JPH043552Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH043552Y2 JPH043552Y2 JP1983144950U JP14495083U JPH043552Y2 JP H043552 Y2 JPH043552 Y2 JP H043552Y2 JP 1983144950 U JP1983144950 U JP 1983144950U JP 14495083 U JP14495083 U JP 14495083U JP H043552 Y2 JPH043552 Y2 JP H043552Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- load
- capacitor
- emitter
- collector
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 16
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は一般交流機器の感電防止回路に関する
ものである。
ものである。
(従来例の構成とその問題点)
近年、電気製品に対する安全性が重要視される
ようになつてきた。その安全機能の一つに感電防
止機能がある。
ようになつてきた。その安全機能の一つに感電防
止機能がある。
第1図は従来の感電防止回路の回路図を示すも
ので、1は交流電源、2はヒーター等の交流負
荷、3は直流電源、4及び4′は交流負荷2への
電路を遮断するリレー、5はコイル、は交流負
荷2において漏電が起きた時にコイル5において
生じる電圧によりリレー4,4′を遮断する制御
回路である。
ので、1は交流電源、2はヒーター等の交流負
荷、3は直流電源、4及び4′は交流負荷2への
電路を遮断するリレー、5はコイル、は交流負
荷2において漏電が起きた時にコイル5において
生じる電圧によりリレー4,4′を遮断する制御
回路である。
しかしながら、上記のような構成では、漏電が
起きないとリレーはOFFしないため、交流負荷
に金属物が接触している場合、人が前記金属物に
触れないとリレーはOFFしないという欠点を有
している。
起きないとリレーはOFFしないため、交流負荷
に金属物が接触している場合、人が前記金属物に
触れないとリレーはOFFしないという欠点を有
している。
(考案の目的)
本考案は前記欠点に鑑み、交流負荷に金属物が
接触している場合、人が触れずともリレーが
OFFとなるような感電防止回路を提供するもの
である。
接触している場合、人が触れずともリレーが
OFFとなるような感電防止回路を提供するもの
である。
(考案の構成)
この目的を達成するために本考案の感電防止回
路は、交流負荷の両端と交流電源との間に接続さ
れかつ前記交流負荷への電路を遮断する第1、第
2のリレーと、前記交流負荷を覆う筐体に抵抗を
介してベースを接続した第1のトランジスタと、
この第1のトランジスタのエミツタ・コレクタ及
び第1のダイオードのアノード・カソードを介し
て前記交流電源にベース・エミツタを直列に接続
するとともに、コレクタを第2のダイオードのア
ノード・カソードを介して前記第1のトランジス
タのベースに接続した第2のトランジスタと、こ
の第2のトランジスタのコレクタ・エミツタ間に
接続したコンデンサと、このコンデンサの端子電
圧を検出しその端子電圧の変化により、前記第
1、第2のリレーのON,OFFを制御する処理回
路とを備えたものである。
路は、交流負荷の両端と交流電源との間に接続さ
れかつ前記交流負荷への電路を遮断する第1、第
2のリレーと、前記交流負荷を覆う筐体に抵抗を
介してベースを接続した第1のトランジスタと、
この第1のトランジスタのエミツタ・コレクタ及
び第1のダイオードのアノード・カソードを介し
て前記交流電源にベース・エミツタを直列に接続
するとともに、コレクタを第2のダイオードのア
ノード・カソードを介して前記第1のトランジス
タのベースに接続した第2のトランジスタと、こ
の第2のトランジスタのコレクタ・エミツタ間に
接続したコンデンサと、このコンデンサの端子電
圧を検出しその端子電圧の変化により、前記第
1、第2のリレーのON,OFFを制御する処理回
路とを備えたものである。
(実施例の説明)
以下図面について詳細に説明する。
第2図は本考案の感電防止回路の構成を示す一
実施例の回路図であり、1は交流電源、2は交流
負荷、3は直流電源、4及び4′は前記交流負荷
2の両端と交流電源1との間に接続され交流負荷
2への電路を遮断するリレーで、以上は第1図の
構成と同じものである。6は前記交流負荷2を覆
う導電性の筐体、7及び8は第1及び第2のトラ
ンジスタ、9,10,11はダイオード、12,
13,14,15,16,17は抵抗、18はコ
ンデンサ、はトランジスタ8のコレクタ・エミ
ツタ間に接続したコンデンサ18の端子電圧を検
出しその端子電圧の変化により前記リレー4,
4′のON,OFFを制御する処理回路である。
実施例の回路図であり、1は交流電源、2は交流
負荷、3は直流電源、4及び4′は前記交流負荷
2の両端と交流電源1との間に接続され交流負荷
2への電路を遮断するリレーで、以上は第1図の
構成と同じものである。6は前記交流負荷2を覆
う導電性の筐体、7及び8は第1及び第2のトラ
ンジスタ、9,10,11はダイオード、12,
13,14,15,16,17は抵抗、18はコ
ンデンサ、はトランジスタ8のコレクタ・エミ
ツタ間に接続したコンデンサ18の端子電圧を検
出しその端子電圧の変化により前記リレー4,
4′のON,OFFを制御する処理回路である。
ここで、前記第1のトランジスタ7は、ベース
が抵抗12を介して前記交流負荷2の筐体6に接
続され、そして第1のトランジスタ7のエミツ
タ・コレクタ、第1のダイオード10のアノー
ド・カソード、及び抵抗14,15、ダイオード
9を介して第2のトランジスタ8のベース・エミ
ツタが交流電源1に直列に接続されている。ま
た、第2のトランジスタ8のコレクタは第2のダ
イオード11のアノード・カソードを介して第1
のトランジスタ7のベースに接続され、そして第
2のトランジスタ8のコレクタ・エミツタ間にコ
ンデンサ18が接続されている。
が抵抗12を介して前記交流負荷2の筐体6に接
続され、そして第1のトランジスタ7のエミツ
タ・コレクタ、第1のダイオード10のアノー
ド・カソード、及び抵抗14,15、ダイオード
9を介して第2のトランジスタ8のベース・エミ
ツタが交流電源1に直列に接続されている。ま
た、第2のトランジスタ8のコレクタは第2のダ
イオード11のアノード・カソードを介して第1
のトランジスタ7のベースに接続され、そして第
2のトランジスタ8のコレクタ・エミツタ間にコ
ンデンサ18が接続されている。
以上のように構成された感電防止回路について
以下その動作について説明する。ここで、交流負
荷2は以後ヒーター2として説明を行う。
以下その動作について説明する。ここで、交流負
荷2は以後ヒーター2として説明を行う。
まず、正常時リレー4,4′はONし、交流電
源1よりヒーター2に通電されている。この時ト
ランジスタ7,8はOFFし、またコンデンサ1
8が充電されている。次に金属物が筐体6を貫通
してヒーター2に触れた場合を考える(例えば、
ホツトカーペツトに針xなどが刺さつてヒーター
2と導電性の外被6とが導通したような場合が考
えられる)。まず、第2図のa点において、ヒー
ター2に金属物xが接触した場合、リレー4側が
交流波形の正となる期間の時に、ダイオード9−
抵抗14−トランジスタ7のエミツタ−ベース−
抵抗12と電流が流れ、トランジスタ7がON
し、よつてトランジスタ8もONし、コンデンサ
18が放電して端子電圧が変化し、処理回路に
よつてリレー4,4′がOFFとなる。また、第2
図のb点において、ヒーター2に金属物xが接触
した場合、リレー4′側が交流波形の正となる期
間の時に、コンデンサ18−ダイオード11−抵
抗12の経路でコンデンサ18の充電電荷が放電
され、これによりコンデンサ18の端子電圧が変
化し、処理回路によつてリレー4,4′はOFF
となり、ヒーター2への通電が遮断される。
源1よりヒーター2に通電されている。この時ト
ランジスタ7,8はOFFし、またコンデンサ1
8が充電されている。次に金属物が筐体6を貫通
してヒーター2に触れた場合を考える(例えば、
ホツトカーペツトに針xなどが刺さつてヒーター
2と導電性の外被6とが導通したような場合が考
えられる)。まず、第2図のa点において、ヒー
ター2に金属物xが接触した場合、リレー4側が
交流波形の正となる期間の時に、ダイオード9−
抵抗14−トランジスタ7のエミツタ−ベース−
抵抗12と電流が流れ、トランジスタ7がON
し、よつてトランジスタ8もONし、コンデンサ
18が放電して端子電圧が変化し、処理回路に
よつてリレー4,4′がOFFとなる。また、第2
図のb点において、ヒーター2に金属物xが接触
した場合、リレー4′側が交流波形の正となる期
間の時に、コンデンサ18−ダイオード11−抵
抗12の経路でコンデンサ18の充電電荷が放電
され、これによりコンデンサ18の端子電圧が変
化し、処理回路によつてリレー4,4′はOFF
となり、ヒーター2への通電が遮断される。
また、筐体6に人が触れた場合にも感電防止が
働くが、人が感じない程度の電流とするために抵
抗12は高抵抗とする。
働くが、人が感じない程度の電流とするために抵
抗12は高抵抗とする。
以上のように本実施例によれば、交流負荷を覆
う筐体と2石のトランジスタ、3個のダイオー
ド、コンデンサ及び抵抗により、交流負荷に金属
物が接触した場合、人が触れないでも交流負荷へ
の通電を遮断することができる。
う筐体と2石のトランジスタ、3個のダイオー
ド、コンデンサ及び抵抗により、交流負荷に金属
物が接触した場合、人が触れないでも交流負荷へ
の通電を遮断することができる。
さらに、前述のように、ヒーター2への金属物
の接触位置に関係なく、ヒーター2の両端に設け
られたリレー4,4′のいずれかが交流波形の正
となる期間において、そのいずれの場合もコンデ
ンサ18の端子電圧が変化し、リレー4,4′を
制御する処理回路が動作する構成であるため、
ヒーター2に金属物が触れる位置がリレー4側、
またはリレー4′側に片寄つた位置であつても、
ヒーター2のインピーダンスによる影響が小さく
なり、漏電検知感度をほぼ均一にすることができ
る。
の接触位置に関係なく、ヒーター2の両端に設け
られたリレー4,4′のいずれかが交流波形の正
となる期間において、そのいずれの場合もコンデ
ンサ18の端子電圧が変化し、リレー4,4′を
制御する処理回路が動作する構成であるため、
ヒーター2に金属物が触れる位置がリレー4側、
またはリレー4′側に片寄つた位置であつても、
ヒーター2のインピーダンスによる影響が小さく
なり、漏電検知感度をほぼ均一にすることができ
る。
(考案の効果)
以上のように本考案は、交流負荷を覆う筐体
と、トランジスタ2石、ダイオード3個、コンデ
ンサ及び抵抗により、簡単な構成で人が触れずに
漏電検知ができ、しかも漏電検知感度をほぼ均一
にすることができ、その実用的効果は大なるもの
がある。
と、トランジスタ2石、ダイオード3個、コンデ
ンサ及び抵抗により、簡単な構成で人が触れずに
漏電検知ができ、しかも漏電検知感度をほぼ均一
にすることができ、その実用的効果は大なるもの
がある。
第1図は従来の感電防止回路の回路図、第2図
は本考案の感電防止回路の構成を示す一実施例の
回路図である。 1……交流電源、2……交流負荷、3……直流
電源、4,4′……リレー、5……コイル、6…
…筐体、7,8……トランジスタ、9,10,1
1……ダイオード、12,13,14,15,1
6,17……抵抗、18……コンデンサ、……
制御回路、……処理回路。
は本考案の感電防止回路の構成を示す一実施例の
回路図である。 1……交流電源、2……交流負荷、3……直流
電源、4,4′……リレー、5……コイル、6…
…筐体、7,8……トランジスタ、9,10,1
1……ダイオード、12,13,14,15,1
6,17……抵抗、18……コンデンサ、……
制御回路、……処理回路。
Claims (1)
- 交流負荷の両端と交流電源との間に接続されか
つ前記交流負荷への電路を遮断する第1、第2の
リレーと、前記交流負荷を覆う筐体に抵抗を介し
てベースを接続した第1のトランジスタと、この
第1のトランジスタのエミツタ・コレクタ及び第
1のダイオードのアノード・カソードを介して前
記交流電源にベース・エミツタを直列に接続する
とともに、コレクタを第2のダイオードのアノー
ド・カソードを介して前記第1のトランジスタの
ベースに接続した第2のトランジスタと、この第
2のトランジスタのコレクタ・エミツタ間に接続
したコンデンサと、このコンデンサの端子電圧を
検出しその端子電圧の変化により、前記第1、第
2のリレーのON,OFFを制御する処理回路とを
備えた感電防止回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14495083U JPS6055235U (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 感電防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14495083U JPS6055235U (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 感電防止回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6055235U JPS6055235U (ja) | 1985-04-18 |
JPH043552Y2 true JPH043552Y2 (ja) | 1992-02-04 |
Family
ID=30323093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14495083U Granted JPS6055235U (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 感電防止回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6055235U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5128633A (ja) * | 1974-09-04 | 1976-03-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Kandenboshisochi |
-
1983
- 1983-09-21 JP JP14495083U patent/JPS6055235U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5128633A (ja) * | 1974-09-04 | 1976-03-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Kandenboshisochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6055235U (ja) | 1985-04-18 |
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