JPS6338587Y2 - - Google Patents

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JPS6338587Y2
JPS6338587Y2 JP45283U JP45283U JPS6338587Y2 JP S6338587 Y2 JPS6338587 Y2 JP S6338587Y2 JP 45283 U JP45283 U JP 45283U JP 45283 U JP45283 U JP 45283U JP S6338587 Y2 JPS6338587 Y2 JP S6338587Y2
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JP
Japan
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detection circuit
level
circuit
signal
transistor
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JP45283U
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JPS59108353U (ja
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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車など移動物に載置して好適な
FM受信機に関する。
自動車などに載置される車載用FM受信機にお
いては、交通安全の見地から、操作を簡略化する
ことが一つの重要な課題となつており、その一方
法として、電子同調によりチヤンネルのオートサ
ーチを可能としたものがある。これは、1つの操
作釦を押圧操作すると自動的にチヤンネルをサー
チし、チヤンネルの同調が得られると自動的にサ
ーチを停止してそのチヤンネルの受信状態が設定
され、操作釦を押圧操作する毎に次のチヤンネル
をサーチすることができるようにしたものであ
る。したがつて、選局操作が極めて単純であつ
て、運転動作に格別支障をきたすことなく選局を
行なうことができる。
このようなオートサーチを可能とするために
は、チヤンネルに同調したことを検知し、サーチ
を停止させるための制御を得ることが必要であ
り、このために、従来は、FM検波回路としてク
オドラチヤ検波回路が用いられ、かかる検波回路
により上記の制御信号を得るようにしていた。
ところで、自動車が移動すると、当然のことな
がら、周りの環境が変化することになるが、この
環境の変化は受信状態を変化せしめ、このため
に、受信電界強度が変化して検波回路に供給され
る中間周波FM信号のレベルも変化する。また、
クオドラチヤ検波回路は弱い入力信号に対して
は、ノイズを発生しやすくS/Nが低下するとい
う欠点を有している。
そこで、クオドラチヤ検波回路を備えてオート
サーチを可能とした従来の車載用FM受信機にお
いては、受信電界強度の低下とともにノイズが発
生し、再生オーデイオのS/Nが低下するという
欠点があつた。このS/Nの低下はクオドラチヤ
検波回路特有の性能に起因するものであり、本来
上記ノイズが発生しなければ当然可聴可能である
ものであつて、必然的に可聴可能となる受信電界
強度の範囲が制限されることになる。
本考案の目的は、上記従来技術の欠点を除き、
低い受信電界強度の受信電波に対しても良好な
S/Nの再生オーデイオを得ることができ、可聴
可能な受信電界強度の範囲を拡大することができ
るようにしたFM受信機を提供するにある。
この目的を達成するために、本考案は、FM検
波回路としてクオドラチヤ検波回路とレシオ検波
回路とを設け、受信電界強度が高い場合には該ク
オドラチヤ検波回路で検波されたオーデイオ信号
を得、また、受信電界強度が低い場合には該レシ
オ検波回路で検波されたオーデイオ信号を得るよ
うにし、クオドラチヤ検波回路によりチヤンネル
のオートサーチを可能とするとともに、レシオ検
波回路が入力信号のレベルに変動があつてもS/
Nの良い検波出力が得られることに着目し、低い
受信電界強度時においても、良好なS/Nの再生
オーデイオを得ることができるようにした点に特
徴がある。
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
図は本考案によるFM受信機の一実施例を示す
ブロツク図であつて、1はアンテナ、2はチユー
ナ、3は中間周波段、4はレシオ検波回路、5は
クオドラチヤ検波回路、6は切換回路、7はステ
レオ復調回路、8,9は低周波増幅回路、10,
11はスピーカ、12はレベル検出回路、13は
可変抵抗器、14,15は抵抗器、16,17は
トランジスタ、18,19は抵抗器、20はコン
デンサである。
同図において、アンテナ1、チユーナ2、中間
周波段3、クオドラチヤ検波回路5、ステレオ復
調回路7、低周波増幅回路8,9、スピーカ1
0,11は、従来のチヤンネルオートサーチ可能
なFM受信機と同様の構成をなすものであり、こ
の実施例では、レシオ検波回路4が設けられ、レ
ベル検出回路12で検出された中間周波FM信号
のレベルに応じて切換回路6を動作させ、レシオ
検波回路4とクオドラチヤ検波回路5との出力信
号を選択的に切換えてステレオ復調回路7に供給
するように構成されている。
次に、この実施例の動作について説明する。
チユーナ2で周波数変換された受信信号は、中
間周波FM信号として中間周波段3で処理され、
レシオ検波回路4とクオドラチヤ検波回路5とに
供給され、夫々から検波されたステレオオーデイ
オ信号が得られる。
一方、中間周波段3からレベル検波回路12に
中間周波FM信号が供給され、この中間周波FM
信号のエンベロープのレベルが検出される。そこ
で、このレベルに応じた電流が可変抵抗器13、
抵抗器14を通して流れ、点Pに上記レベルに応
じた電圧が生ずる。この電圧は抵抗器15を介し
てトランジスタ16のベースに供給される。
そこで、受信電界強度が高く、中間周波FM信
号のレベルが高くてトランジスタ16のベース電
位がトランジスタ16のカツトオフレベル以上で
あるときには、トランジスタ16はオン状態とな
る。この状態では、+B電源から抵抗器18、ト
ランジスタ16を介して電流が流れるから、トラ
ンジスタ17は、ベース電位が低くなつてオフ状
態となる。このために、トランジスタ17のコレ
クタ電位は高レベル(以下、“H”という)とな
り、この“H”の電位は切換回路6を動作させ
て、クオドラチヤ検波回路5の出力信号を切換回
路6を介してステレオ復調回路7に供給させる。
これに対し、受信電界強度が低く、中間周波
FM信号のレベルが低くてトランジスタ16のベ
ース電位がトランジスタ16のカツトオフレベル
以下であるときには、トランジスタ16はオフ状
態となり、トランジスタ17はそのベース電位が
高くなつてオン状態となる。このために、トラン
ジスタ17のコレクタ電位が低レベル(以下、
“L”という)となり、この“L”の電位は切換
回路6をレシオ検波回路4側に切換わつて、その
出力信号がステレオ復調回路7に供給される。
クオドラチヤ検波回路5の出力信号からレシオ
検波回路4の出力信号への切換えは、上記のよう
に、トランジスタ16のベース電位がそのカツト
オフレベルより低くなつたときになされるが、可
変抵抗器13の抵抗値を調整することにより、ト
ランジスタ16がオン状態からオフ状態に変わる
ベース電位を所望の値に設定することができる。
したがつて、クオドラチヤ検波回路5の出力信号
からレシオ検波回路4の出力信号に切換わるとき
の受信電界強度(以下、このときの受信電界強度
を境界受信電界強度という)の値が任意に設定す
ることができる。
また、トランジスタ17がオンの状態からオフ
の状態に変化したときには、+B電源から抵抗器
19を通してコンデンサ20に電流が流れ、抵抗
器19の抵抗値とコンデンサ20の静電容量で決
まる充電時定数でコンデンサ20が充電される。
このために、トランジスタ17のコレクタ電位
は、トランジスタ17がオン状態からオフ状態へ
変位すると同時に、“H”となるのではなく、上
記充電時定数で決まる時間経過後“H”となる。
そこで、受信電界強度が境界受信電界強度より
も低い状態から高い状態へ変化しても、レシオ検
波回路4の出力信号からクオドラチヤ検波回路5
の出力信号への切換えは、直ちに行なわれず、上
記の充電時定数で決まる時間経過後に始めて行な
われる。このために、上記充電時定数を適当に設
定することにより、受信電界強度に振らつきがあ
つてもその間レシオ検波回路4の出力信号が選択
され、レシオ検波回路4の出力信号とクオドラチ
ヤ検波回路5の出力信号とが頻繁に切換わること
による聞きづらさを防止することができる。
なお、トランジスタ17がオフ状態からオン状
態に切換わる場合には、コンデンサ20はトラン
ジスタ17を介して放電し、トランジスタ17の
コレクタ電位は即座に“H”から“L”に変化す
るから、受信電界強度が境界受信電界強度よりも
高い状態から低い状態へ変化すると、直ちにクオ
ドラチヤ検波回路5の出力信号からレシオ検波回
路4の出力信号に切換えられる。
以上説明したように、本考案によれば、弱電界
強度においても良好なS/Nの再生オーデイオを
得ることができ、チヤンネルのオートサーチのた
めの構成を変更することなしに、可聴可能な受信
電界強度の範囲を拡大することができるものであ
つて、上記従来技術にない優れた機能のFM受信
機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案によるFM受信機の一実施例を示す
ブロツク図である。 3……中間周波段、4……レシオ検波回路、5
……クオドラチヤ検波回路、6……切換回路、1
2……レベル検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レシオ検波回路と、クオドラチヤ検波回路と、
    該レシオ検波回路と該クオドラチヤ検波回路との
    夫々の出力信号が供給される切換回路と、中間周
    波FM信号のレベルを検出するレベル検出回路と
    を設け、前記レシオ検波回路および前記クオドラ
    チヤ検波回路は夫々前記中間周波FM信号を検波
    し、前記レベル検出回路は前記切換回路の切換動
    作を制御するための制御信号を発生することによ
    り、前記中間周波FM信号のレベルに応じて前記
    レシオ検波回路と前記クオドラチヤ検波回路との
    夫々の出力信号を選択的に切換えることができる
    ように構成したことを特徴とするFM受信機。
JP45283U 1983-01-08 1983-01-08 Fm受信機 Granted JPS59108353U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP45283U JPS59108353U (ja) 1983-01-08 1983-01-08 Fm受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP45283U JPS59108353U (ja) 1983-01-08 1983-01-08 Fm受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59108353U JPS59108353U (ja) 1984-07-21
JPS6338587Y2 true JPS6338587Y2 (ja) 1988-10-12

Family

ID=30132204

Family Applications (1)

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JP45283U Granted JPS59108353U (ja) 1983-01-08 1983-01-08 Fm受信機

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JP (1) JPS59108353U (ja)

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JPS59108353U (ja) 1984-07-21

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