JPS6340017A

JPS6340017A - コンクリ−トパイルの沈設工法

Info

Publication number: JPS6340017A
Application number: JP18147086A
Authority: JP
Inventors: Hirofumi Kato; 加藤　弘文
Original assignee: Daido Concrete Kogyo KK; Daido Concrete Co Ltd
Current assignee: Daido Concrete Kogyo KK; Daido Concrete Co Ltd
Priority date: 1986-08-01
Filing date: 1986-08-01
Publication date: 1988-02-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、無騒音、無振動かつ能率よく沈設電工を行う
ことのできるようにしたコンクリートパイルの沈設工法
に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、コンクリートパイルを無騒音、無振動で地中に沈
１没するには、一般に、オー〃−を用いて沈設孔を掘削
し、この孔内にコンクリートパイルを吊り下げ挿入する
ようにしているが、孔内に掘削土砂があれば、コンクリ
ートパイルの自重だけでは所定の閉さまで挿入されない
ため、コンクリートパイルの頭部に回転を付与しながら
圧入することが付われている。しかし、この方法では、
コンクリートパイルの伎さが大になると、土の摩擦力に
よってパイル頭部の回１１公／Ｊはパイル下端まで伝達
されにくく、沈設艮に１１１１限があること、及びパイ
ル艮が大になるとパイルに捩りモーメントが大きく作用
してパイルが切断されるというおそれが生じること１こ
なる。

〔発明が解決しよ・）とする問題７５”人〕そこで本発
明者らは、前記従来の問題を解決するため、特願昭６１
−１６７５７号公報に示すように、外周にらせん形のプ
レイドを突設した推進パイルを中空パイルの先端に接続
して、回転シャフトの川伝力をＨＬ進バイルの角穴と中
空パイルの基端とに付−ラしながらパイルを圧入する工
法を提案してきた。

この工法によれば、パイルの先端部に回転力が伝達され
るため、パイルに１ヤ用する捩りモーメントが大中に軽
減されることになった。しかし、沈設するパ・イルは、
その全体が回転するため、回転による抵抗が大きく、多
大の動力を要するばかりでなく、その抵抗によって推進
パイルに接続の中空パイルにもなお捩りモーメントが作
用子ることになり、特に長いパイルや硬い地盤でのＴｆ
Ｑ］−においては施工が困難でパイルを傷めるという問
題が生ずることになる。

本発明は、このような問題点を解決するため、推進パイ
ルとこれに接続の中空パイルとを遊嵌状態にして、推進
パイルだけを回転させてパイルの沈設を行うようにし、
沈設施工における回転動力を大巾に軽減するとともに、
中空パイル（：捩りモーメントが作用せず、沈設作業が
簡易で施工費を代りｌ−１２−ｒる二とができる工法を
提供しようとするものである。

〔問題点を角イ決するための手段〕

本発明の構成を実施例に対応する図面を参照して説明す
ると、本発明は、外周に螺旋翼３を設けるとともに中心
に角筒形の嵌合穴４を形成した推進パイルＡの基端部に
、中空パイルＢの接続筒７を設け、この接続筒７に中空
パイル８の先端部を遊挿して接続し、二の接続した両パ
イルＡ、［３中に、下端部に前記嵌合穴・ｔと係合する
角形ブロック１４を有する回転シャ７）Ｃを挿入して、
同転シャフトＣにより推進パイルＡを回転させながらパ
イルの沈設を行うことを特徴とするものである。

〔作用〕

本発明工法においては、回転装置１５よりの回転力は、
回転シャ７）Ｃを介して推進パ・イルＡに付快され、推
進パイルＡの回転による螺旋翼３の地盤への切れ込みに
より沈下進行がなされる。そして、推進パイルＡに接続
の中空パイル１３は、推進Ａに自重で追随し沈下して行
く！バになる。この場合、回転力は推進パイルＡだけに
５えられ、中空パイルＢには回転力が働かなＸ、）ので
、中空パイルＢ　＋こは握りモーメントが作用すること
なく、パイルの沈設が行えることになる。

〔天、１例〕ｆｌ下、本発明工法の実施例について図面を参照して説
明する。

本発明工法においては、第２図、第３図に示すような推
進パイルＡが使用される。この推進パイルｌ＼は、先端
部を円錐形としたコンクリート製パイル本体１の外周を
保護鉄板２により被覆し、その外周に沿って螺旋ｗＡ３
が１〜数巻きにわたり突設され、中心部には基端から所
要深さにわたり角筒形の嵌合穴４が形成されている。

又、基端面の外周部−二は十分な厚さを有する端数５が
設けられ、これに固着した補強筋６．６が本体１内にｆ
長されている。そして、この推進パイルｌ＼の基端部に
は、沈設する中空パイル１３　（第５図参Ｑｉｊ　）を
遊挿する鉄ｍ製の接続筒７が、基端面より外方に突出し
て設けられた構造のらのどなっている。

沈設する基礎くいの本体である中空パイルＢは、一般に
使用されている公知の乙のであるから、詳細な説明は省
くが、第５図、第６図に示すように、中空なコンクリー
ト本体８の両端部には環状の座板９、つとそれに続いて
補強環１０．１０が設けられ、フンクリート本体８中に
は両端を各座板９．９に止着しだ軸鉄筋１１．１１及び
フープ筋１２が埋設されている。

次に、本発明工法による実施例について第１図及びｆ１
Ｓ５図、第６図を参照して説明する。

まず、第１図（イ）及びｆ’ｌｓ　５図に示すように、
推進パイルＡの基端部にある接続筒７に中空パイルＢの
先Ｆ４部を遊挿して推進パイルＡに中空パイル［３を接
続し、地盤上に立設して、軸杆１３の先端部１こ推進パ
イル△の嵌合穴・ｔに係合する角形ブロック１＝１を設
けた回転シャフトＣを中゛先パイルＢの基蝙１から挿入
して、角ｊ杉ブロックロと嵌合穴４とを係合させ、軸杆
１３の基端部をパイル沈設用やぐらに設けた回転圧入’
！３．　ｈｌ　Ｄの回板装置１５に連結させる。そして
、回「咲ンヤ７トＢを回・１広させれば、その回転力は
推進パイルｌ＼に伝達され、その螺旋翼：（により掘削
が進行し、推進パイルｌ＼は地中にｖｖ人することにな
る。

この場合、推進パイルＡｌｊ：螺旋翼３の推進作用で押
圧することなく沈下して行くことになる。

また、中空パイルＢは回転シャツ）Ｃより回転力が何字
されず、しかち推進パイル、・＼とは接続筒７を介して
遊挿関係（こあるだけであるから、地盤との抵抗ｃ殆ん
ど回転することなく、（７たがって、推進パイルＡと中
空パイルＢとは接続筒７の個所で摺合することになる。

そして、中空パイルＢは推進パイルＡが掘削した孔に沿
って、推進パイルｌ＼の貫入進行に自重で追随して法灯
して行くことになる。この場合、中空パイルＢは地盤と
の抵抗により沈下の遅れが生じ、第１図（ロ）及びｆｊ
Ｓ６図に示すように推進パイルｌ＼の７Ｊ５　’６１面
との間に若干の隙間１７が生じることになるが、その隙
間１７は係合０７から脱出しない程度のものである。

推：用パイルＡのＢ＋Ｈ人か所定の’ｔ？に達しｆこら
第１図（ハ）に示すように、恒１４ｇ圧入代構りの抑圧
ツヤツキをｌｌｌＩ反して抑圧体１６にＲつ中空パイル
Ｂを圧下し、てその先端面を推進パイルｔ＼の基端部に
合致させる。そして、回転シャ７）Ｃを両パイルＡ、Ｂ
中より引き抜いてやれば、第１図（ニ）に示すように、
推進パイルｌ＼と中空パイルＢとの接続した基礎くいの
沈設ができること；こなるのである。

このコンクリートパイルを更に長いものとして深く沈設
させる場合は、中空パイルＨの１一端に池の中空パイル
を溶接して結着し、回転シャツ）Ｃにも継ぎ足しを行い
、１１η記同様にして施工ｒればよい。

第・１図は、推進パイルＡにす３ける接続筒７の池の実
施例を示したもので、接続筒７の一ヒ部内周面に環状凹
溝１８を形成し、この凹溝１８にバソＡンリングＩ９を
嵌着した構造としである。このようにすれば中空パイル
Ｂと接続筒７とがパツキンリング１９を介して密接し、
接続＃ｉ７内への土砂等の侵入が防止されることになる
。

〔発明の効果〕

以」−説明したように、本発明の工法は、外周に螺旋翼
を設けるとともに中心に角筒形の嵌合穴を形成した推進
パイルの基端部に、中空パイルの接続筒を設け、この接
続筒に中空パイルの先端部を遊挿して接続し、この接続
した両パイル中に、下端部に前記嵌合穴と係合する角形
ブロックを有する回転シャフトを挿入し、て、同転シャ
フトにより推進パイルを回転させながらパイルの沈設を
行うようにしたので、推進パイルによる掘削、進行によ
って、パイルを地盤中に無騒音、無振動で沈設する二と
ができ、しかも、掘削のための回転は中空パイルの下端
に接続しり推進パイルに与えられるだけで、中空パイル
；こは回転が付５　ｓ５れないので、回１吠動力が大中
に軽減され、施工が容易であるばかりでなく、中空パイ
ルには捩れモーメントが作用せず、パイルを傷めるおそ
れがなく、長大な、パイルの沈設ちまた硬質地盤におけ
る施工ら容易に能率よく行うことができる等、多くの利
点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

：５１図（イ）乃至（ニ）は本発明工法の実施態様を工
程順に示した説明図、第２図は本発明において使用する
推進パイルの側断面図、第３図は同＼ド面図、第４図は
同池の実施例を示した要部の側断面図、第５図は推進パ
イルと中空パイルとの接続状態を示す側断面図、第６図
は沈設進行時における推進パイルと中空パイルとの接続
状態を示す側断面図である。Ａ・・・推進パイル　　　　Ｂ・・・中空パイルＣ・・
・回転シャ７）　　　　　Ｄ・・・回転圧入磯構１・・
・パイル本体　　　　　３・・・螺旋５そ・１・・・嵌
合穴　　　　　　　７・・・接続筒；３・・・コンクリ
ート本体　１３・・・軸杆１４・・・角形ブロック　　
　　１５・・・回転装置１６・・・押圧体　　　　　　
　１６・・・隙間第１図（イ）　　　　　　　　（ロ）　　　　　　　　　（）
＼）　　　　　　　　（ニ）第２図　　　　第３図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

外周に螺旋翼を設けるとともに中心に角筒形の嵌合穴を
形成した推進パイルの基端部に、中空パイルの接続筒を
設け、この接続筒に中空パイルの先端部を遊挿して接続
し、この接続した両パイル中に、下端部に前記嵌合穴と
係合する角形ブロックを有する回転シャフトを挿入して
、回転シャフトにより推進パイルを回転させながらパイ
ルの沈設を行うことを特徴とする、コンクリートパイル
の沈設工法。