JPS5816016B2 - 電気機器の漏洩安全装置 - Google Patents

電気機器の漏洩安全装置

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JPS5816016B2
JPS5816016B2 JP11058176A JP11058176A JPS5816016B2 JP S5816016 B2 JPS5816016 B2 JP S5816016B2 JP 11058176 A JP11058176 A JP 11058176A JP 11058176 A JP11058176 A JP 11058176A JP S5816016 B2 JPS5816016 B2 JP S5816016B2
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JP
Japan
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leakage
load
circuit
current
leakage current
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JP11058176A
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JPS5335939A (en
Inventor
三橋康夫
西谷芳久
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電気を使用する電気機器の感電防止を目的
とする漏電検知装置に関するものである。
従来から一般に使用されている漏電検知装置には第1図
のように機器の電力供給ラインに電流検出用サーチコイ
ルを具している。
この従来のものは第1図Aのように構成されている。
第1図Aに於いて1は電気機器を示すもので負荷1aと
筐体1bとから構成されている。
2は漏電検知器、3は電気機器の電源プラグ、4は漏電
検知用サーチコイルで43は2次巻線を示す。
5はオートトランスで一般には柱上変圧器を示す。
上述のように構成された漏電検知機に於いて機器1の負
荷部から筐体に漏電電流が存在しない時には第1図Aに
示すように機器供給電流(交流電流’A、iB)がサー
チコイル4を流れる。
ここで1A=iBで矢印の如く流れるため(電流絶対値
が等しく電流の流れる方向が逆)サーチコイルの2次巻
線には電圧を生じない。
従って漏電検知器2は全く動作しない。
しかし機器1の負荷部から筐体に漏洩電流が存在すると
、第1図Bのようになる。
即ちリーク抵抗1cが存在すると機器供給電流iA’
+ iB’の他に漏洩電流ic′が大地を介して柱上ト
ランス5に流れることになる。
そこでiA’ = i B’ + I O’の関係が成
り立つ為、サーチコイル4を流れる電流i八′、iB′
に注目すると両型流値は等しくなくなる( iA’ >
iB’ )。
従ってこの電流値の差によってサーチコイル4の2次巻
線4aに起電力を生じる。
この起電力によって漏電検知回路2が動作し機器に供給
する電流を遮断する(図中この遮断回路部は省略)。
上述までの従来の漏電検知h′セで漏洩電流の検出及び
電流の遮断は充分に行うことが出来る。
しかしながら従来の場合は必ず漏電電流ic′が流れて
から動作するものであるため火災等の安全には充分役立
つが感電防止の機能はない。
例えば筐体1bを大地アースしている場合は良いが、電
気洗濯機、電子レンジ等のように民生用商品に於いては
大地アースを推奨しても一般には不完全な場合が多い。
このような場合第1図Bに示す漏洩電流ic′が人体を
介して大地に流れて初めて漏電検知機が動作する為、感
電事故に対しては全く防止機能が無い。
本発明は上述の従来の漏電検知機に感電防止機能をも持
たせた安全な漏電検知装置を提供するものである。
本発明の内容を詳しく説明するにあたって、電気ヒータ
ーを採用した湯沸し器に本発明の漏電検知装置を採用し
た場合の具体回路例をあげると第2図第3図のようにな
る。
先ず第2図に於いて1は湯沸し型全体の機器を示す。
1aは電気ヒーター(例えば1kWのシーズヒーター)
で水タンク内に挿入されているものとする。
1bは筐体であり、1cは漏洩状態にある場合の漏洩抵
抗を示しているものとする。
3,4は分割抵抗でトランジスター5のベースに接続さ
れている。
5はエミックフオロアー増巾器のNPN トランジスタ
ー、6はエミツクー負荷抵抗、7は5CR11のゲート
抵抗、8はゲートに接続されたコンデンサで7,8によ
って不要な外来雑音による誤動作を防止すると同時に所
定のトリガー信号で確実にSCRを導通せしめている。
9は5CR11の負荷抵抗であると同時にコンデンサ1
0と共に遅延回路(積分回路〕を構成し、リレーコイル
2aの動作を遅らせている。
11は一方向性スイッチング半導体素子(5CR)であ
る。
2は電源ライン(ACライン)の両ラインと負荷の両端
子の間に夫々接点2b。
2cを有したリレーであり、リレーコイル2aに直流電
流が流れることによって駆動される。
金策2図、第3図に示されているリレー接点2b。
2cの接続はリレーコイル2aに駆動電流の流れていな
い状態である。
即ち逆接点と可動接点がコンタク1〜している状態を示
している。
12.13は整流用ダイオードと平滑用コンデンサーを
示す。
14はACラインと絶縁された絶縁トランスである。
15は逆接点に電圧を印加する為の抵抗である。
16は電源プラグ、11は電源スィッチを示す。
以上のように構成される本発明の具体実施例第2図の動
作を詳しく述べる。
先ず電源スィッチ17が非導通の状態では、リレー接点
2b 、 2cは第2図の矢印接点が示す如く可動接点
2b2゜202と逆接点2bl + 2c1とが接触接
続されている。
従って勿論負荷であるヒーター1a及びトランス14に
は通電されていない。
次に電源スィッチ17がオンされるとその瞬時に先ず絶
縁トランス14にAC電源電圧が印加され2次巻線コイ
ル両端子間に所定のAC電圧が発生し、このAC電圧が
ダイオード12及びコンデンサ13によって整流される
と同時にこの2次巻線に誘起したAC電圧は抵抗15、
逆接点2b、、及び可動接点2b2を介して負荷1aに
印加される。
全漏洩抵抗1cが存在すると上記AC電圧は負荷1a、
漏洩抵抗1c筐体1b及び分割抵抗3,4を介してエミ
ックーフオロアー増巾器のトランジスター5のベースに
印加される。
一方整流された直流電圧はトランジスター5のコレクタ
ー及び抵抗9を介して5CR11のアノードに印加され
る。
ここでリレーコイル2aにも、5CR11のアノードに
も直流電圧が印加されるが、比較的大容量(約100μ
F)のコンデンサ10が並列に接続されているためリレ
ーコイル2aには数100 m5ec間は電流が流れな
い。
即ち抵抗9及びコンデンサ10の時定数とリレーコイル
2aの7駆動開始電圧で定まる遅延回路が存在すること
と等価である。
一方すでにトランジスター5のコレクターには直流電圧
が、ベースには商用周波数の交流信号が印加されている
為、エミックーフオロアーのエミツクー抵抗6には出力
交流信号が電流増巾され発生する。
この出力信号がゲート抵抗7を介して5CR11のゲ゛
−トに印加される。
コンデンサ8はゲー]・電流及びタイミングを定めると
同時に商用周波数信号よりさらに高い周波数成分を持つ
外来雑音を除去するものである。
ト述の説明より明らかなように5CR11にはゲー1−
1− ’Jガー信号がスイッチ17を閉じると同時に発
生する。
従−ってアノードの電位が時間経過と共に上昇し所定の
電位に到達する。
、!=SCRが導通し保持される。勿論この導通する際
のアノード電位はリレー駆動開始電圧より低い。
一般にこの様に設計することは非常に容易である。
5CR11が一度導通保持するとリレーコイル2aを短
絡し続けるため永久にリレーコイルには電流が流れずリ
レー2は作動しない。
従って可動接点2b2,202は移動せず第2図の矢印
に示す接続を保持する為、負荷であるヒーター1aには
通電が行なわれない。
従って漏電による感電及び火災等の事故は発生しない。
ここで抵抗9及び5CRI 1を流れる電流は5CR1
1の保持電流以上に選ぶことは言うまでもない。
次に漏洩抵抗1cが存在しない時はエミックフォロー増
巾器5のベースに交流入力信号が印加されない為、エミ
ッターにも出力信号が生ぜずSCR11が導通しない。
従って数100m5ecの時間経過後5CR11のアノ
ード電位は整流された直流電圧まで上昇しリレーコイル
2aに1駆動電流が流れ始めリレー2が、駆動する。
すると可動接点2b2,202が移動し順接点2b3,
203と接触接続される。
するとAC電源電圧が接点2b3+2b2負荷1a接点
2c2,2c3を介して印加される為ヒーター1aの通
電動作が行なわれる。
この時AC電源電圧は絶縁トランス14にも印加し続け
られる為トランス14の2次巻線にも所定のAC電圧が
発生し続は整流された直流電圧によってリレーコイル2
aに駆動電流が流れ続ける。
従って1月/−2の接点はON動作を保持し、ヒーター
1aは通電動作を保持する。
上述の説明から明らかなように本発明の回路によれば電
源スィッチ17を閉じた瞬間(数100m s e c
の間)に漏洩が存在するか否かを検出し、漏洩電流存在
時には負荷と直列に挿入されているリレー接点を閉じな
い状態に保持することが出来、人体の感電を完全に防ぐ
事が出来る。
本発明によれば一度負荷に通電が行なわれた機器の通電
中の漏洩は検出する事が出来ない。
しかしながらシーズヒーター等の加熱用電気機器の場合
加熱現象時の破壊による漏電はほとんど無く一般には逆
に加熱時に絶縁抵抗値が上昇するのが常である。
従って本漏電安全装置を電気機器に設置することによっ
て火災等は勿論、感電の恐れも除去することが出来る。
第3図は本発明の他の実施例で図中同一符号は同−或は
相当する部分を示すものである。
第2図の実施例とほとんど同じであるがリレーの逆接点
2b、に印加する電圧が第3図の場合、整流した直流電
圧となっている。
(第2図の場合は絶縁トランス14の2次側誘起電圧を
逆接点2b1に印加していた)。
この直流電圧を逆接点2b1に印加する場合、巧みな設
計によればトランジスター5を除却したコストの安い回
路が構成出来るが第2図の交流電圧を逆接点2b、に印
加する場合に比較して遅延回路9,10の遅延時間を大
きく選ばねばならず、回路系全体の設計は難しくなる。
第2図、第3図の具体実施例に示す本発明の漏電安全装
置によれば電源ACラインと筐体間の漏洩状態を先ず検
査してそれから負荷に通電を行うことが出来る。
従来の漏電検知機のように先ず負荷に通電してそれから
漏電電流を検知するものでは筐体の大地アースがとれて
いることが大前提で、もしこれが不完全な場合は筐体−
人体−大地と漏電電流が電れて、漏電検出装置が作動す
る前に人間は感電していることになる。
従って従来の漏電検出装置は家庭用電気製品には不適当
なものであった。
本発明の装置は電源スィッチがオンされ、負荷に電力を
供給するリレー装置が動作する数10m5ec””数1
. OOmse、cの間に筐体と電源ACラインの漏洩
電流をチェックするものでこのチェックする基準ライン
が電源ACラインではなく絶縁トランスの2次巻線の一
方であるため、2本の電源A、Cラインのいずれからの
漏洩も検出出来るすぐれたものである。
電気機器及び電子機器等電気を使用する装置にはすべて
利用出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の漏電検知装置の基本構成図、第2図、第
3図は、本発明の漏洩安全装置の実施例の回路図である
。 図に於いて、1は電気機器、2はリレー装置、5はトラ
ンジスター、11はSCR,9,10は遅延回路、12
.13は整流回路、14は絶縁トランス、16は電源プ
ラグ、17は電源メインスイッチである。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示してC地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 負荷と電源回路間に直列に設けられ、順接点と逆接
    点を備えた回路遮断素子、負荷と筐体間の:漏洩電流を
    検出する漏洩電流検出回路、電源回路から電気的に絶縁
    され、上記漏洩電流検出回路及び遮断素子駆動電力を供
    給するための絶縁トランスを具し、機器通電瞬時に上記
    絶縁トランスに生ずる電圧を、上記回路遮断素子の逆接
    点を介して。 負荷に印加し、漏洩電流検出回路を動作せしめ、負荷と
    機器筐体間の非漏洩を確認した後、上記回路遮断素子を
    導通せしめ、機器通電動作を行なわせしめる構成を特徴
    とした電気機器の漏洩安全装置。
JP11058176A 1976-09-14 1976-09-14 電気機器の漏洩安全装置 Expired JPS5816016B2 (ja)

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JP11058176A JPS5816016B2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 電気機器の漏洩安全装置

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JPS5335939A JPS5335939A (en) 1978-04-03
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440969B2 (ja) * 1983-05-09 1992-07-06 Yanmar Agricult Equip
JPH0649154Y2 (ja) * 1987-03-30 1994-12-14 三菱農機株式会社 コンバインにおける搬送継送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440969B2 (ja) * 1983-05-09 1992-07-06 Yanmar Agricult Equip
JPH0649154Y2 (ja) * 1987-03-30 1994-12-14 三菱農機株式会社 コンバインにおける搬送継送装置

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