JPS6338551Y2 - - Google Patents

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JPS6338551Y2
JPS6338551Y2 JP10289282U JP10289282U JPS6338551Y2 JP S6338551 Y2 JPS6338551 Y2 JP S6338551Y2 JP 10289282 U JP10289282 U JP 10289282U JP 10289282 U JP10289282 U JP 10289282U JP S6338551 Y2 JPS6338551 Y2 JP S6338551Y2
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JP
Japan
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diode
heating element
changeover switch
voltage
power supply
Prior art date
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Expired
Application number
JP10289282U
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English (en)
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JPS597587U (ja
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Irons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は例えば電気アイロン等の電熱器具に
関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
商用交流電源電圧は各国によつてそれぞれ異な
るが、このような電源事情に対して対処できる電
熱器具が開発されている。例えば電気アイロンで
は従来、切換スイツチを設け、この切換スイツチ
により低電圧国では電源に発熱体を直接接続する
とともに高電圧国では電源に半波整流用ダイオー
ドを介して発熱体を接続して対処するようにして
いた。
しかしこのものにおいて切換スイツチの切換え
ミスを行なうと、例えば高電圧国において発熱体
を直接電源に接続するミスを行なうと発熱体が異
常発熱し、このためたとえ自動温度調節器を設け
ていたとしてもその動作が間に合わず器具が故障
したり、布地等が損傷したり、場合によつては火
災事故を招く問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案はこのような問題を解決するために考
えられたもので切換スイツチの切換えミスによつ
て発熱体が異常発熱すると直ちに警報により知ら
せることができ、故障や事故等を未然に防止でき
る電熱器具を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
この考案は切換スイツチを低電圧側に切換えて
いる状態で交流電源接続端子を高電圧の交流電源
に接続すると定電圧ダイオードを逆極導通させ警
報器を付勢するものである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。なお、この実施例はこの考案を電気アイロ
ンに適用したものについて述べる。
第1図において1は発熱体2を取着したベー
ス、3は上記ベース1を被うカバー、4はカバー
3に取着された把手体である。5は前記ベース1
に伝熱性良好に取着された自動温度調節器であ
る。6は把手体4の後端面に取着された電源電圧
の高・低に応じて切換えられる2接点切換スイツ
チ、7は上記把手体4の後脚部内側面に取着され
た警報器としてのブザーである。8は半波整流用
の第1のダイオード、9は第2のダイオード、1
0は定電圧ダイオードで、これらは前記把手体4
の把手部から後脚部にかけて形成された空間内に
収納されている。
第2図は回路構成を示し、電源接続プラグ11
の端子間に前記切換スイツチ6の低電圧側接点6
1及び前記自動温度調節器5の開閉接点51を直
列に介して前記発熱体2を接続するとともに上記
切換スイツチ6の高電圧側接点62、前記第1の
ダイオード8及び上記開閉接点51を直列に介し
て上記発熱体2を接続している。前記自動温度調
節器5の開閉接点51と発熱体2との直列回路に
前記第1のダイオード8とは逆極性にした前記第
2のダイオード9と上記第1のダイオード8とは
順極性にした前記定電圧ダイオード10とを直列
に介して前記ブザー7を並列に接続している。前
記定電圧ダイオード10はそのツエナー電圧VZ
を高電圧電源の定格電圧をE1、低電圧電源の定
格電圧をE2とすると√2E1>VZ>√2E2となる
ように設定している。また前記第2のダイオード
9の逆耐圧電圧を√2E1より高く設定している。
このような構成であれば低電圧電源国で使用す
る場合は切換スイツチ6を低電圧側接点61にセ
ツトする。このときは発熱体2の抵抗値をRとす
ると発熱体2ではE22/R(W)の電力が消費され る。またVZ>√2E2であるので定電圧ダイオー
ド10は逆極導通しないのでブザー7は動作しな
い。また高電圧電源国で使用する場合は切換スイ
ツチ6を高電圧側接点62にセツトする。このと
きは第1のダイオード8によつて半波整流された
電流が発熱体2に流れるので発熱体2ではE21/2R (W)の電力が消費される。また第1のダイオー
ド8と第2のダイオード9とが互に逆極性に直列
に接続されるのでブザー7は動作しない。
以上は正常な使用方法であるが、切換スイツチ
6の切換えミスにより高電圧電源国でありながら
切換スイツチ6を低電圧側接点61にセツトした
場合は、発熱体2ではE21/R(W)の電力が消費さ れる。例えばE1=2E2であればE21/R=4E22/R(
W) となり、これは低電圧電源国での消費電力の4倍
となり発熱体2が異常発熱する。しかし一方VZ
<√2E1であるので定電圧ダイオード10が逆
極導通し、第2のダイオード9を介してブザー7
に電流が流れ、ブザー7が動作する。これにより
切換スイツチ6の切換えミスが知らされる。した
がつて直ちに切換スイツチ6を正しい状態にセツ
トし直され、器具の故障や布地の損傷、あるいは
火災事故等を未然に防止することができる。
なお、前記実施例では警報器としてブザーを使
用したものについて述べたがかならずしもこれに
限定されるものではなくランプ等の表示器を使用
してもよい。
なお、前記実施例はこの考案を電気アイロンに
適用したものについて述べたがかならずしもこれ
に限定されるものではなく、他の電熱器具にも適
用できるものである。
〔考案の効果〕
以上、この考案によれば使用する定格電源電圧
に応じて回路切換えを行なう切換スイツチをミス
切換えして発熱体が異常発熱してもそれを直ちに
知らせることができ、故障や事故等を未然に防止
できる電熱器具を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面図、第2
図は同実施例の回路図である。 2…発熱体、6…2接点切換スイツチ、7…ブ
ザー、8…半波整流用の第1のダイオード、9…
第2のダイオード、10…定電圧ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源接続端子間に2接点切換スイツチの一
    方の接点及び半波整流用の第1のダイオードを直
    列に介して接続されるとともに上記切換スイツチ
    の他方の接点を介して接続された発熱体と、この
    発熱体に上記第1のダイオードとは逆極性な第2
    のダイオード及び上記第1のダイオードとは順極
    性な定電圧ダイオードを直列に介して並列に接続
    された警報器とを具備してなることを特徴とする
    電熱器具。
JP10289282U 1982-07-07 1982-07-07 電熱器具 Granted JPS597587U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10289282U JPS597587U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 電熱器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10289282U JPS597587U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 電熱器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS597587U JPS597587U (ja) 1984-01-18
JPS6338551Y2 true JPS6338551Y2 (ja) 1988-10-11

Family

ID=30242308

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JP10289282U Granted JPS597587U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 電熱器具

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JPS597587U (ja) 1984-01-18

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