JPS633930B2 - - Google Patents
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- JPS633930B2 JPS633930B2 JP55029097A JP2909780A JPS633930B2 JP S633930 B2 JPS633930 B2 JP S633930B2 JP 55029097 A JP55029097 A JP 55029097A JP 2909780 A JP2909780 A JP 2909780A JP S633930 B2 JPS633930 B2 JP S633930B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C2/00—Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
- C23C2/34—Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor characterised by the shape of the material to be treated
- C23C2/36—Elongated material
- C23C2/40—Plates; Strips
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Description
本発明は、降伏比が0.7以下でかつ引張強さが
50Kg/mm2以上の加工性に優れた高強度の溶融亜鉛
めつき鋼板の製造方法に関する。 従来、加工性に優れかつ高強度の溶融亜鉛めつ
き鋼板を、例えば最も代表的なセンジミアー型溶
融亜鉛めつきラインで製造しようとすると、次の
ような問題が存在した。 (1) 汎用の高強度薄鋼板を使用すると、溶融亜鉛
めつき処理時に、1種の焼入れ時効が生ずるの
で降伏点が上昇し、その結果降伏比(降伏点/
引張強さの比)が高くなつて(例えば降伏比>
0.8)、加工性が劣化する。 (2) 高張力鋼としても最も一般的なMn―Si系の
鋼板を使用すると、この鋼は0.3〜1.0%程度の
Siを含有するから、センジミアー方式のインラ
イン焼鈍での酸化後の還元段階でこのSiに基づ
く酸化物の還元が十分に行なえず不めつきが生
じやすくなる。 (3) このため、Si含有量が低い冷延高張力鋼とし
て、Mn;1.5〜3%の複合組織鋼の適用も試み
られた。この鋼は、一たんオーステナイトとフ
エライトの2相領域であるAc1変態点以上Ac3
変態点以下の温度区間に加熱してから急冷して
オーステナイトをマルテンサイトに変態させた
フエライトとマルテンサイトを含む鋼であり、
降伏比の低い高張力鋼である。だが、この複合
組織鋼も、溶融亜鉛めつき浴を通過させると、
折角生成したマルテンサイトがこのめつき浴温
度(約450℃)で焼戻され、その特徴的な低降
伏比特性が失なわれてしまうという問題があ
る。 本発明の目的は、このような問題を克服して降
伏比の低い高張力溶融亜鉛めつき鋼板を製造する
ことであり、特に前記(3)で述べた複合組織鋼の問
題の解決を図ることである。 この目的において、本発明者らは種々の実験検
討を重ねたが、鋼の化学成分値を特定しその製造
条件を選定するならば、センジミアー型溶融亜鉛
めつき装置のインライン焼鈍において鋼を複合組
織化しかつ低降伏比特性を損なうことなく高強度
の溶融亜鉛めつき鋼板が得られること、特に鋼中
のPの含有量如何が、この低降伏比特性に重要な
影響を及ぼし、このPの所定量の添加が低い降伏
比を得る上で極めて有効であること、を見い出し
た。 すなわち本発明は、C;0.02〜0.10%、Mn;
1.6〜2.2%、Si≦0.07%、P;0.03〜0.10%、Al;
0.01〜0.10%、残部Feおよび不可避的不純物から
なる鋼をスラブとした後、通常の鋼板または鋼帯
の製造条件で熱延工程、酸洗工程および冷延工程
を終了し、得られた鋼板または鋼帯をセンジミア
ー型溶融亜鉛めつき装置に通板し、この装置にお
いてインライン焼鈍温度をAc1変態点以上Ac3変
態点以下に設定して溶融亜鉛めつきまたは合金化
亜鉛めつきすることからなる降伏比の低い高強度
溶融亜鉛めつき鋼板の製造法を提供する。 以下に、本発明に従う鋼の化学成分値の限定理
由並びに本発明法の詳細を試験値を参照にしなが
ら具体的に説明する。 Cは、複合組織化した本発明鋼において、その
加工性と溶接性を良好ならしめる意味では、でき
るだけ低くすることが望ましい。したがつて、転
炉および真空脱ガス設備により溶製して低域まで
に脱炭することが好ましい。しかし、この溶製に
おいてもあまり高度の脱炭をすることは特に必要
ではなく、溶製技術上容易なC含有量である0.02
%を下限とすればよい。一方、C含有量の上限値
は、本めつき鋼板の実際の使用面でのスポツト溶
接性および加工性を維持するために、0.10%と
し、これ以下のC含有量とする必要がある。 Mnは、鋼を複合組織化し、強度を保証するた
めの基本的な成分である。下記の表1に示す如
く、Mn含有量が少ない場合は、鋼の複合組織化
および低降伏比特性の付与は難しくなり、インラ
イン焼鈍型のセンジミアー式溶融亜鉛めつき設備
で複合組織化を達成しようとする場合には、Mn
含有量を1.6%以上としなければ、安定した材料
とすることはできない。一方、Mn量を余り多量
に添加した場合は、コストの増大を招くとともに
引張強さが高くなりすぎて全伸びが低下する。下
記の表1にみるごとく、Mn含有量が2.2%を越え
ると、引張強さが80Kg/mm2を越え、徒らに全伸び
の低下をみるだけとなり、全伸びが15%以下とも
なると、実用上加工は困難となつて本発明の目的
が達成できなくなるから、Mn含有量の上限は2.2
%とする。
50Kg/mm2以上の加工性に優れた高強度の溶融亜鉛
めつき鋼板の製造方法に関する。 従来、加工性に優れかつ高強度の溶融亜鉛めつ
き鋼板を、例えば最も代表的なセンジミアー型溶
融亜鉛めつきラインで製造しようとすると、次の
ような問題が存在した。 (1) 汎用の高強度薄鋼板を使用すると、溶融亜鉛
めつき処理時に、1種の焼入れ時効が生ずるの
で降伏点が上昇し、その結果降伏比(降伏点/
引張強さの比)が高くなつて(例えば降伏比>
0.8)、加工性が劣化する。 (2) 高張力鋼としても最も一般的なMn―Si系の
鋼板を使用すると、この鋼は0.3〜1.0%程度の
Siを含有するから、センジミアー方式のインラ
イン焼鈍での酸化後の還元段階でこのSiに基づ
く酸化物の還元が十分に行なえず不めつきが生
じやすくなる。 (3) このため、Si含有量が低い冷延高張力鋼とし
て、Mn;1.5〜3%の複合組織鋼の適用も試み
られた。この鋼は、一たんオーステナイトとフ
エライトの2相領域であるAc1変態点以上Ac3
変態点以下の温度区間に加熱してから急冷して
オーステナイトをマルテンサイトに変態させた
フエライトとマルテンサイトを含む鋼であり、
降伏比の低い高張力鋼である。だが、この複合
組織鋼も、溶融亜鉛めつき浴を通過させると、
折角生成したマルテンサイトがこのめつき浴温
度(約450℃)で焼戻され、その特徴的な低降
伏比特性が失なわれてしまうという問題があ
る。 本発明の目的は、このような問題を克服して降
伏比の低い高張力溶融亜鉛めつき鋼板を製造する
ことであり、特に前記(3)で述べた複合組織鋼の問
題の解決を図ることである。 この目的において、本発明者らは種々の実験検
討を重ねたが、鋼の化学成分値を特定しその製造
条件を選定するならば、センジミアー型溶融亜鉛
めつき装置のインライン焼鈍において鋼を複合組
織化しかつ低降伏比特性を損なうことなく高強度
の溶融亜鉛めつき鋼板が得られること、特に鋼中
のPの含有量如何が、この低降伏比特性に重要な
影響を及ぼし、このPの所定量の添加が低い降伏
比を得る上で極めて有効であること、を見い出し
た。 すなわち本発明は、C;0.02〜0.10%、Mn;
1.6〜2.2%、Si≦0.07%、P;0.03〜0.10%、Al;
0.01〜0.10%、残部Feおよび不可避的不純物から
なる鋼をスラブとした後、通常の鋼板または鋼帯
の製造条件で熱延工程、酸洗工程および冷延工程
を終了し、得られた鋼板または鋼帯をセンジミア
ー型溶融亜鉛めつき装置に通板し、この装置にお
いてインライン焼鈍温度をAc1変態点以上Ac3変
態点以下に設定して溶融亜鉛めつきまたは合金化
亜鉛めつきすることからなる降伏比の低い高強度
溶融亜鉛めつき鋼板の製造法を提供する。 以下に、本発明に従う鋼の化学成分値の限定理
由並びに本発明法の詳細を試験値を参照にしなが
ら具体的に説明する。 Cは、複合組織化した本発明鋼において、その
加工性と溶接性を良好ならしめる意味では、でき
るだけ低くすることが望ましい。したがつて、転
炉および真空脱ガス設備により溶製して低域まで
に脱炭することが好ましい。しかし、この溶製に
おいてもあまり高度の脱炭をすることは特に必要
ではなく、溶製技術上容易なC含有量である0.02
%を下限とすればよい。一方、C含有量の上限値
は、本めつき鋼板の実際の使用面でのスポツト溶
接性および加工性を維持するために、0.10%と
し、これ以下のC含有量とする必要がある。 Mnは、鋼を複合組織化し、強度を保証するた
めの基本的な成分である。下記の表1に示す如
く、Mn含有量が少ない場合は、鋼の複合組織化
および低降伏比特性の付与は難しくなり、インラ
イン焼鈍型のセンジミアー式溶融亜鉛めつき設備
で複合組織化を達成しようとする場合には、Mn
含有量を1.6%以上としなければ、安定した材料
とすることはできない。一方、Mn量を余り多量
に添加した場合は、コストの増大を招くとともに
引張強さが高くなりすぎて全伸びが低下する。下
記の表1にみるごとく、Mn含有量が2.2%を越え
ると、引張強さが80Kg/mm2を越え、徒らに全伸び
の低下をみるだけとなり、全伸びが15%以下とも
なると、実用上加工は困難となつて本発明の目的
が達成できなくなるから、Mn含有量の上限は2.2
%とする。
【表】
Si量については、強度を向上させる目的では好
ましい元素であるが、すでに述べたごとくセンジ
ミアー方式のインライン焼鈍型溶融亜鉛めつき法
では0.07%以下にしないと不めつきの発生が急増
する。 P量については、今回、特に新たに知見した特
徴であり、その結果を第1図に示す。第1図は
C;0.04〜0.06%、Mn;1.81〜1.86%の鋼にPを
変量として添加し、本発明法に従つて溶融亜鉛め
つきしたさいの機械的性質の変化を示したもので
ある。この第1図にみるごとく、Pの添加により
降伏点の低下と引張強さの上昇、その結果とし
て、降伏比の低下が認められる。すなわち、複合
組織鋼の特徴である低降伏比特性はPの添加によ
り一層顕著となり、0.03%以上0.10%以下のPの
添加が望ましい。 Al量は脱酸剤として必要である。Alは0.01%
未満の場合では脱酸効果がなく、0.10%以上を超
えると介在物の増加が著しく鋼質の低下を招く。 このようにして本発明は、C;0.02〜0.10%、
Mn;1.6〜2.2%、Si≦0.07%、P;0.03〜0.10%、
Al;0.01〜0.10%の化学成分値の鋼を用いて冷延
鋼板または鋼帯とし、センジミアー型溶融亜鉛め
つき装置に通板してこの連続焼鈍において複合組
織鋼とし、降伏比の低い高張力溶融亜鉛めつきま
たは合金化亜鉛めつき鋼板を得ることができる。
このインライン焼鈍において、該鋼をフエライト
とオーステナイトの2相域に加熱することが複合
組織鋼を得るために必要であるから、その焼鈍温
度としては、Ac1変態点以上Ac3変態点以下とし
なければならない。 本発明は、複合組織を得る工程をセンジミアー
型溶融亜鉛めつき装置内で採用するものであり、
工程の短縮に成功した点からも有益であり、経済
的および省エネルギーの観点からも効果が大き
い。 つぎに、本発明を実施例により説明する。 実施例 1 表2に示す鋼を用い表3に示す条件で処理し
た。製品の亜鉛めつき鋼板の引張性質も同じく表
3に示した。亜鉛めつき鋼板の板厚は0.8mmであ
る。 表3から明らかなように、本発明による鋼板は
センジミアー型溶融亜鉛めつき設備を通板するこ
とにより、低い降伏比の高強度亜鉛めつき製品と
なつている。
ましい元素であるが、すでに述べたごとくセンジ
ミアー方式のインライン焼鈍型溶融亜鉛めつき法
では0.07%以下にしないと不めつきの発生が急増
する。 P量については、今回、特に新たに知見した特
徴であり、その結果を第1図に示す。第1図は
C;0.04〜0.06%、Mn;1.81〜1.86%の鋼にPを
変量として添加し、本発明法に従つて溶融亜鉛め
つきしたさいの機械的性質の変化を示したもので
ある。この第1図にみるごとく、Pの添加により
降伏点の低下と引張強さの上昇、その結果とし
て、降伏比の低下が認められる。すなわち、複合
組織鋼の特徴である低降伏比特性はPの添加によ
り一層顕著となり、0.03%以上0.10%以下のPの
添加が望ましい。 Al量は脱酸剤として必要である。Alは0.01%
未満の場合では脱酸効果がなく、0.10%以上を超
えると介在物の増加が著しく鋼質の低下を招く。 このようにして本発明は、C;0.02〜0.10%、
Mn;1.6〜2.2%、Si≦0.07%、P;0.03〜0.10%、
Al;0.01〜0.10%の化学成分値の鋼を用いて冷延
鋼板または鋼帯とし、センジミアー型溶融亜鉛め
つき装置に通板してこの連続焼鈍において複合組
織鋼とし、降伏比の低い高張力溶融亜鉛めつきま
たは合金化亜鉛めつき鋼板を得ることができる。
このインライン焼鈍において、該鋼をフエライト
とオーステナイトの2相域に加熱することが複合
組織鋼を得るために必要であるから、その焼鈍温
度としては、Ac1変態点以上Ac3変態点以下とし
なければならない。 本発明は、複合組織を得る工程をセンジミアー
型溶融亜鉛めつき装置内で採用するものであり、
工程の短縮に成功した点からも有益であり、経済
的および省エネルギーの観点からも効果が大き
い。 つぎに、本発明を実施例により説明する。 実施例 1 表2に示す鋼を用い表3に示す条件で処理し
た。製品の亜鉛めつき鋼板の引張性質も同じく表
3に示した。亜鉛めつき鋼板の板厚は0.8mmであ
る。 表3から明らかなように、本発明による鋼板は
センジミアー型溶融亜鉛めつき設備を通板するこ
とにより、低い降伏比の高強度亜鉛めつき製品と
なつている。
【表】
【表】
実施例 2
表2に示す鋼の中でB、Cを用い表4に示す条
件で処理し、合金化亜鉛めつき鋼板を製造した。
合金化亜鉛めつき鋼板の板厚は0.8mmである。 表4から明らかなように本発明による鋼板はセ
ンジミアー型溶融亜鉛めつき設備を通板すること
により、低い降伏比の高強度の合金化亜鉛めつき
製品となつている。
件で処理し、合金化亜鉛めつき鋼板を製造した。
合金化亜鉛めつき鋼板の板厚は0.8mmである。 表4から明らかなように本発明による鋼板はセ
ンジミアー型溶融亜鉛めつき設備を通板すること
により、低い降伏比の高強度の合金化亜鉛めつき
製品となつている。
第1図は鋼中のP含有量と本発明に従う複合組
織鋼の機械的性質との関係図である。
織鋼の機械的性質との関係図である。
Claims (1)
- 1 C;0.02〜0.10%、Mn;1.6〜2.2%、Si≦
0.07%、P;0.03〜0.10%、Al;0.01〜0.10%、残
部Feおよび不可避的不純物からなる鋼をスラブ
とした後、通常の鋼板または鋼帯の製造条件で熱
延工程、酸洗工程および冷延工程を終了し、得ら
れた鋼板または鋼帯をセンジミアー型溶融亜鉛め
つき装置に通板し、この装置においてインライン
焼鈍温度をAc1変態点以上Ac3変態点以下に設定
して溶融亜鉛めつきまたは合金化亜鉛めつきする
ことからなる降伏比の低い高強度溶融亜鉛めつき
鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2909780A JPS56127761A (en) | 1980-03-10 | 1980-03-10 | Preparation of high strength zinc hot dipping steel plate with low yield ratio |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2909780A JPS56127761A (en) | 1980-03-10 | 1980-03-10 | Preparation of high strength zinc hot dipping steel plate with low yield ratio |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56127761A JPS56127761A (en) | 1981-10-06 |
JPS633930B2 true JPS633930B2 (ja) | 1988-01-26 |
Family
ID=12266843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2909780A Granted JPS56127761A (en) | 1980-03-10 | 1980-03-10 | Preparation of high strength zinc hot dipping steel plate with low yield ratio |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56127761A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4361448A (en) * | 1981-05-27 | 1982-11-30 | Ra-Shipping Ltd. Oy | Method for producing dual-phase and zinc-aluminum coated steels from plain low carbon steels |
US5209988A (en) * | 1987-10-19 | 1993-05-11 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Steel plate for the outside of automobile bodies electroplated with a zinc alloy and a manufacturing method therefor |
JPH01108392A (ja) * | 1987-10-19 | 1989-04-25 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 車体外装用Zn系合金電気メッキ鋼板およびその製造方法 |
CN106917051B (zh) * | 2017-01-18 | 2019-02-19 | 舞阳钢铁有限责任公司 | 一种耐腐蚀双相耐磨钢板及其生产方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55100936A (en) * | 1979-01-27 | 1980-08-01 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Production of high tensile galvanized steel plate having good drawability and shape-holding property |
JPS55100935A (en) * | 1979-01-27 | 1980-08-01 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Production of high tensile galvanized steel plate having good shape holding property |
-
1980
- 1980-03-10 JP JP2909780A patent/JPS56127761A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55100936A (en) * | 1979-01-27 | 1980-08-01 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Production of high tensile galvanized steel plate having good drawability and shape-holding property |
JPS55100935A (en) * | 1979-01-27 | 1980-08-01 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Production of high tensile galvanized steel plate having good shape holding property |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56127761A (en) | 1981-10-06 |
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