25RWの最下
位ビツトを“1”に固定し、次の46ワード期間は
この最下位ビツトを“0”に固定することにより
実現することができる。
そしてCRCエンコーダ31の出力に現れる信
号RD0の1フイールド分は、最初にデータが挿入
される水平期間H1から最後にデータが挿入され
る水平期間H245迄に関して第10図Bに示すも
のとなる。例えば第1番目のブロツクB1は水平
期間H1から31番目の水平期間H31の2ワード迄と
なり、この後から62番目の水平期間H62迄が第2
番目のブロツクB2となる。1ブロツクの時間は、
(92÷3≒36.7)Hである。
次に、VTR1からの再生信号の処理について
説明するに、第11図は時間軸伸張回路10及び
その周辺の構成を示すものである。再生時には同
期分離回路9からの再生同期信号がパルス発生回
路121に供給されることにより、種々のパルス
が形成される。パルス発生回路121はその一方
の出力端子121aに再生同期信号の有する時間
軸変動のうちでジツタと称される比較的高い周波
数の時間軸変動に追従した書込みビツトクロツク
PWBCを発生すると共に、この他方の出力端子
121bに再生同期信号の有する時間軸変動のう
ちでドリフトと称される頗ぬ低い周波数例えば
0.3Hz以下の時間軸変動に追従した読出しビツト
クロツクPRBCを発生する。この場合、読出しビ
ツトクロツクPRBCを一定周波数のものとしても
良いが、ドリフト迄も補正するとなるとRAMの
容量が大きくなる不都合があり、また再生オーデ
イオ信号中にドリフトが含まれていても聴感上は
大きな影響がないので上述のようにしている。ま
た、ワードカウンタ122Wにより、書込みワー
ドクロツクPWWCが形成され、ワードカウンタ
122Rにより読出しワードクロツクPRWCが
形成される。
また、再生同期信号がゲート信号発生回路12
3に供給され、これにより書込み動作の開始及び
停止を制御する書込みゲート信号PWGが形成さ
れると共に、読出し動作の開始及び停止を制御す
る読出しゲート信号PRGが形成される。再生系
では時間軸の伸長がなされるから、書込みゲート
信号PWGによりデータ欠如期間IRGにおいては
PCM信号のRAMに対する書込みは休止され、一
方、読出しゲート信号PRGにより読出しは書込
みクロツク周波数より低い読出しクロツクに同期
して連続的になされる。この場合、時間軸変動を
考慮して書込みゲート信号PWGにより書込み動
作が開始されてから所定の時間遅れて読出しゲー
ト信号PRGにより読出し動作が開始される。
記録系と同様に書込みゲート信号PWGにより
制御される書込みゲート回路124Wと読出しゲ
ート信号PRGにより制御される読出しゲート回
路124Rが設けられいる。書込みゲート回路1
24Wを通過した書込みビツトクロツクPWBC
及び書込みワードクロツクPWWCが夫々書込み
側のビツトアドレスカウンタ125WB及びワー
ドアドレスカウンタ125WWに供給され、一
方、読出しゲート回路124Rを通過した読出し
ビツトクロツクPRBC及び読出しワードクロツク
PRWCが夫々読出し側のビツトアドレスカウン
タ125RB及びワードアドレスカウンタ125
RWに供給される。更に、前述のようにPCM信
号の順序を並びかえるインターリーブを記録時に
行ない、一方再生時ではこの順序をもとの順序に
戻すデインターリーブを行なつているので、この
1単位である1ブロツクを指定するためのブロツ
クアドレスカウンタ125WL及び125RLが
設けられている。そしてデインターリーブは書込
みアドレスの制御でなされているのでデインター
リーブ制御回路130が設けられている。このデ
インターリーブ制御回路130を介された書込み
側のアドレスカウンタの出力がアドレスセレクタ
126に供給される。また読出し側のビツトアド
レスカウンタ125RB及びブロツクアドレスカ
ウンタ125RLの出力がアドレスセレクタ12
6に供給されると共に、ワードアドレスカウンタ
125RWの出力がフルアダー133を介してア
ドレスセレクタ126に供給される。そしてアド
レスセレクタ126により書込み側又は読出し側
の何れかのアドレスが選択され、この選択された
アドレスがRAM127に対して与えられる。こ
のRAM127が非同期で書込み動作及び読出し
動作を行なうように、記録時と同様に、メモリー
制御信号発生回路129から書込みアドレス或い
は読出しアドレスの選択を制御する制御信号
ADSLCTとRAM127の書込み読出し制御回路
(図示せず)に供給される制御信号WEが発生す
るようにされている。
またラツチ回路128を介されることにより、
第12図Aに示す書込みビツトクロツクPWBC
及び同図Bに示す読出しワードクロツクPWWC
に同期した同図Cに示す再生PCM信号PDiが得
られる。再生PCM信号PDiはCRCデコーダ13
1に供給される。CRCデコーダ131に対して
はパルス発生回路121から制御パルスCG1及び
CG2が供給される。制御パルスCG1は第12図D
に示すように3ワード分の情報ビツトとCRCの
後のIBGにおいて所定時間“0”となるものであ
る。CRCデコーダ131は3ワード分の情報ビ
ツトを係数とする多項式を生成多項式で除算する
ことを実現するシフトレジスタと加算回路からな
るもので、制御パルスCG1が“0”の間、その結
果である判別ビツトFがCRCデジコーダ131
から出力される。3ワード分の情報ビツトが正し
ければ、除算の余りが0となるから、出力される
判別ビツトFは全て“0”であり、逆に誤りがあ
れば、何等かの余りが生じるから、出力される判
別ビツトFは全て“1”である。また、制御パル
スCG2は第12図Eに示すようにIBGにおいて制
御パルスCG1の後の所定時間“0”となるもの
で、この制御パルスCG2によつてCRCデコーダ1
31がセツトされ、次の誤り検出のための演算が
準備される。このCRCデコーダ131からの判
別ビツトFが付加回路132に供給され、付加回
路132の出力がRAM127の書込まれる。
この書込み時には、前述のようにデインターリ
ーブがされることになり、また判別ビツトFは1
ビツトとして各ワード毎に付加された状態で
RAM127に書込まれる。3ワード分の情報ビ
ツトの後に発生する判別ビツトをそれ以前の3ワ
ード分の情報ビツトに対して夫々付加すること
は、書込みビツトアドレス及び書込みワードアド
レスを制御することによつて実現できる。つま
り、1H毎の書込みワードクロツクPWWC(第1
2図B)の第1番目及び第2番目の間並びに第2
番目及び第3番目の間は26ビツト時間であるのに
対し、第3番目と次の1Hに第1番目との間は58
ビツト時間とされ、かかるワードクロツク
PWWCによつて32ビツトの書込みビツトアドレ
スカウンタ125WBがリセツトされるために、
各26ビツト情報ビツトが3ワード書込まれ、その
後は、ビツトアドレスが26番地より先に進み、例
えば32番地で停止するようになされる。この状態
でCRCデコーダ131から判別ビツトFが発生
すると、即ち制御パルスCG1が立下がると、書込
みワードアドレスカウンタ125WWが短い周期
でもつて動かされて、以前の3ワードのワードア
ドレスが順次指定される。このようにしてRAM
127には26ビツトの1ワード毎に1ビツトの判
別ビツトFが付加された形のデータが書込まれ
る。
次にRAM127の読出し動作時には、第13
図Aに示すように書込みビツトクロツクPWBC
より低い周波数の読出しビツトクロツクPRBCに
よつて読出し動作がなされ、時間軸が伸長され、
時間軸変動分が除去される。第13図Bは書込み
ワードクロツクPRWCを示すものである。この
読出し動作時には、読出しアドレスが制御される
ことによつて各ワードの最初に判別ビツトFが読
出され、RAM127の出力PD0は第13図Cに
示すものとなる。この判別ビツトFはゲート回路
134で分離されてホールド回路135により1
ワード時間ホールドされ、これがフルアダー13
3に供給される。従つて誤りが生じてないと判定
され判別ビツトFが“0”であれば、フルアダー
133には何等加算される信号が供給されず、そ
のときのワードアドレスがそのままアドレスセレ
クタ126に供給される。また、最初に読出され
た判別ビツトFが“1”であつて、その後に続く
情報ビツトの1ワードに誤りがあるときには、フ
ルアダー133にそのときのワードアドレスに1
番地を加える信号がホールド回路135より発生
する。従つてこの誤つていると判定された1ワー
ドの読出しは飛び越されて次の1ワードが読出さ
れることになる。
上述の本発明によれば、ワード単位のインター
リーブ及びデインターリーブを行なつているの
で、VTR1におけるドロツプアウト等によりバ
ースト誤りが発生しても、その長さが1ブロツク
内において46ワード以下(約15.3H以下)におさ
まれば、デインターリーブされた結果のPCM信
号におおいては、誤つたワードの前後に必らず正
しいワードが位置する構成となる。そしてCRC
による判別ビツトFがRAM127から最初に読
出されるから、判別ビツトFの後に続く1ワード
が誤つているときは、自動的にワードアドレスを
1番地先に進めることにより読出されるワードは
必らず次のワードアドレスの正しいものとなる。
従つて誤りのあるワードの情報をその前後の正し
い情報の平均値におき代える平均値補間を容易に
行なうことができ、オーデイオ信号をPCM化し
て伝送する場合には、補正による聴感上の不自然
さが生ぜず有利である。
またインターリーブ及びデインターリーブの1
単位である1ブロツクの長さは、実際に発生しう
るバースト誤りの長さを考慮して定められること
は勿論であるが、1フイールド期間に挿入される
ワード数が出来る限り整数ブロツクに分割される
ように選定される。上述の例では、1ブロツクの
長さを92ワードに選定するとにより、1ブロツク
のみを91ワードとして8ブロツクに分割すること
がきる。このようにすれば、RAMに対するブロ
ツクアドレスカウンタの構成が容易となる。
また、1ブロツク内のインターリーブは、本発
明のように奇数番目のワードと偶数番目のワード
の2組にまとめる方法以外に、2ワード間隔で各
ワードを取り出して3組にまとめる方法等があり
うる。しかし、本発明に依れば、インターリーブ
或いはデインターリーブを実現する構成が頗る簡
単となる。すなわち、RAMの容量が3組以上に
まとめる方法に比して少なくてすみ、RAMのア
ドレスを制御してインターリーブ或いはデインタ
ーリーブを行なうときには、単にワードアドレス
カウンタの最下位ビツトを制御するだけですむの
である。更に、誤つたワードの前後のワードが正
しくなるので、前述のように平均値補間による補
正が容易となる。
また、本発明では、1H内に挿入される3ワー
ド分の情報ビツト全体に対する誤り検出を行なう
ようにしているので、各ワード毎に誤り検出を行
なう方法に比べると、同期信号HDを用いた同期
が取り易い利点があり、4ワード以上に対して誤
り検出を行なう方法に比べると、誤りがあるとさ
れるワード数が少ない利点がある。更に、1H毎
に誤り検出コードが存在しているから、何等かの
原因で水平同期信号HDが分離できなかつたとき
に、この誤り検出コードを用いて水平同期信号
HDと等価なタイミングパルスを形成することも
可能である。つまり、情報ビツトに誤りが含まれ
てないときは、CRCデコーダの各シフトレジス
タの内容は全て“0”となるから、このときを検
出すれば、1Hのタイミングを知ることがきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用されたPCM信号記録再
生装置の全体のブロツク図、第2図〜第4図は
夫々記録信号の説明に用いる波形図、第5図は
PCMの信号記録再生装置の記録系の一部ブロツ
ク図、第6図〜第9図はその説明に用いるタイム
チヤート、第10図はインターリーブ処理の説明
に用いる線図、第11図はPCM信号記録再生装
置の再生系の一部のブロツク図、第12図及び第
13図はその説明に用いるタイムチヤートであ
る。 1はVTR、4L,4Rはサンプリングホール
ド回路、5L,5RはAD変換器、7は時間軸圧
縮回路、10は時間軸伸長回路、27,127は
RAM、31はCRCエンコーダ、131はCRCデ
コーダである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 伝送されるべきアナログ信号を時系列的に連
    続する複数ワードよりなるPCM信号に変換し、
    そのPCM信号を所定の複数ワード毎のブロツク
    に分割し、各ブロツク内の奇数番目の複数ワード
    と偶数番目の複数ワードは夫々奇数番目のワード
    群と偶数番目のワード群とに分けられて直列化す
    るように上記各ブロツク内でインターリーブ処理
    されるとともに、上記PCM信号の誤りを検出す
    る誤り検出信号を所定間隔で挿入して伝送し、伝
    送されたPCM信号に対して上記インターリーブ
    処理に対応するデインターリーブ処理を行うとと
    もに、上記誤り検出信号によつて上記伝送された
    PCM信号の誤りを検出し、誤りが含まれると判
    断されたワードをそのワードの前後の正しいワー
    ドから生成される補間データで補間することを特
    徴とするPCM信号伝送方法。
JP10653177A 1977-09-05 1977-09-05 Pcm signal transmission system Granted JPS5439610A (en)

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JP2007246117A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Dainippon Ink & Chem Inc 内蓋付きタンク

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