JPH0311948Y2 - - Google Patents

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JPH0311948Y2
JPH0311948Y2 JP1981036543U JP3654381U JPH0311948Y2 JP H0311948 Y2 JPH0311948 Y2 JP H0311948Y2 JP 1981036543 U JP1981036543 U JP 1981036543U JP 3654381 U JP3654381 U JP 3654381U JP H0311948 Y2 JPH0311948 Y2 JP H0311948Y2
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signal
circuit
tuning
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は受信機の自動選局回路に関する。
従来より、カーラジオなどには、選局操作を楽
に行なうことができるようにロジツクコントロー
ラやマイクロコンピユータなどを応用した自動選
局回路を取り付けているものがある。これは選局
開始スイツチを一旦オンするのみで自動的に受信
同調周波数が順次変化してサーチング選局が行な
われ、放送局信号が入感すれば該サーチング選局
動作が停止してその放送局信号に固定同調し、受
信が開始されるような構成となつているものであ
る。これにより、自動車などの運転中に他に煩雑
な操作を行なわねばならないという不都合は解消
され、安全性を著しく向上させることができる。
かような従来の自動選局回路では、例えばAM
受信機の場合、上記サーチング選局動作を停止さ
せるために、中間周波増幅回路の出力信号を増
幅・整流してトランジスタ等の素子をスイツチン
グすることにより目的を達している。即ち、放送
局信号の入感に伴い、中間周波増幅回路の出力信
号のレベルが非入感時に比べて増大することを利
用しているのである。
ところが、この中間周波増幅回路の出力信号は
放送局信号の入感に対して鋭く応答する「速答
性」の信号であるため、例えばパルス性ノイズな
どが入感した際などにもこの出力信号のレベルは
急激に上昇し、為にサーチング選局動作が放送局
信号のない周波数点で停止してしまうことがあ
る。そして一旦このような誤動作が発生した場合
には再度選局開始スイツチをオンしなくてはなら
ない。即ち、かような状況の下では自動選局回路
としての機能性が著しく損なわれることとなるの
であり、極めて不都合であつた。
本考案の目的は、上述の如き従来の不都合を解
消して誤動作の減少を図り、加えて受信すべき送
信局信号の種類などを判別して選択的に自動選局
することもできるようにした自動選局回路を提供
することにある。
以下本考案の原理につき第1図に基づいて説明
する。
第1図中、1はアンテナ、2は受信機本体、3
はスピーカ、4は受信機本体2の受信同調周波数
を制御信号tにより順次変化させることによつて
受信周波数帯域内のサーチング選局を行なわせる
選局回路、5は遅延回路、6は否定論理和回路、
7はゲート回路、8は逆流阻止用ダイオード、S1
は選局開始スイツチ、VDDは電源を夫々示し、
図示の如く構成されている。受信機本体2中、A
はアンテナ1への送信局信号の入感に対して鋭く
応答する速答性信号a(例えば中間周波増幅回路
の出力信号)を取り出す速答性信号出力端、Bは
アンテナ1への送信局信号の入感に対して比較的
ゆるやかに又は所定時間遅延して応答する遅答性
信号b(例えば自動利得制御(AGC)回路の出力
信号)を取り出す遅答性信号出力端、Cは送信局
信号に含まれていてその送信局信号の種類などを
表わすための情報信号c(例えばステレオ放送の
際や交通情報放送の際におけるパイロツト信号)
を取り出す情報信号出力端を示す。また選局回路
4中のXはサーチング選局動作を開始させるため
の選局開始信号を入力する選局開始信号入力端、
Yはサーチング選局動作を停止させるための選局
停止信号を入力する選局停止信号入力端を示す。
以上の構成になる回路の動作状況につき説明す
る。
(1) まず、選局開始スイツチS1をオンすると電源
VDDの電圧が選局開始信号として選局開始信
号入力端Xに入力され、選局回路4は制御信号
tを出力して受信機本体2ではサーチング選局
が開始される。
(2) アンテナ1に送信局信号あるいはパルス性ノ
イズなどが入感すると速答性信号aが端子Aか
ら出力され、これが選局回路4の選局停止信号
入力端Yに入力されてサーチング選局動作が一
旦停止する一方、前記速答性信号aは遅延回路
5にも入力され、ここで一定時間待機させられ
る。なおこの一定時間は、遅答性信号bが立ち
上るのに必要な時間又はこれが出力されるまで
に要する所定時間よりも長くとつてある。
(3) (2)において入感した信号がパルス性ノイズの
ようなキヤリアを有しない瞬時的信号であれば
遅答性信号bは出力されず、従つてゲート回路
7は導通状態のままとなつている。
(4) この状態で、遅延回路5においては待機させ
られていた速答性信号aは一定時間経過後ゲー
ト回路7に入力され、これを通過し、ダイオー
ド8を介して選局回路4の選局開始信号入力端
Xに入力される。従つて(2)において一旦停止さ
れていたサーチング選局動作は再度開始される
こととなる。
(3)′ 一方(2)において入感した信号が送信局信号
のようなキヤリアを有する定常的信号であれば
遅答性信号bが出力され、また入感した信号が
その送信局信号の種類などを表わす情報信号c
を含んでいればこれが出力されるが、そのいず
れの場合もいずれかの信号b又はcが否定論理
和回路6を通過してゲート回路7に入力され、
従つてゲート回路7は禁止状態となる。
(4)′ ゲート回路7が禁止状態となつた後、遅延
回路5において待機させられていた速答性信号
aはゲート回路7に入力されるがこれを通過で
きず、従つて選局開始信号入力端Xにはこの信
号が入力されることはなく、サーチング選局動
作は停止状態のままとなる。
上記説明でわかるように、この回路によれば、
結局定常的な送信局信号か、又は特定の情報信号
を有する送信局信号が入感したときにのみサーチ
ング選局動作が停止される。従つてパルス性ノイ
ズによつて誤停止したりすることはなくなり、受
信すべき送信局信号のみを選択的に自動選局する
ことも可能となるのである。
次に、本考案の一実施例につき第2図に基づい
て説明する。
本図中、Q1,Q2はトランジスタ、R1〜R14は抵
抗、C1〜C4はコンデンサ、D1〜D9はダイオード、
I1〜I4は反転増幅回路、Aは緩衝増幅回路、N1
N2は否定論理和(NOR)回路、S1は選局開始ス
イツチ、S2は禁止スイツチ、VDDは電源を夫々
示し、図示のように構成されている。端子A′,
B′,C′,X′,Y′は、同図では省略したが受信機
本体及び選局回路の中間周波(IF)信号出力端
A′、AGC信号出力端B′、ステレオパイロツト信
号出力端C′、選局開始信号入力端X′、選局停止
信号入力端Y′に夫々接続されているものとする。
以上の構成になる回路の動作状況につき説明す
る。
(1) まず選局開始スイツチS1をオンすると電源
VDDの電圧が選局開始信号入力端X′に印加さ
れ、サーチング選局が開始される。このとき
NOR回路N1,N2よりなるフリツプフロツプ回
路は、ダイオードD6を通じて電源電圧が加わ
ることによりその出力がハイレベル(Hレベ
ル)にリセツトされるため、抵抗R9、ダイオ
ードD7を通じてコンデンサC3が充電される。
(2) 放送局信号あるいはパルス性ノイズなどの入
感によりIF信号が端子A′より入力されると、
直線端子Y′にこのIF信号が印加されてサーチ
ング選局動作が一旦停止する一方、このIF信
号はコンデンサC2、抵抗R7、ダイオードD5
りなる微分回路と抵抗R8とを通じてNOR回路
N2にHレベル信号として印加され、フリツプ
フロツプ回路の出力はローレベル(Lレベル)
に変わる。従つてコンデンサC3は抵抗R10,R9
を通じてゆつくりと(時定数td=C3(R9
R10))放電を開始する。この時定数tdは端子
B′より入力されるAGC信号の立ち下り時定数
よりも大きくとつてある。
(3) (2)において入感した信号がパルス性ノイズの
ようなキヤリアを有しない瞬時的信号であれ
ば、AGC信号はそのレベルが大きいままであ
るため、トランジスタQ1はオフ、反転増幅回
路I1の出力はHレベルのままで、ダイオードD8
はオフ状態を保つ。
(4) この状態でコンデンサC3の放電が進み、反
転増幅回路I2の出力がHレベルになると、反転
増幅回路I3、I4抵抗R12よりなるシユミツトト
リガ回路の出力も鋭く立ち上つてHレベルとな
り、コンデンサC4、抵抗R13、ダイオードD9
りなる微分回路と抵抗R14とを通じて選局開始
信号入力端X′に正パルス電圧が印加される。
従つて(2)において一旦停止されていたサーチン
グ選局動作は再度開始されることとなる。な
お、このとき前記パルス電圧はダイオードD6
を介してNOR回路N1にも印加され、フリツプ
フロツプ回路の出力はHレベルに戻る。
(3)′ 一方(2)において入感した信号が放送局信号
のようなキヤリアを有する定常的信号であれば
端子B′に入力されるAGC信号は徐々に立ち下
がつてゆき、トランジスタQ1をオンする。そ
うすると反転増幅回路I1の出力はLレベルとな
る。あるいは入感した放送局信号がステレオ放
送用のステレオパイロツト信号を含んでいれば
端子C′はLレベル(ステレオインジケータ用の
出力信号はこのように設計されているものが多
い。)であるからトランジスタQ2はオン、従つ
て反転増幅回路I1の出力はLレベルとなる。す
ると、いずれの場合にもダイオードD8がオン
状態となつて反転増幅回路I2の出力は接地され
ることになる。なお、このとき緩衝増幅回路A
と、コンデンサC1、抵抗R5、ダイオードD4
らなる微分回路と、抵抗R6を通じて正パルス
電圧がNOR回路N1に印加されるため、フリツ
プフロツプ回路の出力はHレベルに戻る。
(4)′ (3)′において反転増幅回路I2の出力は接地状
態となつているため、コンデンサC3の放電に
係る電圧信号は全てグラウンドに流れてしま
い、故に反転増幅回路I3、I4、抵抗R12よりな
るシユミツトトリガ回路の出力はLレベルのま
まとなる。従つて端子X′には何等の信号も印
加されることなく、サーチング選局動作は停止
状態のまま、さきに入感した放送局信号の受信
が継続されることとなる。
なお、禁止スイツチS2を予めオンにしておけ
ば、ダイオードD8がオンとなつて反転増幅回
路I2の出力は接地状態となり、本自動選局回路
は従来回路と同様な通常の動作を行なう。
以上詳細に述べたように、本考案に係る自動選
局回路によれば、定常的出力を有する送信局信号
か、あるいは特定の情報信号を有する送信局信号
が入感した場合に限りサーチング選局動作が停止
されるような構成としたから、パルス性ノイズな
どによつて選局動作が停止したりするような誤動
作を著しく低減することが可能となり、また受信
を希望する電波の種類や型式に係る送信局信号の
みを選択的に自動選局することも可能となる。し
かもその構成は簡単であつて製作容易且つ低コス
トであるなど、この種自動選局回路、特にオート
チユーニング・カーラジオに使用して最適であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る自動選局回路に係り、第1
図はその原理を説明するための回路ブロツク図、
第2図は一実施例を示す回路構成図である。 4……選局回路、5……遅延回路、6……否定
論理和回路、7……ゲート回路、8……逆流阻止
用ダイオード、S1……選局開始スイツチ、VDD
……電源、Q1,Q2……トランジスタ、R1〜R14
…抵抗、C1〜C4……コンデンサ、D1〜D9……ダ
イオード、I1〜I4……反転増幅回路、A……緩衝
増幅回路、N1,N2……否定論理和(NOR)回
路、S2……禁止スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受信同調周波数を自動的に順次変化させること
    によつて受信周波数帯域内のサーチング選局を行
    なう選局回路を備えた受信機において、送信局信
    号の入感に対して鋭く応答する中間周波数増幅回
    路の出力信号のような速答性信号を前記選局回路
    のサーチング選局動作を停止させるための選局停
    止信号入力端に供給すると共に、遅延回路にも供
    給し、送信局信号の入感に対して比較的緩やかに
    応答する自動利得制御回路の出力信号のような遅
    答性信号若しくは送信局信号に含まれていてその
    送信局信号の種類などを表わすための情報信号の
    いずれもが発生していないことを検出する論理回
    路の出力により、前記遅延回路からの出力を、前
    記選局回路のサーチング選局動作を開始させるた
    めの選局開始信号入力端に供給したことを特徴と
    する自動選局回路。
JP1981036543U 1981-03-16 1981-03-16 Expired JPH0311948Y2 (ja)

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JPS57151032U JPS57151032U (ja) 1982-09-22
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50151015A (ja) * 1974-05-23 1975-12-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50151015A (ja) * 1974-05-23 1975-12-04

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JPS57151032U (ja) 1982-09-22

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