JPS6339907A - 高分子物質の洗浄法 - Google Patents

高分子物質の洗浄法

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JPS6339907A
JPS6339907A JP61181226A JP18122686A JPS6339907A JP S6339907 A JPS6339907 A JP S6339907A JP 61181226 A JP61181226 A JP 61181226A JP 18122686 A JP18122686 A JP 18122686A JP S6339907 A JPS6339907 A JP S6339907A
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JP61181226A
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Masahiro Kaneko
昌弘 金子
Takeo Makita
牧田 竹夫
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、芳香族ビニル−アクリロニトリル共重合体の
製造又は成形装置に付着する高分子物質の洗浄方法に関
する。
〔従来の技術〕
芳香族ビニル−アクリロニトリル共重合体の製造又は成
形時に、単量体や重合溶媒に不溶若しくは難溶な高分子
物質が、装置内に付着することが知られている。
この高分子物質は、反応槽内や伝熱装置等の壁面、に付
着し、伝熱性能の低下や配管の閉塞を起こす。これに伴
ない、反応の制御性の低下、生産性の低下が起こり、安
定操業の大きな障害となっている。また更には、付着す
る高分子物質の一部が製品中へ混入し、製品外観や色相
の悪化が発生する。このためしばしば操業を停止してこ
の高分子物質を除去する必要があった。
この高分子物質の除去方法としては、人力による除去作
業も実施されているが多大な人手と時間とを要し、また
装置の破損や作業者の残存化学物質による汚染等も発生
し、好ましい方法とは言えない。
また高圧流体を用いて剥離除去する方法も知られている
が、装置の構造上高圧流体を直接吹き付けられない個所
が存在する場合や、強度が不足している場合には適用で
きない。
このため、溶剤による洗浄除去方法が一般に行なわれて
いる。単量体での洗浄は、低温では溶解能力が劣り、高
温では単量体の重合が起こりやすく洗浄の効果が小さい
ので、重合体を溶解し得る溶媒が用いられる。
ジメチルホルムアマイドなどのアルキルアマイド及びジ
メチルスルホキシドなどのアルキルスルホキシドは、芳
香族ビニル−アクリロニトリル共重合体に対して良好な
溶媒であるが、製造装置内に付着する高分子物質は架橋
若しくは変性により溶解の不能なものもあるため、これ
ら溶媒を用いて製造装置の洗浄を行なっても完全には溶
解除去することはできない。この除去できない高分子物
質が装置内に少量残ると、これが核となって新たに高分
子物質が生成付着する原因となることが知られている。
高ニトリル樹脂製造時のゲル化物に対しては、アルカリ
金属及びアルカリ土類金属の水酸化物等を含有する溶媒
を用いて溶解除去する方法が知られている(特公昭55
−8087号)。しかし、この方法は低ニトリル樹脂製
造時に生成する高分子物質に適用しても溶解力が劣るこ
とが判明した。
この低ニトリル含量の芳香族ビニル−アクリロニトリル
共重合体の製造時または成形時に装置内に付着する高分
子物質の洗浄方法として特公昭59−50244号公報
があるが短時間に除去できる方法とは言い難くいっそう
の改良が望まれていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は低ニトリル含量の芳香族ビニル−アクリ
ロニトリル共重合体の製造時または成形時に装置内に付
着する高分子物質を、従来法よりも短時間に、容易かつ
完全に洗浄除去する方法を提供することKある。
〔問題を解決するための手段〕
本発明者らは上記の目的を達成するため種々検討を行な
った結果特定のジアマイドと金属アルコレートとを共用
することにより、従来法に比較し大巾に短い時間で高分
子物質を洗浄除去する方法を見出し、これに基いて本発
明を完成した。
すなわち、本発明は、芳香族ビニル−アクリロニトリル
共重合体の製造又は成形時に装置内に付着する高分子物
質を洗浄するについて、>N−C0−N(の構造を有す
るジアマイドを含む溶媒及び少くとも一種の金属アルコ
レートを同時に用いることを特徴とする高分子物質の洗
浄方法である。
本発明を適用し5る芳香族ビニル−アクリロニトリル共
重合体は、重合体中にアクリロニトリルを5重量%以上
含むもので含有量の高いほど有効であるが特に0重量%
以下において従来法に優るものである。またアクリロニ
トリルの代りにメタアクリロニトリルなどのニトリル単
量体を含むものでも良く、芳香族ビニル単量体としては
スチレン、α−メチルスチレン等が挙げられ、製造方法
本発明で使用されるジアマイドは) N −CO−N〈
の構造を有するジアマイド化合物である。本発明のジア
マイド化合物を用いることにより特公昭59−5024
4号に示される、アルキルアマイドを溶媒とする従来技
術に対して後述の実施例、比較例で明らかな様に、大幅
な改良が可能となった。
上記のジアマイド化合物としては鎖式化合物としてテト
ラメチル尿素、環式化合物として1,3−ジメチル−2
−イミダゾリジノンなどがあげられ特に1.3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノンが好ましい。
上記溶媒には他のアルキルアマイド、アルキルスルホキ
シドが混合されていても良く、これはさらにアクリロニ
トリルがメタアクリロニトリル、スチレン、α−メチル
スチレンなどの単量体、ベンゼン、トルエン、エチルベ
ンゼンなどの芳香族炭化水素またはアセトン、メチルエ
チルケトンなどの他の溶媒を若干含有じてもよい。
溶媒に共存する水には特に制限はないが水の含有量が多
(なると高分子物質の溶解能力が低下し好ましくない。
また、上記溶媒と同時に存在させる金属アルコレートは
、式(1)で表わされる化合物である。
(R−0)XM  ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(1)但し、Rはメチル基、エチル基、プロ
ピル基又はブチル基等のアルキル基であり、XはMに結
合する( R−0)の数を表わしMはXが1のときアル
カリ金属、Xが2のときアルカリ土類金属、Xが3のと
きアルミニウムであり、Xが2又は3の場合にはRは異
種のアルキル基であってもよい。
より具体的には、ナトリウムメチラート、ナトリウムエ
チラート、カリウムメチラート、カリウムエチラート、
カリウムt−ブチラード、マグネシウムメチラート、マ
グネシウムエチラート及びアルミニウムエチラート等が
好適な金属アルコレートとして挙げられる。
溶媒と同時に存在させる金属アルコレートの量はlXl
0−’〜1.0グラム当1dlが好ましく、lX10−
3〜1×l0−2グラム当量/lが好適である。
金属アルコレートを溶媒と同時に存在させる方法として
は、予め溶媒中に添加しておく方法や、溶媒での洗浄の
途中に添加する方法などの方法を用いても良い。例えば
、重合装置内を溶媒で満たし、その後金属アルコレート
を添加し加温攪拌する方法が行なわれる。また洗滌に当
っては前もって付着する高分子物質の一部の単量体や適
当な溶媒で除去した後に、本発明の金属アルコレートを
含む溶媒を使用することも可能である。
本発明の洗浄方法では、洗浄の温度には特に限定はなく
、高分子物質が付着する場所や装置に応じて選ぶことが
できる。しかし高分子物質のガラス転移温度付近、又は
それ以上の温度を選定することにより洗浄の効果を一層
増加することができる。
〔実 施 例〕
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。
実施例 1〜5 スチレン−アクリロニトリル共重合体を製造する装置に
おいて、アクリロニトリル含有率の異なるスチレン−ア
クリロニトリル共重合体を、各々1ケ月間連続塊状重合
法で製造した。この装置内に予め3crrL×3αのス
テンレス製の試験片を取付けておき、高分子物質の付着
した試験片を得た。
この試験片には各々約1fの高分子物質が付着していた
この試験片を容量1000−のフラスコ内に入れ、CH
3ONaを4.OX 10−3グラム当t711を含む
1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノン500−を加
え、130℃で攪拌しながら洗浄を行なった。この洗浄
試験の結果を表1の実施例1〜5に示す。
比較例 1〜5 実施例1〜5と同様にして得た試験片に対し、1.3−
ジメチル−2−イミダゾリジノンの代りにジメチルホル
ムアマイドを用いた以外は実施例1〜5と同様に洗浄試
験を行なった。この結果を比較例1〜5に示す。
表     1 実施例 6〜10.  比較例 6〜10実施例3で用
いたものと同じ試験片、すなわちアクリロニトリル含有
量が24重量%のスチレン−アクリロニトリル共重合体
を製造する装置内に取付けておき得られた高分子物質の
付着した試験片を、実施例1〜5と同様の方法により洗
浄試験を行なった。溶媒として1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノンとジメチルホルムアミド、金属アルコ
レートとしてCH3ON a + (CH3) 3CO
K 、(CH20) 2 Mgを使用した。結果を表2
に示す。
〔発明の効果〕
実施例及び比較例より明らかな様にジアマイドを含む溶
媒と金属アルコレートとを同時に用いる本発明の高分子
物質の洗浄方法は、従来知られていた溶剤系を使用する
方法に比較すると、溶解時間が極めて短かくてすみ、か
つ高分子物質の除去が完全であるため、工業的規模の共
重合体製造装置あるいは成形装置の洗浄にあたっては、
多大な効果を発揮するものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芳香族ビニル−アクリロニトリル共重合体の製造
    又は成形時に、装置に付着する高分子物質を洗浄除去す
    るについて、>N−CO−N<の構造を有するジアマイ
    ドを含む溶媒及び少くとも一種の金属アルコレートを同
    時に用いることを特徴とする高分子物質の洗浄方法。
  2. (2)金属アルコレートが一般式( I )で表わされる
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 (R−O)_XM………………( I ) 但し、Rはメチル基、エチル基、プロピル基又はブチル
    基などのアルキル基であり、XはMに結合する(R−O
    )の数を表わし、MはXが1のときアルカリ金属、Xが
    2のときアルカリ土類金属、Xが3のときアルミニウム
    であり、Xが2または3の場合には、Rは異種のアルキ
    ル基であってもよい。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4335879A1 (en) 2022-08-24 2024-03-13 Montefibre Mae Technologies S.R.L. Process for the recovery and recycling of unreacted monomer in a single-step process for the production of a carbon-fiber precursor

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EP4335879A1 (en) 2022-08-24 2024-03-13 Montefibre Mae Technologies S.R.L. Process for the recovery and recycling of unreacted monomer in a single-step process for the production of a carbon-fiber precursor

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